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terça-feira, 20 de dezembro de 2005

サッカー・世界クラブ選手権 サンパウロFC その20 熱狂がない日本

世界クラブ選手権は、12月18日にサンパウロFCの優勝で終了した。

ブラジルの新聞が伝えていることなのだが、日本では熱狂がなかったといっている。

世界クラブ選手権は日本では道で、表示を見ることが出来なかった。
一つの理由は、日本のチームが参加していなかったことである。

もしサンパウロであれば、サンパウロの3色旗を立てた救急車やファンの動きを見ることが出来たとあろうが、日本人の気を引いたのはわずかな試合だけであった。
スタジアムにも定員の半分くらいしか入っていなかった試合の観客くらいだけであった。

試合が行われた東京、横浜、トヨタにおいても、わずかな人が世界クラブ選手権を語るくらいであった。
現地の新聞もほとんど試合に触れることはなく、地下鉄や電車の駅に幾ばくかのポスターがあるくらいであった。

次回には、FIFA把手催告のチームを招請することを検討している。
2000年にブラジルで開催されたFIFAの主催した第1回世界クラブ選手権の時に、コリンチャンスが参加してときのようにである。
そうすると、現地の人も活気づくことになる。

サンパウロFCの副社長ジュヴェナウ・ジュヴェンシオJuvenal Juvêncioによると、サンパウロはFIFAの考えに賛成したということである。

「ブラジルで開催されて、ブラジルのチームが参加しないことを考えてみろよ。 誰が、アフリカ対アジアの試合を見に行くんだい」と役員は言った。
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実際、どのくらい人が入ったのかは知らない。

だが、元々トヨタカップが日本で開催されるに至ったのは、欧州なり南米なりで開催すると、観客がオーバーヒートして危険であるから、1980年からサッカー後進国のお金持ちの日本で常に開催するようになったはずである。

日本で開催されるようになって最初の何年かは、ほぼまんいんとはいえ、まだ国立競技場には一部に空席もあったように思う。
チケットも、色々なルートを使わずとも、割と簡単に手に入った。

でも、この10数年は、かなり困難であった。
(直前に、ルートを使うといい席があったが。)

今回の全ての試合が満員ではなかったかもしれないが、日本くらい観客が入る国が他にはないだろうということも、事実ではないだろうか。

サンパウロFCの6万人以上ははいる本拠地モルンビー競技場でも、優勝に全く絡まなかったこの2005年のブラジル選手権の試合では、わずか3000人ということもあったのである。
ブラジルのファンは、ブラジル代表の試合は別にして、贔屓のクラブを持っている。
サンパウロFCのファンは、間違ってもおなじサンパウロのクラブだからといって、コリンチャンスやパルメイラスを応援するようなことはない。

昨日でも、サンパウロFCに負けて欲しいと思ったブラジル人は、いっぱいいたのである。

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Comments

確実に盛り上がりは少ないと言えます。熱狂が2日もたなかったというのが、事実だとも思います。僕個人的には、この大会がなければ、決して見る事がなかったであろう国のサッカーを生で見れた事だけで、かなりお得な気分になれました。これも、日本人独特の感覚なのかもしれませんね。あと、MVPにプリウスはねぇだろう!せめてレクサスでどうだ。とも思いました。

Posted by: ぐらぱち | terça-feira, 20 de dezembro de 2005 at 12:53

>ぐらぱち様
決勝戦のサンパウロFCの戦いぶりは、本当に「記憶に残る」試合になりますね。
攻撃に関する全てのデータ(コーナーキック数やシュート数等々)では圧倒的に劣勢なのに、試合には勝っている。
サッカーも奥深いものがありますね。
1981年のフラメンゴのジーコは、「かっとび賞」として、当時のセリカを貰いました。
もっとも、完成車の輸入が禁止されていた、ブラジルには持ち込めませんでした。
プリウスは、「トヨタの意図は理解できるけど」、ちょっとですね。

Posted by: Sao Paulo | terça-feira, 20 de dezembro de 2005 at 21:28

確かに盛り上がりに関しては世界一決定戦という冠の割には寂しかったかもしれませんね。
しかし、それでも決勝では約7万人収容のスタジアムに67000人ほどが入ったようです。
大会の盛り上がりが低調になる原因としては、第一に日本人の視点ですね。
欧州リーグ優位主義者が多く欧州CLを世界一と見る目も多いですし、南米-欧州戦ならば世界一の冠としてなんとかふさわしいといった程度であること。
そして、どうしても思い入れという点に不足するので熱狂するまでにいかないこと。
応援するというよりも単純に好ゲームを期待する観戦者に過ぎないわけですからそこは仕方のないところでしょう(それがトヨタ杯を日本開催にした当初の意義でもあったはずですし)
それから今回はチケット代の設定があまりにも高かった。
80年代のトヨタ杯から見ると10倍、日本のサッカー人気が高まった90年代から見ても4,5倍ほど。
決勝は半数の席が3万円で、残りが2万2千~9千円まで。
一回戦は3千円~7千円でしたが、それでもJリーグの倍でした。
それでも1試合平均で3万5千人を動員したようなので、チケットの価格設定やTVの宣伝がうまくなれば来年はもう少し盛り上がるかもしれません。
開催国枠については賛否両論がありそうです。

Posted by: さんぱろ | quarta-feira, 21 de dezembro de 2005 at 04:47

>さんぱろ様
そのチケット代を負担し、スポンサーが付くから、優勝チームへの報奨金が出せるわけで、そのようなことが可能な国は日本くらいしかないかもしれませんね。

Posted by: Sao Paulo | terça-feira, 27 de dezembro de 2005 at 21:31

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