quarta-feira, 31 de maio de 2006
ブラジルの週刊誌“Quem”が、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoの息子の最初の写真を、5月31日水曜日に、掲載した。
ロナウヂーニョ・ガウーショは、子供を、特にマスコミの発表から、注意して守っている。
ジョアンJoãoは1才3ヶ月。
リオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroのレゼルヴァ海岸Praia da Reserva,ではしゃいでいた。
母親の、”Domingão do Faustão”という番組の元ダンサーであるジャナイナ・メンデスJanaína Mendesと一緒であった。
ジョアンJoãoはすでにチームを選んでいるようであった。
フラメンゴFlamengoのマークが付いたボールを遊んでいる写真がある。

※※このブログで使用している全ての画像・映像への直リンクは禁止。
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ジョアンは厳重にガードされている。
ロナウヂーニョ・ガウーショの息子ということだけで、危険な立場だからである。
3人の護衛がいつも、ジャナイナ・メンデスとジョアンに付いている。
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この雑誌を購入するべきかどうか考えてしまう。
どうせ僅かな写真しかないのである。
いわゆる芸能雑誌である。
美容院に置いてあるような雑誌である。
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ブラジル代表の医師ジョゼ・ルイス・ルンコJosé Luiz Runcoが、5月31日水曜日にワールドカップのブラジル代表からエヂミウソンEdmílsonが離脱すると発表して、みんなを驚かせた。

エヂミウソンの場所には、カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira代表監督はサンパウロFCのミネイロMineiroを招集した。
トレーニングの後のヴェッギスWeggisでの記者会見で、ジョゼ・ルイス・ルンコはエヂミウソンEdmílsonは右の膝の筋に断裂があって、ワールドカップで戦える状態ではないと説明した。
「2日間エヂミウソンEdmílsonは右膝の痛みを感じていた。 腫れてきて、手当てをした。 ケガは良くなって、エヂミウソンは練習を続けた。 しかし、火曜日のルーツェン選抜との試合でエヂミウソンはシュートをしようとして、膝は再び痛んだ。磁気共振ressonância magnética検査を今日行って、古傷のところに断裂があった。 手当てには時間がかかる。 彼は離脱する」と言った。

ジョゼ・ルイス・ルンコによると、エヂミウソンEdmílsonは治療に3-4週間必要で、離脱することになった。
スーパーバイザーのアメリコ・ファリアAmérico FariaはミネイロMineiroの招集を水曜日に行い、サンパウロFCに通知されることを確認した。
ブラジル・サッカー協会CBFは、医師の診断書をつけてFifaに書面を出し、選手の交代を要請する。
ジョゼ・ルイス・ルンコは、エヂミウソンEdmílsonのケガは月曜日のトレーニングにおけるアドリアーノAdrianoとの乱暴なプレイによって起きたものということを否定した。
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この発表は、ブラジリア時間の5月31日13時頃に報道された。
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ブラジルと言えば、アマゾンでの森林伐採がよく非難される。
アマゾンが地球最大の酸素の供給源であるからである。
広大な熱帯林と、そこをながれるアマゾン川の淡水もまた世界最大である。
ブラジルのような発展途上国にも言い分があって、「資源を開発し、発展して、豊かになる権利」はどうなのかとうことである。
すでに、自分たちの資源を開発しつくした先進国の理屈で、自分たちが発展できないのはおかしいというものである。
米国や欧州こそ、自然を取り戻すべく、自分の国土を元の森林に戻してはどうかという言い方もあった。
国連の第1回環境会議のリオ会議の時は、そういった主張がかなり強かった。
その後はブラジルもそこまでの言い方はしなくなった。
むしろ自然保護に向けての法的整備をしたり、行政を整えたりした。
だが、民間の開発が政府の管理を越えて、どんどんと進んでいる。
森林を伐採し、焼き、牧場にし、大豆畑がどんどんと拡大している。
これは、ブラジルが世界の食糧供給国として、大きくクローズアップされているのと大きく関係している。
なかなか難しい問題だ。
「二酸化炭素の排出権を売買するような姑息なことではないも解決しない」
地球というかけがえのないものを守ることを、もっともっと真剣に考える時がとっくに来ているはずなのである。
一国の政治的そして経済的な利害で、未来が失われているのである。
さて、ブラジルは、500年ほど前にポルトガル人が「発見」した。
ブラジルにはそう多くない原住民がいたが、アステカやマヤやインカの様な大帝国を作るところまで社会が進んではいなかった。
小さな集団を形成して狩猟生活を行っていたので、ブラジルはほとんどが森林に覆われていたのである。
その森林も、18世紀頃から内陸の開発が進むに連れて、急速に失われていった。
ブラジル南西部の大西洋岸沿いに広がっていた大森林帯をマタ・アトランチカMata Atlanticaという。
北は、リオ・グランヂ・ド・ノルチ州から、南はリオ・グランヂ・ド・スル州まで広がっていたのだが、とくにエスピリット・サント州、リオ・デ・ジャネイロ州、サンパウロ州、パラナ州は、今の州域のほとんどがこの森林に覆われていた。
ミナス・ジェライス州の東半部やリオ・グランヂ・ド・スル州の北半部もこのマタ・アトランチカに覆われていた。
しかし、開発が進む中で、伐採が進み、今では本当に海岸沿いの海岸山脈沿いに僅かに残っているに過ぎない。

その僅かなマタ・アトランチカには、未だ多様な生態系が残っているが、失われつつある貴重な動植物もあるのである。
マタ・アトランチカのこれらの自然を守ろうという活動を紹介する催し物が、5月27日(土)と28日(日)に、サンパウロ市のイビラプエラ公園で開催された。


色々な活動をしている団体がブースで、マタ・アトランチカの現状を説明して、その重要性を説いていた。
また、森林保護だけではなく森林の回復と、そこに住む動物の環境作りなどを行っている団体もあった。

マタ・アトランチカの自然の中でのレクリエーション活動を行っているところもあった。
これも大事なことである。
会場では、いくつかの団体が「苗木」を無料で配っていた。
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ブラジルでは、こんなことも行われていることを知っておいて欲しい。
決して金持ちとは思えない人たちも、参加していた。
むしろそういった人の方が多かったかもしれない。
NPO活動やNGO活動は、とても活発に行われている。
イビラプエラ公園の木は、植樹されたもののはずで、原生林ではないはずだ。

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ブラジルで一番「度を超して馬鹿なそして問題の番組」である"rede TV!局"のpanico na TV。
4月2日を最後に、サブリナ・サトウを外した。
そして、新たな企画を始めるかなと思っていたのだが、そうでもない。
それまで、あのランジェリー隊の1人に過ぎなかったサマンバイア(=シダという意味)の女性を抜擢して、ちょっとだけあるコーナーで使っている。
でも、コーナーをひっぱている分けではない。

もう1人、どこからか引っ張ってきた女性がいる。
(名前が覚えられない。)
ところがやっていることが、いつか見たようなコーナーと同じなのである。
とある企業を訪問した。
入り口のホールに、昔使っていた機械が展示してある。
ランジェリー隊ではないが、似たようなのが3人いる。

そして、事務所の方へ案内される。
真面目に仕事をしている人たちの中にふざけた奴らが闖入した。

説明を受けても、いつものように上の空だから、やっている方も気持ちが入らないだろう。

3馬鹿(馬鹿かどうかはわからないが、賢い人がする服装ではないから、多分そうだろう)が揃って、新聞を読んでいる。

機械の前に立っている3人。
あまりに場違いすぎる。

そして、できあがった製品が配送場に積み上げてあるところだ。

ここは、新聞社であった。
最初の事務所は、編集部であった。
もちろん、DTPである。
そして機械とは、新聞を高速で印刷する輪転機である。
極めて真面目な新聞社訪問をして、新聞が作られるまでの過程を、視聴者に伝えている、とても良い企画なのであるが、そうは思えないのがこの番組が持っている”業”である。
結局、「サブリナ・サトウとランジェリー隊」と、何も変わっていない」ではないか。
しかし、新聞社に来ているのに、新聞を帽子にしたり水着にしたりしているのを見ると、新聞を作っている人は泣きたくなるか、殴りたくなるかだろう。
そういえば、まだ危険なことにはチャレンジしていない。
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ブラジル・サンパウロ市の”Museu de Casa Brasileira”「ブラジルの家美術館」で、5月3日から、とても興味深い展覧会が開催されている。
Museu de Casa Brasileiraは、アヴェニダ・ファリア・リマ大通りに面していて、シダーヂ・ジャルジン大通りとの交差点のダコン・ビルの隣にある。

イタリアからやって来た一族の屋敷だったもので、その一族の家具や食器などの調度品も展示してある。
それらを見ただけで、僅か40-50年前にこんな生活があったのかと思うような、大富豪の生活が忍ばれるのである。
屋敷としては、敷地も広く、巨大な家なのであるが、美術館としてはそう大きなものではない。
いつも、小規模な企画展が開催されている。
しかし、小さくてもユニークなものが多い。
この屋敷の庭がかなり広く、屋敷の裏側にある大きなベランダをステージに音楽会も時々開かれている。
庭に面して、レストランも営業している。
5月2日から開催されているのは、世界で初めて空を飛んだことで知られているサントス・ドゥモンがデザインしたものを紹介する展示会である。

このサントス・ドゥモンは、ブラジル人なのであるが、その飛行活動のほとんどはパリで行っている。
父親がコーヒーで財をなした大富豪であったのだ。
その一族の屋敷の一つは、サンパウロ市のカンポス・エリゼオス地区に、やはり博物館として残っている。
父親がもうお金はいっぱいあるので、それを使って好きなことをしろと言ってくれたので、本当にパリで好きなことをしていたわけだ。
1898年から、1909年にかけて、20機もの設計をして、それらで実際に飛んでいる。
中には、プロトタイプで終わったものもあるが、すでに水上機もあるのだ。



こういった飛行機以外にも、リオ・デジャネイロでは家の設計もしているし、お湯のでるシャワーも設計したという。
更に、おしゃれだったようで服のデザインもしている。
そういったサントス・ドゥモンの色々なワークを紹介している展示がいっぱいである。
中庭には、模型も展示してあり、触れるものもあった。
ブラジル・サンパウロにはこういった催し物がいっぱいあるのだが、とても全部に行くことは出来ないし、紹介しきれない。
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これも3週間遅れてしまった。
(ワールドカップ態勢のためだ。)
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terça-feira, 30 de maio de 2006
ブラジル・サンパウロは、先週末から快晴が続いている。
日光がいっぱいだから、気温も25-26度くらいまで上がる。
しかし、それほど暑く感じない、。

真夏だと真上から照りつけられるから、肌がじりじりと焼ける感じがするのだが、
この時期は太陽の位置が低く、日差しが弱く感じる。
日中は暖かいので、
布団や毛布を毎日干している。
一戸建ての強みだ。
11時前に干して、せいぜい15時半くらいまでにしまわないと、布団は冷えてしまう。
朝夕は気温が低いのだ。
標高800メートルの高原に位置するサンパウロは、寒暖の差が激しいのである。
日中は暑くても、出勤時に寒い人がいるからそういう人たちは、上着を袋にしまって歩いている。
日中に歩いている人を見ると、まるで真夏のような人も多い。

こういった天気もどうやらもう終わりそうだ。
また、雲が低くかかった日が続くのだろうか。
そうなると、布団を干したりは出来ない。
このところかなり太陽の光をいっぱいに受けたので、気持ちが良かった。
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5月30日(火)に、スイスのバーゼルで行われたブラジル代表対ルーツェン選抜の親善試合で、52日間ぶりにロナウド Ronaldoがグラウンドに戻ってきた。
そして、筋肉の痛みから回復していることを証明した。
リズムはまだだが、ロナウドはロビーニョRobinhoと交替するまでのグラウンドにいた66分間の5ゴールのうちの4ゴールに参加した。
チームは、8対0で大勝利だった。
先週全くできあがっていないととても批判されたロナウドRonaldoの個人的な勝利は、グラウンドを去るときの暖かい拍手であった。
ロナウドは2ゴールをあげて、ブラジル代表としてのゴールは62ゴールになった。
ロナウドRonaldoは相手デフェンスの中に囲まれて、プレイを始めた。
アドリアーノAdrianoは動けた。
良い位置にいたロナウドへの最初の2回のボールは、ディフェンスに阻まれた。
3回目は、ロナウドRonaldoはエリアの真ん中にいて、頭で相手GKのダヴィヂ・ジブングDavid Zibungを脅かした。
しかし線審はオフサイドを宣した。
前半18分に、ロナウドはエリアの過度にいて、シュートを放ったが、GKに阻まれた。
ロナウドRonaldoは、カカKakáによる、ブラジルの最初のゴールとなるカウンター攻撃を引っ張った。
ロナウドはちょっとお腹が空いていた。
新たなカウンター・アタックの時、ロナウドはフリーであったアドリアーノAdrianoにパスを出さず、ボールと取られてしまった。
前半28分、ロナウドはルーシオからの良いパスをもらった。
もう少しでブラジルの2ゴール目となるところだった。
前半37分、ロナウドRonaldoはロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoから受けて、シュートした。
ボールは、ポールに当たった。
それを拾ったカカKakáがクロスをアドリアーノAdrianoに出した。
頭で、ブラジルの2ゴール目となった。
前半42分、ロナウドは迷いから覚めた。
カカが球を出した。 ロナウドがGKのダヴィヂ・ジブングの前に出て、ゴール。
後半、ロナウドは、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoとゲーム作り始めた。 しかし、ちょっと懲りすぎた。
ロナウドは休み始めた、しかしゼ・ロベルトZé Robertoからのパスで、ブラジルにとっての4点目を決めた。
後半21分に、パヘイラParreira代表監督はロナウドを休ませることにした。
ロビーニョRobinhoと入れ替えた。
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確かに、試合の初めは足が地に着いていないところがあって、もつれるような感じもあった。
しかし、ゲームには良く参加していた。
最初のゴールなど、いかにもロナウドという狙いすましたゴールであった。
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サントスのMFロドリゴ・タバタRodrigo Tabataは、FWのように活動をするために前に出て行くのか、それともその反対なのか。
5月28日(日)のブラジル選手権第8節の対コリンチャンスCorinthians戦では前に出ていて、ロドリゴ・タバタは傑出した動きをし、果ては1ゴールをあげた。これで、サントスSantosは2対0で勝利した。
サントスの監督のヴァンデルレイ・ルシェンブルゴVanderlei Luxemburgoはロドリゴ・タバタを賞賛し、FWロドリゴ・チウイRodrigo Tiuíの隣に、つまり前にロドリゴ・タバタを置き続けようかとまで言った。
「自分にとっては、とても良い。ここサントスでのやり方になれてきた。 自分にとって、大事なことはプレイすることである。 MFなのかもっと前なのかは別のことだ」と、ロドリゴ・タバタは言った。
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今年からサントスに移籍したロドリゴ・タバタは、2月3月頃は何か気負いが焦りに変わっていたようで、何試合か
出場しなかったり、途中出場したりであった。
しかし、4月末からは、サントスに馴染んできたのか、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴの信頼も得て、活躍している。
特に、最近の試合では左からのクロスが冴えまくっている。
体が大きい方ではないので、空中戦は出来ない。
MFが妥当だろう。
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久しぶりにMSIのキアが登場した。
キア・ジョオラビシアンKia Joorabchianの宣言だと、ガヴィオンエス・ダ・フィエウは静かになる。
コリンチャンスのサッカーの方向をにぎるMSIのキアは、カルリットス・テベスCarlitos TevezとニウマールNilmarからなる2人のFWがずっと確保する。
キアによると、コリンチャンスCorinthiansは2人についての条件提示を受けていないし、チームの重要な選手については誰1人交渉する気はない。
キアKiaは最初に現在のコリンチャンスにとって最も重要な選手のテベスの交渉をする気はないと保証した。
「チェルシーがテベスが欲しがっていると言うけれども、しかし公式には何もオファーはない。 彼は売っていない。
カルリットス・テベスはコリンチャンスCorinthiansでリベルタドーレスLibertadores杯に勝つという大きな計画の一部を行っている。
それでなくても交渉する気はない。 もし自分がそれをやったら、全て壊すことになる。自分は彼のような経験のある他の選手と契約することになる」と、キア・ジョオラビシアンは言った。
今年コリンチャンスで24ゴールをあげているニウマールNilmarについて、キア・ジョオラビシアンはリヨンLyon,と仕上げをしているところである。彼は近日中に公式にニウマールはコリンチャンスCorinthiansのものになると言った。
「ニウマールNilmar、リヨンLyonとコリンチャンスCorinthiansの間では、すべてちゃんとしている。 リヨンに書類を送るのだけが足りないだけだ」と、選手末に欧州から戻ってきたキア・ジョオラビシアンは明言した。
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キア・ジョオラビシアンがここまで言うのだから、、ワールドカップが終わってすぐにカルリットス・テベスが移籍するということはないかもしれない。
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ブラジル代表のアドリアーノAdrianoとエヂミウソンEdmílsonが向かい合って昼食をしたことは、和解を確実にするだろう。
ブラジルのコーチ陣は早速行動した。 この火曜日に2人の選手を同じテーブルで食事させた。
月曜日のトレーニングに起きた2人の不仲を終わらせるためである。
月曜日のトレーニング中に、アドリアーノAdrianoはエヂミルソンEdmílsonのファールが気にくわなかった。競り合いの中で、腕がアドリアーノの口に当たった。
その後、エヂミルソンEdmílsonがボールを奪ったときに、アドリアーノAdrianoは後ろから強引に入ってきた。
コーチ陣によると、問題は大きく報道されたことだ。 それで、グル-プのみんなが2人を同じテーブルに着けて、この件を解決させようとした。
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これで仲良くなったとは、報じられてはいない。
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5月30日15時30分(ブラジリア時間)に、スイスのバーゼルで、ブラジル代表が、ルーツェン選抜と親善試合を行う。
ロナウドにとっては、約2ヶ月ぶりの試合となる。
この試合で、カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は6人の選手を交代させると言っている。
まもなく試合開始だ。
ブラジル代表は、完全にベストメンバーで臨んでいる。
Dida. Cafu, Juan, Lúcio, Roberto Carlos; Emerson, Zé Roberto, Kaká, Ronaldinho Gaúcho; Ronaldo, Adriano.
ブラジル国歌斉唱の時には、マラドーナが出て来そうで、ドキドキした。

「20060530Futebol-Selecao-Lucerna-HinoBrasileiro.wmv」をダウンロード
(ブラジル代表の先発メンバーとフォーメーション)

(ルーツェン選抜の先発メンバーとフォーメーション)

15時31分、キックオフ。
前半18分
一応ブラジル代表が、シュートを打ちまくっているがまだ決まっていない。
DFがルシオとフアンしかいない。
SBのカフーとロベルト・カルトスは上がっているし、守備的MFのエーメルソンもゼ・ロベルトもあまり下がっていない。
ロベルト・カルトスの裏を抜けばという、よく言われるブラジル代表の欠点を特にこの試合では修正していない。
たまにカウンターでDFの薄さを突かれているようである。
前半19分 カカが右から持ち込んでクロス気味にゴール。
カカにとってはこの試合3本目のシュートであった。
前半37分 アドリアーノが頭で決めた。
ロナウヂーニョ・ガウーショがゴール前のロナウドにパス。
ロナウドのシュートはポストに当たって、横に転がった。
カカが拾ってあげた球をアドリアーノが決めた。
ゴール前は、かなり混乱していた。
相手はマークが弱いので、中盤はほとんどブラジル代表が走り回っている。
カカが一番フリー。
ロナウヂーニョ・ガウーショが要で、ロナウドに球を出すパターンが多い。
前半42分。 ハーフウェイラインからのロナウヂーニョ・ガウーショの縦パスを、ロナウドが拾い、ドリブルで独走。
20メートルは走って、ゴール右隅に決める。
前半45分。 前半終了。 3対0。
16時36分 後半開始。
後半になったが、まだ誰も交替していない。
ロナウドも引き続き出場している。
後半12分 ブラジルは、ロビーニョ、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ、リカルヂーニョ、エヂミウソンが交替の準備中のようだ。
ロナウドが、ゼ・ロベルトのパスを受けて、、がら空きのゴールに決める。
後半15分 ルーシオが左からゴール。
DFのルーシオがどこまで上がってきているのか。
※ここで日本の高原がゴールを決めたという情報が入った。
後半24分 リカルジーニョに対するファール。
リカルジーニョが軽く球を出し、それをロビーニョが踏んで止め、
ジュニーニョ・ペルナンブカーノがゴールに入れた。
恐るべしジュニーニョ・ペルナンブカーノ。
どうしてこんな人たちが「控え」なのか。
後半26分 カフーがシシーニョに交替。
ロベルト・カルトスがジウベルトに交替。
※ドイツが1点入れたという情報。
後半32分 ロビーニョのボンバー。
ゴール左隅に決める。
※ドイツが追いついたという情報。
後半40分 アドリアーノのゴール。
後半45分 試合終了。
8対0。
当然だ。
「20060530JN-Selecao-Amistoso-Lucerna.wmv」をダウンロード
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リンクは記事へ行うこと。
(試合映像録画済み)
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元々のレベルが違いすぎるから、コメントもない。
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ヴェッギスWeggisでの5月29日(月)のトレーニングをコーチ陣が行うのを決定したのは、ドイツの天気がまた良くないことを知ったあとだ。
小雨で、気温は10度、グラウンドは重い。
これは、6月5日からトレーニングを行うフランクフルトFrankfurtも、6月13日にワールドカップの初戦のクロアチアCroácia戦を戦うベルリンBerlimでも同じである。
パヘイラParreira代表監督の考えは単純である。
選手を、彼らがワールドカップで出会う気候に合わせることである。
ヴェッギスの天気を知ったあとで、パヘイラ代表監督はインターネットでブラジルがワールドカップで試合をする年の気温を探すように頼んだ。
パヘイラ代表監督は情報を入手し、たとえばベルリンが雨で、気温が5度から12度の間と知った。
それで、、パヘイラ代表監督は予定を守ることを決定し、選手をグランドに連れて行き試合形式の練習をすることにした。
「欧州の夏の初めには小雨は普通だ。 しかし6月には良くなる」と、8年間ドイツでプレイしているゼ・ロベルトZé Robertoは保証した。
「問題は寒さではない。 ブラジル選手達は欧州で活動しているからもう慣れている。 良くないのはグラウンドが重いことだ。 ブラジルのサッカーは早いパスを好むからだ」と言った。
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この日のトレーニングでは、選手達は初めて脛にプロテクターを着用した。
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ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraは、5月28日日曜日にオジセクOjisekで行われた2対2で引き分けたクロアチアCroácia対イランIrãの親善試合の報告書を入手する。
ワールドカップでブラジルの最初の敵となるクロアチアは、ホームでの試合でありながら引き分けであった。
イランは2回に渡って試合で優勢になったが、後半49分にペナルティーで引き分けとなった。
報告書は、ブラジルサッカー協会CBFの偵察役のジュリオ・セーザル・レアルJúlio Cesar Lealとジャイロ・ドス・サントスJairo do Santosが作成する。
2人は、ブラジルの敵のチームの視察をする役目がある。
クロアチアCroáciaは更に親善試合を2つ行う。 対ポーランドPolôniaと対スペインEspanhaである。
ブラジルとの試合の前に、パヘイラParreira代表監督はこれら2試合の報告書も入手する。
ブラジルの選手もまた初戦の敵を見ている。
たとえば、ロベルト・カルロスRoberto Carlosは4月23日のオーストリアÁustria戦で4対1と勝利したときの試合を見た。
「彼らは良かった。 しかしオーストリアとの試合とブラジルとの試合は違う」
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日本代表チームの偵察もこの2人が行うのだろうか。
ジーコに頼んだら早いのに。
そういうことはあり得ないが。
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ブラジルの広告には、ブラックな笑いを取るものが多い。
何度か見てやっとその意味がわかるものも多い。
サンパウロでは、営業していないのだが、Oi!(オイ)という携帯電話会社がある。
リオ・デ・ジャネイロはテリトリーになっている。
そのCMに、ロナウヂーニョ・ガウーショが出演している。
隣に、ロナウドもいるように見えるが、何となくそっくりさんのような気がする。
ロナウヂーニョ・ガウーショが、ロナウドとともにある高級レストランにいる。

そこで、ロナウヂーニョ・ガウーショの携帯電話の呼び出し音が鳴る。
呼び出し音は、"Oh!, Brasileiro!"と、ブラジルの応援歌だ。
大音量で、せっかくの雰囲気をぶちこわしている。
更に、2人は違う高級レストランにいる。
ここでも、ロナウヂーニョ・ガウーショの携帯が鳴る。
また、大音量である。
周囲の冷たい視線。

そして、今度は車で移動して、新たな高級レストランに着いた。
レストランの前で、ロナウヂーニョ・ガウーショが誰かに電話をしている。

「今からレストランにはいるから、よろしく」と。
そして、レストランに入っていくところで、CMのストーリーは終わりである。

「20060527CM-Oi.wmv」をダウンロード
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誰かにレストランの中にいる時を見計らって、電話をかけてもらっていたのだ。
わざと呼び出し音を鳴らしていたのである。
新機種の携帯電話の音が良いことを、アピールしていると思う。

このCMを、しばらく漫然と見ていたので何も気付かなかった。
面白いのは、
これらの高級レストランが、どういうレストランなのかということである。
最初は、フランス。
2番目は、アルゼンチン。
最後は、ドイツだ。
このCMもワールドカップを意識していたのである。
ネタがわかってみると、また面白さが倍増した。
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ブラジル代表のオフィシャル・スポンサーの一つにVIVOというのがある。
ブラジルで最大シェアの携帯電話会社でる。
Oi!は、3番目。
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5月29日(月)のスイスSuíçaのヴェッギスWeggisでのブラジル代表seleção brasileiraのトレーニングの最初は気温が5度と低かった。
しかし、活動が始まってすぐに、アドリアーノAdrianoとエヂミウソンEdmílsonの間で熱くなった。
ボールを争っているときに、エヂミウソンの腕が、アドリアーノの顔に当たった。
エヂミウソンEdmílsonは謝らなかった。
アドリアーノAdrianoはその後すぐに手をエヂミウソンの顔に当てた。
見た目にはちょうど反対であった。
何分かして、アドリアーノがボールを持って走り、ボールを止めようとしたエヂミウソンに向かってシュートを打った。
また、何も謝らなかった。
この時は、エヂミウソンは何もしなかった。
2人の間の雰囲気は良くないようにみえた。
先週のトレーニングで、2人はすでに気が合わなかった。
グラウンドでは、この月曜日から”戦い”のあと会話もない。
月曜日のトレーニングでもっとも目立ったのは、ジュニーニョ・ペルナンブカーノPernambucanoのゴール練習である。
彼は素晴らしいゴールをいくつも決めて、ファンを喜ばせた。
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23にんもいると、ブラジル代表の中でも色々とあるわけだ。
月曜日の練習は、午後だけだった。
雨の中の練習だった。
月曜日の夜には、バーゼルに移動である。
火曜日に、ルーツェン選抜との親善試合を行うからだ。
ちょうど、ドイツ代表と日本代表の親善試合の時刻と同じである。
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segunda-feira, 29 de maio de 2006
ブラジル代表のロナウドの父親ネリオ・ナザリオ・ヂ・リマNélio Nazário de Limaが、5月29日月曜日の朝リオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroに戻る途中に車の事故にあった。

他の人たちと一緒だった。
サンタ・クルーズSanta CruzのCidade das Crianças付近の、リオ-サントスRio-Santos街道の387キロメートル地点で、確認されていない車とぶつかった。彼の車Mercedez Bens V180は土手に落ちた。

連邦警察によると、マリア・ゴレチ・ヂ・オリヴェイラMaria Goreth de Oliveira46才だけが怪我をした。
彼女は、救急車で手当を受けて、コパ・ドール病院Hospital Copa D'orに搬送された。
ネリオ・ナザリオ・ヂ・リマは全く怪我をしなかった。
この件は、サンタ・クルーズSanta Cruzの36番署で取り扱われることになる。
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ロナウドの父親ネリオ・ナザリオ・ヂ・リマは、とても味のある人だ。
いつもニコニコしていて、ロナウドもそれに似たのだろう。
やっぱり、ベンツは頑丈な車のようだ。

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5月12日(金)の夜に始まった、ブラジル・サンパウロ州で起きた警察等への一連の襲撃は、5月17日(水)にはほぼ収まった。
収まってから、10日以上経つが、同様の襲撃は起きていないようだ。
ただ、いつものように、サンパウロ市のどこかで誰かが殺されているのは、変わらないはずだ。
襲撃事件の後始末が、全く進んでいない。
襲撃第1日目こそ、警察側に多くの犠牲者が出たのだが、
警察側が迎撃態勢を整えると、逆に襲撃側に犠牲者が続出した。
警察だって、非常時とあれば、普段以上に「銃」を使うのには、全く躊躇しなかったはずだ。
自分の命だって危なかったのだから、当たり前だ。
その結果、100人以上が殺されている。
それらの死体が、法医学院に持ち込まれて、検視を受けることになっているのだが、
いつまで経っても、その結果を発表しない。
一部は、前科などがあるから身元がわかったものもいるが、身元がわからないものも多い。
検視検索書とともに、警察の報告書も必要なのだが、これも揃っていない。
また、その報告書にも不十分な点があるという。
どういう状況で殺したのが、説明不十分であるものがあるというのだ。
警察だって闇雲に殺してはいけないのだ。
交戦でとか、警告後に銃を向けたとかの、正当な理由が必要なのだが、本当にそういった要件を満たしていたのかどうかも不明なものがあるという。
更に、組織には関係ない、その他の犯罪者も、こういった機会に一掃された可能性があるようだ。
更に、「警察によるものとしか思えない」事件で、若者が何人か立っているだけで、殺されたとかいう事件も起きた。(あくまでも殺された側サイドの言い方だが。)
また、殺された死体も、腕などを狙われたものよりも、頭や胸を狙われたものが多かったようだ。
それだけ、警察が「復讐の念」に燃えていたことがわかる。
これも、この期間中であれば、仕方ないことであっただろう。
この事件は、最初に700人を超える組織に関係する収容者を、より警備の厳しい刑務所へ移動させたことがきっかけであるといわれている。
この情報を記録したCDを、移動の前に買い、転売したという「組織に雇われた弁護士」がいる。
国会の「CPI調査委員会」に呼ばれて、証言をしていた。
5月24日には、州の刑務所局長が辞任した。 日系人であった。
6年半の長きにわたってその任にあったのだが、今度の事件についての、責任を問うかのような動きがあって、辞任を決めたようだ。
新聞には、事件後ずっとこういうことが書き連ねてあるが、とても読み切れない。
(ワールドカップ態勢だから仕方がない。)
さて、ブラジルの警察にはいろいろあって、日本のように簡単ではない。
その中で、人数も多く一番主力と思われるのが、「軍警Policia Militar」と呼ばれるものである。
まるで、憲兵を思わせるような名称であるが、今は三軍とは関係ない。
一応、州に属している。(有事の際には、予備役になるという話もある。)
70-80年前は、州兵のような存在だったので、その名残で軍警いう名前だし、組織内の階級も軍隊の階級名が使われている。
ちなみに、消防・救助隊も軍警の一部である。(それで、今回の襲撃では犠牲者が出ている。)
この軍警の階位を、2月に紹介していた。
給与も出ていた。
一番上のColonelとは大佐というようなもので、月給は40万円くらいである。
Tenenteとは中尉というような位置づけである。
一番下の2つは、2等兵と1等兵という位置づけである。
Caboとは伍長である。
これで、月給が8万円くらい。

ブラジルの給与は年間13ヶ月だから、月給を13倍すると年収になる。
命をかけるに値するかどうかだ。
サンパウロ州の軍警の給与は実は他州に比べて決して高くない。
むしろ安いくらいである。
それでも、希望者は多い。
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ブラジル・サンパウロは、今週の木曜日まではちょうど1週間寒かった。
寒いか寒くないかは、雲があるかないかにかかっていて、低くたれ込めていて、日が覗かないと寒いのだ。
先週末には一日雨が降ったりして、気分までめいってしまいそうだったが、
久しぶりの雨なので我慢した。
木曜日には、サンパウロ上空に止まっていた寒冷前線が通過して、晴れたのだが、
乾燥した寒気団が来たそうで、晴れている割りには寒かった。
ただ日中は気温は上がるのである。
空気は冷たいのだが、日光に当たると暖かいのである。
汗ばむくらいになるのだ。
10時頃までは寒いのだが、それから気温はグンと上がる。
そして15時を過ぎて、日が傾くと気温がグンと下がるのだ。
夏でもこれは同じような感じである。
だから、家を何時に出たかによって、街を歩いている人の服装が違うのだ。
重武装している人は、やはり早朝に郊外から出て来た人だ。
日中、住宅街で半袖で歩いている人は、その辺の人だ。
日中は暖かくなるので、上着は厚くして、下はTシャツという人も多い。
極めて合理的である。
昼間には、同じ道を半袖どころかノースリーブで歩いている女性もいれば、
厚いコートやセーターで歩いている人もいる。
足元を見るとブーツもいれば、裸足のような人もいる。
自分でよく考えて服装を決めないと、全くあてにならない。
人は人として、まあ厚着にしておいた方が無難だ。
昔、情報が何も無くて、サンパウロはブラジルで、亜熱帯に属するからといって、冬の服なんか持ってこなくて
大変な目にあった。
商店でも、あまり良いものは売っていなくて、安くはなかった。
ウールが無くてアクリルのものが多かった。
今は、東京の渋谷の厳冬の時に来ていたものを、ちゃんと来ている。
まあ、それに今は商店では冬物を沢山売っている。
種類も多くなったし、デザインも良くなった。
5月27日(土)と28日(日)は、晴れたし、気温も上がった。
多分26度くらいまで、最高気温は行ったのではないだろうか。
日光を沢山浴びて、気持ちの良い日になった。
どちらの日も、ほとんど快晴であった。
空の青さが、本当に眩しい日であった。

こういう日が続けばいいのだが。
27日の夜は、珍しくそれほど寒くはならなかった。
28日の夜も、24時でも17度とちょっと高めだ。
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domingo, 28 de maio de 2006
ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウSabrina Sato。
4月2日にレギュラー出演していた、rede TV!局のpanico na TVという番組から外された。
これ以降スタジオにはやってきていない。
しかし、5月7日の放送から、「サブリナ・サトウがビデオ・レターを勝手に送りつけてきている」ことで、その妙に編集の良いビデオが、panico na TVで放送されている。
今日5月28日(日)にもいつものように20時にpanico na TVは始まった。
もうサブリナ・サトウがいないのは段々と当たり前のようになってきた。
サマンバイヤとか、何とか言うサブリナ・サトウの場所を奪った女性達が段々と定着してきた。
21時6分から、またサブリナ・サトウのビデオ・レターが始まった。
21時21分に、終わった。
サブリナ・サトウは、SBT局と契約したという情報がある。
新しい番組が始まるという噂だ。
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サッカー・ブラジル選手権の第8節が、5月27日(土)と28日(日)に行われた。
結果は次の通り。
5月27日(土) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
18h10 Figueirense 0 x 0 Fortaleza Orlando Scarpelli
18h10 Ponte Preta 2 x 5 Paraná Moisés Lucarelli
18h10 Atlético-PR 1 x 0 Juventude Kyocera Arena
5月28日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Internacional 1 x 1 Cruzeiro Beira-Rio
16h Santos 2 x 0 Corinthians Vila Belmiro
16h Santa Cruz 1 x 1 Botafogo Arruda
16h30 Fluminense 1 x 0 Flamengo Maracanã
18h10 Goiás 2 x 1 São Caetano Serra Dourada
18h10 Vasco 1 x 1 São Paulo São Januário
18h10 Palmeiras 0 x 1 Grêmio Palestra Itália
※コリンチャンスは生彩なく、サントスに敗れた。
(サントスの先発)

(コリンチャンスの先発)

※サンタ・クルーズは引き分けで勝ち点を得たが、未だ勝ち星はない。
※フルミネンシ対フラメンゴのリオ・デ・ジャネイロの”クラシコ”は、フルミネンシが勝利。
フラメンゴのネイ・フランコ監督の初勝利はまたお預け。
フルミネンシは、単独トップに立った。
※サン・カエターノは一度は同点に追いついたが、ゴイアスに突き放された。
※ヴァスコ・ダ・ガマ対サンパウロFCは、引き分けだが、後半には白熱した試合となった。
(ヴァスコの先発と控え)


(サンパウロFCの先発と控え)


※グレミオは試合開始早々にレッドカードで1人減ったにもかかわらず、点を入れた。
地元での試合にかかわらず、それを逆転できなかった情けないパルメイラス。
「20060528GN22-BA8.wmv」をダウンロード
次節の第9節の予定は次の通り。
5月31日(水) 第1日目
試合開始 試合予定 競技場
19h30 Juventude x Ponte Preta Alfredo Jaconi
19h30 Cruzeiro x Atlético-PR Mineirão
19h30 Fortaleza x Vasco Castelão
20h30 São Caetano x Internacional Anacleto Campanella
21h45 Flamengo x Palmeiras Maracanã
21h45 Grêmio x Santos Olímpico
21h45 São Paulo x Fluminense Morumbi
※フラメンゴのネイ・フランコ監督は、パルメイラス相手に初勝利となるか。
※サンパウロFCは、フルミネンシを迎える。
勝利でトップを奪えるか。
6月1日(木) 第2日目
試合開始 試合予定 競技場
20h30 Paraná x Santa Cruz Pinheirão
20h30 Botafogo x Figueirense Maracanã
20h30 Corinthians x Goiás Morumbi
※コリンチャンスはゴイアスをモルンビー競技場に迎える。
ゴイアスのアントニオ・ロペス監督は、古巣に一矢報えるか。
コリンチャンスのジェニーニョ監督にとっても、同様に古巣だ。
(第8節を終了した時点での順位)

