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sexta-feira, 28 de abril de 2006

ブラジル・サンパウロの「新聞」

4月27日、サンパウロ市内の各所にある新聞・雑誌の売店(=バンカ)。

バンカの多くは、その外壁を、販売している雑誌や、当日の新聞の1面で、満艦飾にしている。

雑誌の表紙を見て、その雑誌を買い求める人が多いからだ。

新聞の場合は、ちょっと違うように思える。

自宅で、新聞を取る人はブラジルではそう多くはない。
(日本でも、新聞も取っていない情けない人が増えているようだ。)

新聞は、やはり高いのだ。

社会階層の差が大きなブラジルでは、新聞自体が社会階層を絞って編集されている。
一番トップの新聞は、活字も小さく、記事数も多い。
とても読み切れない。
それに庶民の生活に関係ない記事も多い。

だから、普通の人は「夕刊紙」ともいうべき新聞を買うことが多い。
「夕刊紙」といっても、朝には発行されている。

この「夕刊紙」もそうだが、ブラジルの新聞は1面は、主な記事のサマリーが書いてある。
だから、1面を読んだだけでも、何かわかったような気になる。
詳しく知りたければ、買えばよいのだ。

「夕刊紙」の1面は、見出しが華やかで、本文の活字も大きい。
使っている単語も、くだけている。

庶民が気になる話題(物価、雇用、医療、事件)を扱う。
堅苦しい経済解説や、国際、中央政治の話題などはあまりない。
それにスポーツで、読者を引きつける。

4月26日行われたサッカーの試合の写真が1メインに大きく使われているのだが、3紙ともチームが違っていた。
それぞれの編集方針を反映しているのだろうか。
Spd20060427i

立ち止まって、じっくり読んでいる人はいつもいる。

地下鉄の駅の売店で売られている「日刊現代」「夕刊フジ」そして「東京スポーツ」の見出しよりも詳しいし、裏切られない。

むかし、”Noticias Porular”という新聞があった。
最もレベルの低い新聞だった。
といっても、字が読めて、その新聞を買うことが出来る人を対象にしているのだから、最下層の人が読んでいるわけではないことはいうまでもない。
一面には毎日殺人事件の写真は掲載されているような、「絞ったら血が出る」といわれた新聞であった。
それに、エロ記事も充実していた。
「ゲイ」とか「おかま」とかそんな話題ばかりだった。
多少は、一般の記事もあった。

毎日買って、じっくり隅から隅まで読んでいる日系人がいた。
実直そうな顔をした人だったのだが、どうしてその新聞を読んでいたのだろうか。
とても、家に持って帰ることが出来ない新聞だった。

ホームページもあったので、日本でも内容を知ることが出来ていたのだが、いつもまにか廃刊になった

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