« ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その45 1週間経って | Main | サッカー・ブラジル選手権2006 その1 観戦必携ガイド1  »

segunda-feira, 10 de abril de 2006

サッカー・サンパウロ州選手権 その65 第19節 コリンチャンス対パウリスタ その2

4月9日日曜日に行われた、サッカー・サンパウロ州選手権の最終節第19節コリンチャンス対パウリスタの試合は、唯一全く両チームにとって何の意味もない試合であった。

優勝も、第2部転落も、ブラジル選手権の第3部入りも、何もかかっていない試合である。
他の9試合は、それぞれのチームにとって何らかの意味がある試合であった。

朝10時頃に、試合の行われるパカエンブー競技場の前のシャルレス・ミラー広場に、犬の散歩と新聞・雑誌の購入のために出かけた。

試合は16時に始まることになっていて、その6時間前なのだが、いつもなら屋台の車が準備をそろそろ始めようかということもあるのだが、今日はそういった業者の車も数台だけ。

チケットの発売は、11時からなのだが、けなげにも売り場にいたのは、わずかに1人だけ。

とても、サッカーの試合があるようには思えない雰囲気であった。

15時前に、またこのシャルレス・ミラー広場の横を、車の通りすぎたのだが、競技場に向かう人波も全くなし。
いつもだと、コリンチャンスのファンがぞろぞろと歩いているのだが。

当然広場にも、試合を前にして気勢を上げているコリンチャンスのファンもほとんどいない。

この時点でも、試合を見に行こうかどうか、決めかねていたのだが、
結局15時40分頃に出かけた。

売り場でチケットを、全く並ぶこともなく買った。

競技場にはいると、案の定ガラガラ。

(クリックすると拡大する)
Spd20060409y

いつもガヴィオンエス・ダ・フィエウの一団が1000人以上も大挙して占拠している場所も、今日は200人程度。

パウリスタの選手は当然全く知らないのだが、コリンチャンスの選手も見たことがあるのは4-5人。
とても気になっている身長156センチのエルトンも、なんと控えにいた。
(コリンチャンスの先発メンバーと控え)
Spd20060409b
Spd20060409c

(パウリスタの先発メンバーと控え)
Spd20060409d
Spd20060409e

もう1人、見たいと思っていたのが、パウリスタにいる日本人選手Kenta。
3月末あたりから、パウリスタの試合に、プロとして起用されているようだ。
Kenta Kasaiというのが本名だ。
静岡県清水の出身のようだ。

観客席はどこに座るのも移動するもの、全く自由な位ガラガラ。
正面の真ん中に座った。

その日本人選手らしいのを探した。
右のSBだった。
背番号は2番。
あまり身長は高くない。

SBなのだが、あまり前には出なかった。
DFに徹して、相手の選手のマークに徹していた。

試合は、キックオフから10数秒で、パウリスタがゴールを決めた。
まったく”不可解な”ゴールであった。

木曜日にチリのサンチアゴで行われた、リベルタドーレス杯南米選手権の対ウニベルシダッド・カトリカ戦でレッドカードをもらったDFのウェンデルと、このところ正GKに戻りつつあったマルセーロの連携が全く出来ておらず、球は2人の頭の上をふらふらと越えて、ゴールに入った。

試合経過を記すほどの試合ではなかった。

場内には、他の試合の経過が時々アナウンスされるのだが、今日アナウンスされたのはサントス対ポルツゲーザの試合と、イツアーノ対サンパウロFCの試合だけだった。
サンパウロFCがゴールして勝っているとアナウンスの時は、観客は全く無反応。
だがその後、サントスがゴールを決めたというアナウンスが2回あったのだが、その時は歓声が出た。
サントスに応援しているわけではない。
サンパウロFCに勝って欲しくないだけだ。

コリンチャンスの若手が、球をとりに行かない、球の取り扱いが下手、そしてぶつかっていかないことに、あきれた。
こういう試合で、アピールしていかなくてはならないのではないか。

昨年後半のブラジル選手権には右のSBとして結構活躍していたエドゥアルド・ラチーニョ18歳も、全然キレが無くなった。
足は速いのだが、パスが著しく不正確になった。
昨年は、何度もクロスをあげていたのだが、今日はそういう良いシーンを作れなかった。

後半に入って、コリンチャンスはエルトンがブルーノ・オクタヴィオに替わって、入った。
大体はじめから入れるべき選手なのだが、何をアデマール・ブラガ監督は何を考えているのか。

エルトンは早速機敏に動き、後半2分で、自らゴールを決めた。

これで、パウリスタはエルトンを押さえる必要を感じたようだ。
ケンタは、今度はエルトンにピッタリついた。

エルトンは攻撃的MFだが、縦横無尽に動ける。
足も速く、球の扱いもうまい、パスを出すのも早い。
そして、正確だ。

惜しむらくは、背が低すぎることと、体重が51キロと軽いことである。
空中戦が出来ないし、肉弾戦も負ける。
4月7日に、20歳になった。

ケンタのきついマークに、エルトンは何度もファールのアピールをしていた。

そのうちに、ケンタはイエローカードをももらった。

エルトンも、その後にイエローをもらった。

2対2で終わった試合。
誰も、ヒーローがいない試合。
「20060409SporTVnews-CP19-Corinthians.wmv」をダウンロード

Spd20060409f

エルトンには、何人か記者が集まっていた。

家に戻ったときには、サントスの優勝が決まっていた。

-----------------------------
コリンチャンス対パウリスタの試合も、深夜に放送された。

ケンタの映像も、何度も出て来ていた。

(完全録画済み)

|

« ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その45 1週間経って | Main | サッカー・ブラジル選手権2006 その1 観戦必携ガイド1  »

Comments

こんにちは。
笠井健太選手(20)のことは先日、日刊スポーツ静岡版の
3月27日の記事にもなっていたので気になっていました。
私も笠井選手のことは知らなかったのですが出身は菊川市
とのことで、袋井高校2年の途中で米国にサッカー留学し
2004年12月パウリスタと2年間のプロ契約をしたそうです。
参考になりましたら幸いです。
それでは失礼しました。

Posted by: tokusan | terça-feira, 11 de abril de 2006 at 03:50

>tokusan様
貴重な情報を有り難うございました。
漢字名がわかりました。
近々、特集の予定です。

Posted by: Sao Paulo | quarta-feira, 12 de abril de 2006 at 11:50

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37758/9520747

Listed below are links to weblogs that reference サッカー・サンパウロ州選手権 その65 第19節 コリンチャンス対パウリスタ その2:

« ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その45 1週間経って | Main | サッカー・ブラジル選手権2006 その1 観戦必携ガイド1  »