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サッカー・ブラジル選手権の第8節のヴァスコ・ダ・ガマ対サンパウロFCの試合が、5月28日(日)18時10分から、リオ・デ・ジャネイロのサン・ジャヌアリオ競技場で行われている。
ブラジル杯の決勝を決めた頃から、ブラジル選手権では調子を崩しているヴァスコ・ダ・ガマである。
対するサンパウロFCは、これはと言う選手はいないにもかかわらず、バランスがいいチームに見える。
この試合も、リカルド・オリヴェイラが先発している。
前半10分に、サンパウロFCのアレックス・ヂアスが先取点をあげた。
後半8分に、ヴァスコのイゴールが、頭で決めた。
これで、1対1の同点になった。
後半46分試合終了。 1対1の引き分け。
「20060528GN22-BA8-Vasco-SaoPaulo.wmv」をダウンロード
(試合映像録画済み)
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後半は、スピード感があり、両チームの特性がよくでていた試合であった。
いい試合だった。
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5月28日の日曜日に、フルミネンシFluminenseのジュニアとの練習試合の前に、ロナウドRonaldoの身体についての質問に、ロナウドがいらいらした。
ロナウドは、コーチ陣が公表していない、彼の体重について質問されるのは好きではない。
「あなたは何も信じないでしょう。 いいことを行っても何も信じないでしょう。 医者が言っても、パヘイラ代表監督言ったことも。 あなたは面倒を起こしたいだけだ。 論議を起こすことなくワールドカップを過ごすことはとても難しいことは知っている。 しかしそれを起こすことはないはずだ」と言った。
そういった議論はただロナウドに対してだけでしょうという質問に、ロナウドRonaldoは
「あなたに聞いたんだ。自分にではない」と答えた。
ロナウドは、またこの週の火rだづくりのトレーニングを終えた後の身体のコンディションについてもコメントしなかった。
「誰が評価するかと言えば、パヘイラ代表監督だ。 自分は怪我から復帰していて、グループと一緒にトレーニングをしている。 良くなるように務めている。 過去にそうだったような、自分の状態に従わなければならないことはない」
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だいたい、毎日毎日同じことを訊かれていると、こういう答え方をしたくなることもわかる。
他に聞くことはないのかと思いたくなるはずだ。
他の選手への質問でも、ロナウドは回復しているかという質問がとても多い。
パヘイラ代表監督は、2日に一度記者会見をしているが、今でもこの2-3ヶ月聞かれている事はそう変わらない。
曰く、ロナウドの件だけではなく、ライバルはどこかとか、楽観主義をもっているかとか、そんなことばかりだ。
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ブラジル代表の”魔法の4人”"quadrado mágico"が、5月28日(日)に行われたフルミネンシFluminenseのジュニア(U20)との練習試合で輝いた。
試合は早いリズムで行われ、13対1であった。
主な理由は2つある。
天候が良くなかったことと、相手がロナウヂーニョ・ガウーショに直面して守備に過剰にしたことだ。
パヘイラParreira代表監督は、前半に正選手を使い、後半には全員を変えた。ともに45分間行われた。
(GKのジュリオ・セーザルJúlio Césarが唯一の参加しなかった選手である。)
ヴェッギスWeggisは、雨で寒かった。 選手は心配していた。 フルミネンシFluminenseのジュニアの選手達は、前日の土曜日の夜は、アイドルと対戦することで興奮して眠れなかった。
トレーニングの最初は、フルミネンシはブラジル代表には有効ではなかったが印象を与えた。
最初は厳しくマークした。前半5分にチアゴ・サントスThiago Santosがロベルト・カルトスRoberto Carlos からスペースを奪った。
しかし、激しいあたりやきついマークを避けて、”魔法の4人”はワールドカップへの道を発見した。
ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho、ロナウドRonaldo、カカKaká、アドリアーノAdrianoの4人はグラウンドの中で一緒にパスをかわし、ゴールした。
最初はロナウドだった。 12分だった。
ロナウヂーニョ・ガウーショが受けて、ペナルティー・エリアに入ったところで、角度があったが、ゴールした。
8分後に、アドリアーノAdrianoが決めた。
26分には、カカKakáがロナウドRonaloからのパスを決めた。
35分に、カフーが決めた。
ロナウヂーニョのゴールは、45分だった。
ロナウドからもらって、左に決めた。
インターヴァルの後に、パヘイラParreira代表監督は正選手を引っ込めた。
フルミネンシの監督アレシャンドレ・ガマAlexandre Gamaも同様だ。
少年達はほとんど抵抗しなかったので、ブラジル代表の控えはリカルヂーニョRicardinho、ロビーニョRobinho(4点)、フレッヂFred、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(2点)が決めた。
ブラジル代表の正選手l: Dida,
Cafu, Juan, Lúcio, Roberto Carlos;
Emerson, Zé Roberto, Kaká, Ronaldinho Gaúcho;
Ronaldo, Adriano.
ブラジル代表の控え : Rogério Ceni,
Cicinho, Cris, Luisão, Gilberto;
Edmílson, Gilberto Silva, Ricardinho, Juninho;
Fred, Robinho.
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何よりも、フルミネンシのジュニアの選手達にはいい経験であったに違いない。
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サッカー・ブラジル選手権の第8節のサントス対コリンチャンスの試合が、5月28日(日)16時から、サントスのビラ・ベルミロ競技場で行われている。

(参考画像:昔の東京球場の在ったところのような雰囲気。)
当初首位を行きながら、ここのところ勝ち星が無く5位に落ちてしまったサントスが、良い選手を揃えながらそれを生かし切れずリベルタドーレス杯南米選手権から敗退し、逃亡の旅を続けるという醜態をさらしたコリンチャンスを迎える。
コリンチャンスは、現在3人の選手をワールドカップの代表に出している。
アルゼンチン代表のテベスとマスケラーノと、ブラジル代表のリカルヂーニョだ。
3月までブラジル代表に招集されてきたグスタヴォ・ネリは代表には選出されなかった。
故障があったのも一因だが、最近は代表らしからぬプレイも多かった。
この代表達の穴を埋めるのがFWラファエル・モウラやMFロジネイ、ロジャーやDFマルクス・ヴィニシウス、ヴェンデル達である。
ところが、先週の日曜日の第6節の対ヴァスコ・ダ・ガマ戦で、FWのニウマールがくるぶしを痛めた。
さらに、この試合でラファエル・モウラがレッドカード。
第7節の対インテルナシオナウ試合では、FWがいなくなった。
そこを埋めたのが2月に契約しながら、クラブの事情で出場していなかったマルシーニョ・カリオカである。
本来はMFがポジションである。
また、MFカルロス・アルベルトが、その対ヴァスコ・ダ・ガマ戦の後、リオ・デ・ジャネイロの夜に「喧嘩」で右目を痛めた。 網膜剥離で選手も危ういとも言われていたが、検査の結果では比較的軽かったようだが、7月中旬のワールドカップの後までは出場できないと言う。
第7節の試合の後、更に3名の選手がイエローカードが3枚累積して、この第8節の試合に出場停止となった。
MFロジャー、マルセロ・マットス、マルクス・ヴィニシウスだ。
このサントス戦も、どの選手が出場できるのか、どうやってチームを組むのかが焦点になっていた。
SBグスタヴォ・ネリーが練習中に痛みを訴えていた。
FWニウマールが土曜日の時点でもまだ痛みを訴えていた。
貴賓席に、王様ペレが孫を1人連れて、観戦に来ている。


試合直前まで、コリンチャンスの先発メンバーは発表されなかった。
(サントスの先発メンバーと控え)


(コリンチャンスの先発メンバーと控え)


しかし、グスタヴォ・ネリーとニウマールは先発した。
リベルタドーレス杯南米選手権の対リバープレート戦でのプレイで、ファンの怒りをかい、しばらく外されていたDFベトンが先発している。 (前節の試合では後半途中から出場していた。)
ベトンは、コリンチャンスの生え抜きである。 それなのに、ファンから出て行けといわれて、「コリンチャンスが自分の家だ。行くところがない」と泣いていた。 真面目ないい選手である。 まだ若い。
試合は、
前半20分に、左のコーナーキックをロドリゴ・タバタが蹴り、それをサントスのクレーベル・サンタナが頭で決めて、先取点をあげた。
ロドリゴ・タバタはこのところ抜群の働きをしている。
完全に、サントスにとけ込んだようだ。
(ここまでになると、日本代表のという話は無くなるだろう。)
前半40分に、グスタヴォ・ネリーが、ルーベン・ジュニオールに交替。
前半を終了して、1対0。
後半12分に、コリンチャンスのSBルーベン・ジュニオールにレッドカード。
ハンドのファールが故意と判断されて、2枚目のイエローカードとなった。
後半15分、サントスのロドリゴ・チウイに対するファールと判断されて、ペナルティーの機会。
しかし、これは完全に主審のミス。
コリンチャンスの選手は、一切触れていなかった。
ペナルティーを、クレーベル・サンタナが蹴ったが、GKシルヴィオ・ルイスがはじいた。
後半48分に、ゴール正面で単独になった、ロドリゴ・タバタが決めた。
ブラジル選手権での、ロドリゴ・タバタの初のゴールになった。
後半49分 試合終了。
2対0で、サントスの勝利。
「20060528SporTVnews-BA8-Santos-Corinthians.wmv」をダウンロード
(試合映像録画済み)
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サントスの本拠地なので、コリンチャンスが負けても仕方ないけど、それにしてもメリハリのない試合だった。
サントスだって、チャンスを何回も外していた。
1人減った時点でコリンチャンスの勝ちはなくなっていた。
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ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウSabrina Sato。


レギュラー出演していたrede TV!局で放送している、ブラジルで一番「問題」の番組のpanico na TVを、4月2日の放送を最後に外されたことになっている。
それでも5月7日の放送からは、ビデオ・レターという形で、また中途半端な形で出演している。
スタジオにはやってこない。
今週は、おなじrede TV!局の月曜日から金曜日まで22時30分から1時間半ほど放送しているSuper POPという番組にゲスト出演していた。
そして、さらにSBT局が放送しているエビ・カマルゴHebe Camargoという、「ブラジルの黒柳徹子」として誰でも知っている女性が司会をしている対談番組にも、ゲスト出演していた。

ブラジルでは通常テレビ局と専属出演契約を結ぶから他局の番組には、まず出演しないのであるが、このSBT局とrede TV!局は友好関係にあるのか、タレントがクロス出演している。
SBT局と言えば、視聴率的にはGLOBO局の次である。
やたら映画番組が多くて、映画で稼いでいる局と一部では言われている。
そのほかにも、メキシコ製の連続ドラマを良く放送している。
ブラジルのドラマにどこか似ているが、出演者がちょっとバタクサイ。
SBT局で、一番視聴率を稼いでいるのは、実はオーナーだ。
超有名な司会者でもあるシルヴィオ・サントスだ。
今でも、毎日ゴールデンタイムに出演している。
シルヴィオ・サントスも、他局で放送しているpanico na TVにも出演したことがある。
他局の視聴率稼ぎに協力したことになる。
このシルヴィオ・サントスの盟友でもあるのがエビ・カマルゴ女史。
他の人が言えないことも直言できるという。

テレビ出演歴も長いことで、
サンパウロの高級住宅街のモルンビーの中でも、もっとも高級なシダーデ・ジャルヂン地区の大豪邸に住んでいる。
この大豪邸も、panico na TVの中でサブリナ・サトウが訪問したことがある。
「ピザの宅配」をやったときのことだ。
エビ・カマルゴ女史の番組に出演したサブリナ・サトウは、また例の歌を歌い踊った。

この番組も日本では放送されていないだろうから、
サブリナ・サトウが歌い踊る映像を、アップする。
「20060527HEBE-SabrinaSato.wmv」をダウンロード
※※このブログで使用している全ての映像と画像への直リンクは禁止。
必ず記事へのリンクとすること。
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サブリナ・サトウがあちこちで見られるのも良いが、それだけpanico na TVから遠ざかっているように思えてきた。
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ブラジルサッカー協会CBFは、「虚偽」の報道には、必ず反論をする。
①
サンパウロ市で発行されている一流紙でフォーリャ・ヂ・サンパウロFolha de S.Pauloという新聞がある。
真面目な新聞だ。
先般のサンパウロ州で起きた「一連の警察襲撃事件」について、日本のある一流新聞はこのフォーリャ・ヂ・サンパウロのサイトの報道を、そのまま引用して掲載した。
だが、サッカーに関しては、よくCBFに反論されている。
知っている限り、まずこの新聞の記事である。
一年間に数回CBFの怒りを買っているが、出入り禁止にはなっていないようだ。
今回のCBFの発表は次の通り。
「5月27日土曜日のフォーリャ・ヂ・サンパウロ紙Folha de S. Pauloへの報道に反論。
coluna Painel欄の題名:erde-amarelaで報じられた、
ブラジル代表団の者が、ルーツェンLucerna市にあるカジノに行ったというのは事実ではないことを、ここに確認します。」
更に、もう一つ反論があった。
珍しいことにランシというスポーツ紙である。
この新聞については、この2年間では初めてかもしれない。
「5月27日発行のランシLance!のコラムDe Prima欄で報ぜられた”CBFがブラジル代表の新たなスポンサー契約をイタウ銀行banco Itaúと交渉し合意した”ということは事実ではない」。
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なぜかフォーリャ・ヂ・サンパウロ紙だけが、「がせネタ」を飛ばしているようなのだが、
他の新聞も同様のはずだが、フォーリャ・ヂ・サンパウロ紙を目の敵にしているようだ。
GLOBO紙をふくむブラジル最大のメディアグループGLOBO”帝国”とは蜜月なのは間違いない。
ブラジル代表団の中で、練習に関係ないのが団長のはずだ。
サンパウロ州サッカー協会の会長である。
何かカジノに行きそうな雰囲気はある。
団長の仕事は、歓迎行事などの出席や来客の接待など、外向きの仕事が主である。
2日前は、FIFAのブラッター会長とCBF会長の相手をしていた。
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ロビーニョRobinhoは、ワールドカップに出場する全選手の中で2番目に体重が軽い。
60キロである。
1番軽いのはサウジ・アラビアのモハマド・アル・シュリョーブMohammad Al Shlhoub選手で59キロである。
ロビーニョは、まだもっと筋肉の塊をつけなければと言った。
「太ったんだ。 より強くなった。 でも、もっとつけなければ。 もっと肉を付けるようにしている。 しかし、まだアドリアーノじゃない」と、冗談を言った。
「前のように落ちてはいない。大きくなれる。しかし自分の活力を失うことだけは出来ない」
レアル・マドリReal Madridでは、ロビーニョRobinhoをより強くするために食事とトレーニングのプログラムを作り、特別に配慮している。
ロビーニョにとって、欧州のサッカーを経験した一年は、ワールドカップでの働きに重要になると言った。
「サッカーが違う。選手はもっときつい。 審判は選手をもっと走らせる。 欧州でのワールドカップは、自分にとっても良いことになるだろう」と明言した。
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ロビーニョは、身長もそれほど無いがそれにしても軽い。
ブラジル代表では一番若く、次と次の次のワールドカップは大活躍することになるだろう。
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カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira代表監督は、5月27日にスイスのヴェッギスWeggisで行った試合形式の練習でのブラジル代表選手の出来に満足した。
ワールドカップに向けての準備において、最初のトレーニングである。
「まだ良くならなければならないところや細かいことはある。 ワールドカップ前の最初のトレーニングだ。 普通というか良かったと考えることが出来る。 もっと練習して、昨年の形にする」と、パヘイラ代表監督は語った。
パヘイラParreira代表監督にとって、選手達は身体やテクニックは別のことで、ただトータルなコンディションをこのスイスSuíça.でのトレーニングの成果とするという。パヘイラ代表監督はこのトレーニングは選手がどんなものかを見るために行っただけで、修正はこの日曜日に行うフルミネンシFluminenseのジュニアとの試合形式の練習でやり始めると説明した。
「シーズンの終わりのチームというのではなく、シーズン半ばのチームにしたい。 身体の状態も良くしないと」
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これから更に磨いていくようだ。
日曜日の練習は必見だ。
パヘイラ代表監督の指導は、どこに力点を置くのかが気になる。
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5月27日土曜日の午後、ヴェッギスWeggisのテルモプラン・アレーナArena Thermoplanでブラジル代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraは、試合形式の練習を指導した。
パヘイラ代表監督は、正選手のチームにベストメンバーを選んだ。 最初はグラウンドを小さく使った。
ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho GaúchoとロナウドRonaldoが光っていた。
ロナウドは2回ゴールをした。
最初はいいパスをもらって、素晴らしいゴールをマークした。
2回目のゴールは、シシーニョCicinhoの失敗をものにして、ボールを持って単独で進み、GKロジェリオ・セニRogério Ceniの先に隅に入れた。
身体がまだ十分ではないといいながら、とても良く動けていた。
その後、グラウンドを全部使った。
正選手達は更に2ゴールを決めた。
アドリアーノAdrianoは、カフーからのクロスをものにして、空っぽのゴールに決めた。
そのすぐ後に、ゼ・ロベルトZé Robertoが左から前に進み、クロスでゴールを放った。
クリスCrisが頭で決めたのが控えチームのゴールだった。
しかし、パヘイラParreira代表監督はオフサイドとした。
試合結果:
正選手Titulares 4 x 0 控えReservas
正選手チーム: ヂーダDida,
カフーCafu, フアンJuan, ルーシオLucio, ロベルト・カルトスRoberto Carlos;
エーメルソンEmerson, ゼ・ロベルトZé Roberto,
カカKaká , ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho;
ロナウドRonaldo, アドリアーノAdriano
控えチームReservas: ロジェリオ・セニRogério Ceni (ジュリオ・セーザルJúlio César),
シシーニョCicinho, クリスCris, ルイゾンLuizão, ジルベルトGilberto;
エヂミウソンEdmilson, ジウベルト・シウヴァGilberto Silva,
ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucano,リカルヂーニョRicardinho;
ロビーニョRobinho, フレッヂFred
---------------------------
テレビの中継映像を見ていたが、パヘイラ代表監督が途中で何度も中断させて、指示を出していた。
「20060527SporTV-Treino-a.wmv」をダウンロード
しかし、どちらのチームもとんでもないメンバーばかりだ。
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パウロ・マシャード・ヂ・カルヴァーリョ競技場estádio Paulo Machado de Carvalho が、新たに整備された。
サンパウロ市のスポーツ・レジャー・レクリエーション局Secretaria de Esportes, Lazer e RecreaçãoはコリンチャンスCorinthiansにパカエンブーPacaembu競技場の修理完了を書面で伝えた。
これによって、長い期間にわたってコリンチャンスの実質的なホームであるこの建物が新たにコリンチャンスによって使用できることになる。
使用許可にもかかわらず、コリンチャンスはこの上半期はこの愛して止まない舞台を使用しない。
リベルタドーレス杯南米選手権Taça Libertadores da Américaに敗退したあとすぐの安全と、ファン組織のガヴィオンエス・ダ・フィエウのとの関係で問題により、コリンチャンスCorinthiansはサンパウロにおけるブラジル選手権Campeonato Brasileiroの試合を代替場所で行わせるように依頼した。
6月1日の対ゴイアス戦と、6月4日のフラメンゴ戦は、ともにモルンビー競技場で行われる。
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パカエンブー競技場に戻ってくるのは、いつになるのか。
ワールドカップ後に、ブラジル選手権が再開される7月中旬にはパカエンブー競技場を使用するのであろうか。
パカエンブー競技場にコリンチャンスの試合を見に行ったのは、4月下旬が最後である。
2ヶ月半は行かないことになる。
夜でも自宅から歩いていけるという、数少ない娯楽なのである。
そろそろ戻ってきて欲しいものである。
コリンチャンスの年間の試合は、最大で80試合を超えるはずだったが、リベルタドーレス杯南米選手権では敗退したので、80試合を割ることになった。
そのうちの半分は、ホームで行われることになるのだが、そのホームから逃げているので、パカエンブー競技場での試合は30試合もないことになるかもしれない。
まれに、パルメイラスやサンパウロFCが使用することもあるが、どうも落ち着かないようだ。
※パウロ・マシャード・ヂ・カルヴァーリョ競技場というのが、パカエンブー競技場の正式名称である。
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sábado, 27 de maio de 2006
左SBのロベルト・カルトスRoberto Carlosが、5月27日土曜日にブラジル代表を去る前に、カフーCafuが作った歴史的な記録に並びたいと打ち明けた。
現在、カフーはブラジル代表として143試合に出場していて、ロベルト・カルトスは127試合で、17試合の差がある。
「少なくともカフーと同じになりたい。 越えるのはとても難しい。 彼は止めないでしょ」と、冗談を言った。
カフーCafuより3才若いロベルト・カルトスRoberto Carlosは、2006年のワールドカップの後もブラジル代表を続けると記録に達することが可能になる。
36才のカフーは、ブラジル代表のユニフォームを脱いで、シシーニョCicinhoに道を開くだろうからだ。
現在、ロベルト・カルトスRoberto Carlosは33才である。
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カフーの後任は、シシーニョでほぼ決まりだ。
だが、ロベルト・カルトスの跡を継ぐものはまだはっきりしていない。
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ブラジル人女性を1人を含む5人のファンが金曜日に侵入したことで、ヴェッギスWeggisでのトレーニングの警備がこの5月27日土曜日から強化された。
10人の警備がグラウンドの端でファンを監視した。
以前は、僅かに受け入れ組織の人間だけが、マスコミのコントロールをしていただけだった。
そのほかに、ファンは、柵がないところからは排除された。
ヴェッギスのトレーニング場のゴールの裏側は、土曜日から空っぽになった。
僅かにカメラマンがいるだけだ。
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昨日まで、警備がなかったに等しかったということだ。
5千人が、興奮したら10人でもとても足りないが、スイスではそんなこともないだろう。
ところで、ブラジル代表の話題を追っていったらとても手に負えなくなってきた。
ブラジル代表のホテル内での取材は今までは行われていない。
トレーニングの前に、朝と夕に記者団の前を通るときに、インタビューをして良いことになっている。
適当に選手やコーチ陣を捕まえて、ちょっとした話を聞くだけだ。
選手23人全員が話すわけではない、バスを降りてグラウンドに行くまでの間で、全部でせいぜい20分くらいだ。
それに、カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督が夕方に記者会見をしている。
後は、グラウンドの中ので練習の様子と、練習後のちょっとしたファンとの触れあいなどが報じられるだけだ。
そう情報が発せられているわけではない。
それでも、もうパンクしている。
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ブラジル国内のブラジル選手権もまだ行われているわけで、そちらのニュースも多少扱いが少なくなってきたように思えるが、それでも週に2回試合があるから、それなりの情報はある。
そのほかのブラジル国内のニュースや、サンパウロの出来事も、素材としてはちゃんと持っているのだが、処理できなくなって溜まる一方である。
どんどんボツになっている。
サブリナ・サトウや、panico na TVについても、遅れに遅れている。
サンパウロで撮影した写真も、山積している。
一応落ち着いている「一連の警察に対する襲撃」についても、まとめられていない。
この時期に新聞には、犯罪組織についての解説が細かくあって、なかなか貴重なのである。
これらの組織が、いつ出来て、そのように変容したか。
現在の組織の仕組みと、資金の動き等々が、細かく説明されていた。
「麻薬」の取引がもっとも大きな柱のようであるが、それだけでもなく、またそれらを支える仕組みも興味深かった。
得た資金を、学校の運営や、法学部に通う学生への奨学金としても使っているとか、長期的な視点も持っていることがわかった。
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当分、「ワールドカップ態勢」であるが、どうしようか思案しているところもある。
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5月26日(金)に、ワールドカップのドイツ大会に出場する日本代表が、ドイツに到着したという映像が、ブラジルのニュースでも報道された。
F組なので、そこそこ親善試合の結果などは、最近はよく報道されていた。
だが、ニュース映像を見るとよくわかるが、報道のポイントは一つだけだ。
”ジーコ”(ブラジルではジーコには何も称号はない。神様でもない)にだけ関心があるのだ。
ただ到着しただけなのに、150人もの日本の報道陣が、ジーコを迎えたという具合だ。
ジーコ以外のブラジル人スタッフも、顔と名前がでていた。
おまけに、ジーコの現役時代の映像。
「20060526JN-CopadoMundo-SelecaoJaponesa-Zico.wmv」をダウンロード
これでは、日本チームの到着のニュースと言えるのかな。
選手の顔を抜いた映像はなかった。
選手も一緒に着いたはずなのに。
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とにかく、ブラジルの日本チームの紹介の中心にはいつもジーコがいる。
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sexta-feira, 26 de maio de 2006
ブラジルでおそらく唯一といっても良いサッカー雑誌のPLACARのワールドカップ特別編集号が発売された。

価格は、R$9.99。
街の新聞・雑誌売り場では、まず絶対におつりをくれない、とてもいやらしい値付けだ。
最近、こういう価格設定をしているものが多いので、出来るだけカードで支払うことにしている。
さすがにワールドカップなので、他にも色々とワールドカップ向けの特別編集雑誌が1ヶ月前くらいから発行されていた。
しかし、どれもこれも全く陳腐なものであった。
オフィシアルガイドというものも、ブラジル代表が発表される前日くらいに発行されていたのだが、これも内容はたいしたことはなかった。

PLACARが、満を持して、データ満載の内容の濃い特別編集号を出してくれた。
各国代表毎に4ページを使っている。
最初のそのチームについての概要を説明している。

その次に、過去の出場成績。 予選での試合結果。 親善試合の結果などデータ満載。
フォーメーション、ユニフォーム、等々。

3-4ページ目には、代表選手のプロファイルが紹介してある。
本名、身長、体重。
代表試合数、ゴール数。
生年月日、出生地。
所属クラブ来歴。
ワールドカップ出場歴。


ブラジル代表を見ていたのだが、キャプテンのSBカフーは、1994年から出場していて今度で4回目のワールドカップ出場となる。
だが、今回で5回目のワールドカップ出場となる人がいることに気がついた。
代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラだった。

1994年年の米国大会での優勝監督であるが、そのほかにもクウェート代表、UAE代表、サウジ・アラビア代表の監督として出場していた。
残念ながら、ブラジル代表監督の時しか勝利がない。
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こういった雑誌の他に、選手のシールを別途買って貼り付けていく台帳のような雑誌がある。

代表は、新聞の日曜版に同梱されていたので持っている。
2ヶ月ほど前に発行されたので、代表選手がかなり実際とは違っている。
ブラジル代表にしても4名くらいは違っていた。
シールも袋に入ったものを買うので、誰のシールが入っているかわからない。
それで、仲間と交換するというわけだ。
全部で500枚以上揃えるのだが、7割だか8割だか揃えると、残りは販売してくれるようだ。
これもオフィシャルだという。
元々はイタリアの出版社のもののようだ。

これが実ははやっているらしい。
高校生が、学校の前に溜まって、これを肴に騒いでいるをの見たことがある。
テレビの広告はこんな感じだ。



ナカタは未だ健在だ。

何人も選手は出てこないのに、どうしてこんなに大きく取りあげられているのか。
「20060511CM-Panini.wmv」をダウンロード
とにかくこのシール集めのどこが面白いのかわからない。
PLACARの特別選手版を買えば、正しい代表選手がでているのに。
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5月26日金曜日、ブラジル代表はヴェッギスWeggisの競技場の安全が難しいことを知った。
穏やかな侵入者が選手を驚かせた。
しかし誰も怪我はしなかった。
選手が、午後のトレーニングの最後に、伸身運動をしていたときに、ブラジル人ファンのシエラ・ソアレスがグラウンドに侵入した。
ロナウヂーニョ・ガウーショのところまで走って、抱きついた。


選手達は冗談だと思って、拍手までした。
ガードマンが、トラブル無く外へ連れて行った。
しかし、続いて、他の侵入者がでた。
4人が入った。
ガードマンが全力で対応した。
ブラジル・サッカー協会CBFのガードマンはチームの周りを囲んだ。
「優しさの発露だ。 誰も驚いていない」と、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoは言った。
CBFは競技場の管理に土曜日からは安全を強化するように依頼した。
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文章にすると、どうも様子がわかりにくい。
「20060526SporTV-Selecao-Treino-Invasao.wmv」をダウンロード
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侵入者には、ブラジル人が多かった。
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5月26日金曜日、ブラジル代表の医師ジョゼ・ルイス・ルンコJosé Luís RuncoはスイスのヴェッギスWeggisのテルモプラン・アレーナThermoplan Arenaでのトレーニングのあとに、ロナウドRonaldoをかばった。
ロナウドは、見た目から、体重が多いと批判を受けている。
「見た目で間違う。 この件についてちゃんとしている。 ある人は痩せているようでもそうではない。 ロナウドRonaldoのことだけを話す」と、ジョゼ・ルイス・ルンコは言った。
ジョゼ・ルイス・ルンコはロナウドRonaldoの体重については心配していないと保証した。
彼にとって、重要なことはロナウドの脂肪率である。
「ヴェッギスWeggisでの身体検査によると、正常値である」
コーチ陣は、スイスでの身体検査での結果を明らかにしない。 しかし、FIFAのサイトでは736人のワールドカップに参加する選手のデータが発表された。
これによると、ロナウドは82キロである。 2002年の同じFIFAの発表では、ロナウドは77キロであった。
「チームの選手にはロナウドよりも悪い者がいる。 時には100キロを超える選手でも見た目によらず太っていない者がいる。それは彼が筋肉質だからだ。 70キロしかないような別の者がいるが、体重が多い、それは脂肪だ。」
ジョゼ・ルイス・ルンコは名前は出さなかったが、 グラウンドを見た。
「だから、グループ活動のあとに誰がトレーニングを続けているか見たら」
この金曜日、アドリアーノAdriano、エヂミウソンEdmílson、ロビーニョRobinho、ロナウドRonaldo、エーメルソンEmerson、シシーニョCicinho、ジウベルト・シウヴァGilberto Silvaがトレーニングの後走っていた。
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アドリアーノ、ロビーニョ、シシーニョは、ブラジルで休暇を過ごしたので、たらふく食べたような気がする。
ロナウドは、特に食事の制限など無いと言うことだ。
他の選手と同じものを食べている。
急に体重を落とすことは、選手をトレーニングの疲れから回復させない。
脂肪を落とさずに、筋肉を落とすと言う。
ロナウドは、来週火曜日に予定されているルーツェン選抜との親善試合に出場する予定である。
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トレーニングで一番疲れている選手の1人にもかかわらず、ロナウドはユーモアを忘れない。
ロナウドRonaldoは、仲間土じゃれ合い、冗談を言い、いつもニコニコしている。
ロナウドは、4月8日からプレイしていないので、人一倍の練習は必要だと知っている」
「疲れた。疲れた。 しかし、とにかくやらなくては、 ワールドカップにむけてやる気いっぱいだ。 もっと準備する」と言っている。
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ロナウドは、魅力と話題がいっぱいだ。
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6月13日に行われる対クロアチアCroácia戦がワールドカップCopa do Mundoの初戦となるブラジル代表の先発メンバーについて、カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira代表監督はブラジル代表には控えの選手はいないと明言した。
パヘイラ代表監督によると、十二分な理由は責任を果たせる準備が出来ている全ての選手の質である。
「ある選手を控えのグループというような気はない。 ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucano、エヂミウソンEdmilson、またはロビーニョRobinhoを控えというのは、臆病に過ぎる。 重要な23人の選手がいて、状況に応じていつでもチームにはいる。」
ワールドカップに始めて出場するロビーニョは、パヘイラ代表監督に同意している。
「自分はブラジル代表を助けるために準備をしている。 と全ての選手がそうだ。 しかしとは言っても11人しか入れない。 仕事(トレーニング)をして、監督が必要とするときに、いつでも助ける。」と、ロビーニョは冷静に言った。
「年齢のあって、シーズンはそれほど長くなかった。 いくつかの試合で勝ち抜いた。自分の筋肉は文句を言っていない」
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確かに、それぞれが所属するクラブで控えの者はいない。
それどころか、ジュニーニョ・ペルナンブカーノは、フランスの最優秀選手だ。
それでも、ブラジル代表では「控え」。
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FWのルイゾンLuizãoがフラメンゴFlamengoの111番のユニフォームを着て復帰するのはワールドカップドイツ大会のあとになる。
右足の裏に痛みを感じて、ルイゾンは治療中であるが、まだそこに痛みを感じている。
ルイゾンはグラウンドで軽いトレーニングはしているし、筋肉トレーニングもしている。
ルイゾンは、対ボタフォゴBotafogo戦で、MFセルジオ・マノエルSérgio Manoelとぶつかって痛みを感じた。
「とても強く踏まれた。 怪我はひどくない。 しかし問題多いところだった」と医師のヴェルテル・マルチンスWalter Martinsは明言した。
フラメンゴFlamengoのユニフォームを着て11試合で、ルイゾンLuizãoは8ゴールを決めて、今シーズンのチームでは2番目に得点を決めている。
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11試合も出場していて、8ゴールも決めていたとは驚きだ。
ほとんど幻の111番のユニフォームだと思っていた。
どんな顔をしていたのかも忘れそうだ。
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ブラジルは、クロアチアCroáciaとの初戦までに18日トレーニングが出来る。
試合は、6月13日にベルリンBerlimで行われる。
しかし、カルロス・アルベルト・パヘイラ監督はワールドカップのためにブラジル代表の準備をするためには不十分な時間だと考えている。
「思ったようなレベルで初戦を迎えることが出来ないのは確かだ。 ワールドカップの間に達するようにしている。 チームは8ヶ月も一緒にトレーニングをしていない。 クロアチアのと試合はいい感じで始めるために重要である。」
カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は最初の敵を観察しているところだ。
しかしライバルについてコメントするのは避けた。
「クロアチアはまだ3試合の親善試合を行う。 ビデオを手にいれて、分析する。 チームは予選から特に新しいことはない。 しかし敵についてはコメントしない」と、言った。
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ブラジルでは、もっとも注意すべき敵はクロアチアというマスコミの評価である。
F組で一番弱いのは豪州というのだが。
スタイルは、イングランドに似ている。 ロングシュートを打ってくるなどと言っていたが。
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サッカー・ブラジル選手権の第7節が、5月24日(水)と25日(木)に行われた。
結果は次の通り。
5月24日(水) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
19h30 Juventude 4 x 1 Santa Cruz Alfredo Jaconi
19h30 Paraná 0 x 0 Figueirense Pinheirão
19h30 Cruzeiro 5 x 1 Ponte Preta Mineirão
20h30 São Paulo 4 x 1 Palmeiras Morumbi
21h45 São Caetano 2 x 1 Atlético-PR Anacleto Campanella
21h45 Flamengo 2 x 2 Santos Maracanã
21h45 Fortaleza 2 x 5 Fluminense Castelão
※サンタ・クルーズはまだ勝ち星がない。
※サンパウロFCは、パルメイラスに大勝。
リカルド・オリベイラは先発出場で、2ゴールをあげている。
(試合映像録画済み)
※サン・カエターノは地元で勝利。
エルトンも良い動きをしていたようだ。
※サントスは前半を2対0で折り返した。
また、ロドリゴ・タバタの左からのクロスが冴えわたった。
しかし、後半に追いつかれてしまった。
ところで、ルイゾンはいずこへ。
ワールド・カップのあとに復帰予定ということである。
ネイ・フランコ監督は、デビュー戦を飾れず。
(試合映像録画済み)
「20060524JG-BA7-a.wmv」をダウンロード
「20060524JG-BA7-b.wmv」をダウンロード
5月25日(木) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
20h30 Botafogo 4 x 1 Vasco Maracanã
20h30 Grêmio 2 x 0 Goiás Olímpico
20h30 Corinthians 0 x 1 Internacional Morumbi
※ボタフォゴは、ヴェスコに大勝。
降格圏を脱出した。
こちらの監督は、デビュー戦を飾れた。
ドドゥがインタビューで、監督が替わったら雰囲気が変わったと言っていた。
つい先月は、リオ・デ・ジャネイロ州選手権で優勝した監督だったのに。
※グレミオが地元で勝利。
※コリンチャンスは、負け。
代表選手が3名抜けて、
FWのニウマールは前の試合での怪我で欠場。
FWのラファエル・モウラは、前の試合のレッド・カードで出場停止。
他にも出場停止がいた。
さらに、MFカルロス・アルベルトは、喧嘩が元の目の怪我で戦線離脱。
チームを作る方が難しい状態だった。
その中で、かつてのアイドルのマルセリーニョ・カリオカが遂に登場。
得点はなかったがフル出場していた。
「20060525JG-BA7.wmv」をダウンロード
次節の第8節の予定は次の通り。
5月27日(土) 第1日目
試合開始 試合予定 競技場
18h10 Figueirense x Fortaleza Orlando Scarpelli
18h10 Ponte Preta x Paraná Moisés Lucarelli
18h10 Atlético-PR x Juventude Kyocera Arena
5月28日(日) 第2日目
試合開始 試合予定 競技場
16h Internacional x Cruzeiro Beira-Rio
16h Santos x Corinthians Vila Belmiro
16h Santa Cruz x Botafogo Arruda
16h30 Fluminense x Flamengo Maracanã
18h10 Goiás x São Caetano Serra Dourada
18h10 Vasco x São Paulo São Januário
18h10 Palmeiras x Grêmio Palestra Itália
※コリンチャンスは、サントスと対戦。
ニウマールもラファエル・モウラも復帰するはずだが。
※フルミネンシ対フラメンゴという、リオ・デ・ジャネイロの”クラシコ”がある。
※サンパウロFCはヴァスコ・ダ・ガマと。
※パルメイラスは、地元でグレミオとだが、どうかな。
---------------------------
気分がワールドカップに向いているせいか、
ブラジル全体の気温が低いせいか、
どの試合も入場者数が少なく見えた第7節であった。
(第7節を終了した時点での順位)

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これからワールドカップの間は、ブラジル代表はとても忙しい。
だからというわけでもないだろうが、多くの選手は合宿の前に髪をキチンとしてきた。
アドリアーノや、ロビーニョなどは、ほとんど剃ったようになっている。
そして、一番見違えたのがカカである。

とても短く切っていた。

「若く見えるでしょ。 50日もしたら、元に戻るよ」
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伸びっぱなしなのが、エヂミウソン。
暇がなかったそうだ。

