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domingo, 4 de dezembro de 2005

ブラジルの「エイズ撲滅運動」

12月1日は「世界エイズ撲滅の日」であった。
世界各地で、色々な催し物が行われた。

ブラジル・サンパウロでも、種々の啓発運動が行われてた。

ブラジルは、早くから感染が拡大した国である。
1980年代前半には、米国そしてフランスに次いで、第3位の感染者数を記録していた。
そして、程なく第2位になった。

そのころから、政府による強力且つ直接的な啓発運動が続いている。
現在は、感染者も毎年減りつつあり、患者も減っている。

この12月1日には、「多様性を尊重しよう」というキャッチフレーズのもとに、キャンペーンが繰り広げられていた。
spd20051203r

裏面には、まことにわかりやすい予防方法が、具体的に図解入りで示してある。
spd20051203s

そして、実際に会場では配布していた。
(いつでも所定の場所では配布しているのだが、この時期や2月には、そこかしこで配布している。)

とくに、2月のカルナバルの時には、「開放的」になりがちなので、この前にテレビでの啓発キャンペーンも集中して行われる

2005年のキャンペーンには、このダニエラ・メルクリーという歌手が明るくサンバのリズムで唄うCMに出演していた。
spd20051203q

この歌手が、つい最近2度にわたり話題になった。

12月に、バチカンに招待されて、ブラジル代表として唄うことになったという晴れがましいニュースが最初のニュース。
でもそのわずか数日後に、その決定が取り消されたという。
ある牧師が、ダニエラ・メルクリーが、そのキャンペーンに出演していたことを問題視して、バチカンに異議を申し立てたからだという。

バチカンは、エイズ撲滅を問題にしたわけではない。
「避妊を行うこと」を問題視したのである。

宗教の原則的立場は、誠に強力である。

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Comments

ダニエラ・メルクリは好きで、CDをよく聞いています。

ブラジルで、このような活動もしていたのですね。
知りませんでした。
バチカンの件は、残念です。
バチカンには、もう少し理解を求めたいものです。

Posted by: maria do japao | domingo, 4 de dezembro de 2005 at 12:32

>maria do japao様
彼女の声は、明るく透き通っていいですね。
まあ、宗教としては仕方ないでしょうね。
これも、神の思し召し。

Posted by: Sao Paulo | terça-feira, 6 de dezembro de 2005 at 12:22

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