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quarta-feira, 8 de fevereiro de 2006

ブラジルで史上第2位の銀行強盗発生 その18 まだまだ続く誘拐の連鎖。

セアラCeará州の市民警察は、フォルタレーザFortalezaで2月5日に起きた、ブラジル中央銀行Banco Centralの強盗に関係するまた新たに起きた誘拐について捜査している
昨年2005年の8月始めに起きた大金強盗事件から5件目である。

今回は、アントニオ・エヂマール・ベゼハAntônio Edimar Bezerraという事件に関係している1人として昨年9月に逮捕された男の義理の姉妹の誘拐である。
フォルタレーザFortaleza,市の郊外にあった彼の家からは、部屋の偽の床の試合に隠されていた12.5百万レアルが発見されている。

アントニオ・エヂマール・ベゼハは、中央銀行の金庫から164.8百万レアルを運び出した強盗に加わったとして裁判所に告発されている。

11人が逮捕されている。
今までに回収されたのは、約18百万レアルで、僅かに盗まれた金額の11%である。
一味のリーダーとされた者達は逃亡している。

縫子のレジャーニ・ド・ナシメント・フェヘイラRejane do Nascimento Ferreira32才は、フォルタレーザFortaleza大都市圏のカウカイアCaucaiaにある共同住宅conjunto habitaciona(*低所得者が住むところ。5階建ての団地の様な建物。)lにある家から、日曜日の夜に連れ去られた。
月曜日の朝になって、やっと家族が、起きたことについて警察に通報した。

家族の弁護士ジョアキン・リアンドロ・バチスタJoaquim Liandro Batistaによると、誘拐犯人達は50万レアルを身代金として要求している。
「しかし家族はそんなお金は持っていない。誘拐犯人からの電話を受けるときのコレクトコールも受けることが出来ないくらいである」と言っている。

ブラジル中央銀行の強盗がおきたすぐあとにも、アントニオ・エヂマール・ベゼハのまた別の1人(氏名不詳)の親戚が誘拐されていたことがわかった。
家族が身代金16万レアルを解放するために支払った。
この件については、警察は知らされていなかった。
この最初の誘拐に関係する一味いた者が、この新しい誘拐にも関わっていると見られている。

この件を捜査している1人である、18番署のジョゼ・マリア・ラウリーノJosé Maria Raulino刑事は、
「この銀行強盗事件に加わって、手にした金に満足がいかない者が、更に金を得ようとしてこれらの誘拐に関わっている」と言った。

その他の誘拐の犠牲者は;
フェルナンド・リベイロ・ダ・シウヴァFernando Ribeiro da Silva(通称フェルナンヂーニョFernandinho)強盗を企画した1人。 250万レアルの身代金を支払ったあとに、死んだ。
Spd20060212s

マルリ・クニャ・ロドリグェスMarli Cunha Rodrigues
関係者の1人の妻。 セアラ州の内陸部に隠していた70万レアルを誘拐犯人が発見したあとに解放された。
Spd20060212t

ジョゼ・エミゾマルチ・フェルナンデスJosé Elizomarte Fernandes
Brilhe Carという車販売店のオーナー。  資金の洗浄に関わった。
身代金を支払ったあとに解放された。
Spd20060212u

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今回の誘拐で、未知の誘拐があったことがわかった。

それが一番最初に起きた誘拐のようだ。

それで、セアラ州フォルタレーザ市のブラジル中央銀行の金庫強盗に関係して起きたと見られる事件は、今回で5件目になる。

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