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quinta-feira, 25 de maio de 2006
スイスのヴェッギスで合宿中のブラジル代表のアドリアーノの始めての子供が、あと20日で生まれる予定だということだ。
名前は、もうアドリアーノとすると、インタビューではっきり言った。
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ブラジル代表は、ワールドカップ中にいつも選手の子供が生まれるそうだ。
2002年は、ルーシオ。
1998年は、タファレル。
1994年は、ベベット。
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カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraは、5月25日木曜日に、ワールドカップ前のこのトレーニング期間で一番心配なのはブラジル代表の守備の部分であるといった。
パヘイラ代表監督は、ブラジルはボールを持たないプレイを覚える必要があると思っている。
「これらの選手達に教えることは何もない。 ボールを持たないチームを強化することと、試合の哲学を与えることである。 ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoのような選手達は自由が必要である。 ボールを持てば彼らは決定することを知っている。 それで、そうする。 全ての選手が名選手であり決定することと困難な状況に対応できる。 ただ必要なのはボールを持たないチームを強化することである。 目的は共同責任のチームにすることである」
パヘイラParreira代表監督は、ブラジルが才能に満ちているという事実が、ワールドカップで簡単に勝てる国ということを意味しないことを警告した。
「ブラジル代表は世界のサッカーのよい選手達でできている。 しかしそれはワールドカップに優勝するということを意味しない。 チームとしての機能でプレイする才能が必要だ。 それが出来れば、また優勝するための基本的な一歩となる。 才能だけでは十分ではない」
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才能といっても、どの選手も際だっている。
それだけでも、十分にすごいことなのだが。
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5月25日木曜日に、40分間、アドリアーノAdriano、ロナウドRonaldo、カカKaká、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho、ゼ・ロベルトZé Roberto、エーメルソンEmerson、ロベルト・カルトスRoberto Carlosは、カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira代表監督の指揮で戦略練習をした。
”魔法の4人”は、感動させなかった。
トレーニングは、早いテンポで行われた。 しかし、もっと期待されていた。 パヘイラ代表監督は3つのグループを作った。
それぞれ7人が、攻めと守りである。
4人にとってのもっとも難しかったのはボールを持つことであった。
プレイが激しくなると、パスのミスが増えた。4人がいるチームが一番ボールを持てたのは最大1分12秒であった。
ボールを取らなくてはならないときに、困難さは増した。
筋肉痛を感じているロナウドRonaldoは休んだ。 ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho GaúchoとアドリアーノAdrianoはまた力が入らなかった。
エーメルソンEmerson、ロベルト・カルトスRoberto Carlos、ゼ・ロベルトZé Roberto、カカKakáにおいて行かれてしまった。
カカKakáは”4人”のチームで1人だけ良いプレイをして唯一のゴールを決めた。
アドリアーノAdrianoは危ういシュートを3発出した。
「このチームは去年の10月から一緒にトレーニングをしていない。 8ヶ月だ。 ここでは誰も奇跡は起こせない。
トレーニングを第一にやる」と、パヘイラParreira代表監督は弁護した。
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もう、激しいトレーニングに入っている。
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肉体的には100%ではないと認めながらも、ロナウドRonaldoは活気がある。
ロナウドはブラジル代表のトレーニングのあいだはしゃいでいる選手の1人である。
ロナウドは、行為について説明した。
「ブラジル代表の時はいつもいいんだ。 ここにいる大きさがわかる。 それで、楽しくさせる」
体重が基準より上なことについても冗談を言う。
「1週間で、グループに追いつくには十分だ。 シーズンにはあまりプレイしなかったことは事実だが、他の人よりよりトレーニングをしてついていくようにする。 疲れているのには耐えなくてはならない。 コーチ陣が言う通りする」
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ロナウドは、口は達者だけど、確かに練習中の表情は疲れている。
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5月25日、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho、ロナウドRonaldo、カフーCafu、エーメルソンEmerson、ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucano、エヂミウソンEdmilsonは、スイスSuíçaのヴェッギスWeggisでのブラジル代表seleção brasileiraの第3回目のトレーニングは特別なワークを行った。
6人の選手は、トレーナーのモラシー・サンタナMoraci Sant'Annaとパウロ・パイションPaulo Paixãoの指導の下で、テルモプラン競技場Estádio Thermoplanで他の選手達とは違った活動をした。
スイスの小さな街は、ブラジルの選手を見に来た人でいっぱいになった。
グラウンドでのほんとに単純な動きにでも拍手を送った。
トレーニングは、約1時間半行われた。
木曜日の午後は、選手達はテルモプラン・アレーナに戻り再び仕事をする。
カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira 代表監督がボールを使った戦略トレーニングを指揮する。
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ブラジル代表は、午前と午後の2回トレーニングを行う。
午前は9時頃に開始だ。
現在ブラジル・ブラジリア時間(サンパウロも同じ)と、スイスの時差は5時間である。
練習開始時の9時は、ブラジルでは早朝4時である。
この時間に、GLOBO局系のスポール専門チャンネルでは、この練習光景を1時間半も生中継している。
「20060525SporTV-Selecao-Treino.wmv」をダウンロード
練習にも価値がある、ブラジル代表である。
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ここに来て、ブラジル通貨レアルの下落が続いている。
5月22日の米ドルの金利上昇の予想の影響で、世界的な株式市場の下落が始まったが、この日にレアルの下落が始まったかのように感じていたが、違ったようだ。
レアルの対米ドルレートの下落は、2週間ほど前から徐々に進んでいた。
5月22日からは急落が始まったのである。
22日に株と同時に下落したレアルは、23日には午前には戻したのだが、午後にはまた下落して、結局僅かな下落となった。
そして、本日5月24日には、再び対米ドルで急落した。

この結果、昨年8月-9月の水準までに戻ったことになる。
対米ドルレートだけの下落かと思ったが、対ユーロも対日本円も同様の下落を示している。


2004年の8月を底とした、この1年半のレアル高の流れが、逆になり始めたのだろうか。
確かに、レアル高により、貿易黒字が縮小してきたことは事実なのであるが、輸出額は伸びているのである。
ブラジルの超高金利を背景にしたブラジル国債を買いつづけてきた海外の投資家が、米ドルとの金利差が縮むとの予想で売りに入ったという話もある。
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個人的には、もっとレアルには下がって欲しい。
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アドリアーノAdrianoは、ワールドカップでコーチ陣からもっとも大きな期待をされている1人である。
アドリアーノは、2002年以後のブラジル代表では22ゴールを決めている得点王であるが、ドイツでロナウドRonaldoの横でプレイするのに不安を持っている。
「ワールドカップでロナウドRonaldoの隣でプレイするのはファンタスティックなことである。 誰もが夢見ていたことである。右の足から始めることを期待している。 そうなることを信じている。 南米予選では一緒にプレイする状況があって勝ち抜けた」と言った。
アドリアーノAdrianoはブラジル代表のもっとも新しい2つのタイトルで出て来た。
2004年のアメリカ杯Copa Américaと2005年のコンフェデレーション杯Copa das Confederaçõesである。
それらの試合では得点王artilheiroになり、最優秀選手に選出された。
しかし、両方ともロナウドRonaldoはチームに入っていなかった。
アドリアーノは、ルイス・ファビアーノLuís FabianoとロビーニョRobinhoとプレイした。
アドリアーノは、ブラジルが楽観的であっても問題ないと考えている。
「責任は我々にある。 素晴らしい選手達のチーム支払った価格だ。 しかしそれは障害ではない。 我々のサッカーを見せるべきだと知っている。 足を地につけている」と、アドリアーノは言った
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ロナウドは、以前にロビーニョと組むよりは、アドリアーノと組む方がいいといっていた。
アドリアーノが最前線にいると、自分が動くスペースが出来るからと説明していた。
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quarta-feira, 24 de maio de 2006
5月24日水曜日、ブラジル代表のスイスのヴェッギスWeggisでの最初の練習の日に、コーチ陣はロナウドRonaldoに甘くはなかった。
その他の選手の方がより軽い練習であった。 ロナウドはとても疲れていた。 ロナウドにとって、今はチームにはいるための時だという。
「 これくらいきつく体を動かすことから始めて、とてもいい。きほんてきには最初の試合のための準備である。 今は疲れるときである。 耐えなくてはならない」と、ロナウドは言った。
ロナウドRonaldoは、ほとんどの同僚よりはこのシーズンは活動していないことと、それでグラウンドではより疲れるのだと思っている。
「他の選手よりもトレーニングをより多くするのは当たり前だ。 少ししかプレイをしていない。 もっとトレーニングをしてチームに入らなくては。 1週間で彼らのレベルに到達すると思う」と明言した。
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ロナウドの完全復活が楽しみだ。
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カルロス・アルベルトCarlos Albertoを無期限にコリンチャンスCorinthiansのグラウンドから外すことになったリオ・デ・ジャネイロの「夜のお店」での混乱に巻き込まれたことで、カルロス・アルベルトは更に財布も傷めることになった。
家の、ベッドで、左目の怪我の治療という窮屈な状態にあるカルロス・アルベルトを、コリンチャンスは罰することになる。
金銭的な罰は発表されていない。
このほかに、カルロス・アルベルトCarlos Albertoは正選手の地位を失った。
ロジネイRosineiが、5月25日にモルンビーMorumbi競技場でおこなれるブラジル選手権の第7節の対インテルナシオナウInternacional-RS戦と、その後の日曜日に行われる対サントスSantos戦でも、彼のポジションにはいる。
そして、6月1日の対ゴイアス戦でもカルロス・アルベルトは出場しないであろう。
全ての試合は、ブラジル選手権Campeonato Brasileiroではとても重要な試合である。
カルロス・アルベルトがリオ・デ・ジャネイロの夜に巻き込まれた喧嘩は、友達や兄弟のフェルナンドFernandoを守ろうとしたというような単純なものではない。
カルロス・アルベルトは待ち伏せされていた。 カルナヴァルの時に起きた喧嘩の復讐vingançaということである。
15人がカルロス・アルベルトCarlos Albertoのグループを取り囲んで、混乱が始まった。
カルロス・アルベルトは、コリンチャンスが手配した眼科のテストを受けることになっている。
網膜剥離が起きているかどうかを発見する目的である。
コリンチャンスCorinthiansの医師パウロ・アントニオ・ヂ・フェリアスPaulo Antônio de Fariaも、コリンチャンスの広報もカルロス・アルベルトの怪我の重大さについては確認をしていない。
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コリンチャンスに関するニュースには、いいものは一つもない。
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スイスSuiçaのヴェッギスWeggisの競技場でブラジル代表seleção brasileiraはボールを使った練習を行った。
選手達は、11時30分にグラウンドに戻ってきた。
直ちにボールに触れ合った。
7分間ほどの間、選手はとても楽しそうだった。
このあとで、パヘイラ代表監督は選手をグラウンドの真ん中にあつめて、準備運動をさせた。
このあと、グラウンドでボールを持って選手を3つのグループに分けた。
一つは黄色のジャケットを着て、もう一つはオレンジ色のジャケットを着て、そして何もつけないチームの3つである。
ヂーダDida、ロジェリオ・セニRogério Ceniがキーパーである。
チーム分けは次の通り:
オレンジLaranja: ロビーニョRobinho, ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho, エヂミウソンEdmílson, ロベルト・カルロスRoberto Carlos, ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho, フアンJuan, ジウベルト・シウヴァGilberto Silva.
黄色Amarelo: シシーニョCicinho, ジュリオ・セーザルJúlio César, リカルヂーニョRicardinho, ジウベルトGilberto, クリスCris, ルイゾンLuisão, フレッヂFred
ジャケット無し: ロナウドRonaldo, エーメルソンEmerson, アドリアーノAdriano, カカKaká, ゼ・ロベルトZé Roberto, カフー、Cafu, ルーシオLúcio
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ジュリオ・セーザルも、GKのはずなのだが。
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スイスSuíçaのヴェッギスWeggisでの、この水曜日の、ブラジル代表Seleção Brasileiraのトレーニングの前に、マスコミにもっとも包囲された選手の1人がカカKakáである。
カカは、2002年のワールドカップとの違いを分析した。
「2002年は違った。 最後になって招集された。 今はもっと成熟し経験もある。 ブラジル代表の中心人物protagonistasの1人になる機会もある」と明言した。
カカは、ブラジルを除いて、優勝候補の代表をあげた。
「伝統のある代表で、アルゼンチンArgentina、イタリアItália、イングランドInglaterra、フランスFrança、スペインEspanha」
カカはロナウドについてもコメントさせられた。
「問題ない。 彼は怪我から戻ってきている。 トレーニングする時間はある。 ロナウドは戻る」と締めた。
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カカのコメントは、いつも優等生的で面白いところがない。
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ロナウドRonaldoはスイスSuíçaのヴェッギスWeggisでの、グループの他の者とは異なった計画による、初めての練習を始めた。
5月24日水曜日の朝に、テルモプラン・アレーナThermoplan Arenaでトレーシングをする15人は、トレーナーのモラシー・サンタナMoraci Sant´anna,の指導により準備運動をした。 ロナウドは1人だけグラウンドの端に戻った。
全部で、16人は芝生に戻り、約6キロを走った。
ロナウドRonaldoはとても汗をかいた。
太陽が再びヴェッギスWeggisにあらわれて、このところ寒くて、心配していたコーチ陣を安堵させた。
ロナウドは遅れ始めた。
しかし、コーチの指導によりランニングのリズムを取り戻し始めた。
最後は、50メートル走を行った。
ロナウドRonaldoはこの最初のトレーニングでもっと動いたブラジル代表選手からはかけ離れていた。
「とっても大きい」と、トレーニングの間、ロナウドはヴェッギスWeggisのグラウンドについて冗談を言った。
FIFAの公式サイズなのであるが。
ロナウドはとても良いように見えて、元気だった。 ある時は笑っていた。
4月8日からプレイをしていないロナウドは、同僚達の助けも受けていた。
あるものが休んでいるときに、ロナウドが走っていて大声を出すのを聞いていた。
「いけ、いけVamos, vamos, vamos...」
ロナウドは、29才、いいシーズンではなかった。
しかし4回の怪我にもかかわらず、スペイン選手権では14ゴールをあげていた。
ロナウドは、ワールドカップドイツ大会では、27日間に7試合をしなくてはならない。
この間怪我をすることなく過ごせるだろうか。
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とりあえず、ロナウドはお元気そうだ。
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スイスSuíçaのヴェッギスWeggisにおけるブラジル代表seleção brasileiraの最初のトレーニングは身体造りからだ。
選手達は、朝7時に起きて、血液検査を行い、それからテルモプラン・アレーナThermoplan Arenaに向かった。
筋肉トレーニングの部屋で軽く過ごしたあとに、16人の選手達はグラウンドに出て来た。
選手達はグラウンドに出て来たのは10時を過ぎた頃であった。
モラシー・サンタナMoraci Sant´annaの指導の下、準備運動を一通り行った。
基本的なのもので、50メートル走や、コーンの間を縫って走ったりした。
ロナウドRonaldoだけが、異なったトレーニングをした。
ロナウドはよりしっかりと準備運動をした。そして、グラウンドへ戻った。
トレーニングは約50分間続いた。
その後で選手達は更に10分間グラウンドにいた。
ヴェッギスWeggisのファンと、選手達の直接の出会いは、水曜日の午後になる。
ブラジル代表の練習の全ての入場券は売り切れている。
5000人のファンがテルモプラン・アレーナThermoplan Arenaで待ちかまえている。
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本当に練習だけでも一見の価値がある。
拝みたいくらいだ。
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ブラジル代表Seleção Brasileiraの選手達は、5月24日水曜日の7時30分から、宿舎のパーク・ホテル・ヴェッギスPark Hotel Weggisで血液検査を行った。
検査をするために12時間の間食事をしていなかったこともあり、検査後の朝食は選手を元気づけた。
食事のあと、ロナウヂーニョ・ガウショRonaldinho Gaúcho、エヂミウソンEdmílson、ジルベルト・シウヴァGilberto Silva、ルイゾンLuisão、ヂーダDida、ロジェリオ・セニRogério Ceni e、ジュリオ・セーザルJúlio Césarは、医師のジョゼ・ルイス・ルンコJosé Luís Runco、セラフィン・ボルジェスSerafim Borges、ロドリゴ・ラスマールRodrigo Lasmarに引き連れられて身体検査に向かった。
他の選手達は、芝生の上での最初の仕事をするヴェッギスWeggisの競技場へと向かった。
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このために、昨夜の夕食のメニューについての報道がなかったのかな。
予定通り進行しているようだ。
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ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraが、5月23日夕刻に、最初の記者会見を行った。
600人のジャーナリストと100のテレビ局が集まった。


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カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督が特別に注視しているのは対クロアチアCroáciaの初戦で試合は難しいのものなると見ている。 それはタイトルを取るという目的の最初には当たり前の緊張からだ。
「初戦はとても重要だ。 緊張する試合で、その後の勝利への道を広げるものである。 うまく始めることが重要だ」と、カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は言った。
カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は、ブラジル代表が静かに合宿できるスイスSuíçaのヴェギスWeggisを選んだブラジルサッカー協会CBFを誉めた。
「しかし、それはホテルの中だけだ。 一旦外に出たらそれは起きる。 700人以上のジャーナリストと5000人のファン。 それらはブラジル代表にとっては普通のことだ。」
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ブラジル代表は、大変な自信に支えられている。
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terça-feira, 23 de maio de 2006
コリンチャンスのMFカルロス・アルベルトCarlos Albertoが、月曜日の未明にリオ・デ・ジャネイロで問題を起こした。
ジェニーニョGeninho監督はトレーニングでも、この5月25日木曜日のブラジル選手権Campeonato Brasileiroの対インテルナシオナルInternacional-RSの試合でも、カルロス・アルベルトを監視すると約束した。
カルロス・アルベルトに対する処罰は、技術的にも身体的にも明らかに落ちたときは、正選手のポジションも控えの地位も失うことになる。
「いかなる選手の個人的な生活に入るのは好まない。 休み中、選手は好きなことが出来る。 カルロス・アルベルトが起こしたことが重要なことでなかったり、彼が面倒なことを起こしたかは別のことだ。 それで、もっともまずい罰はチームから外すことだ。 プロの選手は外に出されるということは契約違反と理解するべきだ」と、ジェニーニョは明言した。
カルロス・アルベルトCarlos Albertoは週末に行われた対ヴァスコ・ダ・ガマ戦で4対2で勝利したあとに、リオ・デ・ジャネイロで自由を与えられた。 彼は休みを取って法的な問題を起こした。
戻ってくるのは火曜日になる。
報道によると、カルロス・アルベルトはリオ・デ・ジャネイロの「夜のお店boate」で喧嘩をした。
一緒にいた兄弟のフェルナンドFernandoは、カルロス・アルベルトは喧嘩に巻き込まれてはいないと誓っている。
「隠すことは何もない。 リオ・デ・ジャネイロで問題はあった。 しかし正確に何が起きたかは知らない。 混乱の詳細を知るために選手を待っている。 それで決定をしたい」とジェニーニョGeninho監督は言った。
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カルロス・アルベルトは、リオ・デ・ジャネイロの出身である。
以前はフルミネンシにいた。
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リオ・デ・ジャネイロでのカルロス・アルベルトCarlos Albertoの冒険aventuraは高い物についた。
彼のキャリーさえ危ぶまれている。
カルロス・アルベルトは、リオ・デ・ジャネイロの南部の「夜の店boate」で喧嘩に巻き込まれた。
左の目を強く打地、コリンチャンスCorinthiansの試合から2試合外された。
カルロス・アルベルトは5月23日火曜日にコリンチャンス本部のパルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeには現れなかった。
眼科oftalmologistaの診断を受け、網膜剥離descolamento de retinaの可能性があるとして、自宅で絶対安静になっている
怪我は簡単ではない。
目の症状だけではなくカルロス・アルベルトCarlos Albertoは完全に医者から自由になることはない。
彼は、サンパウロについて、コリンチャンスにいる医師のパウロ・アントニオ・ヂ・フェリアスPaulo Antônio de Fariasの家に電話を掛けている。
状況の重大さを考えて、パウロ・アントニオ・ヂ・フェリアスはカルロス・アルベルトに専門医のところに行くように指示した。

眼科医oftalmologistaはいくつもの検査を行い、目の怪我を診断した。網膜に小さな傷があり治療に長い期間かかると警告した。

多分、少なくとも5日間ほどしてコリンチャンスの広報によって発表される。
カルロス・アルベルトは少なくともこれからの2試合はチームから外すされた。
ともにブラジル選手権の試合として行われる5月25日の対インテルナシオナウInternacional-RS戦と28日の対サントスSanto戦である。
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カルロス・アルベルトにとっても、人生の大問題になりそうだが、
コリンチャンスにとっては、大問題である。
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ブラジル代表の選手の中で、いつもメディアへの露出度が高いのは、ロベルト・カルロスとロナウドである。
そのロナウドが、今回ブラジルには戻ってきていなかった。
戻ってきていれば、いつものようにリオ・デ・ジャネイロの夜の話題をさらったはずである。
今回は、アラブ首長国連邦のドバイで過ごしていた。
その後に、ロンドンに行き、ベッカムのフェスタに参加した。
そしてスイスのチューリッヒに入った。
ロンドンから、スイスのチューリッヒ国際空港に着いたところだ。



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よく考えてみると、ロナウドはリオ・デ・ジャネイロから出発すると発表されていた。
あの発表は、嘘だったことになる。
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心臓、整形外科等の検査のために、ブラジル代表の選手は3グループに分けられた。
これらの検査は、5月23日(火)と24日(水)に、スイス・パラプレジック・センターSwiss Paraplegic Centerで行われる。
23人のグループは身長を考えた。
検査機器のセットを毎回変更することがないようにである。
ロベルト・カルロスRoberto Carlos、ロビーニョRobinho、リカルヂーニョRicardinho、シシーニョCicinho、ジルベルトGilberto、ゼ・ロベルトZé Roberto、エーメルソンEmerson、フレッヂFredが、火曜日の9時15分から検査を行う。

ロナウドRonaldo、カフーCafu、アドリアーノAdriano、フアンJuan、カカKaká、ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucano、クリスCris、ルシオLúcio達は、火曜日の15時からである。
最近まで試合を行っていて一番疲れていると思われるロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho、エヂミウソンEdmílson、ジウベルト・シウヴァGilberto Silva、ルイゾンLuisão、そしてGKのヂーダDida、ロジェリオ・セニRogério Ceni 、ジュリオ・セーザルJulio Cesarの検査は水曜日に9時15分からである。
それで、この3番目のグループは火曜日はホテルで休みとなる。
ブラジル代表の身体検査には、医師のジョセ・ルイス・ルンコJosé Luís Runco、セラフィン・ボルジェスSerafim Borges、ロドリゴ・ラスマールRodrigo Lasmarが参加する。
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仲良しの二人。


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ブラジル・サンパウロは、こちらの季節では「秋」である。
秋になると、夏のような夕立が降ることはなくなる。
乾期とまでは行かないのだが、雨は減る。
乾期と言っても良いのは、7月頃だ。
だが今年の秋は、雨が少ない。
この3週間位は、まとまった雨は降っていなかった。
昨夜5月22日の夕方から、しとしと雨が降り始めた。
その雨は、時には降り止んだりしていたのだが、
夜半には、本降りになってきた。
5月23日になっても、雨は止まない。
ほぼ一日中降り続いていた。
時には、やや強く降っていた。
雨はよいのだが、問題は気温だ。
寒い。
今年のサンパウロの「秋」は絶対的に寒いと思う。
普通は、晴れると気温がすぐに上がるサンパウロのはずだのだが、今年は晴れてもあまり暑くならない気がする。
今日は、本当に一日寒い。
最高気温も18度くらいまでにしかならなかったはずだ。
18時には、14度だ。
ブラジルの家は、何しろ寒冷地仕様ではないので、すきま風はいくらでも入ってくる。
石造りの家なので、壁は十分に冷え切っている。
広い広い拙宅では、暖房を使っていない。
だから、日本の真冬並みの服装をして耐えるしかない。
最低気温は12度くらいまで下がるそうだ。
この寒波は、今週金曜日ではサンパウロの上空に居座るということである。
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5月22日から、リオ・デ・ジャネイロの名門クラブであるフラメンゴの新監督になったネイ・フランコNey Franco。
ブラジル選手権のC3(第3部)に入っているイパチンガIpatingaというクラブの監督だった。
このクラブは、1998年にプロチームを持った。
ミナス・ジェイラス州の州都ベロ・オリゾンチから東に100キロほど行ったところにイパチンガ市がある。
人口は、22万人くらいというから、それほど小さな市ではない。
イパチンガは、すでに22日の夜には、このネイ・フランコの離任をサイトに掲載した。
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ネイ・フランコNey FrancoはもうイパチンガIpatingaの監督ではない。
ネイ・フランコはこの月曜日にフラメンゴFlamengoに行くことに合意した。
監督の他に、フラメンゴは更にコーチ陣の3人と契約をした。
監督補佐のモアシール・パレイラMoacir Pereira、トレーナーのジェラルド・ファビアンGeraldo Fabian、GKトレーナーのロベルト・バルボーザRoberto Barbosaである。
ネイ・フランコは、2004年12月20日にクラブにやってきた。
60試合を指揮して、32勝21引き分け7敗である。
2006年は、24試合で15勝7分2敗である。
ネイ・フランコは、2005年に、ミナス・ジェライス州選手権でクルゼイロCruzeiroを破って、その時から名をあげた。
小さなクラブが、優勝したのだ。
2006年にはそのクルゼイロCruzeiroにタイトルを失ったが2位になった。
そして、ブラジル杯Copa do BrasilではフラメンゴFlamengoに敗れたが準決勝まで勝ち進ませた。
ネイ・フランコNey Franco
本名 : Ney Franco Júnior
職務 : 監督Treinador
生年月日 : 22/07/1966
出生地 : Vargem Alegre-MG
クラブ遍歴 : クルゼイロCruzeiro、 イパチンガIpatinga
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凄い成績を上げていたことがわかる。
だから1年半も、イパチンガの監督であったわけだ。
フラメンゴには、どれくらいの期間在任できるのか興味津々だ。
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簡単に記す。
米国の金利上昇の予想により、世界中で市場が大変動しているが、ブラジルも例外ではない。
5月22日(月)のサンパウロの株式市場の指数Bovespaは3.27%下がった。
この変動幅は、この3年間で最大である。
対米ドルレートも、米ドルがブラジル通貨レアルに対して4.16%上昇した。
この結果、対米ドルレートは今年1月の水準まで戻った。

ブラジル中央銀行総裁は、ブラジルの経済のフンダメンタルな強さは変わらないので動揺はしないようにと言っている。

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原因はどうでもいいが、レアルが弱くなることを切望している。
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ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウSabrina Sato。
4月4日に、それまでレギュラーで出演していたrede TV!局のpanico na TVというブラジルで一番問題の番組を突然降ろされた。
しかし5月7日からは、この番組にビデオレターという形で、また中途半端に「出演」している。
そのサブリナ・サトウが、今晩5月22日のrede TV!局のSuper POPという「どうでもよい」番組に出演した。
だいたいrede TV!の番組は、どれもこれも「馬鹿馬鹿しい」が、この番組も例に漏れない。
panico na TVの次と断言しても間違いない。
毎晩、どっから見つけたか知らないがC級タレントが出演して、”ドーデモ”いいテーマについて議論していたりする。
ブラジルでは、ほとんどのタレントは局と契約を交わす。
だから、他局に出演することはまず無い。
逆に言うと、その局の番組にはあちこち顔を出すことが多い。
サブリナ・サトウの場合は、2007年の末まではrede TV!局と契約があるから、局としてはどんどんでてもらわないと勿体ないわけだ。
panico na TVからは一応外したことになっているから、ちょっと休みにしたが、ビデオレターという形式で「露出」しているのもそういう事情がある。
それに、rede TV!局としてはサブリナ・サトウはかなり大物タレントだ。
契約したときはまだ新人タレントで契約金も安かったかもしれないが、今や成長した。
成長させたのが、rede TV!局で、panico na TVであることは事実である。
Super POPについても、何回か取りあげたことがあるが、司会者ルシアーナ・ヂメネスという女性だ。
元々モデルで、身長が180センチ近い。 今は33才くらいだ。

この女性を有名にしたのは、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーの恋人だったからで、2人の間には息子が1人いる。
この子供は、このルシアーナ・ヂメネスと暮らしている。
サンパウロの中心部に近いジャルヂン・パウリスターノ地区のガブリエル・モンテイロ・ダ・シウヴァ通りに近いブリティッシュ・スクールに通っている。
今年の2月にリオ・デ・ジャネイロでローリングストーンズがコンサートを行ったあとに、ミック・ジャカーは他のメンバーとは別行動をして、サンパウロにやってきて、このブリティッシュ・スクールを訪れている。
ちなみに、この学校は普段から登下校時の警護がものすごく厳しい。
門の前だけではなく、学校のあるブロックを警護している物々しさだ。
そのsuper POPに、ゲストとして出演したサブリナ・サトウは、
インタビューに答えて、今の心境などを語った。
(まあ、どうでもいい内容のインタビューだが。)

でも何回も何回も、panico na TVに戻りたいと言っていて、涙をそそられた。

そして、最後の例の「歌」をまたやってくれた。

この番組は、多分日本では放送されていないだろうから、映像を長めに掲載する。
「20060522SuperPOP-SabrinaSato.wmv」をダウンロード
サブリナ・サトウの映像が随分と貯まってきた。 DVDで特選動画集でも作ってみようか。
もちろん、ここにアップしているものよりも画質は格段によい。
※※このブログで使用している全ての映像・画像への直リンクは禁止。
リンクは、必ず記事にすること。
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しかし、サブリナ・サトウはなかなか大物になった。

なにか落ち着いている。
遠からず番組を持てるんじゃないかと思う。
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今は、このブログも、ワールドカップ態勢になったので、当分状況をご理解願いたい。
7月9日の決勝戦以後も1-2週間はこういう状態が続くはずだ。
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ブラジル代表が6月3日まで練習を行うヴェッギスのテルモプラン・アレーナThermoplan Arenaの芝生は、コーチ陣が合格とした。
スーパーバイザーのアメリコ・ファリアAmérico Faria、トレーナーのモラシー・サンタナMoraci Sant’anna、GKトレーナーのヴェンデル・ラマーリョWendell Ramalhoは5月22日月曜日にサッカー場のチェックを行った。

代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto ParreiraとコーディネーターのザガーロZagalloはホテルにいた。
「とても良い。 ちょっと前に来たときには心配した。状態が悪かったのを見た。 しかし、この2週間でうまくやってくれたようだ。芝生は選手に合格だ」と、アメリコ・ファリアAmérico Fariaは言った。
4月と5月の初めにもヴェッギスWeggisには雨が降ったことで、新しい芝生は定着するのが遅れた。 それでブラジルサッカー協会としてはとても心配していた。それで計画Bを考えて、ルーツェンLuzernまでトレーニングに行くことを考えていた。
しかし、時が救ってくれた。 受け入れ組織はブラジル代表を受け入れるために芝生の交換を急いだ。 心配は今や灌水システムのほうになった。
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ただブラジル代表が2週間使用するために、仮設ではあるが立派な観客席まで設置した。




もちろん、練習の見物は有料である。
それだけの価値のあるメンバーが揃っているのが、ブラジル代表だ。
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コリンチャンスCorinthiansはパカエンブーPacaembu競技場から逃げ続けている。
この半年間ホームとしては使わないようだ。
5月4日のリベルタドーレス杯南米選手権Taça Libertadores da Américaに敗退したあとの事件が、コリンチャンスの役員をいまだに恐れさせているようだ。
安全のために、コリンチャンスはブラジルサッカー協会CBF (Confederação Brasileira de Futebol)に対して、ワールドカップのドイツ大会のためにブラジル選手権Campeonato Brasileiroが中断する前に、パカエンブー競技場で行われることになっていた2試合(6月1日の対ゴイアスGoiás戦、6月4日のフラメンゴFlamengo戦)をモルンビー
競技場で行うように変更を依頼した。
ブラジルサッカー協会CBFはこの変更を確認した。
2つの試合の開始時刻は変更無い。
同様の手続きは、5月25日水曜日に行われるインテルナシオナウInternacional-RS戦でも使われた。
元々はパカエンブーPacaembu競技場で行われる日程になっていたが、モルンビー競技場に変更された。
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パカエンブー競技場に、コリンチャンスの姿が見られるのは一体いつの日になるのか。
最後に試合を見たのは、もう1ヶ月前になる。
一番近い入り口まで徒歩2分のパカエンブー競技場なので、フラメンゴ戦は観戦に行こうかと思っていたのだが。
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segunda-feira, 22 de maio de 2006
リオ・デ・ジャネイロの名門サッカークラブのフラメンゴの監督が、早くも更迭され、代わりの監督がブラジル杯準決勝まで進んだイパチンガのネイ・フランコ監督に決まった。

(参考画像)
これは結構驚愕のニュースだ。
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この5月22日月曜日に、イパチンガの前監督のネイ・フランコNey Francoが、フラメンゴFlamengoの新監督に就任すると、フラメンゴの副社長のクレーベル・レイチKléber Leiteによって発表された。
クレーベル・レイチは、イパチンガのコーチ陣とも契約をし、更に3人の選手(レオ・メデイロLéo Medeiros, ヂエゴ・シウヴァDiego Silva, ヴァルデル・ミニョッカWalter Minhocaも引っ張ってくると明言した。
「色々なことが一挙に起きて、急いで決定した。サッカー部門だけの決定ではない。フラメンゴのサッカーを変えなくてはならないというコンセンサスがある。 感情を捨てて、目的を持って考えるべき人生の瞬間だ。 イパチンガのコーチ陣は全てフラメンゴFlamengoにやってくる。」と、クレーベル・レイチKléber Leiteは明言した。
クレーベル・レイチKléber Leiteは、新監督を誉めに褒め称えた。

(参考画像)
「彼は向こうで素晴らしい仕事をした。 ネイ・フランコNey Francoは7ヶ月間ホームで負けなかった。 水曜日の対サントス戦からチームを指揮する。 彼の仕事は素晴らしい。それは否定できない」と言った。
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確か、2年間で10人目くらいの監督のはずだ。
現サンタ・クルーズの監督が3月4日に辞意を示したから、前監督は約2ヶ月間の任期だった。
しかし、ミナス・ジェライス州のほぼ無名のチームの監督が、一気にフラメンゴの監督とは。
この監督を更迭するときの、クレーベル・レイチの言葉が聞きたいものだ。
フラメンゴの問題は監督ではなく、経営陣といわれているのだが。
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ヴェッギスWeggisでの最初の夜に、ブラジル代表seleção brasileiraの選手達は夕食に野菜スープsopa de legumesを取った。
このほかには、マッシュルームソースのステーキfilé ao molho de champignonと、鳥カツfilé de frango à milanesaのオプションがあった。


スープは、ヴェッギスWeggisの寒い夜に選手達の体を温めるために出された。
寒暖計は13度を示しているが、細かい雨がもっと寒く感じさせている。
夕食のあと、選手達はカルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira代表監督と、ワールドカップの準備について最初の話するために集まった。
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意外に地味なものを食べている。
スイスのそれもドイツ語圏だから、それほど大した料理はないはずだ。
サンパウロも寒いです。
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ブラジル代表seleção brasileiraは、水曜日からのベッギスWeggisでの練習ではワールドカップ・ドイツ大会の公式球を使うことになる。
ブラジルサッカー協会CBFは、すでに約20個の公式球を受け取っている。
目的は、選手、特にGKが重さやモデルになれるためである。
ブラジル代表がドイツに行ったときには、CBFは更に40個のボールを練習に使うために受け取る。
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20個で足りるのだろうか。
ロベルト・カルロスのボンバーで、破裂するかもしれない。
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ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho PernambucanoはスイスSuíçaのパーク・ホテル・ヴェギスPark Hotel Weggisに、ブラジル代表seleção brasileiraとともにいる。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノは、チューリッヒZurichへの航空便のトラブルにより最後に現れた選手となった。
これで、23人の選手全てが、代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraの下に集まった。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノは、ブラジルのペルナンブコPernambuco州のレシフェRecifeから出発したが、便が遅れたためにリスボンLisboaからチューリッヒZuriqueへのコネクションが出来なかった。
このため、新たな便を待たなくてはならなかった。
5月23日火曜日は、選手は医学テストを受ける。
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ジュニーニョ・ペルナンブカーノは、ペルナンブコ州の出身だから、そういうあだ名が付いている。
しかし、こんな選手でもブラジル代表としてワールドカップ出場は初めてで、おまけに控えというところがブラジルの選手層の厚さを示している。
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ブラジル代表の医師ジョゼ・ルイス・ルンコJosé Luís Runcoは、ロナウドRonaldoはコーチ陣を心配させることはないと保証した。
ロナウドはチームと一緒に通常の練習を始める。
ボールを使った最初のワークは、5月24日水曜日の予定である。
ロナウドRonaldoは、4月8日のレアル・ソシエダドReal Sociedadとの試合で右腿の筋肉を痛めた。
それから、レアル・マドリReal Madridでの試合には戻っていない。
45日間活動していない。
「彼は回復している。 2週間普通にトレーニングする。レアル・マドリReal Madridでプレイしていないだけだ。 彼はいい」と、ジョゼ・ルイス・ルンコは保証した。
ロナウドは、ワールドカップ前の準備期間中に、2試合だけの親善試合には出る予定だ。
ブラジル代表のワールドカップでの初戦は、6月13日の対クロアチアCroácia戦でベルリンBerlimで行われる。
ドイツAlemanhaでは、ロナウドは決勝戦まで、27日間に7試合でプレイしなくてはならない。
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本番で、ちゃんとやってくれればよいのだが。
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ブラジル代表seleção brasileiraは、ワールドカップの準備をするスイスSuíçaのヴェギスWeggisにいる。
欧州組のヂーダDida、カフーCafu、カカKaká、ジウベルト・シウヴァ、Gilberto Silva,ロナウドRonaldo達が最初に到着した。
ヂーダ、カフー、カカのミラン3人組は車を運転してやってきた。


リヨンに所属するフレッヂも、500キロ運転してきた。


同乗者は「父親」。

その後に他の選手達も続いた。
リオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroからの11時間45分の静かな空の旅のあと、ブラジルからの一行はチューリッヒ国際空港Aeroporto Internacional de Zuriqueに到着した。

駐機場から直接に、選手達はバスに乗り込み、ヴェギスWeggisに向かった。

空港では約100人が待っていたが、選手をみることは出来なかった。
ヴェギスWeggisまでの旅は約1時間であった。
ブラジル代表を乗せたバスは、ブラジル・ブラジリア時間の11時過ぎに到着した。
小さな街での予想とはいえ、ブラジル代表を宿泊するホテルの門の前で待っていたのは、報道陣を除くとほとんどが若者の約50人に過ぎなかった。

ファンは40メートル離れたことろにいた。
少なかったが、とても熱狂的だった。
GKのジュリオ・セーザルJúlio Césarがちょっと現れて、記者と言葉を交わした。

「ここはいいところだ。 とても元気になる」と、ブラジルからスイスまでの12時間の度のほとんどを寝ていたといったジュリオ・セーザルは語った。
ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoもマスコミの近くを通っていった。
しかしカメラマンが写真を撮ったに過ぎなかった。

ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucanoは唯一問題があった。
リスボンLisboaでの乗り継ぎが出来なかった。
ブラジル代表を初めて直接目にすることが出来るのは、木曜日のテルモプランThermoplan Arenaでの最初の練習の時である。
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ブラジル代表達が、遂にスイスのヴェギスにやってきた。
欧州発のニュースだが、ブラジルのマスコミはブラジル代表の様子を色々と伝えてくれるに違いない。
他の国のマスコミとは、質も量も違うことはいうまでもない。
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昨年第1回目が行われた「文化の総ざらい」”Virada Cultural”という催し物が、5月20日(土)18時から21日(日)18時まで、サンパウロ市内各所で行われた。

昨年は、この時期ではなかったのだが、雨に祟られた。
それで、雨の確率が少ないこの時期にした。
でも、20日の夜や、21日も日中に雨がちらついたりして、なかなか思惑通りには行かないものだ。
先週一週間は、犯罪組織による「一連の襲撃」があり、この催し自体も実行が危ぶまれたのだが、予定通り開催された。
サンパウロ市内全体で、百万人余が参加したということだった。
なんやかんやと週末はあるのだが、日曜日の午後に拙宅からセントロまで歩いていってみた。
歩くと1時間ほどかかるのだが、基本的には下り坂なのでそれほどきつくはない。
曇りで、気温も22度くらいだったのだが、軽く汗ばむくらいだった。
拙宅からセントロに行くには色々な道があるのだが、
今日はイジェノポリスから、サンタ・セシリアそしてアルゴ・ヂ・アロウシュを通り、
レパブリカ公園に出た。
この公園では、いつもの日曜日のように絵画市やガラクタ市(失礼)が開催されていたのだが、何とも客層が悪い。
買いにきている人よりも、どちらかというとひったくりやスリに来た人の方が多いような雰囲気。
いつもながら、とても居心地の悪いところだ。
とにかくこの公園をサッサと通過して、イピランガ大通りを渡って、バロン・ヂ・イタペチニンガ通りにはいる。
この通りは車の乗り入れが禁止されている通りだ。
いつもの日曜日より人通りが少ない。
おまけに、下水工事をしているのか、何かどぶ臭い。
ここも何か、雰囲気が悪いので、早足で抜ける。
人が少ない道は、危険がそれだけ多い可能性がある。
昨年に続いて主会場の一つである、サン・ジョアン通りにあるステージに行ってみた。
なんかやっていたが、それほど観客は多くなかった。
それに、やはり昨年に比べて客層が悪い。
大体この催し物は、ほとんど全て無料か、限りなく無料に近い催し物ばかりなのだ。
ふだん文化に接するお金がない人に対する「催し」という性格が、今年は強まったようだ。
その分、それ以上の階層の人が敬遠したのだろうか。
今日のセントロには、いつもにも増して、そういうターゲットの階層にはいる人たちが多かった。
それに、この一週間恐怖の時を過ごしていたに違いない、路上生活者なども、あちこちでたたずんでおられて、こちらとしてはどうも浮いているような気がした。
この人達も、この一週間稼ぎが少なかったはずである。
スリやひったくり関係の人たちも、息を潜めていたはずである。
そんなことを思わせるような空気が流れていた。
警察は、昨年に比べてとても少なかった。
まだまだ表には出て来にくいのだろうか。
アニャンガバウの谷を抜けて、反対側にでた。
セ広場に行ってみた。
何も催し物は行われていなかった。
というか、すでに撤収していたのだ。
ということで、こちらは撤退した。
雨が降ってきそうな雲行きだったからだ。
こういう日曜日だった。
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スイスSuíçaのヴェギスWeggisへ向かう、ブラジル代表seleção brasileiraはリオ・デ・ジャネイロの国際空港を出発した。
ブラジル代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto監督は空港にやってきていたファンの大歓声に送られた。
”6回目の優勝”"hexacampeão", のかけ声の中、1994年のワールドカップ米国大会の前の雰囲気とは全く違った、フェスタの中にいた。
「みんなの優しさに包まれてとても幸せだ。 今までうまくやって来た仕事の成果だ。ワールドカップ・ドイツ大会で優勝して再び受けられることを期待している」
「ここまでやって来たことを信頼しているし、満足している。 みんなが望んでいることに到達するために最初の一歩を進めた。」

