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quarta-feira, 29 de março de 2006

ブラジル経済2006 その7 通貨2

ブラジル経済は、2002年以来立ち直り、この2年間に限っては極めて好調である。

輸出は伸び、貿易黒字は毎月記録を更新しているようなものだ。

昨年末には、IMFからの借り入れの返済を繰り上げて行った。

世界的に、原油などの原料・資源の価格が、中国の見境無い「獲得」活動によって、上昇しつつけていることが、ブラジルの輸出を増加させ続けているようだ。

ブラジルの輸出品目は、工業製品が半分を超えているとはいえ、ブラジルで産出する原料・資源の一次加工品も多く、完成品として輸出できているものばかりではない。
完成品になってくると、高度な技術もさることながら、商品として消費者に認められるブランドや製品の完成度が求められるが、ブラジルではそういったものはあまり多くない。
近隣諸国に通用しても、世界中どこででも競争できる商品はあまりない。

むしろ、中国製品の圧倒的な価格競争力に、ブラジルの国内市場自体が蚕食されている。

とはいえ、この2年間のブラジル通貨の上昇ぶりには目を見張るものがある。
世界の主要などの通貨に対しても、20-40%の上昇となっている。
これだけ、価値が上がっても、輸出に大きな影響を与えていないのは、前述の資源・原料の価格上昇に負うところも多い。

もちろん、産業によっては、価格競争力を失い、減産に追い込まれたり、人員カットをするところもある。
昨年の末に発生した口蹄疫騒動による牛肉の輸出の大幅な減少、および輸入国の鶏肉の消費の減少による発注の取り消しなどの影響も、輸出全体を下げるまでには至っていないようだ。

昨年末12月には、政府は外貨準備を増やしたり、IMFへの借金の返済のために外貨の集中的に買い入れを行い、一時的にレアル安になったが、今年になり、また元の曲線に戻っている。

この月曜日3月27日には、財務大臣が辞任したので、また一昨日・昨日とレアル安に動いているが、市場の新任が戻るとまた上昇に転じるのではないかと思われる。

10月の、大統領選挙までは、政治の影響を受けて、なにか一進一退を繰り返すようなこともあるだろうが、当分上昇は続くのではないだろうか。

(対米ドル)
Spd20060327d

(対ユーロ)
Spd20060327e

(対日本円)
Spd20060327f

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このレアル高に、個人的には非常に困っている。


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