ブラジル大統領選挙 その4 州知事も市長も辞職したサンパウロ
3月30日で、サンパウロ州知事のジェラルド・アルクミンが辞職した。
何か不祥事があったわけではない。
ともに、10月に行われる選挙に出馬するので、立候補予定者は既定により事前に公職を退かなくてはならず、その期限が3月末であったのだ。
ジェラルド・アルクミン前知事は、ブラジル大統領選挙のPSDBという政党の候補者である。
ジョゼ・セッハは、おなじくPSDBの候補者としてサンパウロ州知事選挙にでるためだ。
ジョゼ・セッハは、大統領選挙の最有力候補者であったが、結局サンパウロ州知事選挙に立候補することになった。
こちらでも最有力候補者である。
それぞれの後任は、副知事と副市長がなった。
これも、元々の既定路線だ。
このほかにも、8つの州知事が辞任したし、8人の連邦政府の大臣が辞職した。
これから半年間、ブラジルは選挙一色になる。
(もっとも、盛り上がるのはワールドカップの後だろうが。)
大統領選挙、州知事選挙、上院議員選挙などが行われる。
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