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カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は、1994年の米国大会での優勝監督である。
それでなくても、この3年半のブラジル代表の試合の結果で、絶大な信頼を得ている。
ブラジル国民は、サッカーの試合における監督の重要性をよく知っている。
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ワールドカップドイツ大会の戦いのためにスイスSuíçaに出発した、ブラジル代表のトレーナーのモラシー・サンタナMoracy Sant'Annaは、病院での身体検査の結果を見たあとで選手のトレーニングのプログラムを決定すると言った。
この5月23日火曜日と24日水曜日に、ブラジル選手は、一行が合宿をするヴェギスWeggisの近くのルーツェンLucerneにある検査機関で検査を行う。
「検査結果を受け取ったあとに、トレーニングのリズムをどうするかを知るためにそれらを分析する。全て気になる。
でも結果次第だがもっとも疲労している選手達と個別に仕事を行う」と、モラシー・サンタナは出発前に語った。

モラシー・サンタナは、ワールドカップまでブラジル代表が準備をする時間は少ししかないことを認めた。
それで、やるべき仕事は、選手の肉体の維持がほとんどだと思っている。
「選手に負荷を掛けすぎないように身体の訓練には注意しなくてはならない。選手が試合で動き回れるかを見るには2つの親善試合で十分だろう」
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ブラジル代表はこういったスタッフに支えられている。
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domingo, 21 de maio de 2006
ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウSabrina Sato。
4月4日を最後に、レギュラー出演していた、rede TV!局が放送しているpanico na TVのスタジオを去った。
ところが、5月7日の放送から、ビデオレターという形式で、近況を伝えてくれている。
今日5月21日も、いつものように20時に放送が始まった。
そして21時過ぎに、サブリナ・サトウのコーナーが始まった。
なんとメキシコに行った。
rede TV!仕事なのに、まるで番組とは関係ないように見せているのだが、いつまでこんなことを続けるのだろう。
メキシコに何をしに行ったかについては、いつものように日本での有料放送が終わってからにする。
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サッカー・ブラジル選手権の第6節が、5月20日(土)および21日(日)に行われた。
結果は次の通り。
5月20日(土) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Atlético-PR 2 x 3 Goiás Kyocera Arena
16h Fortaleza 1 x 1 Paraná Castelão
18h10 Internacional 2 x 4 Figueirense Beira-Rio
18h10 São Paulo 1 x 0 São Caetano Morumbi
※ゴイアスのアントニオ・ロペス監督は、古巣のアツレチコ・パラナエンシを相手にデビューを飾った。

(アツレチコ・パラナエンシの先発メンバーと控え)


(ゴイアスの先発メンバーと控え)


※インテルナシオナウは、地元にもかかわらず、フィグェイレンシに大敗。
(インテルナシオナウの先発メンバー)

(フィグェイレンシの先発メンバー)

※サンパウロFCは、サン・カエターノに、地元モルンビー競技場で1点しかとれず。

リカルド・オリヴェイラは、先発出場した。
FWのいないサン・カエターノは得点力がないに等しい。
(サンパウロFCの先発メンバー)

(サン・カエターノの先発メンバー)

「20060520JN-BA6.wmv」をダウンロード
5月21日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Vasco 2 x 4 Corinthians São Januário
16h Cruzeiro 2 x 1 Flamengo Mineirão
16h Palmeiras 2 x 1 Santa Cruz Palestra Itália
18h10 Ponte Preta 1 x 1 Grêmio Moisés Lucarelli
18h10 Fluminense 1 x 0 Santos Maracanã
18h10 Juventude 1 x 0 Botafogo Alfredo Jaconi
※コリンチャンスは、ヴァスコ・ダ・ガマを相手に、アウェイで逆転勝ち。
ジェニーニョ監督の初指揮となった試合であった。
※フラメンゴのルイゾンは、この試合もお休み。
※パルメイラスが第6節にして初勝利。
試合前に、エヂムンドが、サンタ・クルーズのスピノザ監督と挨拶をしていた。
どこかで一緒だったのかな。

(パルメイラスの先発メンバーと控え)


(サンタ・クルーズの先発メンバーと控え)


さらに最下位脱出で、新監督のチチは、早速目標を達成。
対戦相手は、一つの上の順位だったサンタ・クルーズで順位が入れ替わっただけだ。
※サントスは、アウェイでフルミネンシに負けた。
(フルミネンシの先発メンバーと控え)


(サントスの先発メンバーと控え)


「20060521GN22-BA6.wmv」をダウンロード
次節の第7節の予定は次の通り。
※次節から、ワールドカップによる中断までは、週2試合となる。
水・木と土・日の4日間開催となる。
5月24日(水) 第1日目
試合開始 試合予定 競技場
19h30 Juventude x Santa Cruz Alfredo Jaconi
19h30 Paraná x Figueirense Pinheirão
19h30 Cruzeiro x Ponte Preta Mineirão
20h30 São Paulo x Palmeiras Morumbi
21h45 São Caetano x Atlético-PR Anacleto Campanella
21h45 Flamengo x Santos Maracanã
21h45 Fortaleza x Fluminense Castelão
※サンパウロFC対パルメイラスという”クラシコ”がまた行われる。
この試合で、今年4回目になるはずだ。
今のパルメイラスに、サンパウロFCを破る力はあるか。
※サントスは、またリオ・デ・ジャネイロだ。
5月25日(木) 第2日目
試合開始 試合予定 競技場
20h30 Botafogo x Vasco Maracanã
20h30 Grêmio x Goiás Olímpico
20h30 Corinthians x Internacional Morumbi
※コリンチャンスは、パカエンブー競技場ではなくて、モルンビー競技場での試合となった。
パカエンブー競技場はまだ補修が出来ていないのか、それとも安全が保てないのか。
結局5月は一試合だけだった。
あの5月4日のリベルタドーレス杯南米選手権の対リーベル・プレー戦の試合だけだ。
(第6節を終了した時点での順位)

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5月21日16時から、リオ・デ・ジャネイロのサン・ジャヌアリオ競技場で、ブラジル選手権第6節のヴァスコ・ダ・ガマ対コリンチャンスの試合が行われた。
ブラジル杯決勝を決めて調子を上げている地元のヴァスコ・ダ・ガマに、新監督ジェニーニョを擁するコリンチャンス。
(ヴァスコ・ダ・ガマの先発メンバーと控え)


(コリンチャンスの先発メンバーと控え)


試合は、ヴァスコ・ダ・ガマが押し気味で始まった。
前半17分 コリンチャンスのシャヴィエールが、イエローカード2枚で早くも退場。
これ以降、コリンチャンスは守勢一方になった。
前半45分 今度はヴァスコ・ダ・ガマのDFジョルジ・ルイスが、イエローカード2枚で退場。
後半にはいり、ヴァスコ・ダ・ガマが立て続けに、2ゴールを決めた。
これで、流れはヴァスコ・ダ・ガマかと思えたのだが、
テベスの留守の間に入っているラファエル・モウラが、後半17分と21分にゴール。
2対2の同点となった。
しかし、このラファエル・モウラとヴァスコ・ダ・ガマのファヴィオ・ルイスが後半23分に退場。
後半45分には、カルロス・アルベルトからのクロスをゴール前に持ち込んだニウマールに対するファールで得たPKをカルロス・アルベルトが決めた。
そして、同様に、カルロス・アルベルトからのクロスを後半50分ゴール前にボールを持ち込んだニウマールに対するファールで、GKカッシオが退場。

これで得たPKをキャプテンのマルセロ・マットスが見事にゴール左隅に決めた。

この時のヴァスコ・ダ・ガマのGKは、それまでのDFが急遽GKになった。
ヴァスコ・ダ・ガマはすでに、3人を交替させていたため。


結局、試合は4対2でコリンチャンスの勝利。
「20060521GN22-BA6-Vasco-Corinthians.wmv」をダウンロード
(試合映像録画済み)
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この試合も、今年の名試合の一つになった。
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リオ・デ・ジャネイロRio de Janeiro経由でスイスSuíçaに向かって出発するブラジル代表一行の出発のために、サンパウロSão PauloのクンビッカCumbica空港に最初にやってきたのはロビーニョRobinhoだった。
17時を過ぎた頃、何十人ものファンがロビーニョの名前を呼び、賞賛した。
「初めてのワールドカップに向かって出発することはいい経験だ。 目的はみんなに幸せを与えることだ」と、ロビーニョは言った。

サンパウロSão Pauloからの7人の選手の出発時刻は、19時30分である。
20時30分にリオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroで他の7人と一緒になる。
その他の9人の選手はスイスのヴェギスWeggisに欧州Europaから直接向かう。
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何かドキドキしてきた。
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スイスSuíçaのヴェジスWeggisでワールドカップ・ドイツ大会の準備をするブラジル代表seleção brasileiraに加わる前に、ロビーニョRobinhoは、生まれた街、サンパウロSão Paulo州の海岸に面したサン・ヴィセンチSão Vicenteを訪れた。
ロビーニョは、5月20日(土)ポリエスポルチーヴォ・センターCentro Poliesportivoで、何千人もの子供達に待ちかまえられていた。
「とても感激した。 自分がサッカーの最初の一歩を過ごしたところだ。 今は、ロビーニョよりももっと良い新しい才能を育てている。 とても大事なことだ。 いい人達だ」と、ロビーニョRobinhoは言った。
市長のテルシオ・ガルシアTércio Garciaに会い、ロビーニョは市の連帯基金にサイン入りのブラジル代表のユニフォームを贈った。
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サン・ヴィセンチは、サントスのすぐ隣の町で、街並みは続いている。
サンパウロ州でもっとも古い町である。
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sábado, 20 de maio de 2006
rede TV!局が、毎週日曜日の20時から放送しているブラジルで一番馬鹿な番組といえば、おなじみのpanico naTVである。
4月4日をもって、サブリナ・サトウを番組から降ろしてしまった。
それで、このrede TV!でもっとも視聴率が高かったこの番組の視聴率は、4月30日の番組ではなんと以前の半分にまで視聴率が落ち込んでしまった。 わずか4%だ。
サブリナ・サトウの存在がいかに大きかったかの証左だ。
残ったメンバーで、以前のコーナーはそのままにやっているのだが、やはり紅一点だったサブリナ・サトウがいなくなって華がなくなった。
以前はランジェリー隊のメンバーであったサマンバイアという女性をちょっと盛り上げているのだが、今ひとつである。
そのほかにも色々な女性をチョコとチョコとテストしているようだが、そうそうサブリナ・サトウ並みのインパクトのある女性は見つからない。
そのあげくに登場したのがこれだ。
5月7日に登場した。

発想は、かつてのランジェリー隊と大差ないようだ。

そして、サブリナ・サトウの位置に、黒人系色の強い女性が出て来た。

この日が初めてで、何度もとちっている様子が映し出された。
ディレクターが指導している。

この日の企画が、本当にばかばかしいのだ。
rede TV!は、予算がないから、ワールドカップ・ドイツ大会の様子を知らせるのに、ドイツからの連絡に「伝書鳩」を使うというのだ。
それで、ともかくもサンパウロにいる愛鳩家の鳩舎を訪問した。
それで、彼女たちは「鳩」の扮装をしていたのだ。

相当レースをやっている方のようで、トロフィーが沢山飾られていた。
訓練の仕方などを、聞いてもいない聞いてもわからない「馬鹿相手」に真面目に説明していた。

ここまでは、まあ話の辻褄は合っていた。
だが、この生放送に合わせて伝書鳩を放した。
その鳩にカメラがつけられていて、放送しているスタジオにやって来るところを映し出すというもの。
鳩が、rede TV!局舎の上空に辿り着いたところ。

次の瞬間には、鳩が、局舎内の廊下をスタジオに向かって飛んでいるのだ。

鳩が、スタジオにたどり着いたところ。
スタジオの中央にパサッと着いた。
どう見ても、羽根を切った鳩をADが投げ込んだようにしか見えなかった。

真面目に説明をする司会者。
これは使えるから、ドイツ大会では使うということだ。

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だいたい伝書鳩が通信につかえたのは、鳩の優れた「帰巣本能」を利用したわけである。
鳩の行き先は必ず巣なのだ。
rede TV!のスタジオは、巣ではないので、戻ってくるわけはないのだ。
伝書鳩が、巣を巣として認識するまでには、ある程度の期間が必要だ。
それまでは、飛ばしてはいけない。
元の巣に戻ってしまうからだ。
巣を巣として認識した頃から、訓練を行う。
色々な方向から、少しずつ距離を伸ばして、帰巣訓練を行うのである。
また、この馬鹿番組がこんな嘘っぱちな企画を始めている。
昨年の風船以来の馬鹿企画だ。
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ブラジルは、今年から原油を輸出入バランスの上で、自給できることになった。
約30年前におきたオイルショック時にはほとんど原油は無かった。
それで、当時の政府が、プロアルコール計画というのを考え出して、ブラジルの広大な大地に広がるサトウキビ畑に目をつけた。
サトウキビを原料として生成されるエチル・アルコールを燃料とするいうのである。
ガソリンの代わりに、エチルアルコールを燃料として動く車が開発された。
政府のインセンチヴで、アルコールの価格はガソリンの半分に抑えられた。
1985年頃は、新車の90%以上がアルコール車であった。
当時は、街がアルコールの排気ガスの独特の甘い匂いに包まれた。
しかし、その後はブラジルでの原油採掘量が増えたり、原油価格が下がったこともあり、ガソリン車の比率が増えていった。
アルコール車には、燃費が悪い、低温時の起動の悪さ、メンテナンスの費用の高さなどの問題もあった。
ところが、この2-3年の原油価格の高騰により、またアルコールへの回帰が始まった。
それに、完成車メーカーがフレックス車といって、ガソリンもアルコールもどちらの燃料も使用できる車を開発したのだ。
消費者は、一気にこの車に飛びついた。
この種の車の、販売台数は一気に伸びた。
この1-2年の世界的な原油高で、ブラジル国内のでガソリン価格も上昇したのだが、ブラジル通貨のレアル高もあって、それほどでもなかった。
しかし、アルコールの価格は需給の逼迫で今年の初めに高騰したのだ。
その時には、アルコールよりもガソリンの方が、効率から見るとむしろ安いという状態も起きた。
今はまたアルコールの収穫期になったのでアルコールの価格は下がってきている。
ブラジルでは、車もフレックス車が増えてきたのだが、
遂に、ガソリンポストでもフレックス給油機が出て来た。

またテスト中らしいのだが、
アルコールとガソリンの比率を変えて、給油できるという優れものである。

その時その時のアルコールとガソリンの価格の考えて、最適な比率の給油が出来るというわけである。

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何か最近はブラジルも進んできた。
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ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァLuiz Inácio Lula da Silvaは、5月20日午後にブラジリアBrasíliaのアウヴォラーダ宮殿Palácio da Alvoradaで、ブラジル代表の左SBのロベルト・カルロスRoberto Carlosの訪問を受けた。

面会にやってきたときに、ロベルト・カルロスは2004年の8月にハイチHaitiでハイチ代表との”平和の試合Jogo da Paz”の時にルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領と約束したことを果たすためにブラジリアBrasíliaに来たと言った。
「自分が決めたことだ。 個人的な約束だ」と、ロベルト・カルロスは言った。
歌手のアレシャンドレ・ピーレスAlexandre Piresを連れて、ロベルト・カルロスRoberto Carlosはルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領にブラジル代表のユニフォームを贈った。

金曜日に報じられていた一緒に来るはずのロビーニョは確認されなかった。
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ロベルト・カルロスにとって、おそらく最後のワールドカップ出場だ。
頑張って欲しい。
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ブラジル代表のロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoが、5月19日金曜日の24時すこし前にブラジルのリオ・グランヂ・ド・スル州の州都ポルト・アレグレPorto Alegreに到着した。

ロナウヂーニョ・ガウーショによると、街に2日間で、”バッテリーをチャージする”そうだ。
「家族や友達に囲まれて、ワールドカップへのエネルギーを得る」と、母親のミグェリーナMiguelinaを抱き締めながら、笑顔で答えた。

家族は別にして、ロナウヂーニョは何十人もの友達に待ちかまえられていた。
空港での大混乱のあと、家族は家に帰り、ロナウヂーニョ・ガウーショはポルト・アレグレPorto Alegreから20キロ離れたところにあるエルドラード・ド・スルEldorado do Sul,の小農場へ友達と向かった。 フェスタに招待されていた。
ロナウヂーニョ・ガウーショが、リオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroに出発するのは、この日曜日の12時に予定されている。
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本当に2日間もない休みだ。
パリから、そしてバルセロナから戻ってきて、
ポルトアレグレ。
更に、スイスへ向かうわけだ。
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sexta-feira, 19 de maio de 2006
ブラジル・サンパウロで起きた、犯罪組織首都第一軍団PCCによる一連の警察施設の襲撃やバス焼き討ち事件が始まったのは、5月12日(金)の夜であった。
今日5月19日で、ちょうど7日目になる。
朝から快晴のサンパウロは、気温も上がり久しぶりに24-25度くらいまで上がって、ぽかぽかしていた。
夜半から朝方は12-13度まで冷えるサンパウロでは、昼間のうちにたっぷり日の光を浴びておきたい。
こういう天気の日だからかもしれないが、サンパウロの中心部は車も人もいっぱいで、明るいせいか事件の影など無くなったようだ。
今朝は、襲撃は伝えられていない。
拙宅の近くのイジェノポリスの警察署の前には、車線規制はまだ行われているが、数日前の緊張感はない。
銃を抜いて、手にした警察官の姿も消えていた。
サンパウロ東部のカホン地区に所用で行ったのだが、途中で警察が大規模な警戒態勢を敷いているようなところはなかった。 警察署がたまたま無かった経路だったこともあるだろう。
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もちろん、テレビのニュースではこの事件の報道が多くを占めている。
新聞もそうだ、
この1週間に渡るこの事件のために、放送されなかった事件は何だだったのだろうかと、思いも及ぶ。
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サンパウロの一流紙のFolha de Sao Paulo紙のサイトには、この事件だけのページがある。
今日の17時50分までの見出し(抄録)だ。
19/05/2006
17h50 刑務所での携帯電話のシグナルのブロック計画が機能し始める。
17h30 サンパウロ州内陸部で、市ガードに対して11発の弾丸。
16h06 J判事が更に4人のPCC関係者を隔離。
13h25 一連の攻撃のあと、サンパウロの法医学院は超満員。
11h40 サンパウロ州で刑務所付近の携帯電話のシグナルのカットが始まる。
09h00 警察は無実の人を殺していないと、軍警大佐は言った。
08h38 攻撃開始から1週間経って、サンパウロは通常に戻り始める。
08h04 マルコアは、レンボとフルカワを殺すと脅した、報告者による。
07h59 警察は、サンパウロはPCCに対して間違しをし、組織が成長するのを助けたと言った。
02h03 【訂正】警察のある道で爆弾が見つかったのは、間違い。
01h17 軍警はPCCの攻撃に対する怠慢は州の局が責任を取ることを望む。
00h31 警察のある道で爆弾が見つかった。
00h06 PT と PSDBのゲーム。
18/05/2006
22h44 ミランドポリスの刑務所の職員が、暴動から3日経って復帰した。
20h46 警察が、サンパウロで、検問の間、爆弾を持った容疑者を殺した。
20h30 犯罪者が、カンピーナスでバスを燃やした。
19h57 サンパウロで、グループが病院に侵入し、攻撃で被弾していた患者を殺した。
19h52 サンパウロにおける「襲撃の波」で、警察によって殺された容疑者は107人。
18h58 国会調査委員会は、ブラジル弁護士協会に対してPCCに関係する弁護士の資格停止を要望。
起きたこと全てが、ここにあるわけではない。
また、全てが「襲撃の波」に関係しているかもわからない。
ただ、ブラジルでは、サンパウロ州では、色々なことがまだ法の下でコントロールされていることは間違いない。
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一連の事件に関係する犯罪容疑者と見なされて、警察と交戦し、警察に殺された者の数が、あのカランジウ刑務所の反乱での死者を越えたそうだ。
法医学院では、これらの死者の身元の確認に手間取っている。
身分証明書を持って犯罪を犯す者はいないからだ。
指紋などから鑑定をする必要がある。
警察は、このためいまだに1人の容疑者の身元も公表していない。
これに対しては、非難の声がある。
今週初めから帰ってこない家族がある者が、訪れているようだ。
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テレビでは、この襲撃でなくなった警察関係者の遺族の様子も映し出した。
いきなりの襲撃で、当初多くの警察関係者が亡くなった。
亡くなった場所。亡くなった様子。 悲嘆にくれる未亡人。 何も知らない幼子。
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全ての人たちにとって、静かなときが戻ることを祈るだけだ。
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ブラジル・サンパウロの中心部に近いパカエンブー競技場。
そのパカエンブー競技場で5月7日(日)に行われていたとても不思議で素敵なサッカー。

これは、実はテレビドラマのロケであった。
GLOBO局が、週日の月曜日から土曜日の21時50分から約1時間放送している"Belissima"というのロケであった。
このシーンの放送は、すでに5月10日には放映されたようだ。
残念ながら、見逃した。
競技場のあちこちに、テレビカメラが設置されていた。

放送席からは、監督の指示が飛んでいた。
※窓のある放送席の上が貴賓席になる。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、5月4日に座っていたところだ。

この指示にあわせて、下着姿の彼女たちはグラウンドを走り回っていた。
ゴールが決まって喜んだりするシーンなども、指示の通りだ。
撮影の合間には、さすがにくたびれてしゃがみ込んでいた。
こんなハードな仕事は滅多にないはずだ。

”試合”後に、引き上げる”選手達”だ。

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言い訳がましいのだが、
本当は5月4日に破壊されたパカエンブー競技場を撮影しに行ったのだ。
スタンドの椅子が、ところどころ失われているのが、破壊の証拠である。

※※このブログで使用している全ての画像・映像への直リンクは禁止。
リンクは記事にすること。
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サンパウロの裁判所Tribunal de Justiçaは、来週水曜日に、サントスの法務部からの控訴を審理する。
これは、4月2日に行われたサンパウロ州選手権の対サンパウロ戦のあとで、主審のロドリゴ・マルチンス・シントラRodrigo Martins Cintraに対する「口撃」に対してスポーツ裁判所よりだされた、ヴェンデルレイ・ルシェンブルゴ監督Vanderlei Luxemburgoの60日の試合への参加の禁止処分に対して行われた控訴である。
この時に、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督は、主審のロドリゴ・マルチンス・シントラが試合中ずっと”色目を使った” "paquerou"といった。
「彼が何か判断するときにはいつも、自分を見ていた」と言った。
4月24日の最初の審判では、ヴェンデルレイ・ルシェンブルゴ監督は60日間の罪となった。
スポーツ正義条例Código Brasileiro de Justiça Desportiva (CBJD)の第188条の審判に対する不敬もしくは口撃によって罰せられることになった。
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この主審が、試合中ずっとヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督を見ていたのは、事実である。
主審を、ルシェンブルゴ監督の抗議や指示に対して、退場にしてやろうと、挑発していたはずである。
(試合映像あり。)
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5月12日から始まったブラジル・サンパウロ州における犯罪組織「首都第一軍団」が起こしていると思われる「一連の警察等への襲撃事件」は、一旦収まったように見受けられたが、5月17日夜から18日朝にかけて散発的にバスの焼き討ちや警察への襲撃などが起きた。
これらの事件を一つ一つを見ると、決して初めて起きたものではない。
この3-4日間に集中して、大規模に起きたことが、衝撃でなのである。
①刑務所の暴動
刑務所や拘置所そして少年院の反乱(暴動)は、日常茶飯事といっても良い。
今年は、刑務所・拘置所の反乱は、すでに40件起きていたのである。
刑務所職員などを人質に取り、手製の武器などで脅す。
屋上に上り、気勢を上げ、要求をだす。
ベッドのマットなどの什器を焼く。

希に、刑務所職員や入所者に死者が出ることがある。
こういう場合の刑務所職員は、普段から高圧的であったり、「話がわからない」職員だったりする。
つまり職員も、命がけなのだ。
入所者は、「対立組織の者」であったり、「警察のスパイ」と見なされる者だ。
どうしてこういう事が頻繁に起きるのかと思うのだが、とにかく起きている。
定員に対して、入所者が多すぎて、ガス抜きなのかもしれない。
刑務所といっても、ただ入っているだけで、作業もないところも多い。
更生など臨むべくもない実情もあるようだ。
もちろん、全ての囚人がそういった者だけではなく、
日中は外で働ける場合や、週末は家族の元に戻れる場合などの、刑の執行方法もあるのである。
今回大きな問題としてクローズアップされたのは、「携帯電話」の使用である。
これも不思議なことなのだが、堂々と携帯電話を使っている。
サンパウロ州の刑務所では、毎月100台も見つかるそうだ。

これらの携帯電話は、面会の家族が持ち込むほか、刑務所職員が買収されて渡しているとも言われている。
大抵の刑務所は、週末の家族の面会を認めている。
一応所持品検査はあるようだが、それでも何らかの手段があるのだろう。

刑務所職員が買収されるということも、問題なのだが、それは単に安月給というだけではないのである。
あえて「買収」されないと、命が危ないこともあるのである。
一つの刑務所に刑務所職員など何人もいないので顔は知られてしまう、外部にいる仲間によって言うことを聞くようにと脅迫をされるのである。
刑務所職員にも、家族があることは理解してあげなければならない。
人間はそれほど強くはない。
②平和への祈り
今回の一連の事件では、当初いきなり30名もの警察関係者が亡くなった。
こういった方も含めて、更に死者が出ないように、平和を祈念するために、サンパウロの各宗教団体の代表が集まっている。

場所は、サンパウロにおけるカトリック教会の大司教座があるカテドラルである。
ここに、ユダヤ教、キリスト教各派、仏教各派、アフリカ系宗教等々が一堂に会している。


この日は、大司教は、バチカンでの会議で不在であったので、副司教がカトリックを代表していた。

多くの犠牲者を出した警察関係者も参加していた。

サンパウロの各界の名士も参加していた。
サンパウロ市長。

労働者党のスプリシー上院議員。

サンパウロ市人権委員長。

③収容者の家族
日本で、刑務所や拘置所の収容者の家族の姿が、テレビに映し出されることは、まず無いはずだ。
ブラジルでは、テレビによく映し出され、インタビューに答えている。
どういうことか堂々として、収容者がいかに優しく正しい人であったかを語っていることが多い。
家族が起こした犯罪について、それを謝罪するようなところを見たことはない。
サンパウロ市内のあちこちにある刑務所の前には、いつもそういった家族の人たちが面会に訪れて門前市をなしているのを見ることが出来る。
刑務所の暴動が起きたときも、刑務所の前には家族達がいっぱいやってくる。
このような暴動で、家族が怪我をしないか心配してやってきている。
でも、往々にして彼らの家族は暴動に参加しているはずなのである。
家族が、その家族も含まれているはずの暴動参加者に、暴動の中止を呼びかけるような様子を見たことがない。
こういうときにも、家族の一員はまるで被害者であるかのようなのである。
ひどい環境の中におかれている可哀想な人なのである。
警察が鎮圧をするために、刑務所に次々とやって来る。
その時に、多くが女性である門前の家族は警察車両に向かって
罵声を浴びせ、時には石を投げるのである。
「20060515JNsp-Prisao.wmv」をダウンロード
家族にとって、警察は全くの対立関係にあるわけだ。
もちろん、刑務所に鎮圧にやってきた警察も、集まった家族に暴動の鎮圧状況を逐一発表することもない。
こういう存在であるのが、ブラジルの警察というのも事実である。
ただ、ここに集まった家族がブラジルの全ての階層を代表しているわけではない。
常に権力に抑圧されているか、抑圧されていると思っている階層の人たちである。
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ブラジルを、理解するには、一つや二つの画像や映像ではとても足りない。
十や二十の報道でも足りない。
報道される数え切れない事実が、社会のどこで起きているのかまで知る必要がある。
そうでないと、ブラジルを一面的に見てしまうのである。
ブラジルは強烈なコントラストの国である。
光は眩しく、闇は暗い。
※※このブログで使用している全ての画像・映像への直リンクは禁止。
リンクは記事へすること。
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quinta-feira, 18 de maio de 2006
5月18日20時30分から、ブラジル杯準決勝のフラメンゴ対イパチンガ戦が行われている。
ミナス・ジェライス州のほぼ無名(だった)のチームが遂にここまで残ってきた。
もちろん、フラメンゴの111番は出場していない。 ルイゾンだ。
前半10分イパチンガが先制したが、前半13分フラメンゴが追いついている。
前半を終了して、1対1。
イパチンガが、今日もゲームを支配しているように見える。
1対1で引き分けると、イパチンガが勝ち抜けになる。
後半21分に、フラメンゴのジョアン・カルロス・ダ・アスンソンのゴールで、2対1。
このままだと、フラメンゴの勝ち抜けだが、2対2になるとイパチンガの勝ち抜け。
後半は、フラメンゴは調子を取り戻したようだ。
後半45分 延長4分。
後半49分 更に1分延長。
後半50分 試合終了。
2対1で、フラメンゴの勝利。
「20060518JG-CB-Flamengo-Ipatinga.wmv」をダウンロード
ブラジル杯の決勝は、ヴァスコ・ダ・ガマ対フラメンゴの、リオ・デ・ジャネイロの名門チームとの間で争われることになった。
決勝は、ワールドカップ・ドイツ大会終了後の7月19日および26日に行われる。
ホーム・アウェイ戦だが、どちらもリオ・デ・ジャネイロのチームなので、マラカナ競技場で2戦とも行われるはずである。
これによって、来年のリベルタドーレース杯南米選手権には、リオ・デ・ジャネイロのチームが出場することが確実になった。
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試合中に、フラメンゴのファン同士の小競り合いがあり、けが人3名がでたようだ。
騒ぎを止めるのに警察が発砲したようだ。
「20060518SporTVnews-CB-Tiro.wmv」をダウンロード
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ブラジル代表のファンJuanが放送席に招かれていた。

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いいところまでいったイパチンガの監督。
トラクターの運転席が似合いそうだ。

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南米サッカー連盟Conmebolは、5月18日木曜日に、コリンチャンスCorinthiansはパカエンブー競技場Pacaembuでの南米選手権の試合が1年間禁止との処罰を発表した。
この処罰は、5月4日にIおこなわれたリベルタドーレース杯南米選手権の対リバープレートRiver Plate (ARG), 戦で、コリンチャンスが敗れて、リベルタドーレース杯南米選手権からの敗退が決定したあとに、ファンがグランウンドに侵入しようとするなのどの暴力が起きた事による。
「少し厳しいと思う。 一年は長い期間だ。 パカエンブーPacaembu競技場が必要な安全を保てないというイメージを持たせたからだ。 コリンチャンスCorinthiansが罰を受けるよりも良かった」と、ジェニーニョGeninho監督は言った。
この時には、この試合の主審のチリ人のカルロス・シャンヂーアCarlos Chandíaは完全が保てないとして後半39分に試合の終了をするしなかった。
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パカエンブー競技場での試合の機会がどんどん減ってくる。
5月はまだ1試合も見ていない。
お金がかからなくていいが。
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コリンチャンスCorinthiansの新監督のジェニーニョGeninhoの計画では、ワールドカップ・ドイツ大会Copa do Mundo da Alemanhaの間にブラジル選手権Campeonato Brasileiroが中断する前にコリンチャンスCorinthiansを、リベルタドーレース杯南米選手権Taça Libertadores da América の出場権を得ることが出来る順位にまで持っていく。
このために、ジェニーニョは、トレーニングをサンパウロを離れたところで、静かに行いたがっている。
ワールドカップ・ドイツ大会による中断期間の前に、コリンチャンスCorinthians をブラジル選手権の4位以内にしたい。 そこまで行く。 このために、試合の間の期間はとても平静にする」と、ジェニーニョ監督は言った。
ジェニーニョGeninho監督の任務は簡単なことではない。 しかし、可能だ。 コリンチャンスは、ブラジル選手権では14位で、トップのサントスSantosとインテルナシオナウInternacional-RSとの勝ち点の差は7点である。 彼らとはワールドカップ前の5月25日と5月28日には対戦する。
上記の試合の他に、コリンチャンスは、今度の日曜日5月21日にリオ・デ・ジャネイロでヴァスコ・ダ・ガマと、6月1日はパカエンブーPacaembu競技場でゴイアスGoiásと、6月4日にはフラメンゴFlamengoと対戦する。
ジェニーニョ監督はワールドカップ期間中は選手を本部のパルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeから離す。
選手は10日ほど休みを取る。 その後で、選手はクラブに集合し、サンパウロから離れたところで10日間ほどトレーニングをする。
コリンチャンスは、行き先をアグアス・ヂ・リンドイアÁguas de Lindóia、アチバイアAtibaia、ポッソ・ヂ・カウダスPoços de Caldasと交渉中である。
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相手もあることなので、早々簡単に上位にいけるはずはない。
机上の空論。 捕らぬ狸の皮算用。
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木曜日のサントスSantosのスケジュールは、ロビーニョRobinhoが王様ペレトレーニングセンターCT Rei Peléにやってきたことで変わった。

サントスで見いだされたロビーニョは、今度の日曜日にワールドカップ・ドイツ大会に向けて出発する前にかつての同僚を訪れて、休暇を楽しんだ。

ロビーニョは、レアル・マドリで一緒だったヴァンデルレイ・ルシェンブルゴVanderlei Luxemburgo監督ともしばらく話をした。

ロビーニョは、サントスのトレーニングを見たが、インタビューは許可されない。
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ロビーニョもすでにブラジルに戻っていたようだ。
ロビーニョが、サントスを出て、レアル・マドリに行ってまだ1年も経たない。
昨年の6月のコンフェデレーション杯の後は、ロビーニョが一月ほどサントスの練習に参加しなかったことを思い出した。
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ブラジル代表のシシーニョCicinhoは、今度の日曜日にブラジル代表seleção brasileiraがスイスSuíçaへ出発するときにいないかもしれない。
水曜日の夜に、サンパウロSão PauloのグァリューリョスGuarulhos国際空港に到着したときに、”ボール”を盗まれて、パスポートを無くした。
シシーニョCicinhoは、また200ユーロもなくした。
新しいパスポートをすぐに入手するために、連邦警察Polícia Federal,の配慮をお願いしなくてはならない。
というのは、必要なドキュメントをマドリMadri.においてきたからである。
シシーニョは、カートにバッグをおいていた。
残りの荷物を車に載せているときに、そのバッグはなくなっていた。
シシーニョCicinhoが空港の職員と思う人によってバッグは回収された。
シシーニョは彼の代理人はバッグを持った男を見たが、その男が盗んだとは知らなかったと言った。

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これからいよいよ本番に臨もうと、一時帰国してきた、ブラジル代表であっても、サンパウロに着くやいなやこんな目に遭うのである。
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5月18日20時55分に伝えられたところでは、シシーニョは新しいパスポートを手にしたということである。
さすが、ブラジル代表である。
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5月12日(金)の夜から、ブラジル・サンパウロ州の各地で起きた、犯罪組織首都第一軍団(PCC)によるものとおもわれる警察施設もしくは警察官への襲撃、刑務所での反乱は、5月16日の朝までに一旦は収束していた。
報道でも、そのように見えた。
事件の報道ではなく、事件がどうして起きたかとか、責任の所在であるとか、再発の防止策とか、そういったことが報じられていた。
今日(5月17日)になって、
刑務所の反乱の際の要求の中に、「母の日の外出許可」とか「ワールドカップの試合観戦のためのテレビ市長の許可」とかが報じられているのだが、要求はそんなことだけではなかったはずだ。
このように「面白いところだけ」報じるようなマスコミには、悲しさを感じる。
そういうところだけを、日本に報じて、またその「おもしろさだけ」が一人歩きしていくのである。
また、こういったことだけが、ブラジルについてのあらたな伝承になるかと思うと残念でならない。
7月15日(月)の未明から、襲撃対象がバスや銀行支店などにも広がったことで、一般市民へも「一連の事件」の恐怖が広がったようだ。
事情通が、随分と流言飛語も流したようだ。
気付かない人は気付かなかったし、また反対にパニックになった人もいたというのが、実際のところだったのだろう。
でも、多くの市民は月曜日の夜はひっそりと過ごしたことは事実だった。
いつもは開いている商店も、レストランも、映画館も、営業を見合わせてしまったのだから。
企業も、学校も早じまいをした。
でも、これは「戒厳令」とはまったく違う。
類似どころか一切の布告がでた事実は全くない。
サンパウロに、軍が展開したわけではなかった。
警察だけで対応した。
先般のリオ・デ・ジャネイロとは違う。
その時のリオ・デ・ジャネイロでも、戒厳令がでたわけではなかった。
このブログでは、なるべく事実には正確でありたいと務めている。
何が実際に起きたのか、起きていないのか。
噂は何だったのか。 事実は何だったのか。
言葉の壁や、噂の元の怪しさで、随分と翻弄された人もいたようだが、それはあくまでも個人的なレベルの問題で、サンパウロ市を覆い尽くしたわけではない。
何よりも、人々はただ帰路を急いだだけだった。
いろいろな国であるパニックに際して起きる略奪行為などは起きていないのだ。
せいぜい、バスに乗り込むときに先を争っただけだ。
むしろ非常に冷静に行動したと言えるのではないだろうか。
個人的な体験と、事実とは明確に分けておきたかった。
襲撃は確かにサンパウロの各所で起きたが、それはピンポイントで起きたものに過ぎない。
暴動は、刑務所の中だけで起きた。
対象が無差別であったことはないし、面で広がったものではなかった。
現象は、正確に把握するべきだ。
それから、分析が始まる。
そして、対策だ。
一番難しいことだ。
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事件が収まってきたので、まとめてみようと思っていた。
だが、サッカーネタにかまけてしまって、そちらに時間を費やしていたら、また騒がしくなってきた。
5月17日(水)の夜から、また不穏な動きがある。
再び襲撃があるという、噂が流れたようだ。
そうして、サンパウロの周辺都市(オザスコ市など)で、警察署襲撃やバスの焼き討ちなどの事件が実際に何件か起きたという報道がある。
とりあえず大規模には広がっていないようだ。
なかなか完全には収まってくれないようだ。
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拙宅の近くのイジェノポリスの警察署の前は、今日(5月17日)の日中も、道路は規制されていた。
警察官が、一昨日と変わらぬ警備を続けていた。
市内のルース地区にある警察署前を通ったのだが、そこでも車線を規制していた。
市内北部の警察のDEIC(組織暴力捜査本部)本部のあるサンタナ地区は、大規模な規制が引かれているので、付近は大渋滞であった。
この時点では、警察の緊張はまだ完全に解けていなかった。
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「MFのロドリゴ・タバタRodrigo Tabataは遂にサントスSantosで平和に出会った。」
(上手な訳を思いつかない。)
ロドリゴ・タバタは、ゴイアスGoiásから移籍して来て、サントスに適応する困難に直面していた。
本拠地ビラ・ベルミロVila Belmiro競技場でのいくつかの試合でサントスのファンからヤジを受けていた。
しかしそういった状況は、先週5月13日土曜日のブラジル選手権の第5節のポンチプレッタPonte Preta戦で変わった。
ロドリゴ・タバタはサントスの3ゴールのうちの2ゴールを形作り、グラウンドを拍手で去った。
ロドリゴ・タバタはサントスSantosでの良い時を過ごしていることを知った。
しかし、カバーをよりよくすることを認めた。
「いつも、グラウンドでペースを確保できるように頑張っている。 今、出来た。 ルシェンブルゴLuxemburgo監督は要求の多い人で、まだもっとカバーをするように言っている」と言った。
MFロドリゴ・タバタRodrigo Tabataはブラジル選手権で”3ゴール”を決めて、今サントスの得点王artilheiroである。
ポンチプレッタ戦で、サントスが決めた3ゴールのうちの、2ゴールはロドリゴ・タバタの足からでたのであるが、しかしゴールに入る前にポンチ・プレッタのDFによって方向を変えられた。
この2ゴールは、主審によって自殺点とされた。
皮肉を言うならば、ブラジル選手権におけるロドリゴ・タバタの唯一のゴールもまた敵の助けがあった。
ブラジル選手権第4節の対フォルタレーザFortaleza戦で、ロドリゴ・タバタはクロスを蹴った、しかしDFグラウベルがネットに押し込んだ。
この試合の主審のルイス・アントニオ・シウヴァ・サントスLuiz Antônio Silva Santosはロドリゴ・タバタのゴールとした。
論理的には、ロドリゴ・タバタは全く1ゴールも決めていない。
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これから、サントスの10番に定着するだろうか。
ルシェンブルゴ監督は、彼にとても期待しているように思える。
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quarta-feira, 17 de maio de 2006
5月17日水曜日21時50分から、リオ・デ・ジャネイロのマラカナ競技場で、ブラジル杯準決勝のヴァスコ・ダ・ガマ対フルミネンシの試合が行われた。
(ヴァスコ・ダ・ガマの先発メンバー)

