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segunda-feira, 16 de janeiro de 2006

ブラジルの「復讐」のその後

11月29日の夜に、リオ・デ・ジャネイロの北部で、市内バスが乗客が乗っているままで、放火されて、多くの死傷者が出た事件のその後だ。

少女が、バス停で手を上げたのでバスが止まった。
そこに乗ってきたのは、少女ではなく、ガソリンを撒きに来た男達であった。
車内に乗っている乗客を降ろさないようにして、その乗客にも撒いたという。

そして火を付けた。

この事件は、麻薬組織を取り締まる「警察」への復讐の一つの形ということだった。

すぐに、13歳の少女が拘束された。
その少女の供述により、主犯の男の「愛人A」というのが逮捕された

ところが、この「愛人A」が27日間拘置されたあとに、無罪だとして、1月5日に釈放された。

13歳の少女の供述が「嘘」だったという。

そして、新たな「愛人B」が手配された。
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その「愛人B」は警察が手配を発表した翌日にミナス・ジェライス州にいて、現地の警察に出頭した。
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翌日、リオ・デ・ジャネイロに身柄を送られたが、その日のうちに自由になった。
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また、13歳の少女のでまかせだったという。
何故、13歳の少女が次から次に「嘘」を言うのかわからないということだ。

最初の「愛人A」は、主犯を知らないことはないけれど、何年も前のことでもう2年もあったこともなかったといっていた。
27日の拘置に対して賠償請求をするといっていた。
最初は、10万レアル(約5000万円)ということも言われていたが、弁護士はその2割くらいの金額を言っていた。
それでも、彼女にとっては天文学的な数字の金額になる。
彼女は21歳。 6歳の娘がいるという。
ファヴェーラに生まれ暮らす層では、よくある話である。
イベントの手伝いというのが職業だったらしいが、それを失ったと言っていた。

逮捕されたときには、いかにも「愛人」然としていたのだが、アレは何だったのだろうか。
釈放されたときは、泣いていた。
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バスに火を付けたのは、10人以上のグループである。

このグループにいたと思われる4人は、昨年末に車の中で殺されて「放置」されていた。
対抗する麻薬組織による仕業とみられている。
spd20060105k

そして、主犯と目されていた男も逮捕された。
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「対抗組織が怖くて隠れていた」のだという。
他に、何人かの男達も逮捕されている。

早晩、彼らも殺されるだろう。
たとえば、刑務所の中で、対抗組織の殺し屋によって。
もしくは、刑務所を脱走して、新たな犯罪を犯しているときに、警察によって。

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どんどん、殺人の連鎖が起きていって、「殺したヤツ」が、つぎには「殺されていく」わけである。
そしてまた新たな殺人がどこかで起きているわけである。

ファヴェーラの日常というのはなんと「凄まじい」ことか。

今日生きていることを「神に感謝し」、明日も生きることを「神に祈る」人たちが多いのもわかる。


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Comments

はじめまして。
いや、実はずっと昔に自分のブログにコメントをいただいたものです。
その節はロクにレスも書かず申しわけありませんでした(どうやっていいか分からなかったのです、当時は)。
あれ以来ずっと読ませていただいてました。
僕は格闘技や音楽からブラジルに憧れているだけなんですが、このように圧倒的な真実を教えてもらえるのは本当に嬉しいかぎりです。これからも素晴らしい記事を期待しております。あとサブリナ・サトウも(笑)。

Posted by: neilkickyoung | segunda-feira, 16 de janeiro de 2006 at 07:39

>neikickyoung様
本当は事件ネタだけでも十分にブログは成立するのですが、あまりに悲惨すぎて。
時々、日本では考えられない事件をとりあげていきます。
ブラジルは、光と闇の国。
本当にもの凄いコントラストなのです。
眩しすぎて、暗い部分が隠れてしまいそうですが、しっかりそこも見ておかないと、眩しさだけの国に終わります。
一度ブラジルにも訪問してみるのも、面白いですよ。
サブリナ・サトウみたいなのはあまりいませんが。

Posted by: Sao Paulo | quarta-feira, 18 de janeiro de 2006 at 02:10

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