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domingo, 19 de março de 2006

ブラジル経済2006 その5 ブラジルで「鶏肉」の価格が下がっている。

ブラジルは、世界有数の「鶏肉」の輸出国である。

まだ、鳥インフルエンザに感染した鳥類が発見されていない。

だから、ブラジルが今や唯一の安全な「鶏肉」の輸出国といっても良く、つい最近までは増産の一途だった。
だが、そうそうよいことは続かない。

このところ欧州で、鳥インフルエンザに感染した鳥の発見が続いていることで、ブラジルの主要な輸出相手国での、「鶏肉」の消費量が激減しており、ブラジルへの発注が激減しているのだ。
消費者が「鶏肉」について、不安を持って、、消費が減っているということである。

ブラジルの鶏肉の産地は、南部のパラナ州やサンタ・カタリーナ州が多いのだが、加工工場の一時帰休や解雇、閉鎖のニュースが報じられている。

だが、輸出の減少によって思わぬ恩恵を受けているのが、ブラジルの消費者であって、国内の「鶏肉」の価格が
どんどんと下がっているのだ。

12月から、1月・2月で平均で10.14%下がったそうだ。
2月には、手羽で5.5%、胸肉で3.47%、もも肉で8.05%も下がったという。
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リオ・デ・ジャネイロ州のスーパーで、1キロ1レアルを割った価格で「丸鶏」を売り出した。
通常あり得ない価格である。
胸や腿とカットした物は、キロあたりだいたい4レアルくらいする。(約200円)

ものすごい人が集まって、買い求めていた。
spd20060319n

中には、20キロも買った人がいた。
昼も夜も、毎日鶏を食べるんだそうだ。
spd20060319q

店の方は、どんどんと商品を追加していた。
spd20060319o

よく見るとこの商品は、アラブの国向けにパッケージされた物である。
キャンセルされたのであろう。
だから、このように安く販売するしかないのである。
在庫していても、賞味期限が切れるし、在庫費用も馬鹿にならないので、鶏肉加工メーカーとしては、このような価格でさばいた方がよいのだ。
spd20060319p

悲しいのは、この大バーゲンにたかっている人は、ほとんど全てが「肌の色が黒い」どちらかというと貧しい層に属する人であるということだ。
こういうところでも、ブラジルらしい構図がでてくる。

単純に安い安いと喜んでいたが、同じブラジルでこういう状況で失業している人がでていることまでは全く考えが廻らないようだ。

こういった輸出の不振が続くと、この消費者にもそのうちツケが回ってくるかもしれないのに。

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