(フルミネンシの先発メンバー)

試合は、1対1の引き分けで終わった。
23時45分に試合が終わった
試合は終始フルミネンシがボールを支配した。
だが、前半にヴァスコ・ダ・ガマのヴァウヂランが1点を先取。
しかし、後半に入ってすぐ、PKをえたフルミネンシ。 ペチコビッチがしっかり決めて追いついた。
その後もフルミネンシの猛攻は続いたが、ヴァスコ・ダ・ガマが必死で守った。
カウンターアタックしかないヴァスコ・ダ・ガマは、後半30分過ぎにPKのチャンスを得た。
しかし、あのエジウソンがゴール右に外してしまった。


延長47分にも、ゴール前でフリーになる機会を得たヴァスコだったが、シュートはゴールポストに当たって跳ね返った。
「20060517GN-CB-Vasco-Fluminense.wmv」をダウンロード
この試合は、ホーム・アウェイ戦のアウェイ戦であった。
前の試合で、ヴァスコ・ダ・ガマが1対0で勝っていたために、勝ち抜けが決まった。
決勝戦の対戦相手は、明日のフラメンゴ対イパチンガ戦の結果で決まる。
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この試合も、今年のベスト試合の一つに入れることにした。
自力に勝るフルミネンシの怒濤の攻撃を、必死に防いだ全員サッカーに感動した。
レナット・ガウショ監督は冴えているぞ。
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5月17日水曜日に、ブラジル中央銀行Banco Central do Brasilは、ワールドカップ・ドイツ大会のブラジル代表の試合の時間は、ブラジルの国内支店が入り口を閉鎖することを認めた。
ブラジル中央銀行によると、営業時間の変更は2営業日前に公表することになる。
それらの日には、銀行は少なくとも4時間は営業する。
ワールドカップ・ドイツ大会のグループリーグでは、対クロアチア戦(6月13日)と対日本戦(6月22日)は、週日で16時に試合が始まる。
この時刻は通常銀行が閉まる時刻である。
6月18日の対豪州戦は、日曜日である。
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こんな時間に、やって来る顧客もいるわけがない。
閉めても全く問題ない。
強盗も来ないだろう。
トンネルも掘っていないだろう。
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ブラジル代表Seleção Brasileira 一行の、ワールドカップ・ドイツ大会への出発。
15人の選手が、5月21日(日曜日)にブラジルからヴェジスWeggisへ出発。
ブラジル代表一行は、この日曜日(5月21日)にスイスSuíçaのヴェジスWeggisへ向かう。
ワールドカップ・ドイツ大会の準備期間(5月22日から6月4日)をここで過ごす。
航空機は、サンパウロSão Pauloとリオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroから、チューリッヒZuriqueへ向かう。
サンパウロSão Pauloのグァリューリョス国際空港Aeroporto Internacional de Guarulhosからからは、選手としてはシシーニョCicinho、クリスCris、ルイゾンLuisão、リカルヂーニョRicardinho、ロベルト・カルロスRoberto Carlos、ロビーニョRobinho、ロジェリオ・セニRogério Ceniが、そして団長のマルコ・ポロ・デル・ネットMarco Polo del Neroとトレーナーのモラシー・サンタアナMoracy Sant'Annaとともに、ヴァリグ8772便RG 8772で、19時30分に出発する。
lこの便は、リオ・デジャネイロRio de Janeiroを経由し、リオ・デ・ジャネイロ到着は20時30分である。
リオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroのアントニオ・トム・ジョビン国際空港Aeroporto Internacional Tom Jobimからは、ロナウドRonaldo、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho、アドリアーノAdriano、エーメルソンEmerson、ジウベルトGilberto、ジュアンJuan、ジュリオ・セーザルJulio Cesarが合流する。
ヴァリグ8772便RG 8772のリオ・デ・ジャネイロ出発は、21時35分である。
チューリッヒ到着は、現地時間の5月22日(月)14時5分である。
リオ・デジャネイロRio de Janeiroからは、スーパーバイザーのアメリコ・ファリアAmerico Faria、カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira代表監督、コーディネーターのザガーロZagallo、医師のジョゼ・ルイス・ルンコJosé Luís Runco、監督助手のジャイロ・レアウJairo Leal、GKのトレーナーのヴェンデウ・ラマーリョWendell Ramalho、療養士オヂール・ソウザOdir Souza、安全チーフのハロウド・カストロ・ブランコHaroldo Castelo Branco、広報担当のロドリゴ・パイヴァRodrigo Paiva、衣料管理のアントニオ・アッシスAntônio Assisとロジェウソン・バヘットRogelson Barretoも出発する。
選手のカフーCafu、ヂーダDida、エヂミウソンEdmílson、フレッヂFred、ジウベルト・シウヴァGilberto Silva、ルーシオLúcio、カカKaká、ゼ・ロベルトZé Robertoは直接ヴェギスWeggisに集合する。
選手のジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucanoは、レシフェRecifeからヴェジスWeggisへ向かう。
医師のセラフィン・ボルジェスSerafim Borges、ロドリゴ・ラシマールRodrigo Lasmar、事務員のギョルメ・リベイロGuilherme Ribeiro、マッサージのデニール・シウヴァDenir Silvaは、5月18日木曜日にヴェジスWeggisへ向かう。
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こういう情報が発表されるにつれて、いよいよその時が来ていると何かドキドキする。
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ムリシー・ラマーリョMuricy Ramalho監督は、5月16日火曜日にFWリカルド・オリヴェイラRicardo Oliveiraのために特別のトレーニングを行った。
ムリシー・ラマーリョ監督は午後にジュニアのチームを相手に練習試合を行った。
リカルド・オリヴェイラに試合のリズムをつかませるためである。
ムリシー・ラマーリョの考えは、5月20日(土)にモルンビーMorumbi競技場で行われるブラジル選手権の第6節の対サン・カエターノSão Caetano戦に、リカルド・オリヴェイラを先発選手としてデビューさせる。
「考えははっきりしている。 リカルド・オリヴェイラRicardo Oliveiraとアレックス・ジアスAlex DiasとリマLimaが使える。 今週のトレーニングで彼がどれくらい出来るかを見る。 もし先日の対インテルナシオナウ戦と同じであれば、土曜日には先発メンバーとしてグラウンドに出ることは確かだ」と、ムリシー・ラマーリョは言った。
サン・カエターノ戦には、FWアロイーゾAloísioとレアンドロLeandroははずれる。
2人とも、インテルナシオナウ戦で3枚目のイエローカードをもらったからだ。
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リカルド・オリヴェイラは、本当に回復してきたようだ。
ブラジル代表選手には選出されなかったが、気持ちを切り替えて頑張っているようだ。
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5月4日にパカエンブーPacaembu競技場で行われたリベルタドーレース杯南米選手権Taça Libertadores da Américaのコリンチャンスの敗退の時に、コリンチャンスCorinthiansのファンが起こした騒動は罰せられないことはない。
南米サッカー連盟Conmebol (Conferação Sul-Americana de Futebol)はコリンチャンスへの処罰を今週発表する。
コリンチャンスへの処罰はおそらく、試合開催権の返上である。
もしそういうことになると、コリンチャンスは今年の後半から行われる南米杯で、この罰を受けることになる。
2007年のリベルタドーレース杯南米選手権Taça Libertadores da Américaへの処罰から逃げるためだ。
罰金だけになるという可能性も捨てきれない。
サンパウロSão Pauloでは、サンパウロ州サッカー協会FPF (Federação Paulista de Futebol)は、少なくとも200人のファンがグラウンドの侵入しようとし、警察Polícia Militar (PM)と対峙した、この晩の騒動について、コリンチャンスCorinthiansを罰することはない。
サンパウロ州サッカー協会は、ファン組織に関係する者の競技場への入場を120日間禁止した。
南米サッカー連盟の広報担当役員のネストール・ベニテズNestor Benitezによると、今週末までに連盟はコリンチャンスに対して取る行動を発表することになる。
「南米サッカー連盟の常務委員会の全てのメンバーで決定をした。 ただ公式発表していないだけだ」と、スポークスマンは言った。
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コリンチャンスは、昨年2005年のブラジル選手権に優勝しているので、
リベルタドーレース杯南米選手権への出場権も得たが、
同時に南米杯も出場権を得ていた。
5月4日は、コリンチャンスにとって「パカエンブーの悲劇」の日だろうか。
そんなことはない。
ただ負けただけだ。
日本もいつまでも「ドーハの悲劇」という表現を使うのを止めた方がよい。
ただ普通に試合をしていて、延長時間内にゴールを入れられただけで、どうして悲劇という表現になるのか理解できない。
その時に、選手が怪我をしたわけでもないし、審判の明らかなミスがあったわけでもない。
「悲劇」という表現に、「被害者」意識を感じる。
そんなことは、サッカーではいつでも起きうることだし、起きていることだ。
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MSIの社長キアは、この5月17日水曜日はパリParisにいる。
バルセロナBarcelona (ESP) 対アーセナルArsenal (ING)で行われる欧州チャンピオン・リーグLiga dos Campeões da Europaの決勝の試合を見るためだ。
この何日か、キアKiaは、ロンドンLondresにいて、ニウマールNilmarの件についてリヨンLyonと最終的な契約するために詳細を決定した。
ニウマールとの契約は、2011年までであった。
「事務的な詳細について解決しているところである。 契約はすでに出来ている。 今週の終わりまでに、ニウマールは署名するはずだ。 何か間違いをするような可能性はない」と、リヨンLyonのブラジルにおける代理人マルセロ・ヂジアンMarcelo Djianはいった。
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キアが観戦したという、欧州チャンピオン・リーグの決勝戦は、ブラジルでは16時から放送が始まった。
アーセナルで、退場者が1人でた時点で勝負は決まったようなものだった。
それでも、先制はアーセナルがあげたのだが、やはり後半にバルセロナが2点を挙げて逆転勝利。

両チームの中に、ブラジル代表選手は3名いた。

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ロナウヂーニョ・ガウーショを止めるのは難しい。

何人が必要なのだ。
そのために、他にフリーになる選手がでてくる。
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チチTiteはサンパウロSão Pauloにいる。
チチは、サンパウロのコンゴニアス空港Aeroporto de Congonhas に着いたところで、パルメイラスの社長に会う。
すぐに会議を行い、新監督としての契約の詳細について合意をする。
チチTiteの正式発表は、今日5月17日の15時からの予定である。
「最初に社長と話をしたい。 今は何も話したくない。 詳細が欠けている。 午後には、もっとわかることになる」と、チチはいった。

到着の時には、監督助手のクレベール・シャヴィエールCléber Xavier、GKのトレーナーのジョルジ・アゼヴェアードJorge Azevedo、そして沢山に荷物が一緒だった。
この月曜日にコリンチャンスを離れたトレーナーのファビオ・マセレヂジャンFábio Mahseredjianも、チチTiteのコーチ陣にはいることになっている。
チチは、5月21日(日)のブラジル選手権の対サンタ・クルーズ戦からチームの指揮をとる。
チチRoseの妻のロージは、ポルトアレグレPorto Alegreにおり、チチTiteがパルメイラスと契約するためにサンパウロSão Pauloに向かっていることを確認した。
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チチ。
やる気満々だ。
正式発表は午後に行われた。 この後早速ジャージに着替えて、トレーニングを指揮している。

長らく失業状態が続いていたからだろうか。
それに、このところいい成績を残していなかった。
ファヴィオ・マセレヂシャンは、元々はチチのスタッフだったのか。
結構目立っていた。
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サンパウロFCの社長ジュヴェナウ・ジュヴェンコJuvenal Juvêncioは、5月17日水曜日に彼の2年の任期中(2006年から2008年)の間の役員を発表した。
もっとも目新しいのは前社長のマルセロ・ポルツガウ・ゴウヴェアMarcelo Portugal Gouvêaが企画planejamentoおよび開発desenvolvimento担当役員になったことである。
副社長でもあったジュヴェナウ・ジュヴェンコJuvenal Juvêncioがやっていたサッカー担当役員の席は、ジョアン・パウロ・デ・ジェウス・ロペスJoão Paulo de Jesus Lopesが就いた。
マルセロ・ポルツガウ・ゴウヴェアMarcelo Portugal Gouvêaの時代には、彼は企画担当役員だった。
「仕事のやり方は同じだ。 交渉や契約でジュヴェナウ・ジュヴェンコJuvenal Juvêncioを助けて、一緒に働き続ける。 今、より多くトレーニング・センターにいる。 彼はちょっとモルンビーMorumbiに多く現れるだろう」と、ジョアン・パウロ・デ・ジェウス・ロペスJoão Paulo de Jesus Lopesは明言した。
サンパウロFCのマーケティング部門は引き続きジュリコ・セーザル・カザーレスJúlio César Casaresがみていく。
マルコ・アウレリオ・クーニャMarco Aurélio Cunhaはサッカー部門の部長を続ける。
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なんだか仲間内で、仕事を廻しているみたいだ。
この新社長は、以前にも社長だった。
このサンパウロFCの役員選挙は揉めたのだが、決まってからも脅迫などが舞い込んだりしていたというから、サンパウロFCもこの点では他のクラブと同じであるようだ。
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グラウンドにはいるときに右足からはいると選手とって幸運になるという。
ルイゾンLuizãoにとっては、右足は5月18日(木)20時30分からのブラジル杯準決勝のイパチンガIpatinga戦ではそうする責任があった。
ルイゾンはまだ痛みを感じていて、医療部から出場を禁止された。
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フラメンゴは、先のイパチンガでの試合では引き分けている。
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チチTiteが、パルメイラスPalmeirasの監督として受け入れられた名前だ。
チチとパルメイラスは5月16日火曜日の夜、口頭で合意した。
チチはサンパウロでパルメイラスの役員達と詳細について詰める必要がある。
この情報は、パルメイラスの社長室のアントニオ・カルロス・コルシオーニAntônio Carlos Corcioneより確認された。
「昨日から全て口頭で話し合われていた。 何も問題はないと信じている。 彼は社長と会議を行う。 署名をしていないので、発表していなかっただけである。 しかしチチはコリンチャンスを日曜日の対サンタ・クルーズSanta Cruz戦から指揮するに違いない」と、アントニオ・カルロス・コルシオーニは説明した。
サンパウロでは、チチTiteはコリンチャンスCorinthians、サンカエターノSão Caetanoで働いた。
チチは、昨年のブラジル選手権でアツレチコ・ミネイロAtlético-MGの監督を辞して以来、フリーだった。
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チチは、昨年の初めはコリンチャンスの監督だった。
3月頃に解任された。
その後アツレチコ・ミネイロの監督になっていたが、これも長くはなかったはずだ。
いつも名前が出てくる監督の1人ではあるが、なかなか就任まで至らなかった。
おそらく一番張り切っているのは、チチに違いない。
パルメイラスは、エーメルソン・レオンが解任されて以来、空白であった監督がやっと決まることになる。
選手達も落ち着くだろう。
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5月15日(月)11時30分に、ワールドカップ・ドイツ大会へ出場するブラジル代表メンバーが発表された。
5月15日のブラジル・サンパウロのニュースは、「一連の警察襲撃事件」が7割で、ブラジル代表関係が2割くらいだった。
ブラジル代表関係のニュースは随分と割を食ったと思う。
だが、「一連の警察襲撃事件」が収束してきたことにより、また一段とワールドカップ・ドイツ大会に向けて、ニュースもコーナーを割くようになってきた。
スポーツ専門チャンネルも、もうそればっかりだ。
見るだけにしても追っかけられないくらいだから、ここに載せたいことも溜まる一方だ。
代表選手たちの幼少の頃からプロ入りまでの「半生記」の様な番組もあって、感動している。
かつて住んでいた家とか、通った学校なども出てくる。
実は貧しくなかったのは、カカだけではないことがよくわかった。
本当に貧しかったのは、ロベルト・カルロスだ。
父親は、サンパウロ州内陸部の農場の作業員だった。
いつもふざけてばかりいる様なロベルト・カルロスが、一番大変だったように思える。
ロナウドは、ロナウドの父親が自分たちは「中流の下」だったと言っていた。
この父親は、番組の中でとても良い味を出していた。
また、ブラジル代表になるような選手は、当たり前のことだが早くから才能を発揮しているので、
路上でやっていたなんていうのは本当に小さな頃だけで、すぐにフットサルのクラブに所属していたことがわかった。
それも成長するにつれて、どんどんと大きなクラブに移っていったこともわかった。
そのころは、まだアマチュアだからそのクラブに行くのに2時間かかったとかいうけど、そのころが一番大変だったときかもしれない。
プロになればいいけど、なるかならないかわからないのにサッカーにお金を使っているわけだからだ。
それでも、16-17才くらいでプロ契約しているので、短い期間ということも言える。
ロナウヂーニョ・ガウーショのフットサル映像は、昔から有名で、
最近はCMに使われて、また知れ渡ったけど、他の選手も結構同じ様な映像が残っていた。
やっぱり、後にブラジル代表になるような子供は、際だっていたようだ。
あまり目立たない選手の番組もあって、それはそれで感銘するものがある。
MFエーメルソンのものも面白かった。
さて、発表の時には、ほとんどの選手はブラジルにいなかった。
だから、同時中継もなかった。
代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラの記者会見が、とても大事だったからだろう。
あとから、ちょこちょこ出て来た。
たとえば、FWでリヨンにいるフレッヂ。
本人は電話で、父親が出て来た。
回線が悪く、2人は全く話がかみ合わなかった。


同じくリヨンのジュニーニョ・ペルナンブカーノ。

発表前の両親。

そして、発表の瞬間だ。

晴れがましいことだと思う。
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terça-feira, 16 de maio de 2006
FWのリカルド・オリヴェイラRicardo Oliveiraは月曜日に驚かされた。
サンパウロ州の持ち物が、暴力の波にやられたからだ。
サンパウロから約100キロのポルト・フェリースPorto Felizというところに持っている小農場が、強盗に侵入された。
彼の女兄弟とその夫、そして3人の子供がいた。
夫婦の車と、家にあった全ての電化製品が盗まれた。
リカルド・オリヴェイラRicardo Oliveiraの妻は、驚いて、スペインのセヴィリャSevilhaに一刻も早く戻りたいと言った。
しかし、リカルド・オリヴェイラはセヴィーリャの静かさの問題はあるにしても、少なくとも今年の終わりまではサンパウロにいるようにレンタル期間を延長したいことをはっきりさせた。
「不幸なことに、サンパウロの状態はとても暴力に満ちている。 内陸部でも静かではない。 しかし、盗まれただけで、自分の家族には何もなかった。 今、小農場は売ることにした。 それでよい。 スペインでは、子供は道で遊ぶことが出来る。 黒い窓の防弾車carros blindadosを使う必要はない。 強盗の恐れもなく歩くことが出来る。 しかし、サンパウロFCにいたい」と、リカルド・オリヴェイラRicardo Oliveiraは明言した。
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ブラジル選手が、ブラジルを出たがる理由はお金だけではないと思う。
安全の問題は、本当に大きな問題である。
持っていない人も大変だが、持っている人も大変だし、持っている人の周辺の人も大変なのだ。
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テベスは、すでにアルゼンチンで過ごしている。
移籍に関するニュースはでてくる。
どちらも、ワールドカップ・ドイツ大会以後の移籍を否定している。
①
MSIの社長キア・ジョオラビシアンKia Joorabchianは、欧州にいる。
コリンチャンスのFWのカルリットス・テベスCarlitos Tevezの移籍の交渉を英国のチェルシーChelseaとしているならば、誰かに知らせるのを忘れている。
テベスの代理人のアドリアン・ルオッコAdrian Ruoccoは保証していることがある。
彼によると、またコリンチャンスには何の条件提示は届いていないという。
もしくは、届いたとしても彼もテベスもそれらについて何も見たことがない。
「誰もこれについて話をしたことはない。 パカエンブーPacaembu競技場で、ジョゼ・モウリーニョJosé Mourinho(チェルシーの監督)を見た。 しかし我々は彼とは話をしていない」と明言した。
カルリットス・テベスは先週からアルゼンチン代表の要請により、アルゼンチンに行った。
左のくるぶしの怪我をして、カルリットス・テベスはコリンチャンスから自由になった。
アドリアン・ルオッコは、テベスは今は出ていかないと言った。
「テベスは出て行きたがっていない。 代表の要請でアルゼンチンに戻った。 車も、アパートも、お金も手放すこと七位。 何も考えていない。 彼は戻ってきて、ブラジル選手権の終わりまではいる」と、対パラナ戦が始まる前に言った。
隣国アルゼンチンから、テベスは試合をインターネット経由で見たがった。 もし見ていたら、テベスは満足しただろう。 最後にコリンチャンスCorinthiansは後半47分に決めたゴールで、2対1で勝利したからだ。
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これくらいの発言では、なんということもない。
明日には変わっている可能性があるからだ。
②
カルリットス・テベスCarlitos Tevezは、アルゼンチンのテレビ"Fox Sports", に、「テヴェスと契約したいというチェルシーChelseaの関心は本当だ」とコリンチャンスCorinthiansのファンが聞くのを恐れることを言った。
「チェルシーChelseaは自分と契約する意思を持っている。 可能性はある。 持っていくから来ている。 それで、ジョゼ・モウリーニョJosé Mourinhoは自分を見に来た」と、テベスは、ポルトガル人の監督がコリンチャンス対リバープレートRiver Plateの試合を観戦したことを思い出しながら、明言した。
しかし、カルリットス・テベスはコリンチャンスのファンに良い知らせをした。
テベスはそんなに早くチームを出て行くことは考えていない。
「コリンチャンスを去るのはとても難しい。 自分も自分の家族もとても親切にしてもらっているからだ。」
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しかし、ニウマールの移籍に課する仕事を終えたキア・ジョオラビシアンがロンドンに行ったのは何故だろう。
でも、まだまだ、カルリットス・テベスの試合を、パカエンブー競技場で見ることが出来そうな発言だ。
実際、凄いプレイを見せてくれるテベスである。
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ブラジル・サンパウロ州で、5月12日(金)の夜から始まった、犯罪組織首都第1軍団によるものと思われる一連の警察等の司法機関への襲撃は、今朝16日(朝)には急激に収束に向かった。
州内各地の刑務所での反乱も、昨夜半には鎮圧された。
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昨日は、市内バスの焼き討ちや銀行支店への破壊活動で、住民の足が奪われるなどして、住民の中に不安が広がった。
商店は閉店を早め、住民は帰宅の足を速めた。
昨夜のサンパウロは、静まりかえった。
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ところで、住んでいるものとしては、「それほど」という感じなのだ。
たまたま、拙宅がある地区のすぐ隣のイジェノポリス地区でひと騒動あったので、それだけがこの一連の騒動の中で身近なのものになったのだが、それとてこういう騒動とは関係なく1年に一度や2度は身近に起きるのがサンパウロの生活なのである。
今日も、アンジェリカ大通りの警察署は、厳重警戒態勢を敷いている。
軽機関銃もショットガンも、目の当たりにする。
だが、そういう武器は滅多に見ないということもないのだ。
大体、今度の一連の騒動の現象面だけを追うと、最初は「市民」からは遠かった。
警察への襲撃は、不適切な言い方だが、住民には関係ない。
襲撃犯人ではなくて、亡くなった方は、ほとんどが警察関係の方々なのだ。
暴動や反乱は、あくまでも刑務所や拘置所の塀の中で起きている。
人質は、収容者の家族(週末は家族の訪問日である。)や刑務所職員だ。
バスや銀行の支店が焼かれ始めたのは、月曜日の未明だ。
バスは車庫にあったし、銀行は閉まっていた時間だった。
それで、バス会社は運行を見合わせたりして、住民生活に初めて支障が出たのだ。
その後、午前中にかけて、運行中のバスが襲われて、焼かれた。
乗客を降ろしたあとだ。
更に、ほとんどの事件の現場はサンパウロの市内周辺部の、元々あまり治安の良くない地区で起きていた。
昨日の正午頃に、市内中心部の高級地区イジェノポリス地区で起きたというのは、とても象徴的な意味を持っているである。
この事件で初めて、「市民」が危険を感じたはずだからだ。
ここで言う「市民」とは、庶民ではない人のことだ。
イジェノポリス地区住んでいる人は、ただの人たちではない。
前大統領から企業家、大農場主、ジャーナリストと言った「市民」たちだ。
こういう人たちの発言があって、初めて何かが動く。
不適切な表現かもしれないが、貧民街で多少なにかが起きてもそれは日常茶飯事なのであまり報道もされないが、サンパウロの高級地区で事件が起きたり、そういうところに住むような人が加害者になったり被害者になる事件は、大々的に報ぜられるのだ。
今朝のサンパウロの新聞は、イジェノポリス地区での警察の厳戒態勢の写真を大きく使っている。
ニュース価値があるからだ。
このイジェノポリス地区での事件が、収束に向けてのきっかけになったと思っている。
もしくは、犯罪組織からのなんらかの「サイン」に違いない。
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サンパウロ州の市民警察の警部マルコ・アントニオ・デズグァルドMarco Antônio Desgualdoは、PCCによる攻撃の減少は一味のの幹部との「合意」によるものだと言うことを否定した。
彼は、暴力行為の減少は警察の働きの成果であるとした。
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事件が起き始めた土曜日の昼に、サンパウロ州知事は「犯罪組織と交渉はしない」と明言していた。
そのことが、犯罪組織を刺激して、一段と襲撃が増え、反乱・暴動が燎原の炎のように広がったとも言われている。
昨夜(5月15日)にも、このサンパウロ州知事は一切「合意」することはないと言っている。
何らかの「合意」があったとする報道が多い。
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12日以来の一連の襲撃では、
攻撃に加わった容疑者71人が、警察との交戦で死んだ。
このうち19人は、今日火曜日の朝のことだ。
警察、警備、刑務所職員等では、44人が亡くなった。
5月16日13時30分現在までに、115人の死者が出たことになる。
襲撃は、合計251件で、80台のバスが焼かれている。
115人の容疑者が逮捕され、113の武器が発見された。
80カ所の刑務所や拘置所で反乱が起きて、13人の収容者が死んだ。
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今日のサンパウロは、車も少なく、道路は混んでいないという。
商店も通常通り、営業を始めた。
学校も再開した。
それぞれににとって、それぞれ異なった記憶を残して、
また平常に戻りつつあるようだ。
新しい「秩序」が生まれたのだろう。
これが、「平衡」というのかもしれない。
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ブラジル・サンパウロで、5月12日(金)の夜から起きている警察への襲撃事件。
14日から15日にかけては、市内バスを燃やしたり、銀行支店などを襲撃するなどの新たな展開を見せた。
15日(月)は、バスの運行が大幅に止まったことで、市内の道路交通は自家用車で大渋滞した。
さらに、帰宅の足の混乱を避けることと、都心部での人出が減少したことにより、商店などはいつもより早く店を閉めた。
このため帰宅ラッシュも16時頃から始まったが、20時頃には解消した。
夜間の外出を避けて、自宅に籠もろうという人が多いようだ。
いつもと違って、22時を過ぎて市内は車が減って、道路はガラガラになったようだ。
この一連の事件は、サッカー選手にも影響を与えている。
①
この数日間サンパウロで起きている暴力の波は、パルメイラスPalmeirasのマルシーニョMarcinhoと、コリンチャンスCorinthiansのニウマールNilmarの催し物をキャンセルさせた。
2人が、子供達のチームを指揮して、5月15日(月)にパレストラ・イタリアPalestra Itália競技場で公開試合を行うことになっていた。
このイベントは、アヂダスAdidasのプロモートによるものだ。
このイベントを実施する新たな日が設定されることになっている。
②
サンパウロFCの社長は警察の要請を受け入れて、ロジェリオ・セニRogério Ceni の記者会見を明日(5月16日)9時からのチームのトレーニングのあとに延期した。
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とにかく、こういうときはおとなしくしているに限る。
普段なら、こういうときには必ず警察が警護にでてくるのだが、
その警察が狙われているわけで、
警察がいっぱいいるイベントは危険だということになるのだ。
警察だって、今は他の警護などやってはいられないのだ。
警察官には申し訳ないのだが、今近づいて欲しくないという感じだ。
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ブラジル代表は、今度の日曜日5月21日に、ヴァリグRG 8772便で、 スイスSuíçaのチューリッヒZuriqueに向かって出発する。
サンパウロ発 : グァリューリョス国際空港Aeroporto Internacional de Guarulhos, 19h30発。
リオ・デ・ジャネイロ発: アントニオ・トム・ジョビン国際空港Aeroporto Internacional Tom Jobim, 21h35発。
チューリッヒZurique着は、5月22日14時05分
ここから最初の合宿地のヴェッギスWeggisに向かう。
スケジュールの詳細は次の通り。
① 5月21日から28日まで。

(クリックすると拡大する)
② 5月28日から6月4日まで。

(クリックすると拡大する)
6月5日以降7月9日までのスケジュールの詳細は、まだ発表されていない。
※※このブログで使用している全ての画像および映像への直リンクは禁止。
必ず記事へリンクすること。
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segunda-feira, 15 de maio de 2006
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraは、5月15日(月)に、リオ・デ・ジャネイロのバッハ・ダ・チジュッカBarra da Tijucaのホテルで、ワールドカップ・ドイツ大会に出場するために招集する23名のブラジル代表選手を発表した。
ブラジルサッカー協会Confederação Brasileira de Futebol (CBF)は、選手が使用する背番号を発表した。
選手名のあとの番号は、背番号。
ヂーダDida (1)
カフーCafu (2)
ルーシオLúcio (3)
ジュアンJuan (4)
エーメルソンEmerson (5)
ロベルト・カルロスRoberto Carlos (6)
アドリアーノAdriano (7)
カカKaká (8)
ロナウドRonaldo (9)
ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho (10)
ゼ・ロベルトZé Roberto (11)
ロジェリオ・セニRogério Ceni (12)
シシーニョCicinho (13)
ルイゾンLuisão (14)
クリスCris (15)
ジウベルトGilberto (16)
ジウベルト・シウヴァGilberto Silva (17)
エヂミウソンEdmílson (18)
ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucano(19)
リカルヂーニョRicardinho (20)
フレッヂFred (21)
ジュリオ・セーザルJulio Cesar (22)
ロビーニョRobinho (23)
-----------------------
ロビーニョの23番は、すでに市販されているナイキのブラジル代表ユニフォームのロビーニョの番号とは異なっている。
市販されている番号は18番である。
今まで、ロビーニョは23番をつけたことはない。
ロビーニョは、昨年から代表入りしているが、番号がその都度異なっており、番号が何番になるのかが小さな話題になっていた。 今までの番号は、7,9,10,17,18,21であった。
ナイキが今から変更するかどうかは不明。
他の選手の市販されているものの番号は正しい。
Ronaldo (9), Roberto Carlos (6), Adriano (7) Ronaldinho Gaúcho (10).
この番号付きのユニフォームは、市中の正価では179.90レアル。
日本で購入するのと、そう変わらないので、ブラジルへ買い付け代行の依頼は止めた方がいいようだ。
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ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraは、2002年のワールドカップの優勝メンバーから、12名を外して、2006年のワールドカップ・ドイツ大会への招集メンバーに入れなかった。
リストからはずれた選手は、次の通り;(所属チームは現在のもの)
GK: マルコスMarcos (Palmeiras),
SB: ベレッチBelletti (Barcelona) ジュニーオル (São Paulo),
DF: アンデルソン・ポウガAnderson Polga (Sporting) ロッキ・ジュニオールRoque Júnior (Bayer Leverkusen),
ボランチ: クレーベルソンKleberson (Besiktas) ヴァンペッタVampeta (Goiás),
MF: ジュニーニョ・パウリスタJuninho Paulista(Palmeiras) リヴァウドRivaldo (Olympiakos)
FW: デニウソンDenílson (Bordeaux), エヂウソンEdílson (Vasco) ルイゾンLuizão (Flamengo).
交替で新たに入った選手は次の通り;
GK: ジュリオ・セーザルJúlio César (Internazionale),
SB: シシーニョCicinho (Real Madrid), ジウベウトGilberto (Hertha Berlim)
DF: ジュアンJuan (Bayer Leverkusen), ルイゾンLuisão (Benfica), クリスCris (Lyon),
MF: エーメルソンEmerson (Juventus, ※), ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucano (Lyon), ゼ・ロベルトZé Roberto (Bayern Munique),
FW: ロビーニョRobinho (Real Madrid), アドリアーノAdriano (Internazionale) フレッヂFred (Lyon)
※エーメルソンは、2002年は合宿中にふざけてGKのマネをして怪我をして、途中で離脱。
代わりに、リカルヂーニョが急遽招集された。
2002年にも、2006年にもワールドカップのブラジル代表となった選手は次の通り;
GK: ヂーダDida (Milan), ロジェリオ・セニRogério Ceni (São Paulo),
SB: カフーCafu (Milan), ロベルト・カルロスRoberto Carlos (Real Madrid),
DF: ルーシオLúcio (Bayern Munique),
MF: エヂミウソンEdmílson (Barcelona), ジウベルト・シウヴァGilberto Silva (Arsenal), リカルヂーニョRicardinho (Corinthians), カカカKaká (Milan), ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho (Barcelona)
FW: ロナウドRonaldo (Real Madrid).
また、ブラジル国内のクラブに所属する選手は2名だけである。
MF リカルヂーニョ(コリンチャンス)
GK ロジェリオ・セニ(サンパウロFC)
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約半分が入れ替わったことになる。
平均年齢は、28.3歳ということである。
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何回も書いていることだが、拙宅はサンパウロの中心部に近いパカエンブー競技場がある一行建て住宅専用地区にある。
この地区には、住宅以外は何も無いという、静かなのだが、生活にはある意味で不便なところである。
何をするにも、何を買うにも、どこかに行かなくてはならないからだ。
隣の地区が、サンパウロでも屈指の高級アパート街のイジェノポリス地区である。
ここはアパートもあるが、商店やレストラン、銀行、病院などもある。
この地区の中心に、ブエノスアイレス公園といってそう大きくないのだが落ち着いた公園がある。
徒歩で10分くらいところだ。
今日(5月15日)13時前のローカルニュースを見ていた。
ワールドカップ・ドイツ大会へ招集するブラジル代表選手の発表もそこそこに、今日は「サンパウロの騒乱状況」のニュースが何度も臨時で流れるあわただしい日なのであるが、ローカルニュースもその枠が全て、一連の事件のニュースであった。
ニュースの最中にも入ってくる事件発生のニュースに合わせて、ヘリコプターが飛び回り映像を映していた。
ニュースの終了間際に、イジェノポリスHigienópolis地区でも警察車両が乱射されたという報道があり、上空からの映像が映し出された。
見知ったところが写っていた。
ブエノスアイレス公園の北西端付近であった。

そのころから、警察車両が走り回り始めた。
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報道ではこうなっていた。 Folha de Sao Pauloより。
「イジェノポリスで警察車両が銃撃。 学校は予定を変更」
市民警察の誘拐事件担当部DAS(Divisão Anti-Seqüestro)の車両が、月曜日に、イジェノポリスHigienópolis地区(サンパウロの西部の高級地区bairro nobre)のブエノスアイレス公園praça Buenos Airesの上の方のマラニョン通りrua Maranhãoで銃撃された。
誰も怪我をしなかった。
当初、情報では警察官が1人撃たれたというものであったが、州の公共安全部はこれを否定した。
この地区の歴史ある学校、リオ・ブランコRio Branco校とシオンSion校、は学校の安全レベルを高めた。
シオンSion校は課外の活動を止め、午前部の生徒は午後には下校となった。
午後部の生徒の授業は通常通り行われる。
シオンSion校には1100名の生徒がいる。
リオ・ブランコRio Branco校には、1800名の生徒がいるのだが、広報担当者と通じて、午後部の生徒は両親もしくは責任者が引き取りに来た時に下校させると発表した。
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この両校は、イジェノポリス大通りに面した由緒ある建物の学校だ。
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早速ではないが、14時半頃でかけてみた。
取材魂がうずいたのだ。
イジェノポリス地区を貫くアンジェリカ大通りは人がやや少ない。
いつも高齢者でいっぱいなのだが、明らかに少ない。
このアンジェリカ通りには、警察署がある。
拙宅から一番近いスーパーの前になる。
警察署の前は、交通規制が敷かれ、警察官20名ほどがいた。

