サッカー:エルトンの行き先
コリンチャンスのジュニアから頭角を現して、昨年後半からは時々出場している。
4月、20歳になる。
身長が、とても小さく156センチなのだ。
実は、大ファンなのだ。
だが、エルトンは、今年のコリンチャンスのMFの層が厚すぎて、もう先発は望めない。
ブラジル代表のリカルヂーニョが入ったし、もうすぐ2005年のブラジル選手権の最優秀MFのロジャーが故障から復活するし、若手のロジネイとカルロスアルベルトもいるしというわけだ。
だから、レンタルでジュンジャイJunjaiの「パウリスタPaulista」に貸し出されるようだ。
アントニオ・ロペス監督は、彼が気に入っているわけで、その証拠にアントニオ・ロペスが監督に就任してからはほとんどエルトンはベンチに控えとして入っている。
「エルトンにはもっと試合をさせたい。本人も試合をしたがっている」ということで、送り出すようだ。
「パウリスタ」は、2005年のブラジル杯で優勝しており、ことしはリベルタドーレス杯南米選手権に出場権を得ている。
みっともないところを見せられないので、選手強化が必要になっている。
そこにエルトンがはいるのである。
つまりリベルタドーレス杯南米選手権に出場できるということになる。
エルトンにとっては、とても良い経験になるし、もの凄く成長することだと思う。
軽量だからすぐにはね飛ばされるし、小さすぎてゴール前の競り合いには参加できないけど、とてもスピードがあって、器用な選手である。
攻撃的MFである。
1月15日の、サンパウロ州選手権の対ポルツゲーザ・サンチスタ戦で、プロになっての初得点を挙げた。
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