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sábado, 15 de abril de 2006

ブラジルで一番の馬鹿番組 その10 その罪状2

ブラジルで、一番馬鹿で下品で、「問題」のテレビ番組といえば、rede TV!局で放送しているpanico na TVという番組だ。

12歳未満には見せられない番組として法務省から指摘を受け、番組の開始時間を日曜日の18時から、20時に変更した。

そして、サブリナ・サトウSabrina Satoを、そのコーナーとともに切った。
まるで、サブリナ・サトウのコーナーだけに問題があったかのように、責任をとらせた。

どのコーナーも、問題だらけだったのに。

ブラジルは、今年の10月に大統領選挙がある
候補に立候補の意欲を持っている人が、続々と出馬宣言をしている。

昨年来もっとも有力な候補といわれていたのが、PSDBという政党に所属する、サンパウロ市長のジョゼ・セッハだ。 この人は、2002年にも立候補をして、決選投票で現大統領のルイス、イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァに敗れている。
だから、全国的な知名度が高かったのだ。
世論調査でも、現職大統領のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァに匹敵、もしくは上回る支持を集めていた。

もう1人同じPSDBに属していて立候補に強い意欲を持っていたのが、サンパウロ州知事のジェラルド・アルケミンだった。
彼は、明確に出馬宣言をして、精力的に動いていたが、知名度は低い状態であった。

この2人のどちらかを、PSDBの候補としなくてはならない時期が近づいていたのだが、ジョゼ・セッハの方が明言をしなかった。
「争って党内を割るようなことをしたくないので、話し合いでで決めてくれるなら」といった調子であった。
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3月14日になって、やっと意欲があるようなことを言ったのだが、時はすでに遅く、党の重鎮の前職大統領フェルナンド・エンリケ・カルドーゾの裁量で、ジェラルド・アルケミンが、PSDBの候補として指名された。
大逆転劇といっても良い。

※その後、2人とも既定により、3月末を以て、それぞれの公職を辞任した。
 ジョゼ・セッハは、サンパウロ州知事に立候補をする予定である。

PSDBの候補候補となることが決まったことが報じられたのは、ちょうど正午頃であった。
そして、その後にジェラルド・アルケミンが、PSDBのサンパウロ支部で指名を受けて、初めての声明を出すことになっていた
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PSDBの有力者が集まり、そこに報道関係者もやって来ていた。
極めて重要且つ厳粛なイベントであることは言うまでもない。

だが、そこにpanico na TVの連中までが、やって来た。

それも、仮装をしてだ。
1人は、現職大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの扮装をしている。
あとの2人は、昨年疑惑によって、議員資格を失ったジェファーソンという男。
もう1人も、何度も大統領選挙に出馬している有名な下院議員である。
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前大統領のフェルナンド・エンリケ・カルドーゾが、支部にはいるところに、声をかける。
報道関係者がいっぱいいる中に、お笑い関係者がいるわけである。
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そして、ジェラルド・アルクミンもやってきた。
現大統領が「私のライバル」と言って、声をかけるが、、阻まれる。
当たり前だ。
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そしてジェラルド・アルケミンの夫人にも、声をかける。
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PSDBの党首にも、扮装をしているのに、インタビューをする。
もちろん、お笑いインタビューだ。
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党の有力者のミナス・ジェライス州知事にも。
つまみ出されても良いはずなのだが、そんなこともない。
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ジェラルド・アルケミンが党の候補者候補者として指名されたことの発表が始まった。
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そして、それが終わったら、いつまにかステージの上に登って、他の報道陣と一緒にジェラルド・アルケミンにインタビューをしようとしていた。
こんな時に、馬鹿な質問に答えられるはずもない。
蹴り倒されても仕方がないはずだ。
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しつこく追い回していたが、さすがにジェラルド・アルケミンはこの日は忙しいので相手にしない。
だが、GLOBO局だけが、単独インタビューをおこなうということで、彼らはカチンと来た。
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そもそも彼らが、この席にやってきた理由は、もとより不順な動機からである。

ジェラルド・アルケミンに「カツラ」をかぶせにやって来たのである。

どれが似合うかだって。
こんな時に、何を考えているんだ。
日本で、仮にこんなことがおこなわれたら、放送免許は取りあげられ、社長は辞任だろう。
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彼らは、この席に「カツラ」を持参し、かぶせようとしていたのである。
あきれた話である。
もしかすると、ジェラルド・アルケミンは大統領になるかも知れないのだ。
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そして、宿敵GLOBO局に復讐をするために、彼らはまたとんでもないことをした。
生放送中のニュース映像に、写り込みを図ったのだ。

そして、それに成功している。
「20060326PaniconaTV-Politico.wmv」をダウンロード

ちなみにこれをやったのは初めてではない。

panico na TVのいい加減さは、まだまだある。

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