どの警察官も、例外なく自動拳銃をもち、それもホルダーに入れているのではなく、手に持っていた。

軽機関銃やショットガンを持った警察官もいた。
犯罪組織の狙いはこういった警察署なのだから、警察官達も必死だ。
歩いている人たちも、足早に通り過ぎる。
ブエノスアイレス公園もほとんど人がいない。
いつもなら、犬の散歩をする人や家政婦を連れて散歩する高齢者、生徒などでいっぱいなのだが、今日はホームレスのような人だけだった。
ブラジルでは、地域の事情通は、バールかバンカ(=新聞雑誌売り場)の人だ。
人が出入りするので、色々と知っているのだ。
聞いてみると、こういう説明をされた。
アンジェリカ大通りの一本と平行するイタコロミ通りに止めてあった車から多数の武器が見つかった。
やはり、アンジェリカ大通りの警察署を襲撃する計画があったようだ。
それで、警察が周辺のパトロールを強化している中で、銃撃があった。
なんだか、やはり薄気味悪いので、ブエノスアイレス公園を抜けて、出来るだけ安全そうな道を通って帰った。
-----------------------
今日は、市内のバスが襲撃を受けたので、朝からバスの運行がかなり減っていた。
通常は、市内へはいる車はナンバープレートの末尾の番号で規制があるのだが、今日は解除された。
バスがないので、車で行くしかないからだ。
そのためか、拙宅の近くのパカエンブー競技場の横を通る市内中心部から市内北部へ抜ける道路は16時半頃から大渋滞になっている。
いつもは絶対に渋滞しない。
サッカーの試合があるときだけだ。
-----------------------
よく考えると、すぐそこには危険があった。
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過去に、世界各地の戦争地、紛争地に行ったことがあるので、「銃」を見ることには慣れている。
銃口を突きつけられたことも、撃たれたこともある。
どうしてこんなめ目に遭わなくてはならないのかと思ったことも、当時は思ったこともあった。
たかだか普通の仕事のためにだ。
そういう体験をする度に、普通の日本の暮らしには戻れなくなってきたと思ったこともあった。
日本の普通の人には、誰にもわかって貰えなかったからだ。
※※このブログで使用している全ての画像・映像については直リンク禁止。
リンクは、記事にすること。
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5月15日(月曜日)11時30分から、リオ・デ・ジャネイロのバッハ・チジュカのホテルで、ワールドカップ・ドイツ大会のために招集されるブラジル代表メンバーの発表があった。
GLOBOの放送は、11時28分に始まった。
司会は、もちろんガルボン・ブエノ氏である。
-----------------------
11時32分、 カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督の話が始まった。
記者会見場では発表はしていない。
「20060515Selecao-Convocacao.wmv」をダウンロード
※※このブログで使用している映像・画像への直接リンクは禁止。
発表そのものは、淡々と、そして呆気なく終わった。

(発表順) アルファベット順
アドリアーノ(FW)
カフー(SB)
シシーニョ(SB)
クリス(DF)
ヂーダ(GK)
エヂミウソン(MF)
エーメルソン(MF)
フレッヂ(FW)
ジウベルト(SB)
ジウベルト・シウヴァ(MF)
ジュアン(DF)
ジュリオ・セザール(GK)
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(MF)
カカ(MF)
ルーシオ(DF)
ルイゾン(DF)
リカルヂーニョ(MF)
ロベルト・カルロス(SB)
ロビーニョ(FW)
ロジェリオ・セニ(GK)
ロナウヂーニョ・ガウーショ(MF)
ロナウド(FW)
ゼ・ロベルト(MF)
-----------------------
特に驚きのメンバーはいない。
主な落選者
ロッキ・ジュニール(DF)
グスタヴォ・ネリー(左SB)
マルコス(GK)
ニウマール(FW)
リカルド・オリベイラ(FW)
ジュリオ・バプチスタ(FW)
-----------------------
11時45分から、記者会見が始まった。

カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は、個々の選手がどうこうという質問には一切答えていない。
記者会見場にいた日本人クルーらしきグループ。

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ブラジル・サンパウロでの警察への攻撃が、更に拡大している。
5月12日(金)の夕刻から始まった首都第一軍団(PCC)によると見られる攻撃は、14日(日)からは警察に対するものだけではなくなった。
市内のバスの焼き討ちそして、銀行の支店の襲撃も起きてきた。
15日(月)午前現在では、
60台のバスが焼かれている。
バス会社によっては運行を止めている。
これによって、市民の通勤などに大きな影響が出て来ているようだ。
サンパウロ州各地の刑務所での反乱・暴動も46カ所で続いており、職員など237人が人質になっている。
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ただ、拙宅のまわりは静かだ、
むしろ静かすぎるくらいだ。
無用な外出を避けている人が多いのか、平日にもかかわらず交通量が少ないように思える。
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ローカルニュースも、状況を頻繁に伝えている。
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ワールドカップ・ドイツ大会に参加するために招集されるサッカー・ブラジル代表23名の発表まで、あと僅かになった。
5月15日(月)11時30分から、リオ・デ・ジャネイロのバッハ・チジュッカのホテルに会場を用意し、カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督がアルファベット順に名前を読み上げることになっている。
その後、記者会見に応じることになっている。
更に、カルロス・アルベルト・パヘイラ監督は、発表のあとは午後から深夜まで、ずっとテレビの出演予定が詰まっている。
ほとんどが、Globoおよびその系列の放送局である。
ブラジルからの代表一行の出発は、5月21日(日)の予定。
スイスのヴェジスで合宿を行う。
議論があるのは次の人たちだ。
GK マルコス、ロジェリオ・セニ。

右SB グスタヴォ・ネリー、ジウベルト、ジュニオール、。

DF ロッキ・ジュニオール、クリス。

FW フレッヂ、ニウマール。

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ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウSabrina Sato。
レギュラー出演していた、rede TV!局が放送しているpanico na TVというブラジルで一番の馬鹿番組を「はずされた」のは4月2日。
サブリナ・サトウは、4月30日に、ググGuguが司会者をつとめるSBT局の"Domingo Legal"にファンクの歌手として出演した。
その時の模様だ。
久々の動くサブリナ・サトウを楽しんでもらいたい。
本当にファンク歌手になったのだ。
そして、彼女が唄っている姿に感動してもらいたい。
かつては、「唄えない」としていたが、なかなかいけている。
「20060507PaniconanaTV-Sabrina-Sato-Funk-Gugu.wmv」をダウンロード
ただし、ブラジルでは、テレビ番組では歌はまずほとんど「口パク」である。
これもそうだ。
歌詞の内容は、現在の彼女のおかれている境遇を歌ったものである。
そのほかにも、他の番組に生出演している。



だが、まだヴィデオでpanico na TVへの出演はあっても、生出演はない。
注意:このブログで使用している全ての画像・映像への直接リンクは禁止。
リンクする時は、記事へリンクすること。
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サンパウロFCの選手の中で安堵したのは、リカルド・オリベイラRicardo Oliveiraだけだ。

5月14日(日曜日)にポルト・アレグレのベイラ・リオBeira-Rio競技場で行われたブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節の対インテルナシオナウInternacional戦で3対1で敗れたにもかかわらず、リカルド・オリベイラはブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraからワールドカップ・ドイツ大会で戦うブラジル代表選手として呼ばれるという信頼性を感じさせた。
招集選手の発表は、5月15日(月)である。
リカルド・オリベイラは、右膝joelho direitoの手術cirurgiaのあとの長い治療を終えて、サンパウロFCから登場した。
24分間プレイした。
クロスでシュートを打ち、ゴールするチャンスもあった。

リカルド・オリベイラは2005年11月からプレイしていなかった。
欧州チャンピオン・リーグLiga dos Campeões da Europaの、英国のチェルシーChelseaとの試合で、当時スペインEspanhaのベチスBétisに所属していたリカルド・オリベイラは怪我をしてグラウンド去った。
「とても幸せなときだった。 プロとしてデビューする、ジュニアの選手のように感じた。グラウンドに出たかった。異常は何も感じない。 今は、招集のことだけだ。 招集についてのテレビを見る」と、リカルド・オリベイラは語った。
リカルド・オリベイラRicardo Oliveiraは月曜日いかなる通知をもうけられる準備をしている。
もしワールドカップ・ドイツ大会に出場できなくても、失望することはない。
「本当のところ、確信を持っている。 しかし招集されることが無くても、人生は続く。 ブラジルをしっかり応援する」と、続けた。
サンパウロFCのムリシー・ラマーリョMuricy Ramalhoは、リカルド・オリベイラRicardo Oliveiraはドイツでブラジルチームとして戦うものだと確信を持っている。
「彼がプレイする上で持っていた問題は、治療された。 それで、招集される。 リカルド・オリベイラはこれ以上何もグラウンド上でテストすることはない。 ワールドカップ・ドイツ大会にはまだちょっと時間がある。 肉体作りを終了して、監督が望む事を何でもするリズムをとれるだろう。 全てやるには時間がいる」と、ムリシー・ラマーリョ監督は言った。
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たしかに、約半年のブランクはあまり感じない動きをしていた。
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サンパウロのチームではないけど、関心を持っているチームの一つがリオ・デ・ジャネイロの名門クラブのヴァスコ・ダ・ガマだ。
なによりも、ロマリオに大きく関係するチームだからだ。
それに、ここの今の監督のレナット・ガウーショ監督が面白いからだ。
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ヴァスコVasco・ダ・ガマの12戦不敗の記録が、この5月14日(日曜日)にゴイアニアのセッハ・ドウラーダSerra Dourada競技場でおこなわれた、ブラジル選手権Campeonato Brasileiroの第5節の対ゴイアスGoiás戦に2対0で敗れたことで、終わった。
今度の火曜日からコリンチャンスに行くゴイアスGoiásの監督ジェニーニョGeninhoのお別れ試合となるこの試合の前半で、ヴァスコ・ダ・ガマは2度良い機会をものに出来なかった。
「前半は良かった。 2度良いチャンスがあった。 でもものに出来なかった」と、レナット・ガウーショRenato Gaúcho監督は言った。

今週半ばに、ヴァスコ・ダ・ガマは、ブラジル杯Copa do Brasilの準決勝の対フルミネンシFluminense戦の2戦目を戦う。
第1戦は、ヴァスコ・ダ・ガマが1対0で勝利したので、2戦目は引き分けでも勝ち抜ける。
レナット・ガウーショ監督は今日の敗戦を嘆きながらも、もうすでにブラジル杯の準決勝のこと考えている。
「残念ながら12戦不敗は終わった。 でも我々の頭の中には今週ブラジル杯Copa do Brasilの試合をフルミネンシFluminenseと戦うことがある。
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12戦不敗の内訳は、8勝4分。
ロマリオが、米国に行ってから全く違うチームになってしまったヴァスコ・ダ・ガマ。
選手の動きが早くなった。
これで、9月にロマリオが米国から戻ってきたらどうなる。
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domingo, 14 de maio de 2006
5月14日(日)20時から、rede TV!局では、ブラジルでもっとも馬鹿な番組なから、この局ではもっとも視聴率の高いpanico na TVが始まった。
先週の番組内容もそうだが、サブリナ・サトウが「降板」して以降の番組について、ほとんど全く紹介をしていないことに気が付いている。
このところあまりに、サッカーネタに偏ってしまっている。
それもこれも、コリンチャンスが一連の逃避行で話題をまいていることと、ワールドカップのドイツ大会が近いことがある。
最近のpanico na TVの番組内容については、相変わらず「馬鹿な」ことをやっていて、どうしても紹介をしなくてはならないような「素材」までは、準備しているので近々取りあげる。
日曜日から大体火曜日までは、録画映像の編集などでとても忙しいので、理解していただきたい。
さて、今晩の放送でも、
20時45分から約20分間。
サブリナ・サトウが、ビデオ・レターという形で登場した。

最近の日常を撮影したという感じだ。

日本での有料放送が終了したあとに、内容については触れる。
サブリナ・サトウのアパートにいる「使用人」のようだ。

ただ、当分こういう形でサブリナ・サトウは、番組に出演し続けるのだろうか。
スタジオに来て欲しいものである。
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サッカー・ブラジル選手権の第5節が、5月13日(土)および14日(日)に開催された。
結果は、次の通り。
5月13日(土) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
18h10 São Caetano 0 x 2 Juventude Anacleto Campanella
18h10 Botafogo 2 x 2 Grêmio Maracanã
18h10 Santos 3 x 1 Ponte Preta Vila Belmiro
※サンカエターノは、地元で完敗。
エルトンも、フル出場していたのに。
観客は690人台。 本当に観客動員力の無いチームだ。
※ボタフォゴは、あのクリスティアンが出場していた。
背番号9番にもかかわらず、ずっと出番がなかった。
今回はドドゥが故障中だから。
(ボタフォゴの先発選手と控え)


(グレミオの先発選手と控え)


※サントスは、やっと地元のヴィラ・ベルミロ競技場で試合。

もちろん待ちかねた観客で超満員。
ロドリゴ・タバタが、大活躍。
左からのクロスで、相手の自殺点2点を招いた。
「20060513JN-BA5.wmv」をダウンロード
(サントスの先発選手と控え)


(ポンチ・プレッタの先発選手と控え)


5月14日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Santa Cruz 1 x 2 Atlético-PR Arruda
16h Internacional 3 x 1 São Paulo Beira-Rio
16h Figueirense 1 x 0 Fluminense Orlando Scarpelli
16h Palmeiras 1 x 1 Cruzeiro Palestra Itália
18h10 Flamengo 0 x 0 Fortaleza Maracanã
18h10 Paraná 1 x 2 Corinthians Willie Davids
18h10 Goiás 2 x 0 Vasco Serra Dourada
「20060514GN22-BA5.wmv」をダウンロード
※インテルナシオナウがサンパウロFCを破り、引き続き2位を守る。
サンパウロFCでは、遂にリカルド・オリベイラが登場した。
※パルメイラスは地元で引き分け。
(パルメイラスの先発メンバーと控え)


(クルゼイロの先発メンバーと控え)


「20060514GN22-BA5-Palmeiras-Cruzeiro.wmv」をダウンロード
やっと勝ち点を1点稼いだ。
観客がものすごく少なかった。
すでに消化試合のようだ。

※コリンチャンスは、本当に大事な勝利を勝ち取った。
※コリンチャンスの監督になる、現ゴイアスの監督ジェニーニョは、
有終の美を飾ることができた。
ヴァスコは、2ヶ月ぶりの敗戦。
この間の成績は、8勝4分だった。
「20060514GN22-BA5-Goias-Vasco.wmv」をダウンロード
次節の、第6節の予定は次の通り。
5月20日(土) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Atlético-PR x Goiás Kyocera Arena
16h Fortaleza x Paraná Castelão
18h10 Internacional x Figueirense Beira-Rio
18h10 São Paulo x São Caetano Morumbi
※サンパウロFCは、地元でサンカエターノを迎える。
サン・カエターノも地元のようなものだが。
5月21日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Vasco x Corinthians São Januário
16h Cruzeiro x Flamengo Mineirão
16h Palmeiras x Santa Cruz Palestra Itália
18h10 Ponte Preta x Grêmio Moisés Lucarelli
18h10 Fluminense x Santos Maracanã
18h10 Juventude x Botafogo Alfredo Jaconi
※コリンチャンスは、リオ・デ・ジャネイロへ行ってヴァスコと対戦。
好調ヴァスコに勝てるかな。
※パルメイラスは、地元でサンタクルーズとブービー争い。
(第5節を終了した時点での順位)

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ブラジル・サンパウロでの警察への攻撃は、止んでいない。
5月14日夕刻までに、115件の攻撃があり、52人が亡くなった。
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例えとして適切かどうかわからないが、
イラク並みもしくはそれ以上という。
ただ、実感として、周辺には何も変化はない。
何しろサンパウロの中心部に近い一戸建て住宅街にある拙宅から出て歩かないからだ。
今回は、攻撃の目標が警察などに限られているので、
そういう人がいるところに出来るだけ近づかなければ、
巻き込まれる可能性は低いと思われる。
都心の過疎地帯に位置する拙宅周辺は、いつものようにとても静かな週末である。
こういうときは、間違ってもカメラを持って、そういうところへ行くようなことはしてはならない。
警察官だって、とても緊張しているのである。
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テレビのニュースは、
亡くなった警察官達の埋葬の風景を次々に流している。
残された家族達が悲嘆にくれている。
痛ましいことだ。
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「20060514SporTVnews-BA5-Parana-Corinthians.wmv」をダウンロード
5月14日(日)18時10分から、パラナ州マリンガで、ブラジル選手権第5節のパラナ対コリンチャンスの試合が行われた。
(パラナの先発メンバーと控え)


(コリンチャンスの先発メンバーと控え)


結果は、1対1の引き分け。
のはずが、延長47分に,
ニウマールの右からのクロスを、ラファエル・モウラが見事に合わせて、ゴールを決めた。
奇跡的。
延長は3分だった。

前半の1点目も、ラファエル・モウラが決めた。
ニウマールは、つまり得点無し。

(試合映像録画済み)
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これで、とりあえずコリンチャンスの逃亡の旅は、何とか終了できそうだ。
この試合も、今年のいい試合の一つに認定した。
何故いい試合なのかというと、コリンチャンスの試合ぶりにものすごい緊張感を感じたことだ。
何しろ、本当に「命」がかかっていたからだ。
特にこの試合では、アルゼンチン代表のテベスとマスケラーノはすでに帰国しており、
さらに、MFカルロス・アルベルトは出場停止と、戦力的に若干落ちたメンバーで臨まなければならなかったからだ。
それでも、みんな一丸となって頑張っていた。
こちらも、力が入った。
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サッカー・ブラジル選手権第5節のインテルナシオナウ対サンパウロFCの試合が、5月14日(日)ポルト・アレグレのベイラ・リオ競技場で行われた。
(インテルナシオナウの先発メンバーと控え)


(サンパウロFCの先発メンバーと控え)


結果は、インテルナシオナウが3対1で勝利した。

「20060514SporTVnews-BA5-Internacional-SaoPaulo.wmv」をダウンロード
昨年11月に怪我をして手術し、その後療養に努めていたリカルド・オリベイラが、ダニーロと交代で、後半25分に登場。

遂に、リカルド・オリベイラが復帰した。

サンパウロFCのユニフォームで12番をつけて復帰した。
意外に、試合中で動けていた。
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5月15日のブラジル代表発表では、「多分」はずれるだろうが、復帰したことは良かった。
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サンパウロFCは、ベイラ・リオ競技場で行われる、ブラジル選手権の対インテルナシオナウ戦では、2001年以来、勝っていないそうだ。
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コリンチャンスCorinthiansの新監督のジェニーニョGeninhoは、ワールドカップ・ドイツ大会の間、ブラジル選手権Campeonato Brasileiroが中断しているときの計画を立て始めた。
ワールドカップ・ドイツ大会は、ブラジル選手権のセリエAとセリエBを一ヶ月弱中断させる。
ジェニーニョは、選手を本部のパルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeから10日間から15日間離そうと考えている。
コリンチャンスの新しい亡命地は決まっていない。
ジェニーニョの考えは、全ての選手の呼吸を整え、チームの技術の質をより高めることである。
彼は、本部のへつらいやコリンチャンスのファンの圧力から遠いところで仕事をしたがっている。
「自分はゴイアスGoiásでやって来た計画を続けるだけである。 考えは、そのために中断期間を利用するわけだ。 より静かで、チームにとって必要な条件が整った、許される限り遠くの違う街に行く。 仕事は、身体的技術的なトレーニングをゼロから始める」と、ジェニーニョGeninhoは言った。
中断期間は6月5日に始まり、選手は休みにはいる。
多分10日間休んで、その後に選手は10日間か15日間の激しいトレーニングをサンパウロの外で行う。
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どこに行ってもいいが、
ブラジル代表の試合の時間は、練習は中止だろう。
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コリンチャンスCorinthiansの逃亡の旅が、5月14日日曜日に、マリンガMaringáで行われる、ブラジル選手権Campeonato Brasileiroの第5節の対パラナParaná Clube戦のあとに終わるだろう。
コリンチャンスの選手は、日曜日の試合の結果に関係なく5月16日火曜日から、本部のパルケ・サン・ジョルヂParque São Jorgeでのトレーニングに戻るだろう。
一行は、試合のあと2時間後のマリンガMaringá発サンパウロSão Paulo行きの定期便を準備した。
選手は、日曜日の22時にサンパウロのコンゴニアスCongonhas空港に到着する。
そして彼らの家に戻る。
15日月曜日は、全て休みである。
選手は、火曜日にはファゼンヂーニャFazendinha競技場でのトレーニングに戻る
再集合時刻はまだ、明らかにされていない。
朝は、新監督のジェニーニョGeninhoと「コーチ陣」がやってくる。
コリンチャンスCorinthiansは、パカエンブーPacaembu競技場でのリベルタドーレス杯南米選手権の対リバー・プレートRiver Plate戦の前の日の、5月3日から本拠地では練習していない。
コリンチャンスのファンとの「事件」のあとは圧力から逃げて、パラナParaná州のクリチーバCuritibaとマリンガMaringáの他にはサンパウロSão Paulo州内陸部のサン・ジョゼ・ド・リオ・プレットSão José do Rio Pretoに行った。
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5月14日の夜、コンゴニアス空港で事件が起きなければよいが。
ファンから逃げるのに、500キロも1000キロも先までいかなくてはならない、可哀想なコリンチャンス。
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サンパウロFCの社長は、元所属選手のグラフィッチGrafiteとアルゼンチン人のレアンドロ・デサバトLeandro Desábatoが絡んでいる「争い」に終止符を打つことを考えている。
考えはこうだ。 サンパウロFCはキルメスQuilmes,との間で、和解を求めて、”友情杯”“Copa da Amizade”を行うということだ。
サンパウロFCの考えでは一試合をキルメスQuilmesでそしてもう一試合をサンパウロのモルンビーMorumbi競技場で行うというか、もしくは1試合をいずれかの国で行うというものである。
アルゼンチンの社長は今週初めにサンパウロFCがリベルタドーレス杯南米選手権の対エスツダンテス戦のために、キルメスにやってきたときに、この話を聞いて、了解している。
「サッカーは娯楽である。 価値を高め、毎回より多くの人を集めるためにあるのだ。スポーツで先入観や差別をしていけない」と、サンパウロFCの計画担当役員のジョアン・パウロ・ヂ・ジェズス・ロペスJoão Paulo de Jesus Lopesは説明した。
「友情杯」“Copa da Amizade”はまだ開催日時は決まっていない。 まだアイデアをかわしたに過ぎないのだが、一つ確かなことがある。 試合は、ワールドカップCopa do Mundoの時には行われない。 サンパウロFCは試合がないときの計画を持っているからだ。 遠征旅行はしない。
「争い」の中心人物の、アルゼンチン人レアンドロ・デサバトはこのイベントの実現は良いことだと思っている。
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「争い」とは、昨年2005年のリベルタドーレス杯南米選手権のサンパウロFC対キルメス戦で、試合中にレアンドロ・デサバトがグラフィッチに「猿」と言ったことが、人種差別発言とされて、試合後にレアンドロが逮捕されたことである。
レアンドロ・デサバトは、ブラジルの警察で2晩を過ごした。
その後、この件は司法の問題になったはずだが、どうなったのか。
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いずれにせよ、こういうことは悪いことではない。
サンパウロFCにはこういうニュースがあって、
同じサンパウロのコリンチャンスやパルメイラスにはこんな「明るいニュース」が全くない。
もっともコリンチャンスには似合わない。
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sábado, 13 de maio de 2006
ブラジル・サンパウロで、5月12日夕刻からはじまった警察への攻撃。
一連の攻撃で、少なくとも30人が亡くなった。
警察は、16人の容疑者の身柄を確保。
犯罪者達は、サンパウロ州各地の警察、市民ガード、刑務所関係者など、55件の攻撃があった。
これらの暴力行為は、サンパウロ州が犯罪組織のリーダーの隔離を決めたことに対する首都第一軍団PCC (Primeiro Comando da Capital) の反発と見られている。
今までに30名が亡くなった。
11名の軍警(3名は勤務中ではなかった。)、5人の休暇中の市民警察、3名の市民ガード、4人の休暇中の刑務所職員、2名の市民、警察官の彼女が亡くなった。
16名の容疑者が逮捕されて、5名が交戦で死んだ。
サンパウロ市だけで、31件の攻撃があった。
5件がセントロで、3件は北部、2件が西部、8件が南部、東部が13件である。

大サンパウロ都市圏でも、事件は起きている。
2件 グァリューリョスGuarulhos
1件 サント・アンドレSanto André
1件 ジャンジラJandira
1件 ジュンジャイJundiaí

海岸地区
2件 グァルジャGuarujá
1件 クバトンCubatão

内陸地区
アララスAraras, カンポリンポ・パウリスタCampo Limpo Paulista, イタピラItapira, モジ・ミリンMogi Mirim, オウリニョスOurinhos, ピラシカバPiracicaba, リベイロン・プレットRibeirão Preto, サンタ・バルバラ・ドエスチSanta Bárbara d'Oeste, ヴァルゼア・パウリスタVárzea Paulista.

攻撃の波は、5月11日(木)に、サンパウロ州内陸部のプレシデンチ・ヴェンセラウPresidente Venceslau刑務所から765名の囚人を移動させたあとに起きた。
この考えは、犯罪組織facção criminosaの隔離である。
金曜日に、首都第一軍団PCCの構成員が、サンパウロ市北部の組織犯罪捜査部Deic (Departamento de Investigações sobre o Crime Organizado)の尋問のために連れてこられた。 この中には、組織のリーダーのマルコス・ウィリィアム・ヘルバ・カマニョMarcos Willians Herba Camachoも含まれていた。
組織は、一連の犯罪と反乱を計画していた。
金曜日に、組織のリーダーがDeicに到着したときに、アヴァレAvaréの刑務所1と、イアラスIarasの刑務所の囚人達は反乱を開始した。 どちらの刑務所も、サンパウロ内陸部にある。
土曜日になって、反乱は広がり、サンパウロ州の21の刑務所と拘置所CDPs (Centros de Detenção Provisória)でも反乱が起きた。
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こういうときはおとなしくしているに限る。
無用に出歩かないことだ。
流れ弾だって、飛んでくる。
警察官だって、命に関わるからピリピリしている。
どんな組織でも組織を守ることは何よりも大事だ。
特に警察にとっては、犯罪組織になめられることは組織にとって命取りだ。
市民の信頼を無くしてしまう。
徹底的に、報復するだろう。 徹底的にだ。
そうして、また新たな秩序がつかのま訪れる。
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コリンチャンスCorinthiansの新監督となるジェニーニョGeninhoは、自分が信頼できる「コーチ陣」をコリンチャンスの本部パルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeにつれてくる。
5月16日(火)の朝から指揮をとるのだが、ジェニーニョはGKのトレーナーのヴェンデルェイWanderlei、トレーナーのリデーニオ・ボルジェスRidênio Borges、そして監督補佐ウィルソンWilsonを同伴する。
ジェニーニョの契約は、2007年12月31日までで、もう一年延長のオプションがある。
5月14日にマリンガMaringáで行われるブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節の対パラナParaná戦でお別れとなる現監督のアデマール・ブラガAdemar Bragaの行く先はまだ決まっていない。
ジェニーニョGeninhoによると、クラブに残りたければ2軍監督があるという。

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そのアデマール・ブラガAdemar Bragaの行き先が決まった。
彼は、コリンチャンスCorinthiansに残り、ジェニーニョGeninhoが頭となる「コーチ陣」にはいる。
アデマール・ブラガはジェニーニョGeninhoの誘いを受けた。
監督の交代により、現在のスタッフはマリンガでチームに別れを言う。
トレーナーのファビオ・マセレヂジアンFábio Mahseredjian、GKのトレーナーのファヴィオ・テニウスFlávio Teniusである。
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ジェニーニョとアデマール・ブラガは、かつてヴァスコ・ダ・ガマで一緒に仕事をしたことがあったようだ。
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コリンチャンスのサッカー部門の方向を決める、MSIのキア・ジョオラビシアンKia Joorabchianは、週末に欧州Europaに向かった。
ニウマールNilmarのコリンチャンスへの移籍に関わることで、フランスFrançaのリヨンLyonに行くこと以外に、英国InglaterraのロンドンLondresも目的地に当然入っている。
多分、キア・ジョオラビシアンは、カルリットス・テベスCarlitos TevezをチェルシーChelseaに売ることもあるだろう。
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このニュースは、英国のSunからの記事の引用だから、どうかな。
あと2ヶ月くらいは、テベスの移籍の話題があるだろう。
もちろん彼が、ワールドカップで大活躍すると、どんどんと価値は増す。
テベス1人で、キア・ジョオラビシアンのコリンチャンスへの投資回収が一挙に出来るだろう。
テベスの移籍については、ブラジル(サンパウロ)発のニュースだけを拾っていくので、
英国発のニュースはどこかで探して欲しい。
ともに、「飛ばし」が多いだろう。
でもやっぱり、メディアの数からいっても、飛ばしは英国かな。
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5月12日金曜日にリオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroに到着したアドリアーノAdrianoは、左腿coxa esquerdaの裏側の筋肉の痛みを感じていることを明らかにした。

選手によると、15日間くらいこの問題があるという。
しかし、ワールドカップのドイツ大会には問題ではないと保証した。
「筋肉の痛みがあったが、まだキチンと直ってはいない。 でも、ブラジル代表で治療をして、問題はなくなる」と、アドリアーノは明言した。
アドリアーノは、ブラジル代表が欧州に向かう5月21日までブラジルに滞在する。
アドリアーノは世界戦の舞台に戻ることを期待し、アルゼンチンArgentinaと相まみえたいという願いを認めた。
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アドリアーノは、何かすがすがしい。

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ゴイアスの監督就任となったアントニオ・ロペスの記録。
対アツレチコ・パラナエンシAtlético-PR戦からゴイアスGoiásの指揮を始める5月20日に、アントニオ・ロペスAntônio Lopesはブラジル選手権Campeonatos Brasileirosでもっとも多くのシーズンに参加した監督であったエヴァリスト・ヂ・マセドEvaristo de Macedoの記録に並ぶ。 現在は、一つ少ない19である。
他の記録で、アントニオロペスが近いところにいるのは、指揮した試合数である。
今は372試合で、最も多いのは先月亡くなったテレ・サンタナTelê Santanaの394試合である。
ブラジル選手権では、1997年のヴァスコと昨年2005Vasco年のコリンチャンスCorinthiansで優勝している。
ゴイアスで優勝すると、3回優勝しているエーニオ・アンドラーヂÊnio Andradeとルーベンス・ミネーリRubens Minelliと並ぶ。
最も多く優勝させた監督は、現サントス監督のヴァンデルレイ・ルシェンブルゴの5回。
今週54歳になったばかりだ。
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監督部門での記録は、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴが今後どんどん記録を塗り替えるだろう。
何しろ、若い。
こういった監督に関する記録が、ブラジルのサッカー雑誌PLACARのブラジル選手権特別編集版の99ページに出ている。
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サンパウロFCの監督のムリシー・ラマーリョMuricy Ramalhoは、リカルド・オリベイラRicardo Oliveiraは5月12日金曜日に、5月14日16時から、ポルトアレグレPorto Alegreのベイラ・リオBeira-Rio競技場で行われるブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節の対インテルナシオナウInternacional戦の後半のサンパウロFCのオプションの一つだと明言した。
初めて、リカルド・オリベイラはコーチ陣のもとにきて、サンパウロFCのユニフォームを着てデビューする用意が整った。
リカルド・オリベイラRicardo Oliveiraは、まだ試合に90分出場できる状態ではない。
しかしムリシー・ラマーリョMuricy Ramalhoによると、選手のデビューは後半になる。
リカルド・オリベイラは、戦略の変更や他の交替があった場合には、グラウンドには出ないだろう。
「リカルド・オリベイラRicardo Oliveiraの復帰は、計画に入っている。 彼は少しだけプレイに戻るだろう。 自分は彼と同じ手術をしたことがあるので、何をするのか知っている。 大事なことは選手が全く痛みを感じないことで、ポルトアレグレへ行くことになった」と、ムリシー・ラマーリョMuricy Ramalho監督は言った。
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ブラジルのサッカー雑誌PLACAR誌のブラジル選手権特別編集版の91ページを見ると、
ムリシー・ラマーリョ監督は、1970年代中期のサンパウロFCのFWであった。
1998年には、中国のチームの監督をしていたとある。
その時に優勝している。
尚、この経歴の2004年にサンパウロ州選手権に優勝したというのは明らかな誤り。
サンパウロFCが優勝したことは間違いないが、優勝監督はエーメルソン・レオン監督だった。
2004年は、ムリシー・ラマーリョ監督はインテルナシオナウの監督だった。
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先週3対0で負けた試合でデビューをした後、ロマリオRomárioは、マイアミFCMiami FCのユニフォームを着て初めてのゴールを決めて、勝利をものにした。
ロマリオにとって2番目の試合となる、米国のユナイテッド・サッカー・リーグUnited Soccer Leaguesの選手権の対ポートランド・チンバースPortland Timblers戦で2ゴ-ルを決めて、3対2で勝利した。
試合は、5月12日金曜日の夜に、マイアミMiamiで行われた。
ポートランドPortlandは、前半6分に先制した。
しかしマイアミは13分に追いついた。
ロマリオは、マリオ・ロドリゲスMario Rodriguezからボールを受け取り、胸でボールを操り、ゴールした。
後半の6分、マイアミMiamiはシーン・フレイザーSean Fraserのゴールで逆転した、しかし後半41分にペナルティーで追いつかれた。
そして、終了間際の44分に、ロマリオは輝いた。
ロマリオRomárioはクロスを受け取り、頭でマイアミの勝利となるゴールを決めた。
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ロマリオが活躍し始めたようで、大変結構なことである。
でも、動画がないので全くピンとこない。
米国のサイトにでも行けば拾えるかもしれない。
それも、クラブのサイトに行かないと駄目だろう。
面倒だ。
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ところで、ロマリオが出て行ったヴァスコ・ダ・ガマは、この2ヶ月間負け無しである。
引き分けはある。
最後に負けたのはいつか判らないという状態。
3月15日のリオ・デ・ジャネイロ州選手権の対カーボ・フリエンシ戦が最後の負け試合だが。
この試合が、ロマリオが最後に出場したい試合だったかな。
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ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウSabrina Sato。
レギュラー出演していた、rede TV!局が放送しているpanico na TVというブラジルで一番の馬鹿番組を降ろされたのは4月2日。
徐々に、活動を再開してきたようだ。
サブリナ・サトウは、4月30日に、ググGuguが司会者をつとめるSBT局の"Domingo Legal"にファンクの歌手として出演した。

この番組の中で、唄い、腰を振った間、この番組の視聴者は約2倍になった。

彼女が登場したときには8%だったのが、15%にまで上がった。
サブリナ・サトウは、まだpanico na TVを干されている。
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この視聴率は、rede TV!局では最高の高視聴率番組のPanico na TVの視聴率よりも、ずっと多いぞ。
1億8千万のブラジル国民は、みんなサブリナ・サトウに飢えているわけだ。
※※このブログで使用している画像・映像への直接リンクは禁止。
リンクは、記事にすること。
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5月12日(金)、夕刻から夜半までに、ブラジル・サンパウロ州各地で、7人の警官が殺された。

警察署などを狙い、はじめから警察官を狙っていた。




今日、刑務所に入っていた犯罪組織の入所者で、刑務所での反乱を指揮していたと見られる犯罪組織の幹部を移動させたことに対応した、犯罪組織の警察への反発と見られている。
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当分、警察の近くを通るのは避けよう。
日没以降は、とくに止めよう。
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ニウマールNilmarの話は終わった。
最終章は、ガヴィオンエス・ダ・フィエウにとって幸せにおわった。
ニウマールは、木曜日の夜にコリンチャンスCorinthiansとの新しい契約に合意した。
リヨンLyonも、金曜日にニウマールについて、コリンチャンスと交渉したことを発表している。
コリンチャンスは、5月15日にリヨンに1000万ユーロを支払い、残りを6月30に支払う。
ニウマールNilmarの代理人のオルランド・ダ・オーラOrlando da HoraはMSIの社長のキア・ジョオラビシアンKia Joorabchianと、選手とコリンチャンスの契約の骨子について取り決めるのに30分だけしかかからなかった。
契約期間は明らかにされていない。 しかし、3年間から5年間のはずである。
「ニウマールNilmarはコリンチャンスCorinthiansについて全て合意した。 ニウマールの方については、全て終わった」と、オルランド・ダ・オーラOrlando da Horaは言った。
リヨンLyonも、ブラジルにおける代理人のマルセロ・ジジャンMarcelo Dijian(元コリンチャンスのDFで、Fifa(Federação Internacional de Futebol).の公式エージェント)を通して、コリンチャンスCorinthiansとの合意を確認した。
「両クラブの交渉は終了した。 契約は今日(金曜日)にもコリンチャンスCorinthiansの社長のアルベルト・ドゥアリビAlberto Dualibに、署名のため発送される。 ニウマールNilmarは交渉済みだ」と、マルセロ・ジジャンは保証した。
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ニウマールはこれで、当分コリンチャンスにいることになった。
プレイに集中できるだろう
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sexta-feira, 12 de maio de 2006
コリンチャンスCorinthiansの背番号77番のマルセリーニョ・カリオカMarcelinho Cariocaの再デビューは延期になった。
マルセリーニョ・カリオカは、アデマール・ブラガAdemar Bragaが率いるコーチ陣によって禁止されたばかりだ。
マルセリーニョ・カリオカは、5月14日(日)に、マリンガMaringáのウィリィー・ダヴィヂ競技場estádio Willie Davidsで行われる、ブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節の対パラナParaná戦からははずれた。
マルセリーニョ・カリオカは、コリンチャンス一行とは、マリンガMaringáにはこれ以上残らない。
サンパウロに戻り、コリンチャンスの本部パルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeでトレーニングをずっと行うことになる。
右SBコエーリョCoelho、DFベトンBetão、MFカルロス・アルベルトCarlos Alberto、GKジュリオ・セザールJúlio CésarとマルセロMarceloたちも、またサンパウロに戻ることになった。
アデマール・ブラガは、マルセリーニョ・カリオカはボールに5ヶ月間触れていないので、選手権のリズムの中でプレイする状態にはないと判断した。
アデマール・ブラガ監督は、少なくとも練習試合の1試合くらいでは、控えの選手にも戻れないと考えている。
広報担当者経由でのアデマール・ブラガ監督の考えでは、ベトンBetãoとコエーリョCoelhoは外されて、そのポジションにはそれぞれエヂソンEdsonとセバSebáが入る。
カルロス・アルベルトCarlos Albertoは前節の対サンパウロFC戦で退場となっていて、出場停止であり、マリンガMaringáでは試合に出場できなかった。
ジュリオ・セザールJúlio CésarとマルセロMarceloは、ジョニー・エヘイラがシルヴィオ・ルイスSilvio Luizの控えとなるので、戻った。
日曜日の試合にグラウンドに出るコリンチャンスの選手は次の通り。
GK: Silvio Luiz;
DF: Edson, Marcus Vinícius, Sebá, Gustavo Nery;
MF: Marcelo Mattos, Xavier, Rosinei, Ricardinho;
FW: Nilmar, Rafael Moura.
コリンチャンスは、ブラジル選手権で勝ち点3点しか取っておらず、17位の降格圏内である。
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コリンチャンスのニュースは、どれも何か悲しい。
とにかく勝って、サンパウロに頭を上げて戻ってきて欲しい。
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5月14日の試合から外された6人の選手は、サンパウロのコンゴニアス空港aeroporto de Congonhasに到着した。
すべての選手が、「沈黙の法」を守っている。
もっとも記者団に追いかけられたのは、右SBのコエーリョCoelhoとDFのベトンBetãoとMFマルセリーニョ・カリオカMarcelinho Cariocaである。
にもかかわらず、誰も口を開かなかった。
彼らは、真っ直ぐにコリンチャンス本部のパルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeに向かった。
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サッカー・ブラジル代表のアドリアーノが、5月12日リオ・デ・ジャネイロに到着した。

