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terça-feira, 27 de dezembro de 2005

サッカー:ロベルト・カルロス対ロビーニョの慈善試合 入場券入手の顛末

12月26日に、サンパウロのパカエンブー競技場で行われた、ロベルト・カルロスの友達対ロビーニョの友達の試合

慈善試合ということで、入場料は無料であるが、1人に付き1キロの食料を持っていけば入場券をくれるという、ブラジルではよくあることになっていた。
集めた食料を、恵まれない人たちに配るわけだ。
受け付けてくれる食料は、悪くならないものということになっていて、米、豆、コーヒー、塩、砂糖、小麦粉などが多い。

これらは、1キロで2-3レアルくらいだから、日本円で110円から170円くらいだ。
安いものである。

先週、ロベルト・カルロスが休暇で帰国して、インタビューに答えて、この試合の開催を告知したので、この試合が行われることを知った。

その入場券を手に入れるかと言うことが問題であった。

これが、ブラジルではよくわからないことなのである。
ロベルト・カルロスは、ラジオ局などを廻って、この試合の告知をしていたようであるが、さすがにラジオを聞きまくることまでは出来ない。

拙宅で購読する新聞にも、この試合があるということは記事になったが、それ以上のものはなかった。
おそらく、やや社会階層の低い人たちが読む新聞にはスポーツ記事が多く、記載されていたかもしれない。
(新聞を読む人自体がかなり少ないのである。買えない人も、読めない人もいる。)

いつものパターンだと、試合の行われるパカエンブー競技場で、事前に交換を受け付けているということもあるが先週はそういう様子はなかった。
窓口が通常開く当日の11時くらいから、交換も始まることもあるので、そして、今日の昼12時にパカエンブー競技場に様子を見に行った。
spd20051226b

競技場の前に、柵などを設置してあったが、まだ誰も並んでもいなかった。
何人か食料を持ってきていた。
そのあたりにいる関係者のような人に「受付場所」を尋ねる。

まだ、やっていないという。
いつかわからないという。
そろそろ始めるはずなんだけどという。

いつも、ブラジルではこんな感じだ。

まあ、誰も並んでいなかったので、入れないことはないだろうと、いったん引き上げた。

次は13時30分頃にまた、競技場に行った。
100メートルほどの列が出来ていた。
でも、みんな食料を手にしていたので、入場券を手にしていないことがわかった。
しかし、その列に16時まで並ぶには、あまりに暑かった。
spd20051226c

ブラジルでは、大抵そうなのだが、こういうときに貼り紙の一枚もない。
一切ない。
聞くしかないのだ。
それが本当かどうかは、わからない。
だから、色々な人に聞いて、その答えの総和を、四捨五入して、自分で判断するしかない。
それが、ブラジルで生きていく鉄則である。

またそのあたりにいる係の人らしき人に聞いたら、ペルヂーゼスにある警察署で交換していると教えてくれた。
それに、本当は競技場の前の広場にも、そろそろ「車」がやってきて、交換を始めるはずだけどと言う。
あてにならない話は無視して、警察署に行くことにした。

競技場から、その警察署までは結構離れている。
1キロくらいある。
ペルヂーゼスは、パカエンブーの隣の地区で、ここもなかなかよいところである。
今はアパート街である。
警察署に行ったら、200メートルくらいの列が、庭に出来ていた。
300名くらいが並んでいた。

確かに、食料と入場券の交換をしていた。
食料を渡し、身分証明書を見せ番号を記録し、サインをすると、入場券をくれるようになっていた。

だから、ちょっと時間がかかる。

1時間くらいかかるように見えた。

20分くらいしたら、一台警察車両がやってきて、そこでも交換を始めたのでちょっと列の進みが早くなった。
spd20051226d

ところが、入場券が無くなったという。
だから、取りに行くと言って、警察車両が出て行った。
どこに行ったのかは知らない。
こういうことは、全て列の前の方から事情通を通じて口コミで伝わってくるのである。
唯一の交換窓口で、入場券が無くなるってどういうことと思うが、これもブラジルである。

車が戻ってこない。
空は雲に覆われて、雨が降りそうになった。
食料を持った人はどんどんやってくる。
1時間近くそうやって待った。
誰も、文句を言うこともない。

事情通によると、開始時間は16時30分に変更とも言う。

15時15分くらいに、車が戻ってきて、入場券がやって来た。
再び窓口で、交換が始まった。
3つの窓口がある。
一つは、あとからやって来た車の窓口である。

その車の窓口の入場券がまたなくなったりした。

そして、15時25分くらいにやっと入場券を手にした。
spd20051226j

競技場の前を通って、いったん自宅に帰った。

まだまだ、食料を持って、競技場に向かう人たちが沢山いた。

改めて拙宅から競技場に歩いて出かけた。
歩いて5分もかからないのだが、競技場に入ったのは15時50分くらいである。

もうほとんど満員だった。

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事情通によると、サンパウロのどこの警察署でも先週から交換を受け付けていたはずという。

そして、ダフ屋さんはだから早めに入場券を手にして、そして今日も競技場周辺で一枚10レアル(550円くらい)で販売していたはずだという。

少なくとも、12時にも13時30分にも、競技場ではダフ屋さんらしき人はいなかった。

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こういうことに慣れて、「キレ無くなる」ということは、つまりブラジル化しているとことであろう。

タダより、高い物はないという半日であった。

初めから、ダフ屋から買えば、時間の節約になったはずである。
「社会階層」にふさわしい行動をした方がよかっただろう。

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「入場券の入手に時間はかかる」がほとんどタダに近い入場料のこの試合は、どこに座るのも自由な試合であった。
(一部に招待席はあったが。)

だから、確実に客層がいつもと違った。

子供と女性が多く、そして普段はサッカー場にはいない階層の人たちが多かった。

食料には困っていない層には、違いないだろうが。

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