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quarta-feira, 28 de dezembro de 2005

ブラジルの広告 その5 ヴァリギの年末のCM

ブラジルを代表する航空会社といえばVarigヴァリギである。
Viacao Aerial do Rio Grandense?とかなんとかが正式名称である。
ブラジルの南部のリオ・グランヂ・ド・スル州に、1920年代くらいに設立された歴史の古い会社である。
事実上のナショナル・フラッグであるが、
久しく従業員組合が大株主の民間会社で、国営会社ではない。
spd20051228v

この会社が、この数年間経営不振で、今年とうとう倒産。
再建中である。
最近、スポンサーが付きそうだと報道されていた。

成田にも乗り入れていて、日本航空より「食事が明らかに」よかったときもあった。
1990年くらいまで20年以上も東京支店にいたガレイラ氏が、食事には力を入れていた賜物である。
当時は、ブラジル人の乗客はまだ「出稼ぎ」ばかりという今とは違って、エコノミーといえども、それなりの階層の人が多く、「お粗末な食事では絶対に満足しない層」であった。
ディスカウントチケットもまだ無いような時代のことである。

日本航空よりも、このヴァリギの方を好んで利用していたし、実際ヴァリギの方が先に混んでいたこともあった。

以前ヴァリギの日本線は搭乗率が高くドル箱だとも聞いていたのだが、来年にはとうとう撤退するという。

ブラジルの航空会社は、結構盛衰が激しい。
10年くらいまでは、ヴァリギ、ヴァスピVasp、トランスブラジルTransBrasilなんていうのが、御3家だった。
ヴァスピは、サンパウロ州営だったが、民営化されて、そして今は運行停止、空港に汚れた機体を晒している。
ヴァスピも関西空港に乗り入れていたこともあったのだが。

トランスブラジルは、尾翼のレインボーカラーがシンボル。
こちらの方は、跡形もない。

代わりに、伸びてきたのが新興の航空会社。
ゴウGOLなんていう会社は、聞いたこともなかった。

そして今輸送実績で一番になっているのはタムTAM。
タムは、元々サンパウロ内陸部の中都市をプロペラ機で結んでいるような会社であった。
20年ほど前は、今や世界第3位の航空機製造会社になった国営エンブラエルのバンデイランチという双発機を使っていて、よく落ちていた。
エンブラエルもタムも、見違えるほど立派になったものである。

そのヴァリギが、年末のCMを流している。
なかなか趣味のいい、押さえたCMである。
spd20051228w
「20051221JH-CM-Varig-Natal.wmv」をダウンロード

この曲は、この時期にヴァリギに何10年も使われている。
この曲を聴くと、年末だと思わせる曲である。
spd20051228x

"Feliz 2006,Brasil"とあるが、"Feliz 2006,Varig"といってあげたい。
spd20051228y

12月28日今晩、再建計画が承認されたと報道された。
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