5月21日まで、ブラジル代表合宿に参加するためスイスに向かうまで、ブラジルに滞在する。
本人は、「ブラジル代表に呼ばれたら、いいな」と言っていた。
ワールドカップ・ドイツ大会に出場するために招集されるブラジル代表の発表は、5月15日11時45分である。

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ブラジル・サンパウロの街のあちこちで見ることが出来るブラジル代表の6人。

何度か紹介したが、Santander Banespaという銀行の広告である。
元々サンパウロ州立のバネスパBanespaという銀行を、スペインのBanco Sananderという銀行が買収していたのだが、銀行名をSantander Banespaと変更したので、それを徹底周知するために大金を使っている。
ところで、彼ら6人が1人ずつ写った「絵はがき」を大量に手に入れた。

※ロビーニョの絵はがきを入れ忘れてしまった。
日頃ブログを通じてお世話になっている皆様には、こちらから発送物があるときに6枚を1セットにして同梱しようと思おう。
そのほかにも欲しい人がいたら連絡を。
※このブログで使用している画像・映像への直接リンクは禁止。
記事にリンクすること。
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ゴイアスGoiásは、この日曜日にセッハ・ドウラーダ競技場Estádio Serra Douradaで行われるブラジル選手権Campeonato Brasileiroの対ヴァスコ・ダ・ガマVasco da Gama戦までチームを率いるジェニーニョGeninhoに替わる新監督を持った。
アントニオ・ロペスAntônio Lopesがゴイアスの新監督として、5月12日金曜日に、発表された。

奇しくも、アントニオ・ロペスとジェニーニョGeninhoは実質的にポジションを交換したようになった。
アントニオ・ロペスは、3月まではコリンチャンスCorinthiansの監督だったからだ。
2005年9月から2006年3月までコリンチャンスの監督をしていたアントニオ・ロペスAntônio Lopesは、それまでにヴァスコ・ダ・ガマVasco、フルミネンシFluminense、フラメンゴFlamengo、インテルナシオナウInternacional、グレミオGrêmioと一流チームばかりの指揮をとってきた。
新監督は、勝ち点5をえていて現在ブラジル選手権の11位になっていて、、リベルタドーレス杯南米選手権からの脱落から回復しようとしているチームと出会うことになる。
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アントニオ・ロペスは、ワールドカップ・ドイツ大会におけるブラジル代表の偵察要員の職を断って、クラブの監督になりたがっていた。
エーメルソン・レオン監督が更迭されたパルメイラスの監督になりたいと、はっきりと宣言していたのだが、そのパルメイラスはむしろジェニーニョを望んでいた。
パルメイラスは、なぜかアントニオ・ロペスには冷たかった。(内部での意見の対立らしいが。)
どちらにしても、念願のクラブチームの監督の職を得た訳だ。
それにしても、パルメイラスはどこへ行く。
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ライバルのコリンチャンスCorinthiansと2007年末までの契約をしたジェニーニョGeninhoは、パルメイラスPalmeirasの社長アフォンソ・デラ・モニカAffonso Della Monicaの第1の夢であった。
ジェニーニョとは話をしただけで、公式の条件提示をするまでにも至っていなかった。
社長の考えでは、ジェニーニョは来期の監督で、パルメイラスはお雇い監督を探してはいなかった。
サッカー担当役員のサウヴァドール・ウーゴ・パライアSalvador Hugo Palaiaからみると、コリンチャンスとジェニーニョGeninhoが合意したのはまあ普通で、コリンチャンスの提示が他のクラブとは全く同じではないからと言う。

(参考画像)
ワールドカップのドイツ大会までは、パルメイラスはマルセロ・ヴィラールMarcelo Vilarで行く。
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パルメイラスは来期を考えているわけだ。
まだ半年以上も先の話だが、今期はどうするのだろうか。
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サントスSantosで大成功を納めているというわけでもないにもかかわらず、MFロドリゴ・タバタRodrigo Tabataは外国のメディアとりわけ日本からの関心を引いている。
5月12日金曜日、日本のテレビの一行が、日本人の孫であるロドリゴ・タバタの一日に密着するために王様ペレRei Pelé・トレーニングセンターにいた。
彼らは、トレーニングをみて、ロドリゴ・タバタに長いインタビューをした。
ロドリゴ・タバタは日本語は話さないが、インタビューのために一行の通訳が助けがあった。
「彼は日本人の子孫であるので、関心がある」と、通訳は言った。
レポーターは、ロドリゴ・タバタが将来日本代表になる可能性について、情報を得ようとした。
日本の代表監督ジーコZicoは、ロドリゴ・タバタがまだゴイアスにいるときにすでに誉めていた。
ロドリゴ・タバタは素直に可能性を考えていると言った。
「一つ考えるに。 ここブラジルでの競争はとても厳しいことは知っている。 それで、考えることも出来る」と、まだ招集されていないロドリゴ・タバタは言った。
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現在の彼のポジションは、ロナウヂーニョ・ガウーショとカカのポジションだ。
ロドリゴ・タバタは25歳。

(参考画像)
当然のことだが、4年後は29歳になる。
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ブラジルは、外交は下手ではないと思っていた。
日本にいる人には想像も付かないことだろうが、国際政治では国力以上の存在感を持っている。
何よりも、国際連合の原加盟国の一つだ。
国際連合の安全保障委員会の常任理事国の候補として名前が挙がったりするわけだが、それも違和感がない。
国境を接する近隣諸国とも、国境問題などもなく、関係は普通に良好であった。
大国なので国境を接している国は多いが、実際にその存在を意識するのは、南部国境を接しているアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイまでで、その他の国についてはアマゾンなどが自然国境としてあり、現実の交通手段もなく付き合いもあまりなかった。
国境付近での麻薬組織の活動を、お互いの軍で取り締まろうなんて、話をしていることが話題になるくらいだった。 コロンビアやペルーとの話だ。
国境問題も独立前に解決していたこともあるし、その後にもそれなりに解決されていた。
当時は、人も少なく、資源問題もなく、辺境だったので、おそらく解決は難しくなかったのだろう。
今のウルグアイの地を求めてアルゼンチンと争ったこともあるし、パラグアイがブラジルを含めた3国と戦争を行って壊滅的な損害を受けた戦争もあったが、それも100年以上前の話だ。
アルゼンチンとは、潜在的にそして顕在的にライバル心を持っているが、だからといって国境に軍が張りついているようなことはない。
でも、このところ急激にボリビアとの関係で問題が噴出している。
それもほとんどがボリビアから惹起された問題ばかりである。
おそらく、こんな南米の「小国同士」の紛争など、日本では全く報道されないだろうから、軽く触れておく。
①製鉄所
ボリビアとブラジルの国境にある、ボリビアの街にブラジルの資本で製鉄所が建設されていた。
地元の人たちは、雇用は増えるとして喜んでいた。
だが、ボリビア政府が、突然ほぼ完成していた建設をストップさせた。
環境に関する法律に違反しているというのである。
何よりもこれに反発したのは、この地域の住民である。
国境を閉鎖するなどの、抗議行動を行った。
ボリビア政府は、この抗議行動に、ブラジルからの扇動があるといった。
工事が止まり、この街はあっという間に活気が無くなった。
②炭素燃料(石油、天然ガス)の国有化宣言
ボリビアは、南米では最貧国だ。内陸国である。
世界一の銀山ポトシがあったのは、400年も前のことだ。
そのボリビアに、石油と天然ガスがある。
でも、採掘する資本と技術そして、市場がない。
1990年代の始めに、これらの開発を外国に解放した。
(それまでは、国有化されていたのだ。)
隣国のブラジルを筆頭に、外国企業が合法的に進出し、操業を始めた。
ブラジル国営の石油会社のペトロブラスは、
ブラジルに3つの採ガス所と、2つの精油所などを持った。
ボリビア国内のガソリンは、この2つの精油所から供給される。
ボリビアの25%のガソリンポストは、ペトロブラスの直営である。
ボリビアからブラジル南部には、天然ガスの輸送パイプが延びている。
ブラジルの天然ガスの50%が、ボリビア産だ。
ボリビアは、国有化を宣言し、進出企業に対して、180日以内契約を締結し直すか、さもなくば撤退するようにとの選択肢を示した。
この国有化宣言の2日後に、アルゼンチンのプエルト・デル・イグアスで、ボリビアとブラジルとアルゼンチンと何故かそれにベネズエラの大統領が会談を行った。
ボリビア大統領は、ベネズエラ大統領の飛行機に乗ってやって来た。
この会談では、ボリビアの国有化宣言も認めることが確認された。
この会議を含めて、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの本件に対する対応については、議会内の反対派などから徐々に非難の声が高まっている。
③アクレ州
ブラジルのアマゾン地区のボリビア国境にアクレ州というところがある。
小さな州だが、どんどん開発が進んでいる州でもある。
元々ここはボリビア領であった。
それを130年前ほどに話し合いで、ブラジルが購入している。
(当時何か係争があったので、こういう解決をしたことが想像できる)
両国にとって辺境なのだが、
人間の活動というものは、国境などという人為的なものはどんどん越えていくもので、
ボリビア領で森林の伐採をして牧畜などをやっているものなどが増え、
非合法に住んでいるものが数万人になっていた。
これとて、資本と技術のあるブラジル人がボリビアの開発をおこない、ボリビア人を雇用したという面があるのだ。
さすがにこの件については、1年掛けて解決をしていくという話し合いが両国の間で出来ていたらしいのだが、今週になって、即刻退去するようにと、ボリビア政府が発表した。
その発表の中に、過去に触れた部分があって、問題を起こすのかと、ブラジルではちょっとした緊張感が走った。
④ペトロブラスは、非合法活動をしていて、反憲法的。
国有化宣言によって、一番損害を被るのは、ペトロブラスである。
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァが何を言おうが、実際に多額の投資を行ったのはペトロブラスである。
ペトロブラスのボリビアの拠点に、軍隊が進駐してきたのである。
ボリビア国旗は引き続き掲げられ、ペトロブラスの旗は掲揚されなくなった。
ペトロブラスの社長は猛反発している。
国際契約の常識に反しているというのである。
180日以内の交渉などといっても、価格の変更は認められないと言った。
何しろ需要家への供給価格を長期契約で保証しているので、ボリビアの原料価格が上がると、事業としては成り立たなくなるのである。
その交渉が、始まった。
そのさなかに、ボリビア政府は「ペトロブラスが非合法的な活動をし、反憲法的」といった。
何を言っているのか、この時期に突然言い始めるのは言いがかりにも思える。
⑤ウィーン
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァも、ボリビア大統領も、今ウィーンにいる。
また、会議をすることになるようだ。
ブラジルの外務大臣は、駐ボリビア・ブラジル大使の召還も否定しないとまで言っている。
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ブラジルでは報道されてこなかったが、すでにくすぶっていたブラジルに対するボリビアの不満が爆発しているのだろうか。
ブラジルは、知らない間に大国のエゴを押しつけていたのだろうか。
ただ、ボリビア大統領もちょっとファナチックだと思う。
国内問題をすり替えているのだろう。
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サッカー・リベルタドーレス杯南米選手権の試合が、5月9日(火)、10日(水)、11日(木)に行われた。
結果は次の通り。
5月9日(火)
試合開始 試合結果 試合開催都市
22h15 Chivas 0 x 0 Vélez Sarsfield Guadalajara
5月10日(水)
試合開始 試合結果 試合開催都市
19h30 LDU 2 x 1 Internacional Quito
21h45 Estudiantes 1 x 0 São Paulo Quilmes
※ブラジル勢の2チームはともに敗れたが、最小得点差なのでまだチャンスは大きい。
5月11日(木)
試合開始 試合結果 試合開催都市
21h15 River Plate 2 x 2 Libertad Buenos Aires
次の開催は、ワールドカップ終了後となる。
5月18日(月)
試合開始 試合予定 試合開催都市
21h15 Libertad x River Plate Assunção
5月19日(火)
試合開始 試合予定 試合開催都市
19h15 Internacional x LDU Porto Alegre
21h45 São Paulo x Estudiantes São Paulo
5月20日(水)
試合開始 試合予定 試合開催都市
21h45 Vélez Sarsfield x Chivas Buenos Aires
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リベルタドーレス杯南米選手権にも、ちょっと関心が無くなってきた。
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リカルド・オリベイラRicardo Oliveiraは、5月14日(日)16時から、ポルトアレグレPorto Alegreのベイラ・リオBeira-Rio競技場で行われる、ブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節のインテルナシオナウInternacional対サンパウロFCに、出場しそうだ。
リカルド・オリベイラは、サンパウロFCのユニフォームを着てデビューし、ゴールのネットを揺らすために、右膝に感じる違和感の治療中である。
「もう右膝の痛みは感じない。 インテルナシオナウInternacionalとの試合にサンパウロFCのユニフォームを着てデビューする準備は出来ている。」
リカルド・オリベイラRicardo Oliveiraは、木曜日の、トレーニングセンターにおける練習を終えたあとに答えた。
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リカルド・オリベイラのデビューについては、何度も延期になってきた。
日曜日にならないとわからない。
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quinta-feira, 11 de maio de 2006
ブラジル代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraが、本を出版した。
GLOBOのリカルド・ゴンザレスRicardo Gonzalezとの共著だ。
題名は、「勝てるチームの作り方」 "Formando equipes vencedoras"。
この出版記念の集まりで、4日後に迫ったブラジル代表選手の発表について質問が集中した。

パヘイラ代表監督は、23人の代表の発表について何のプレッシャーも感じないといった。
「全く疑いはない。 世界中の全てが誰が招集されるか知っている。 謎はない。 何の圧力も感じない。 それは3年半の仕事の結果である」
カカと、ロナウヂーニョの招集の可能性について聞かれたパヘイラ監督はかなり考えて、次のように答えた。
「もちろん、カカKakáは招集される可能性がとてもある。 ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoについても、考えているところだ。」

パヘイラ監督は、笑いを満面に浮かべて、冗談を言った。
「20060511SporTVnews-Selecao-Parreira.wmv」をダウンロード
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記者たちは、当確線上にある選手について、パヘイラ代表監督について、何とか考えを聞き出そうとしていた。
でも、全くらちがあかないので、
誰が考えても招集されるカカとロナウヂーニョ・ガウーショは、招集されるのかと聞いたのだ。
それで、パヘイラ代表監督は、答えを考えるのに時間がかかった。
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ますます、スポーツ・ニュースはワールドカップ一色になってきた。
緑と黄色だ。
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サッカー・ブラジル杯のベスト4の試合が、5月10日(水)および11日(木)に行われた。
結果は次の通り。
5月10日(水)
試合開始 試合結果 開催都市
21h45 Ipatinga-MG 1 x 1 Flamengo-RJ Ipatinga
※イパチンガが、試合終了直前に同点に追いついた。
イパチンガが決勝にまでいったら面白いのだが。
「20060510JG-CB.wmv」をダウンロード
5月11日(木)
試合開始 試合結果 開催都市
20h30 Fluminense-RJ 0 x 1 Vasco-RJ Rio
※エヂウソンが値千金のゴール。
ゴール前で止まって、マークを外し、ボールに合わせるところは、円熟。
さすが。
「20060511JG-CB-Fluminense-Vasco.wmv」をダウンロード
来週の試合予定は次の通り。
5月17日(水)
試合開始 試合予定 開催都市
21h45 Vasco-RJ x Fluminense-RJ Rio
5月18日(木)
試合開始 試合予定 開催都市
20h30 Flamengo-RJ x Ipatinga-MG Rio
ベスト2が決まったところで、一旦ブラジル杯は中断。
ブラジル杯の決勝戦は、ワールドカップ終了後に行われる。
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コリンチャンスの新監督に決まったジェニーニョGeninhoはコリンチャンスCorinthiansにおける「カルリットス・テベスCarlitos Tevez時代」を失う危険を負っている。
コリンチャンスからのテベスの移籍の交渉について、コリンチャンスのコントローラーであるMSIの社長のキア・ジョオラビシアンKia Joorabchianから、テベスをワールドカップの後もクラブにおいておくことは難しいと聞いた。
テベスの行き先は、欧州のサッカー。
「長い時間、キア・ジョオラビシアンと会議をした。 テベスTevezとマスケラーノMascheranoについても話題に入っていた。 マスケラーノMascheranoはワールドカップの後に戻る。 しかし、テベスTevezについてはコリンチャンスCorinthiansに彼をおいておくのは非常に難しい。」
キアは自分に、テベスの権利を少なくとも来年の半ばまで引き延ばすように全力を尽くすと約束した。
今のところ、ジェニーニョGeninho監督はテベスの目標は知らない。
ジェニーニョ監督は、キア・ジョオラビシアンから、関心があるのは欧州のサッカーと聞いた。
英国のチェルシーは2005年からテベスに首っ丈だ。
テベスTevezは、チェルシーChelseaの監督のジョゼ・モウリーニョJosé Mourinhoから、パカエンブーPacaembu競技場で間近で観察された。
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ニウマールは、コリンチャンスが確保したが、テベスはいなくなるようだ。
当然だ。
欧州に、テベス旋風が吹きわたるだろう。
この一年、テベスの試合は「間近で」十分に堪能させていただいた。
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FwニウマールNilmarは、居たくないときだけ、コリンチャンスCorinthiansには居なくなる。(変な見出しだ。)
要は、ニウマールが居たいだけ、コリンチャンスに居ても良いということだ。
フランスFrançaのリヨンLyonはすでにニウマールのコリンチャンスへの移籍の条件に合意した。
ニウマールの代理人のオルランド・ダ・オーラOrlando da HoraはMSIの社長キア・ジョオラビシアンKia Joorabchianと今、会議をしている。
コリンチャンスとの新たな契約について取り決めるためだ。
ニウマールはすでに、コリンチャンスの選手だ。
「ニウマールNilmarは99%コリンチャンスCorinthiansだ。 100%といわないのは、まだ足りていない1%は疑いだ。
ただ確認していないのは、書類上の問題に書くことと、署名を取り付けることがなされていないということだ。
一つ金槌で叩けばよいだけのことだ。 ほとんど合意していることは保証できる。 今はこの件を州流させるための会議にはいる。」と、オルランド・ダ・オーラは答えている。
ニウマールを獲得するために、コリンチャンスは1000万ユーロをリヨンに支払う
最初の支払いは、5月15日月曜日で、残りは6月30日に支払う。
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ニウマールは、これで当分コリンチャンスに残留するようだ。
でも、もう一度、欧州に行くべきだろう。
次期ブラジル代表に入るだろうが、その地位を確固たるものにするには、やはり欧州の一流クラブでポジションを獲得しなければ駄目だ。
まだまだ成長していくはずだ。
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ところで、ニウマールは結婚していた。(Placar誌より)

(注意:このブログの全ての画像および映像への直接リンクは禁止。 記事へのリンクとすること。)
この人と同じ女性かな。
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ニウマールの発言がある。
「自分の人生で欧州のサッカーをコリンチャンスでプレイする機会に変えたこと以上に良かった出来事はない。
クラブとそのファンに認められた。 ワールドカップのブラジル代表のポストを争うというシナリオの中にいる。そんなに早くブラジルを出て行きたくはない。」
コリンチャンスとの契約で残っているのは、契約期間と給料だそうだ。
ワールドカップのドイツ大会のブラジル代表への選出についても語っている。
「まだタオルは投げない。 次の月曜日が発表で、多くの期待を作り出すことは出来ない。 カルロス・アルベルト・パヘイラが自分を見たのは昨年からだ。 それで、自分は期間があると思っている。」
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ニウマールは、甘い顔に似合わないのだが、最近強気な発言をするようになった。
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コリンチャンスだけで、毎日ニュースを独り占めしているようだが、実際発信量が多いのだ。
いいニュースは、いつも少ないクラブだ。
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現ゴイアス監督のジェニーニョGeninhoが、コリンチャンスCorinthiansの新監督。

ジェニーニョは、5月11日木曜日の朝にサンパウロのコリンチャンスの円卓で行われた会議で、コリンチャンスと3年間の契約をつくった。
ジェニーニョ監督は、紙には署名をしていないで、コリンチャンスへの移籍の証文を書いた。
というのはゴイヤスGoiásの役員に説明をし、合意をもらっていないからだ。
しかし、ゴイアスのサッカー担当役員のペドロ・ゴウラーチPedro Goulartは、ジェニーニョGeninho監督は8ヶ月間働いたチームを去って、コリンチャンスCorinthiansを目指すと明言した。
「ジェニーニョGeninho監督はクラブの歴史にとって重要な監督の1人だった。 彼はゴイアスが持っていなかった国際的な視野を持たせた。 それについてとても感謝している。 そういった理由で、我々は彼にコリンチャンスCorinthiansと話す自由を与えた」と、ペドロ・ゴウラーチはいった。
いまのところ、ジェニーニョGeninho監督は直ちにコリンチャンスCorinthiansを指揮するわけではない。
ジェニーニョ監督は、ゴイアニアGoiâniaに戻り、ゴイアスGoiásとの契約の取り消しに合意しなくてはならない。
ジェニーニョ監督は、5月14日日曜日に、地元のセッハ・ドウラーダ競技場estádio Serra Douradaで行われるブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節の対ヴァスコ・ダ・ガマ戦のあとに、クラブと選手にお別れをすると約束した。
サンパウロへの出発が決定したあと、火曜日にコリンチャンスに行くことになる。
ジェニーニョは、監督にはコリンチャンスの選手が休みを取る月曜日のあとの、5月16日火曜日以降になる。
日曜日にマリンガMaringáで行われる対パラナ戦は、コリンチャンスの指揮はアデマール・ブラガAdemar Bragaがとる。
ジェニーニョGeninho監督にとって、コリンチャンスCorinthiansで働くのは初めてではない。
2003年に、監督だった。
面白いことに、その時も、リベルタドーレス杯南米選手権のベスト16戦でリバー・プレートに負けたあとでやめた。
もしくは、ブラジル選手権でジュヴェンチューヂに6対1で敗れたからか。
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ブラジルのサッカー雑誌PLACARのブラジル選手権特別号の51ページに、ジェニーニョ監督のプロファイルが出ていた。
1948年生まれの、57歳。 昔は、GKだった。
1984年から色々なクラブの監督を転々としている。
ブラジル選手権にも1987年にサントスの監督として登場して以来、まあ常連の監督だ。
でも、獲得したタイトルはあまり多くない。
2001年にアツレチコ・パラナの監督としてブラジル選手権で優勝したのがある。
2003年にコリンチャンスの監督として、サンパウロ州選手権でも優勝している。
ジェニーニョ監督と契約したということは、ワールドカップの後に、フィリポンとか、パヘイラとか、パウロ・アウツオーリとかと契約する話は無しだろう。
もっとも上記の3名にとっても、コリンチャンスのような「危険にさらされているクラブ」の監督就任は願い下げだろうが。
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本来は自分たちのサポーター組織であるガヴィオエンス・ダ・フィエウの怒りをかって、逃避行を続けているコリンチャンスのニュースが面白いので、どんどんと掲載させていただく。
つまりこれが、ブラジル・サンパウロの人々の生活でもあるということの良い例だ。
サッカーを舞台にすると、またわかりやすくなるのだ。
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コリンチャンスCorinthiansは、5月14日の、ブラジル選手権Campeonato Brasileiroの第5節の対パラナParaná 戦が行われるマリンガMaringáのウィリー・ダヴィス競技場estádio Willie Davisでは、家でくつろいでいるように感じるだろう。
北パラナ地方の普通の住民は、地元のチームより、サンパウロ州の応援をしている。
サンパウロでは、一行がサンパウロに戻ったら、本部のパルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeを圧力鍋に変えてやると明らかにしている一部のガヴィオンエス・ダ・フィエウもいる。
マリンガMaringáでは、ファンはそこまではない。
この試合のために19,900枚のチケットが販売される。
少なくとも5,500枚は販売された。
マルセリーニョ・カリオカのコリンチャンスへの再登場がアトラクションの一つである。
250人の警官と、200人のガードマンしれに30人のカメラマンが競技場に展開する。
昨年の試合よりも70人多い。
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安心して良いものかどうか。
マリンガは、いい街だ。
ずーっと前に行ったことがある。
日本人も多く移民した街だ。
でも、パラナのファンも多いと思うが。
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コリンチャンスは、本当に大変そうだ。
コリンチャンスCorinthiansは、今週の初めから滞在しているブラジル南部のパラナ州のクリチーバCuritibaから、5月14日日曜日にブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節の対パラナParaná戦が行われるマリンガMaringáへの移動を土曜日から金曜日に一日早めたのは、コリンチャンスの単純な計画の変更ではない。
選手達は安全ではなく、電話で脅迫を受けている。
匿名の電話が、新しいコリンチャンスの逃避地にまでやって来て、選手の集中を妨げている。
それで、クラブの計画の変更をすることになった。
火曜日の夜に、コリンチャンスがベースをおいている、クリチーバのセントロにあるブルボンホテルhotel Bourbounの入り口で、ファンの小グループが抗議行動を行った。


水曜日、役員達は選手に22時30分に就寝するように指示した。
全て、変な者との接触を避けるためである。
しかし、携帯電話が、先週リベルタドーレス杯南米選手権で敗退して以来、コリンチャンスのファン組織ガヴィオンエス・ダ・フィエウのよりファナチックな(狂信的な)代表達の武器になった。
リカルヂーニョRicardinho、グスタボ・ネリーGustavo Nery、コエーリョCoelho、ベトンBetãoそしてそのほかの選手達は、脅迫の電話を受けている。
(最初の2人は、ブラジル代表メンバーなのだが。)
ある人間は彼らに、報復の罰として、クラブを出て行けと言った。
彼ら選手の家族もまた、脅されている。
監督のアデマール・ブラガAdemar Braga自身も変な人間からの電話があったことを認めている。
彼らは、こういうファンの態度を悲しんでいる。
「脅迫は知っている。 こういったやり方の圧力は、チームももちろん選手をも救わない」と、アデマール・ブラガ監督は語った。

クリチーバCuritibaにおいては、一行は護衛無しでは道に出ることはない。
15キロ離れたサン・ジョゼ・ドス・ピニャイスSão José dos PinhaisにあるカジュCaju・トレーニングセンターまで行く選手達を乗せたバスは、少なくとも8台の警察の車がエスコートしている。
誰も、許可無くアツレチコ・パラナエンシAtlético-PRの建物にはいることは出来ない。
報道は、グラウンドでは15分だけ撮影を許可されているに過ぎない。
レポーターは、グラウンドから離れ、隔離された部屋で一日に2人の選手のインタビューをしている。
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恐ろしい実態だ。
コリンチャンスでプレイするのを恐れる選手がいるのも当然だ。
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コリンチャンスは、逃避行を続けているが、ニュースは結構ある。
①
アデマール・ブラガAdemar Braga監督は、5月14日に行われるブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節の対パラナParaná戦における問題を集め始めた。
MFのカルロス・アルベルトCarlos Alberto(前節のサンパウロ戦でレッドカードをもらい退場となり、出場停止。)とFWカルリットス・テベスCarlitos Tevez(治療)を失ったあとに、アデマール・ブラガ監督はボランチのジャヴィエール・マスケラーノJavier Mascheranoも怪我をしているをすぐに発見した。
これによって、アデマール・ブラガ監督は週末の試合にグランドに出る新しいチームを造り上げることになった。
ジャヴィエール・マスケラーノは、右の膝の痛みを伴う怪我をした。
彼は、クリチーバCuritibaで手当てをしたが、試合に回復が間に合うのは難しい。
テベスTevezは、サンパウロSão Pauloにいる。
、左のくるぶしのねんざの治療をし、アルゼンチン代表seleção da Argentinaのジョゼ・ペッケルマンJosé Pekerman監督の下へ現れる準備をして、ワールドカップのドイツ大会Copa do Mundo da Alemanhaの準備を始める。
カルロス・アルベルトCarlos Albertoは、サスペンドのために試合できない。
テベスTevezの代わりは、ラファエル・モウラRafael Mouraである。
マスケラーノMascheranoの場所は、ヴェンデウWendel、ロジネイRosinei、シャヴィエールXavierが争うことになる。
カルロス・アルベルトCarlos Albertoの場所は、ロジャーRogerとマルセリーニョ・カリオカMarcelinho Cariocaが準備している。
こういった問題と、ガヴィオンエス・ダ・フィエウからの大きな圧力で、アデマール・ブラガはマリンガMaringáでの試合ではマルセリーニョ・カリオカMarcelinho Cariocaを選択する可能性を認めた。
「プレイは出来る。 トレーニングとできあがり次第だ。 チャンスは良いことだ」と、監督は言った。
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選手の起用にも強い圧力を掛けるガヴィオンエス・ダ・フィエウ。
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コリンチャンスは、逃避行を続けている。
①
コリンチャンスCorinthiansのある選手がクリチーバCuritibaに一行が行くことに反対と明らかにしても、アデマール・ブラガAdemar Braga監督は決定をし、パラナParaná州でのトレーニングは今度の日曜日(5月14日)にパラナ州マリンガMaringáで行われるブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節の対パラナParaná戦に役立つと信じている。
「ミニ・プレ・シーズンだ。 この期間中に2つのトレーニングをする。選手の食事と睡眠をコントロールする。 これは選手を元気づけるのにとても重要である。 もしサンパウロに行ったとしたら、選手はこのような共同生活が出来ない」と、アデマール・ブラガは分析した。
アデマール・ブラガAdemar Bragaは、またこの旅はファンからの逃避ではないと明言し、ガヴィオンエス・ダ・フィエウにコエーリョCoelhoとベトンBetãoへの支持をお願いした。
ベトンBetãoやコエーリョCoelhoのようにずっと長い期間クラブにいるような選手をファンが応援することをお願いする。
彼らはミスをしたが、それは起きたことだ」と明言した。
※ガヴィオンエス・ダ・フィエウは、6人の選手の「首」を要求している。
コエーリョは、対リバープレート戦でオウンゴールをした。
ベトンも、ボールの処理を誤った。
2人とも、コリンチャンスのジュニア育ちでまだ23歳である。
②
アデマール・ブラガAdemar Bragaにとって、コリンチャンスCorinthiansの2軍監督という状況に戻るのは問題ではない。
日曜日に、ブラジル選手権第4節の”クラシコ”対サンパウロ戦に3対1で敗れたあとに、MSIの社長で、イラン人のキア・ジョオラビシアンKia Joorabchianがワールドカップの後に”重みのある”監督と契約すると認めた。
「それは自分にとって不都合でもない。 人生では上がったり。下がったりした。 それは自分を傷つけない。 チームはリベルタドーレス杯南米選手権で勝てなかった。 自分は雇い人で、彼らが望む間は続ける」と、監督は言った。
ワールドカップのドイツ大会のあとに、コリンチャンスの社長はルイス・フィリペ・スコラーリLuiz Felipe Scolari、カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira、もしくはパウロ・アウツオーリPaulo Autuoriとの契約に努めるだろう。 アデマール・ブラガAdemar Bragaは辞任を求めることはしないと明確に言った。
「逃げることはない。 今は任務を果たすべきだ。 何よりの喜びだと言った。ただ、彼らが望むときまで続ける」
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quarta-feira, 10 de maio de 2006
FWのマルセリーニョ・カリオカがMarcelinho Carioca、5月9日火曜日クリチーバCuritibaのカジュCajuのトレーニングセンターでチームと2回の練習をした。
その後で、正式にコリンチャンスCorinthiansへの入団が発表された。

「愛国的な救世主はいない。 誰も蓋をしてくれない。 時は色々だ。 人生は替わっていく。 色々なことを学んでいく。 自分はとても単純で、職員を誇りに思う。 自分の状態も、どんなに助けることことが出来るかもわかっている。 グループは再活性化しなくてはならない」と、マルセリーニョ・カリオカは記者会見で答えた。

マルセリーニョ・カリオカはコリンチャンスは話合って、ガヴィオンエス・ダ・フィエウと講和することは出来ないと明言した。
ファンは対リバープレート戦で敗れて、リベルタドーレス杯南米選手権から脱落したことで怒って、チームの何人かの選手が出て行くことを望んでいる。
「きれいな言葉を話しても進まない。 プレイをして、彼らの望むことを与えるだけだ」と言った。
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マルセリーニョ・カリオカの別名は、Pé-de-Anjo(=天使の足)。
かつてのコリンチャンスのアイドルだった。
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ゴイアスGoiásの監督のジェニーニョGeninhoが、5月10日水曜日に、コリンチャンスCorinthiansをコントロールするMSIからのオファーをその役員のパウロ・アンジオーニPaulo Angioniを通して、もらったことを認めた。
パルメイラスPalmeirasからのオファーを断ったあと、ジェニーニョは今のクラブでとても幸せだと言った。
しかしコリンチャンスに行く可能性は否定しなかった。
「火曜日にパウロ・アンジオーニと、自分の責任を知ってもらうために、接触した。 同じことをパルメイラスにも言った。 ゴイアスの社長は自分を自由することを望まないだろう。ここでとても幸せだ」と言った。
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ブラジル国内で、今一番引く手あまたになった監督。
他にもいっぱい「待命中」の監督はいる。
何しろ頻繁に監督は替わるので。
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ブラジルでは、今年10月に大統領選挙が行われるが、合わせて州知事の選挙も行われる。
サンパウロ州の知事選挙も行われる。
サンパウロ州の知事は、今年の3月末に当時のジェラルド・アルケミン知事が、大統領選出馬のために、既定により辞任しており、副知事が残りの任期を知事に昇格して務めている。
ジェラルド・アルケミンはPSDBという政党に属しているのであるが、この政党はすでにサンパウロ州の知事選挙の党候補者としては、前サンパウロ市長のジョゼ・セッハと決めている。
5月6日と7日に、大統領の出身母体である労働者党(PT)が、サンパウロ州知事候補を党員による投票で決めた。
候補者は、一昨年12月末までサンパウロ市長だったマルタ・スプリシーと、連邦下院議員のメルカダンチの2名であった。
有権者(党員)が192,960人で、投票者は68,455人。

投票しなかったのが、64.5%。
そして、52.8%の票を獲得したメルカダンチに決まった。

メルカダンチは、決定後の挨拶で、マルタ・スプリシーの協力を求めた。


最近の世論調査では、PSDBのジョゼ・セッハが第1回投票で50%近い票を集めるという結果が出ている。
第1回の投票で過半数を得ると、その候補者の当選が決定するが、過半数を獲得した候補者がいないときは上位の2名の候補者による第2回目投票が2週間後に行われる。
この時に、他党との連立工作が行われる。
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サッカー・リベルタドーレス杯南米選手権のエスツダンテス対サンパウロFCの試合が、5月10日21時45分から、アルゼンチンのセンテナリオ競技場(キルメスの本拠地)で行われる。
(エスツダンテスの先発)

(サンパウロFCの先発)

21時49分 キックオフ。
前半1分 ダニーロに対するファールで、エスツダンテスの選手にいきなりイエローカード。
前半3分 エスツダンテスのファボンにレッドカード。
サンパウロFCのアンドレ・ヂアスと揉めた。
アンドレ・ヂアスが倒れている。
前半5分 アンドレ・ヂアスもレットカードで、退場。
前半34分 サンパウロFCのGKロジェリオ・セニにイエローカード。
前半35分 サンパウロFCのDFルガーノに、イエローカード。
前半45分 延長2分。
前半47分 前半終了
22時53分
後半開始
後半10分 サンパウロFCのFWアレックス・ヂアスが下がり、レニウソンが入った。
後半21分 エスツダンテスが2名交替。
後半28分 ルガーノに2枚目のイエローカード。 退場。
後半30分 サンパウロFCのレニウソンが下がり、エヂカルロスが入る。
後半32分 エスツダンスが1名交替。
後半39分 サンパウロFCのアローイジオにイエローカード。
後半40分 サンパウロFCのMFジョズエにイエローカード。
後半42分 エスツダンテスのゴール。
1対0。
後半45分 延長3分。
後半47分32秒 23時40分試合終了。
エスツダンテスが1対0で勝利。
(試合映像録画済み)
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エクアドルのキトでも、インテルナシオナウが敗れた。
「20060510JG-L.wmv」をダウンロード
※注意:この映像への直接リンクは禁止。
リンクをする場合は、この記事へリンクすること。
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リベルタドーレス杯南米選手権は、今週で一旦中断する。
ワールドカップ開催のためである。
サンパウロでの、サンパウロFC対エスツダンテス戦は、7月19日に行われる。
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ブラジルを代表する航空会社はヴァリギVarig。
でも、国営会社ではない。
このVarigは良い会社だった。
とてもサ-ビスが良かった。
特に食事が良かった。
ガレイラという名前の東京支社長が、いつも自慢していた。
でも、それも昔の話だ。
どういう訳か、この数年で駄目になった。
国内でのシェアを落とし、国際線の一部を休止したりしていた。
いつ、運行が止まるかわからない状態がずっと続いていた。
5月9日(火)、会社を運行会社と清算会社(負債ばかりだが)に分けて、入札をするような方向が固まった。
Varigは本当に残るのだろうか。
Varigの機内誌はICAROと言うのだが、これはイカロスのこと。
彼は太陽に近づきすぎた。
そういえば、「浦島太郎」の歌詞の全文がわかった。

