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quinta-feira, 16 de março de 2006

ブラジル・サンパウロのセントロは犯罪の温床 その1

ブラジル・サンパウロの歴史的中心部をセントロという。

今まで何回も取りあげてきている。

サンパウロは、452年前にこの地区で生まれて、発展してきた。

現在でも、金融や卸売り、小売りの中心である。
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だが、大企業を中心にどんどんと新興業務地区に移転しており、その地位は低下している。

古いビルが多くて、とても雰囲気のあるところなのだが、危険もいっぱいのところである。
日本からの駐在員には、この地区へ行かないようにとの指示がでているところもあるようだ。

確かに20年前は、もうすでに危険であった。
今よりもかなり危険であった。
何よりもそのころは写真など撮れるような状態ではなかった。

あちこちでひったくりが走り回っていたし、銃声もよく聞こえた。
見るからに怪しい者が路上に、何人もたたずんでいて、歩くのも、びくびくしていた。

でも、とても大好きなところである。

このあたりの道には詳しい。 詳しくないと危ないこともあるからなのだが、色々な雰囲気を持った道があるからだ。

時々日本からの観光客を案内するときも、その人達のレベルを見て、またよく因果を含めてから、連れて行くことが多い。
行った人は、適度なスリルを感じて、喜んでくれるのである。

でも、このところ、またセントロが危ないというニュース報道がある。

セントロの中心ともいうべきセ広場から北の方に伸びる銀行の多い通りボア・ヴィスタBoa Vistaで、スリ団が活躍しているというのだ。
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2日間にわたって、その道に沿ったビルから撮影した映像が流された。
「20060314JH-Furto.wmv」をダウンロード

銀行から出て来た人を、集団が取り囲み、ポケットの中の物などを、あっという間に奪い去るのである。
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映像で見ると、その手口はよくわかるのだが、実際に被害にあった人はわからないだろう。

この報道があって、すでに捕まったのかと思いきや、ただ映像を流しただけでで、翌日から警察のパトロールが強化された。

もう他の場所に移ったに違いないのだが、顔もはっきりでているので、何人かは捕まったようだ。

正式に逮捕されたわけでもないのに、テレビ局が「犯人としてきめつけた」映像を流しても良いのかどうかという疑問はあるが、映像を見る限り言い逃れは出来ないようだからよしなのだろう。

ブラジルでは、こういうときにはたいていの場合、被害届など出さない。
被害届を出しても、犯人が捕まることはないし、捕まってもかえってこないからである。
でも、このスリ団については報道されたこともあって、急に届けが出て来ているそうだ。
ただし、警察のお役所仕事で、4時間待ちだそうだ。

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こういう映像を見ると、やっぱり観光客を連れて行ってはいけないと思った次第である。
相当な強い希望を持った人で、なにがあっても自己責任と理解してくれる人だけにしよう。


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