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domingo, 8 de janeiro de 2006

ブラジルの「浦島太郎」と「VARIGの撤退」と「出稼ぎ」

ブラジルの事実上のナショナル・フラッグであったVarigブラジル航空
昨年とうとう倒産してしまって、今は再建途中である。

再建に当たっては、不採算路線を廃止するなどの施策をとらざるをえないのだが、その中に日本路線が含まれている。
今月中旬に最後の便が運行されるそうだ。

そのことを、ニュースで伝えていた。
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まあ、最初に日本の風景が映し出されて、「ADEUS KURASHI MATARO...」とテロップがある。
「さようなら クラシ マタロ」ということだが、「クラシ マタロ」となんだ。
大体見当が付く「浦島太郎」のことだろうと。
だが、なんで航空会社と浦島太郎なのだろうか。

日本の風景が流れる中に、明らかに日本のものではない映像も流れる。
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日系人が沢山いるブラジル・サンパウロでも、こんなものである。
日本人であれば、ここまでの間違いはしないと思うが、2世や3世になれば、日本文化なんて具体的にわからないのがいくらでもいるのが普通だから、これくらいの間違いはしかたないだろう。
ちなみに、このニュースを放送したBandeirante局はNHKと昨年提携をしている。

そして、サンパウロのグァリューリョス国際空港に行って、実際に搭乗する人たちにインタビューをしている。

ブラジルのニュースでは、どの局でもインタビューを受けている人の名前に加えて、職業がほとんどでてくる。
そのニュースの内容に関係なく必ず職業がでてくる。
ブラジルでは、会社員なんていうおおざっぱな職業はありえない。

運転手はMotorista。
学校の先生はProfessor。
医者はMedico。
会社経営者はEmpresario。
商店に勤めていれば、Comericianteとか、店頭で接客をしているとBalconisitaなどとなる。
雑用だとか補助だとAuxiliar。
学生は、Estudante。
失業者は、Desempregado。
主婦だと、Dona de Casa。

そして、日本に出かける日系人の場合は、"Dekassegui"「出稼ぎ」となっている。
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出稼ぎは、職業なのか。
ブラジルで何らかの職業があったはずなのだが、その職業はもう当てはまらなくなっているようだ。
実際、日本に行けば、ブラジルで何をやっていたかには全く関係ないことをするのが普通だから、とりあえずDekassegiという表現も間違ってはいないのかもしれない。

そして、Dekasseguiという言葉を、このニュースを見ている視聴者は理解できるのか。

この「出稼ぎ」という言葉に何となく差別的なニュアンスを感じるのだが、ブラジルではどうなのだろか。
決して誇らしいことではないとは思うが。。。。

それに、この便には「出稼ぎ」以外の職業の人はいなかったのだろうか。
インタビューに答えた人は全て「出稼ぎ」だった。

そして、「浦島太郎」とVARIGの関係なのだが、ブラジルに長いこと住んでいる人はご存じらしいのだが、そのむかしVARIGのCMで、この「浦島太郎」の曲が流されていたそうである。
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ローザ三宅という日系人歌手が唄っていたそうだ。
日系人の中で人気があった歌手である。
Image do Japaoという番組の司会もしていたことがある。

そして、この「浦島太郎」の曲では、最後に箱を開けるとおじいさんになってしまうのではなく、箱の中には「日本行きの航空券が入っている」ということであったそうだ。

このニュースでも、この曲の一部が流れていた。
「20060106Varig-Japao.wmv」をダウンロード

出稼ぎの乗客は、ほとんどがブラジル国籍であり、経由地がロスアンゼルスなので、例のテロ事件以降にはトランジットであっても、ブラジル人は米国ビザが必要になった。
このビザ取得の面倒な手間と高い費用のために、米国経由のこの便の乗客が激減したのが、直接の廃止の要因ということである。
カナダ経由とか、欧州経由の便に移っているということである。

同じ路線の日本航空では、まだまだエコノミーは超満員のようであるが。

VARIGは、39年間も就航していたそうだ。

ADEUS。 

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Comments

私がブラジルにいたころ、この「Urashima Taro pobre pescador~」というVarigのCMが流れていました。懐かしいです。Varig運休はここアメリカ西海岸でも話題でした。東京-ロスの便が1便減るわけですし。Varigが日本の空で観られなくなるのは寂しい限りですね。

Posted by: foster-city | domingo, 8 de janeiro de 2006 16:28

日本にいた頃、長い事出稼ぎでブラジルに帰ってない日系人の子に、
浦島太郎の話をすると、ブラジルでは最後箱を開けたらおじいさんにならない、
箱の中には航空チケットが入っていて、飛行機に乗って帰る、というので、
おかしくて、どこでそんな話聞いたの?と聞くと、
コマーシャルで見たといっていましたが、これの事だったのですね!!

クラシ マタロ
暮し又郎??  

漢字がわからないとこういうことになるんですね。。


Posted by: DINDINHA | domingo, 8 de janeiro de 2006 23:07

>foster-city様
何かが無くなるというのは寂しいものですね。
このCMを生で聞けたとは幸せでしたね。

Posted by: Sao Paulo | segunda-feira, 9 de janeiro de 2006 03:37

>DINDINHA様
このCMは、かなりみんなの記憶に残っているようですから、相当長く流されたんでしょうね。
本当の話を、駆逐しているくらいですから。
お子様には、本当の話を教えてくださいね。
でも、そのうち幼稚園や学校に行くようになったら、「その話は違うよ」って虐められますかね。その時は、「KURASHI MATORO」と「浦島太郎」は違うというしかないですね。

Posted by: Sao Paulo | segunda-feira, 9 de janeiro de 2006 03:48

Varig便がなくなると不便になりますね。
今月末に日本へ行くのですが、ちょうど目的の日にJAL便がないので
Varig-ANAを利用します。
行きはいいのですが、帰りはアメリカで9時間待ち・・・。
日本はただでさえ遠いのに、更に遠くなったような気がします・・・。

くらしま太郎のニュース、見てみたかったな~。

Posted by: nori | segunda-feira, 9 de janeiro de 2006 07:38

>nori様
くらしま太郎のニュース映像は保存してありますよ。
アメリカでの9時間の過ごし方は考えましたか。ロスだと、ビバリーヒルズにでも行けますね。

Posted by: Sao Paulo | quarta-feira, 11 de janeiro de 2006 12:13

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