ブラジル・サンパウロで日系人一家5人が殺される その8 刑期は165年
裁判所は、1月17日火曜日に、昨年9月にサンパウロ市東部で起きた日系人一家5人を殺した犯人の警備員リカルド・フランシスコ・ドス・サントスに、165年の刑を言い渡した。
告訴によると、リカルドと仲間のセルソ・アレンカール・ドス・サントスは、家で強盗をしている間に、犠牲者に拷問をし、殺した。
わずかに2人が生き残った。
9月10日の夜に家に侵入した。2人はファッチマ・ヨネクラFátima Yonekuraと、その兄弟のウィリアム・ヨネクラWillian Yonekura、更にその妻のエリカ・ヨネクラÉrica Yonekuraが日本で働いて持ってきた米ドルを求めた。
家族はリカルドとセルソに5千米ドルを持ってきた。 満足できず、家族を撃った。 そして家に火を付けた。
エリカと、ファッチマ、そして両親のタダシ・ヨネクラTadashi Yonekuraとフタバ・ヨネクラFutaba Yonekura、そして兄弟のニウトン・ヨネクラNilton Yonekuraが死んだ。
殴られたが、ウィリアム・ヨネクラは生き残った。 そして車の中で撃たれて死んだ母親の腕の中で見つかった、彼とエリカの、生後11ヶ月の子供も生き残った。
裁判官のペドロ・ルイス・アグィレ・メニンPedro Luiz Aguirre Meninは、彼の仲間に無理矢理参加させられて、犠牲者を撃ったり、叩いたりはしていないというリカルドの弁明を認めなかった。
裁判官は、警察の調書にある、2人の強盗が家族を撃ち、2人が火を付けた責任があるという情報を元にした。
リカルドは元々家族を知っていて、強盗の最中に知られてしまった。
共犯だったセルソ・アレンカール・ドス・サントスCelso Alencar dos Santosは、警察の捜査の中で昨年11月に死んだ。
165年の刑といっても、ブラジルの法律で、リカルドは最大30年で刑期満了となる。
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刑事上の決着は、一応このようになった。
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Comments
御無沙汰しております、itokenです
不本意ながら別設営のブログと御存知「Amigos de ITOKEN 」とを1つにまとめ、URLも変更となりました
ハンドル名「セパ琢磨」を名乗りますが
今後ともヨロシクお願い申し上げます
Posted by: セパ琢磨 | quinta-feira, 19 de janeiro de 2006 11:24
>セパ琢磨様
ブログは一つにしないと運営は大変ですよね。その分、内容が散漫になる嫌いはありますけどね。
Posted by: Sao Paulo | sexta-feira, 20 de janeiro de 2006 13:02