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terça-feira, 9 de maio de 2006
コリンチャンスCorinthiansの選手達は、5月4日(木曜日)に行われたリベルタドーレス杯南米選手権Taça Libertadores da Américaの対リバープレートRiver Plate 戦の敗戦のあと、ファン組織のガヴィオンエス・ダ・フィエウから逃亡しているチームの逃避地となったパラナ州のクリチーバCuritibaで「軍政下」にある。
選手達は、ホテルとパラナ州の州都capital paranaenseのクリチーバから15キロ離れたアツレチコ・パラナエンシAtlético-PRの持っているカジュCajuのトレーニングセンターにおいても、ファンからの接触から隔離される。
マスコミの接近もまた制限される。
選手は、選手の露出をさせる目的で、街から遠く離れたところで僅かなインタビューを受ける。
選手は、毎日カジュCajuのトレーニングセンターで練習をする。
マスコミは、建物から離される。
撮影も火曜日と水曜日には8つある練習グラウンドの一つで、それも僅か15分に限られる。
コリンチャンスの広報担当者によると、コリンチャンスは1週間に2度門を開けるというアツレチコ・パラナAtlético-PRのしきたりにしたがってる。
インタビューは、練習をしているグラウンドから離れた隔離された部屋で15分間おこなわれる。
最大2選手までだ。
今のところ、コリンチャンスの広報担当者は、クリチーバのセントロにあるホテルの2つの窓を開けると約束した。
そのホテルに一行は宿泊しており、ある選手がレポーターに姿を見せることになる。
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今のコリンチャンスは、とっても情けないぞ。
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MFエルトンÉltonは、5月7日日曜日のパルメイラスPalmeiras戦での2対0の勝利ではサン・カエターノSão Caetanoの「名選手」であった。
身長156センチのエルトンは、敵のチームの強いマークを恐れることなく、1ゴールを決め、更に別のゴールにも決定的に参加した。
「サン・カエターノSão Caetanoで最初のゴールをした。他のものもチームに役に立つことを願っている」。
最初のゴールでは、エルトンÉltonはボールを持っていってシュートするまで、全部やった。 GKのセルジオSérgioはボールを取ることが出来ず、マラバMarabáがこぼれたボールをゴールに入れた。 すぐの2点目は、またエルトンÉltonが違いを見せた。”ちびっ子”エルトンは奥の方に球を挙げて、キーパーを走らせ、球を上げ、そしてボールをネットにたたき込んだ。
「とても満足している。 大事なことは、勝ち点を3を挙げて、ホームを楽しませることだ。 ジュヴェンチュージJuventude戦でもこの気持ちを維持しなくてはならない。 またホームの試合である。
サン・カエターノSão Caetanoは月曜日は練習が休みだった。 火曜日の午後に練習に戻る。
サン・カエターノの次の敵は、5月13日土曜日にアナクレット・カンパネラ競技場estádio Anacleto Campanellaで行われるブラジル選手権の第5節のジュヴェンチューヂJuventudeである。
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エルトンも、試合に出場できることで、更に成長するに違いない。
(試合映像録画済み)
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”ちびっ子baixinho”エルトンÉltonの仕事が、サン・カエターノSão Caetanoの監督ネルシーニョ・バプチスタNelsinho Baptistaを制した。
ネルシーニョ・バプチスタ監督にとって、MFエルトンが本拠地のアナクレット・カンパネラ競技場estádio Anacleto Campanellaで5月7日に行われたブラジル選手権Campeonato Brasileiro第4節の対パルメイラスPalmeiras戦での2対0の勝利への道筋をつけた。
そして、チームと選手の稼ぎのおかげで、サン・カエターノは前半で敵を殺し、後半は試合を管理しただけだ。
「エルトンÉltonは、コリンチャンスCorinthiansでやっていたように、ここでも見せてくれている。 彼は右足の痛みを訴えて交替させられた。 良い試合にした。 2ゴールに絡んだ。 一つは彼自身のゴールだ」と、ネルシーニョ・バプチスタ監督は誉めた。
ネルシーニョ・バプチスタ監督の見るところによると、サン・カエターノは前半で試合を決めた。
後半はただ結果を管理しただけだ。
彼は、グラウンドでこんなに簡単に敵を無力化するとは期待してはいなかった。
「パルメイラスPalmeirasがプレイしたかしなかったかは大事ではない。 最も重要なことは勝利し、勝ち点3点を得たことだ。
自分のチームは効率的だった。 彼らが選手を休ませていたとしても、我々は新しいグループで、選手権の中でチームの形を作っているところだ。
選手には、敵がコンクリートの壁に出会ったら、敵は頭で来るだろう。もし綿の壁だったら上を越えてくるだろうと言った。 試合のリズムをつかめた。 後半は、結果を管理するだけを行った」と、明言した。
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要は、ネルシーニョ・バプチスタ監督はご機嫌だ。
良く喋ったわけだ。
「コンクリート」とか「綿」とかよくわからないが、この試合についてはすべてエルトンのおかげだ。
※試合映像録画済み
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ブラジル代表seleção brasileiraは、全てのグループリーグ戦では黄色のシャツを着用する。
グループリーグ戦で各代表が使用するユニフォームがFifaによって決定された。
伝統的な黄色のシャツを使用する以外に、ブラジル代表はソックスとパンツは色々変更する。
クロアチアCroácia戦では、パンツとソックスは青。

第2戦の豪州Austrália戦では、黄色だが、控えのユニフォームを使用する。
パンツは青で、ソックスは白になる。

日本戦では、ブラジル代表はまたユニフォームを変える。
ソックスもパンツも白になる。

※※注意:画像への直接リンクは禁止。
画像と記事と一体ものとして扱うこと。
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色々な情報が出て来て、いよいよなんか盛り上がってきた。
ブラジル代表が走りまわる姿が目に浮かぶ。
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コリンチャンスのアデマール・ブラガAdemar Bragaが、コリンチャンスの本部パルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeにいる期間は限られている。
MSIのキア・ジョオラビシアンKia Joorabchian社長は2006年のワールド・カップのあとに、コリンチャンスCorinthiansのために”重量感のある”監督と契約する意思を確認した。
ポルトガル代表監督のルイス・フィリッピ・スコラーリLuiz Felipe Scolari、ブラジル代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraなどの名前が挙がっている。
「ワールドカップの後に、我々は3-4年の計画を作らなくてはならない。 いつも監督を変えることは望まない。 他の役員とよく話し合っているところである」と、キア・ジョオラビシアンは明言した。
しかし、コリンチャンスの現在の監督の在任はより短くなるだろう。 キア・ジョオラビシアンはアデマール・ブラガAdemar Braga監督の在任をワールドカップ・ドイツ大会の終了まで保証している。
「アデマール・ブラガ監督はいい感じで始まった。 しかし、彼は先週木曜日の対リバー・プレート戦ではある間違いを犯した。 でも彼だけではない。 このことについても考えなければならない。 何も決定はしていない」と、キア・ジョオラビシアンは言った。
コリンチャンスCorinthiansは、5月7日日曜日の対サンパウロ戦では3対1で敗れた。
ブラジル選手権Campeonato Brasileiroでは僅か勝ち点3点で17位であり、降格圏内zona de rebaixamentoにいる。
しかし、アデマール・ブラガAdemar Bragaの運命を決定したのは実際には、5月4日木曜日にリバー・プレートRiver Plate戦で3対1で敗れたことである。
ホームでの大敗により、コリンチャンスがリベルタドーレス杯南米選手権から敗退することになった。
そして、コリンチャンスのファンが、競技場内で「打ち壊し」を引き起こし、グランドに侵入し、警察と対峙することになった。
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キア・ジョオラビシアンの言うことに新奇なものはない。
ブラジルの監督で、4-5年も在任できたのは、先月無くなったテレ・サンタナが1992-96年頃のサンパウロFCの監督だった頃からない。
平均で在任は100日くらい。
チーム作りする暇もない。
選手もコロコロ変わるし、試合も多い。
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ブラジル・サンパウロの歴史的中心部のセントロの北縁にあるルース駅の駅舎の一部を使って、開館した「ポルトガル語博物館」を紹介している。
ブラジルのポルトガル語に影響を与え、そして今やブラジル・ポルトガル語の単語となった言葉が紹介されている展示があった。
先住民のインヂオの各部族の言葉もあれば、奴隷として輸入されたアフリカの各部族の由来のものもある。
そして最後に移民でやって来たイタリア人、ドイツ人、アラビア人、そして日本人達のとの接触により、ブラジルで通用するようになった言葉を紹介していた。
ドイツ語だったのかとか、イタリア語だったのかと、とても良い勉強になった。
そして、日本語由来のものもあったので紹介する。
上段が日本での本来の意味として説明されているもので、下段がブラジルでの意味となっている。
日本での本来の意味にも説明には首をかしげたくなるものもあるが、どなたかが監修したのだろし、スペースに限界があってこのようにしたのだろうから、まあよしとしておく。
それに、これを読んだ参観者がこの説明でどうこうなるということもないだろうし。
(これを読んで反○○的とすぐに燃え上がることになったら困るが、ブラジル人はそういうことはしないだろう。)
でもやっぱり、日本人の権威ある人が、博物館の責任者には、丁寧に説明をした方が良いかもしれない。
「盆栽」
木を小さくする芸術。

木を小さくする日本の芸術。

「神風」
文字的には「神の風」
自殺攻撃するように訓練された日本人パイロット。

自殺攻撃するように訓練された日本人パイロット。

「二世」
文字的には「二番目の世代」
米州で生まれた、日本人の親の子供。

米州で生まれた、日本人の親の子供。

「出稼ぎ」
季節的(一時的)な労働者。

日本に働きに行く、ブラジルに移民した日本人の子孫。

「寿司」もある。
生魚の切り身が飾られたご飯の塊。

日本語由来の外来語として、全部で10の単語が取りあげられていた。
他は、空手、柔術、柔道、侍、酒だった。

もうちょっと他にも良い単語があるだろうと思うこともあったが、それもよしとしておく。
日本人移民についての説明だ。(超訳は省略)

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まあ、「知的好奇心を満たすには」面白い博物館だった。
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ブラジル・サンパウロ市の中心部に近いパカエンブー競技場。
この競技場はサンパウロ市営である。
だから、使用料を払うと、誰でも使用できる。
それほど使用料は高くない。
サッカーのプロの試合は、もっぱらコリンチャンスがホームとして使っているが、
まれにそれ以外のチームが使用することもある。
昨年はパルメイラスがブラジル選手権で使用し、
今年はサンパウロFCがサンパウロ州選手権で使用していた。
コンサート会場になることもあるし、集会場になることもある。
そして、5月7日(日曜日)には、
いつかこんなことがないかと妄想に駆られていた訳でもないのだが、
素晴らしい光景がグラウンドで繰り広げられていた。

ランジェリー姿の女性がサッカーをしていた。
ゴールが決まった。

ゴールが決まって喜んで走り回る選手。
こちらも一緒に走り回りたくなった。

喜んで抱き合う選手。
ここでも、真ん中に入りたかった。

再びキックオフ。
絶景だ。

しかし、ユニフォームの色がバラバラだ。
ストッキングの色がオレンジのチームとそうでないチームになっているようだった。
-------------------------
この試合、最初は下着メーカーのCM撮影かと思っていた。
ランジェリーといえば、あのブラジルで一番下品な番組の"panico na TV"
かとも思ったのだが、これだけの仕込みをするような予算がrede TV!局にあるわけはない。
競技場の放送席から、
彼女たちに指示が飛んでいた。
あちこちにテレビカメラが設置されていた。
GLOBO局の放送車が何台か止まっていた。
-------------------------
日曜日の夜、20時からのpanico naTVで、このロケのネタ晴らしをやった。
他局のロケ風景を、勝手に放送した。
それも上空からヘリコプターで撮影したものを、流したのだ。
このロケは、ドラマの収録であった。
"Belissima"といって、21時頃から約1時間、月曜日から金曜日まで放送されている。
下着メーカーが舞台だ。
放送日はいつだろうか。
もっと良い映像になることは言うまでもない。
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ブラジルも、1980年代から1990年代中期までのハイパー・インフレの時代から見ると、本当にインフレは落ち着いている。
最近では、ブラジル通貨のレアル高もあって輸入品の価格が下がり、またブラジルでの口蹄疫や世界各国での鳥インフルエンザの発生によりブラジルからの食肉輸出が落ち込んで国内向けの価格が下落したこともあって、単月ではデフレになるようなことが起きている。
だが、そんな物価上昇率にもかかわらず、政府の公定歩合は世界一高い年率十数%。
有り余る預金がある人にとっては、とても良いのだが、逆に借金をすると大変なことになる。
預金金利は、どうかすると日本の1000倍ほどになる。
日本があまりに低いのだが。
とはいえ、日本にいる人がブラジルで使う当てもないのにブラジルで預金することはない。
だから、借金はしない。
たとえば、月賦で電化製品などの耐久消費財を買う場合を想定すると、冷静に計算すると年率で70-100%近い金利になるのだ。
ちなみに、家などはもう少し低利が用意されている。
とにかく、コツコツとお金を貯めて、現金で払う方が本当に身のためだ。
まあ、借金を出来るそうも限られているし、借金など必要としない層もいる。
だが、ブラジルでも「近年の安定的な低金利に」お金を借りようかという人たちが増えてきているようだ。
そんな状況を反映してか、ブラジル・サンパウロにも、最近怪しげな個人金融業者ではなく、大手銀行がバックに付いている貸金業者の店舗がどんどんと増えてきている。
街の中でも、良くビラ配りをしている。
民間銀行としては最大手のブラデスコBradescoの関連会社は,フィナーザFinasaという。
本業とは関係ないが、女子バレーチームは、ブラジルでもトップクラスだ。

民間銀行第2位のItauは、Taiという名前で展開している。
拙宅の近くにGE Financeの支店が出来た。
マークから見て、米国のGeneral Electricの関連企業だろう。

店舗の外に、色々と触れ込みが書いてあるのだが、面白いことに気が付いた。

海軍、空軍、社会保険庁、サンパウロ大学には、なにかインセンティブがあるようなのだ。
貸し出しに適用する金利が低いのだろうか。
この支店の近くには、特に上記の関連の施設はない。
サンパウロ大学医学部は1キロくらいのところにあるが、多分わざわざ来ないだろう。
陸軍は、入っていない。
理由は、何かわかる気がする。
こうやって金融業者が増えているのだが、今までこういったところを使って、
借金をしたことがないブラジル人。
どうも返す方のことも、慣れていないようなのだ。
金利計算なども、どうやるのか自分ではわからないようだ。
色々と問題が出ているようだ。
何しろ貸出金利が、とんでもない「高金利」になるわけだ。
ブラジルに、「利子制限法」や「出資法」があるのかどうか知らない。
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どこかの国と同じだ。
そのうち雑居ビルの上から下まで、貸金業者で埋められるようになるのだろうか。
銀行が自分の名前をはっきり表に出さないところも、どこかの国と同じだ。
もっとも、借りた物は返すというのは、当たり前のことである。
それは、社会の常識である。
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フラメンゴFlamengoのルイゾンLuizãoが、ミナス・ジェライス州のイパチンガのイパチンゴンIpatingão競技場で行われる、ブラジル杯Copa do Brasilの準決勝の対イパチンガIpatinga戦の初戦からはずれることになる。
フラメンゴの背番号111番は、5月7日(日曜日)に行われたブラジル選手権Campeonato Brasileiro第4節の対ボタフォゴBotafogo戦で右のくるぶしのねんざを痛めた。
回復までの時間がない。
セルヂオ・マヌエウSérgio Manoelと激しく交差したあと、ルイゾンLuizãoは後半の始めにグラウンドを去った。
彼はヂエゴ・シウヴァDiego Silvaと交替になった。
水曜日に行われるブラジル杯Copa do Brasilの対イパチンガ戦では、オビーナObinaとラミレスRamírezがルイゾンのポジションを争うことになる。
ルイゾンLuizãoは、ふくらはぎの筋肉の痛みで3週間の治療のあとに戻ったばかりであった。
5月14日日曜日にマラカナ競技場で行われるブラジル選手権第5節の対フォルタレーザFortaleza戦には出場するに違いない。
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ほんとうによく怪我をするルイゾンである。
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ブラジル人テニス・プレイヤーのグスタボ・クエルテンGustavo Kuertenは、彼の経歴上でもっとも幸せな時であったトーナメントに参加しない。
5月8日(月)、グーガGugaは、リオ・デ・ジャネイロで、7月以降でないと試合をしない、つまり5月29日から始まるローランド・ガロRoland GarrosのトーナメントでプレイするためにパリParisに行くことはないと発表した。
グーガが、フランスのグランド・スラムに出場しないのは、1997年にタイトルを取って以来初めてである。
「これに向かって準備をしてきたのだが、50%から60%の確率でローランド・ガロRoland Garrosでプレイしない。
1週間早くなるか遅くなるかだが、間違いなく、7月より前には戻らない」と、グーガGugaは言った。

1997年、2001年そして2002年の3度のチャンピオンであったグーガにとって、不参加は悲しいことである。
グーガは、コートに戻る様に務めるための治療の新しい段階に関する期待について話をした。
グーガは、今までにロマリオRomárioやロナウドRonaldoの治療をしてきた理学療養士ニウロン・ペトローニNilton Petroneに頼ることに決めた。


ローランド・ガロRoland Garros以外にも、グーガGugaは6月26日に始まるウィンブルドンWimbledonにも参加しない。
しかし、将来について大いなる楽観を示した。
「ATPランキングの10位に入らないことを恐れてはいない。 タイトルと争いたい」と、明言した。
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リカルド・オリヴェイラRicardo Oliveiraは、5月8日月曜日に行われたボールを使ったトレーニングでまた右膝の痛みを感じ始めた。
この水曜日5月10日に、アルゼンチンArgentinaで行われるリベルタドーレス杯南米選手権のエスツダンテスEstudiantes戦からは外された。
ムリシー・ラマーリョMuricy Ramalho監督は、リカルド・オリヴェイラを控えとしてもつれていきたいという希望を持っていた。
しかし最終的に出発するメンバーから外された。
リカルド・オリヴェイラRicardo Oliveiraを控えとしておいて、後半からサンパウロFCのユニフォームを着てデビューさせる可能性もあった。
しかし、クラブの医師のジョゼ・サンチェスJosé Sanchesが参加を禁止した。

そして次の日曜日にポルト・アレグレPorto Alegreで行われるブラジル選手権Campeonato Brasileiro第5節の対インテルナシオナウInternacional戦に出場するチャンスを残した。
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リカルド・オリヴェイラのブラジル代表への復帰の可能性はますます少なくなってきた。
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コリンチャンスCorinthiansは、逃亡の旅を続けている。
5月7日日曜日に行われたブラジル選手権Campeonato Brasileiro第4節の対サンパウロ戦に3対1で敗れて、降格圏内に落ちた、サン・ジョゼ・ド・リオ・プレットSão José do Rio Pretoにおいてもファンの圧力から隠れたあと、一行はクリチーバCuritibaへ行くことにした。
5月14日日曜日に、コリンチャンスはパラナ州のマリンガMaringáで、ブラジル選手権第5節の対パラナParaná戦を行う。
コリンチャンスは、まだ選手のトレーニングの場所を発表していない。
コリンチャンスは、アツレチコ・パラナAtlético-PRのトレーニングセンターを逃亡場所とするように交渉している。
もしくは、コリチーバCoritibaのトレーニング場もある。
どちらであっても、コリンチャンスCorinthiansは土曜日の午後にマリンガMaringáに向かうまでパラナ州の州都クリチーバにいる。
逃亡の継続は、日曜日にサンパウロFCとの”クラシコ”に敗れたすぐあとに、サン・ジョゼ・ド・ピオ・プレットSão José do Rio Pretoで日曜日の夜行われた会議で決定された。
役員達は、ともにパラナParaná州北部の都市である、マリンガMaringáに直接に行くか、もしくはロンドリーナLondrinaまでに行くかを議論した。
それにもかかわらず、クリチーバCuritibaが選ばれたのは、アツレチコ・パラナAtlético-PRとコリチーバCoritibaというクラブの施設があるからである。
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情けないというか、哀れというか。
このコリンチャンスの逃亡の旅には、
ブラジル代表が2名と、アルゼンチン代表が2名いるのである。
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segunda-feira, 8 de maio de 2006
ワールドカップ・ドイツ大会の開幕まで、あと30余日になった。
ブラジルは、チームカーラーというのか、国旗の色の「緑と黄色」に溢れている。
緑と黄色のブラジル代表ユニフォームの様な衣装だけが、沢山ぶら下がっている。
ここはペットショップだ。

「わんちゃん」に着せて、応援するのだ。

拙宅の犬は、大きすぎて、サイズがない。
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ワールドカップ・ドイツ大会のために招集されるブラジル代表メンバー23人の発表は、来週5月15日月曜日である。
誰もが疑うこともなく代表になる人もいるのだが、当落線上にいる人が一番やきもきしているはずだ。
FWでは、昨年11月に故障して、手術をしてまだ復帰できていないリカルド・オリベイラの枠を、
リヨンのフレッヂと、コリンチャンスのニウマールが争っている。
どちらも、大会後の次期ブラジル代表の候補であることは言うまでもない。
昨年移籍後程なくリヨンでポジションを得たフレッヂが優位か。

DFのロッキ・ジュニオールも危うい。
昨年末に怪我で治療に努めた。
その後の試合出場が少ない。
2002年の代表でもあるし、2005年のコンフェデレーション杯でも活躍した。

SBのロベルト・カルロスの後継者といわれながらも精彩を欠いているグスタヴォ・ネリー。
コリンチャンスにいても、良いところを見せてくれない。
現在、筋肉痛で療養中である。

GKが一番混沌としている。
色々と批判はあってもヂーダの席は決まっている。
しかし控えの2人が決まっていない。
2002年の正GKであったパルメイラスのマルコスは、2月に怪我をしてまだ復帰できていない。
2002年は控えであったサンパウロFCのロジェリオ・セニが、今一番調子が良いといわれているが、なぜかパヘイラ代表監督からは招集されることが少ない。

上記の3人は、2002年の代表メンバーである30代である。
それに対して一番若くて、コンフェデレーション杯以降のブラジル代表戦に招集されていたジュリオ・セーザルも故障。
とにかく、あと1週間で発表だ。
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5月7日(日曜日)の午後、役員との会議を終えて、サンタ・クルーズの社長ロメリト・ジャトバRomerito JatobáはジバGiba監督の更迭を発表し、新しい監督の名前も出した。
新たに監督になるのはヴァウヂール・エスピノーザValdir Espinosaである。
今までに色々なクラブの監督をやって来た。
パルメイラスPalmeiras、コリンチャンスCorinthians、フルミネンシFluminense。
彼が最後に働いたのは、フラメンゴFlamengoで今年の初めのことだ。

ヴァウヂール・エスピノーザは火曜日から仕事を始める。
最初に指揮をするのは、今週末の対アツレチコ・パラナエンシAtlético-PR戦である。
先週土曜日、サンタ・クルーズはブラジル選手権の第4節の試合で、ポンチ・プレッタPonte Pretaと引き分けた。
僅か勝ち点は2点で、順位は下から2番目である。
もし、パルメイラスPalmeirasがサン・カエターノSão Caetanoに勝っていれば、最下位になるところだった。
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サンタ・クルーズは、今年久しぶりにブラジル選手権のセリエAに復帰した。
なんとしても、再転落を避けたいのだろう。
ヴァウヂール・エスピノーザは、今年の3月にリオ・デ・ジャネイロ州選手権でフラメンゴが勝てないので辞任した。
「とても渋い声」をした人だ。
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コリンチャンスCorinhtiansのFWカルリットス・テベスCarlitos Tevezは、英国のチェルシーChelseaがテベスとの契約に関心を持っていことについて話すのを避けた。
チェルシーの実力監督のジョゼ・モウリーニョJosé Mourinhoの訪問について質問されて、テベスはコメントをしなかった。
ジョゼ・モウリーニョ監督は、5月4日(木)にパカエンブーPacaembu競技場へやって来て、3対1で敗れたリベルタドーレス杯Taça Libertadores南米選手権の対リバー・プレート戦を観戦していた。
「誰が、彼が自分を見に来たと言った。 自分は彼と話してはないし、彼も自分とは話していない。 チェルシーChelseaについては何も知らない」と、テベスは保証した。
テベスの代理人アドリアン・ルオッコAdrián RuoccoはチェルシーChelseaのオーナーの億万長者のロマン・アブラモビッチRomán Abramovichとつながっているアルゼンチン実業家グスタヴォ・アリバスGustavo Arribasの隣に座って観戦していた。
「自分はコリンチャンスの選手である。 コリンチャンスを大事にしている。 チェルシーについて話さない」と、テベスははっきりと言った。
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でも、大きな大きな流れはある。
あの晩、パカエンブ競技場の正面スタンド最上段の貴賓席には、
そういう人たちが大集合していたわけだ。
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そういう人の1人。
MSIの社長でイラン人のキア・ジョオラビシアンKia Joorabchianは、コリンチャンスCorinthiansをワールドカップ・ドイツ大会のあとに、更に強化する契約の可能性を認めた。
キア・ジョオラビシアンはFWニウマールNilmarと、ダイナモキエフDínamo de KievのDFロドリゴRodrigoとの契約が決定的だとも言った。
「偉大なチームを作ろうとしたら、いつも強化をしなくてはならない。計画をしなくてはならない。 強化が必要な分野の強化をする。 役員達と話し合いをしなくてはならない」と、キア・ジョオラビシアンは言った。
カルリットス・テベスCarlitos Tevezの将来については、キア・ジョオラビシアンはこの何週間か言ったことを繰り返した。
「何もない。 チェルシーの人間とは話をしていない。 彼らは自分とは関係していない。 世界のどこのクラブでもカルリットス・テベスと同等の選手を欲しがっている。 しかし、交渉する意思は全くない」と、キア・ジョオラビシアンは明言した。
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何もないのに、あれだけのメンバーがわざわざ集まるわけがない。
キア・ジョオラビシアン自身にしても、あの晩貴賓席に座っていた。
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ワールドカップ・ドイツ大会へ招集されるブラジル代表seleção brasileira選手の発表まで1週間となった、代表監督補佐のザガーロZagalloは、5月7日(日)に、カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira代表監督のリストはできあがっていると言った。

ワールドカップ・ドイツ大会へ行くグループはもう閉じられたのかという質問に対して、”老狼”ザガーロはそうだと答えた。
5月15日、カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は、ドイツへ行く23名を発表する。
いつものように、ザガーロZagalloはワールドカップ・ドイツ大会の楽観を示し、負けてドイツから戻ってくるなんて頭の中を通り過ぎたことも無いと言った。
ザガーロにとって、ブラジルはもっとも注目を浴びている代表で、全ての国が6回目の優勝を避けようとするだろう。

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ザガーロは、昨年の今頃は手術で、入院したが、その後回復している。
ますます、意気盛んなようだ。
こういう人も必要だ。
1958年と1962年は、優勝メンバーで、1970年のワールドカップの優勝監督だ。
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サンパウロFCのMFのダニーロDaniloは、まだテーブルに着いていない、サンパウロFCとの契約更新について、ファンとクラブ自身によって良い結果となる方向だろうと明らかにした。

ダニーロによると、サンパウロFCにずっといたいという希望がある。
サンパウロFCの役員達には冷静にして欲しいということが、ある。
鹿島アントラースKashima Antlersからの誘いを恐れて、すでにダニーロとの契約を失ったかのようである。
ダニーロは、交渉は進行中であると言った。
ダニーロDaniloは、彼の代理人(元GKのジウマール・レナルヂGilmar Rinaldi)には、サンパウロFCへの残留を受け入れるように依頼している。
ダニーロは、日本のサッカーで冒険をしたくないので、自分のサッカーを競売に掛けるようなことにはならないと保証した。
「自分の意思はサンパウロFCに残ることである。 日本に行く計画はない。 交渉は進んでいる。 すぐに終了するに違いない」と、ダニーロは明言した。
ダニーロDaniloの権利vínculoはサンパウロFCが2007年の1月まで持っている。
サンパウロFCのパウロ・アウツオーリPaulo Autuori監督を持っていった鹿島アントラースは、サンパウロFCの役員をとても心配させている。
しかし、日本の噂は鹿島自身からは否定された。
サンパウロFCの役員は、契約期限のかなり前にダニーロDaniloとの契約を更新することが出来るだろう。
その契約では、契約取り消しの罰金をブラジルのサッカーのレベルの上まで上げるだろう。
日本のクラブがダニーロを連れて行くことに固執するならば、多くの資金を用意しなくてはならなくなる。
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サンパウロFCは、元々資金が沢山あるが、更に商売も上手だ。
ダニーロも日本にいて忘れられるより、
サンパウロFCにいるか、欧州に行った方が良いに決まっている。
ポジション的に、ブラジル代表の正代表にはきついが、控えくらいにはなれるかもしれない。
日本行きは無しかな。
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何度も何度も繰り返していることだが、
拙宅はサンパウロの中心部に近いパカエンブー競技場のすぐ側である。
毎日行くことだって出来る。
パカエンブ競技場の施設を利用することが出来るメンバーにも登録している。
だから、普通の日でも中にはいることが出来る。
5月7日(日)、このパカエンブー競技場の前にあるシャルレス・ミラー広場に、新聞と雑誌を買いに歩いて出かけた。
競技場の塀に沿っていくのだが、ほとんど人とすれ違わない。
とても広い広場に行くと、ポツポツと人がいるくらいだ。

新聞と雑誌を買ったあとに、競技場の正門が開いているのに気が付いた。
先週5月4日(木)にここで行われたリベルタドーレス杯南米選手権のコリンチャンス対リーバー・プレート戦の後半終了前に起きた暴動で、随分競技場内が荒らされたということであったので、それを見てみようと思ったのだ。
ゲートの前には、ガードマンがいたのだが中を覗かせてくれた。
確かに、観客席の椅子がはずれて無くなったところがある。
投げたのだろう。

現場を保存する目的か、清掃も行われていなかった。
そして、グラウンドでは何かの撮影が行われていた。
正門からでは何が行われているかよくわからなかった。
そこで、いったん自宅に戻り、パカエンブ競技場の別の入り口から中に入った。
会員証を示すと、何も問題なく入ることができる。
競技場の方に向かう。
先ほどは行われていなかったのだが、サッカーの試合が行われていた。

ただ普通の試合とはちょっと違っていた。
女子サッカーだった。
それも、全員が「ランジェリー姿」であった。

「夢」かと思うような事が起きていた。
もちろん、しばらくゆっくりとじっくりと見ていた。



(キーパーもランジェリー姿。)

(線審もランジェリー姿。)

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サンパウロにいて、拙宅の近くでもこんな事が起きているわけだ。
これからも頻繁に競技場を覗いてみようと思う。
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CMの撮影かなと思っていたのだが、
夜になって、何の撮影だったのかがわかった。
小出しにしようかと思ったのだが、あのPanico na TVがばらしたので、一挙公開にする。
本当にルール違反のテレビ局だ。
それも、上空からヘリコプターで撮影した映像を流した。
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domingo, 7 de maio de 2006
ブラジル大統領選挙は、今年2006年の10月に行われる。
この大統領選挙に出馬するには、所属する政党によって候補者として認められる必要がある。
PSBDという政党の候補者は、前サンパウロ州知事のジェラルド・アルケミンが決まっており、すでに精力的にブラジル中を飛び回っている。

特に、現職大統領で、政権党のPTの候補者になるとみられるルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの強固な地盤であるブラジル北方部の諸州で、知名度を上げようとしている。
有力政党の中では、PMDBという政党がまだ候補者を決めていない。
前リオ・デ・ジャネイロ州知事のアントニオ・ガロチーニョが、候補者になりたくてなりたくて党内で熱心に働きかけているのだが、どういうわけだか支持されない。

3週間ほど前には、同じ党の元大統領のイタマール・フランコが突然大統領に立候補すると言い出して、またまた党内が混乱した。
(イタマール・フランコの立候補宣言は、大統領になりたいというのが真意ではなく、別の思惑があるらしいが。)
10日ほど前から、アントニオ・ガロチーニョについて、いくつかの疑惑が新聞や雑誌で報じられ始めた。
新聞とはGLOBO紙で、雑誌はVEJA誌で、どちらももっとも有力なメディアである。
ここを敵に回すとちょっと見通しは暗い。
アントニオ・ガロチーニョが、リオ・デ・ジャネイロ州知事だったときの疑惑である。
これに対して、アントニオ・ガロチーニョは、「陰謀だ」と反発した。
そして、夫人とともに記者会見を行った。
そこで、ハンガー・ストライキをすると宣言した。

でも、まわりの対応は冷たい。
(一部の支持者は違うが。)
PMDBの党首も、党とは関係ないと、インタビューにすげなく答えていた。
ハンガー・ストライキを始めて、5月6日で1週間。
4キロ痩せたそうだ。
止めるきっかけは何だろうか。
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アントニオ・ガロチーニョが、選挙に不正がある。
国際的な監視団を入れろといった。
それで、「大々的に」失笑を買ったのだ。
まだ、党の候補者にもなっていない段階である。
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PSDBの候補者になったジェラルド・アルケミンも、候補者になったとたんに色々と疑惑があると報じられた。
本人ではなく、夫人の問題である。

サンパウロ州知事夫人として、色々な活動に参加していたときに、
公務で着用する服を使用後に、スタイリストからもらったという疑惑が報じられた。
一時は400着と報じられたが、40着くらいで、それは寄付したと答えていた。
でも、もらった団体はもらったことは認めたが40着はなかったといっていた。
また、スタイリストは贈与して、何か便宜を図ってもらったのではないかと取り調べを受けた。
スタイリストは、使用したあとにプレゼントしてはいけないなどという規則があることなど知らなかったと言った。

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これから選挙戦に熱が入るにつれて、色々な疑惑が報じられることだと思う。
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サッカー・ブラジル選手権の第4節が、5月6日(土)と7日(日)に行われた。
結果は、次の通り。
5月6日(土) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Santa Cruz 1 x 1 Ponte Preta Arruda
18h10 Fluminense 2 x 1 Paraná Maracanã
18h10 Santos 2 x 0 Fortaleza Bruno José Daniel
※サンタ・クルーズはまだ勝利がないが、この引き分けで勝ち点を積み上げた。
※サントスは、サントアンドレ市での無観客試合。
これで、昨年のツケは払い終わった。
(サントスの先発メンバーと控え)


(フォルタレーザの先発メンバーと控え)


ロドリゴ・タバタが10番をつけて先発出場。
1点目に貢献した。
ロドリゴ・タバタのクロスが、相手DFに当たって入った。自殺点。
(試合映像録画済み)
「20060506SporTVnews-BA4.wmv」をダウンロード
5月7日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Grêmio 1 x 2 Vasco Olímpico
16h São Caetano 2 x 0 Palmeiras Anacleto Campanella
16h Atlético-PR 1 x 2 Internacional Kyocera Arena
16h Corinthians 1 x 3 São Paulo Benedito Teixeira
18h10 Goiás 2 x 1 Figueirense Serra Dourada
18h10 Flamengo 1 x 0 Botafogo Maracanã
18h10 Cruzeiro 2 x 0 Juventude Mineirão
※ヴァスコが、このところ調子が良い。
もしかしたら、ロマリオがいなくなってから、無敗かも。
※サン・カエターノは、コリンチャンスからレンタル移籍のMFエルトンが大活躍。
1点目は、エルトンのシュートをGKがはじいたところを、味方が押し込んだ。
2点目は、エルトンの文句なしのゴール。
パルメイラスは、フルメンバーではなかったが、立ち直りのきっかけをつかめない。
(サン・カエターノの先発メンバーと控え)


(パルメイラスの先発メンバーと控え)


(試合映像録画済み)
「20060507SporTvnews-BA4-SaoCaetano-Palmeiras.wmv」をダウンロード
※コリンチャンスは、ニウマールのゴールで先行した。
ニウマールは、ブラジル選手権では初得点。
しかし、前半終了前に同点に追いつかれ、その後はこのところのパターンで逆転。
何かが抜けている。
ほぼベストメンバーだった。
(コリンチャンスの先発メンバーと控え)


(サンパウロFCの先発メンバーと控え)


サンパウロFCは、FWチアゴとMFダニーロを初めから外し、
FWアロイーゾは15分でアンドレ・ヂアスに交替。
MFジョズエも、その後にすぐ交替と、週中のリベルタドーレス杯南米選手権の
対エスツダンテス戦を考えていた。
競技場は、満員だった。
「20060507SporTVnews-BA4-Corinthians-SaoPaulo.wmv」をダウンロード
(試合録画映像あり)
※フラメンゴのルイゾンはこの試合から出場していた。
次節の第5節の予定は次の通り。
5月13日(土) 第1日目
試合開始 試合予定 競技場
18h10 São Caetano x Juventude Anacleto Campanella
18h10 Botafogo x Grêmio Maracanã
18h10 Santos x Ponte Preta Vila Belmiro
※サン・カエターノは、地元でジュヴェンツゥーヂを迎える。
エルトンがんばれ。
※サントスは、久しぶりの地元。
5月14日(日) 第2日目
試合開始 試合予定 競技場
16h Santa Cruz x Atlético-PR Arruda
16h Internacional x São Paulo Beira-Rio
16h Figueirense x Fluminense Orlando Scarpelli
16h Palmeiras x Cruzeiro Palestra Itália
18h10 Flamengo x Fortaleza Maracanã
18h10 Paraná x Corinthians Willie Davids
18h10 Goiás x Vasco Serra Dourada
※インテルナシオナウ対サンパウロFCという、
リベルタドーレス杯南米選手権の決勝戦を予想させる組合せ。
両チームとも、リベルタドーレス杯南米選手権に残っている。
※パルメイラスは、本拠地パレストラ・イタリア競技場。
今のパルメイラスには、クルゼイロでも荷が重いか。
※コリンチャンスは、パラナ州マリンガでパラナと対戦。
サンパウロには戻らず、パラナ州で合宿トレーニングをするというが、
立ち直れるか。
この試合以降は、ブラジル代表やアルゼンチン代表が
招集されていなくなる可能性がある。
(第4節を終了した時点での順位)
※※コリンチャンスとパルメイラスは、降格圏内。

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ブラジルで大人気の日系人タレントの「サブリナ・サトウSabri na Sato」。
4月2日日曜日の放送を最後に、レギュラー出演していたrede TV!局のPanico na TVという、ブラジルで一番の問題番組から姿を消した。
その後、番組ではサブリナ・サトウの名前は出ることはあっても、「映像」はなかった。
今日5月7日(日曜日)20時からの"panico na TV"では、サブリナ・サトウについてとある予告がなされた。
「出るぞ」と。
そして、21時過ぎから、サブリナ・サトウがビデオ映像で登場した。
いわゆるビデオレターだった。
詳細は、日本での有料放送の終了の約1週間後にすることにするが、元気だ。
ますます、美しくなった。

涙が出そうになる映像ばかりだ。
多分、ブラジル国民1億8千万人のなかの多くのサブリナ・サトウのファンが
歓喜の声を挙げているはずだ。
そして、日本の有料視聴者も同じ想いを持つはずだ。
熱いものがこみ上げてくるはずだ。
まだ、日本でpanico na TVを見ることが可能な環境にあって契約していない人は、一刻も早く申し込んだ方がよい。
ヴィデオ映像が終わったときに、スタジオの観客は総立ちだった。
もちろん、映像は完全に録画した。
※※IPCの関係者ではありません。
一切コミッションはもらっておりません。(出来れば、頂きたいです。)
もちろん、申し込みたくない人は申し込むことはありません。
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sábado, 6 de maio de 2006
コリンチャンスCorinthians の選手は、5月6日の午後、ブラジル選手権の第4節の対サンパウロFC戦が5月7日(日)16時に行われるサン・ジョゼ・ド・リオ・プレットSão José do Rio Pretoで練習を行った。
コリンチャンスの一行は、土曜日の10時半過ぎの定期便で出発した。
ファンとの混乱を避けるために、チームの予定は発表されず、空港へのバスはコリンチャンスの本部のサン・ジョルジParque São Jorgeではなく、選手がいつも集合するホテルから出発した。
更に、このバスは警察車両に警備されて移動し、空港の滑走路に入った。

アデマール・ブラガ監督は正選手を全て連れて行った。
最大戦力で”クラシコ”に立ち向かう。
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思いがけなく試合が行われることになって、喜んだのは、もちろんサン・ジョゼ・ド・リオ・プレット周辺の住民だ。
チケットは本日から販売されたが、長い列が出来た。
もちろん、ここにはコリンチャンスのファンも、サンパウロFCのファンもいる。
3万席は売り切れると見られている。
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ロマリオRomárioが、5月5日(金曜日)に、米国の米国サッカー・リーグUnited Soccer Leagues (USC), でデビューしたが、試合は負けだ。
ロマリオが所属するマイアミFCMiami FCはニュー・ヨークNova Yorkのロチェスター・ランジング・ローンスRochester Ranging Rhinosに3対0で敗れた。
ゴールを決めたのは、ジョン・ボールJohn Ball(2ゴール)とチャールズ・グビークCharles Gbeke(1ゴール)だ。
マイアミMiamiのトロピカル・パーク競技場Tropical Park Stadiumに集まった3千人を少し超える観客のほとんどはラテン系である。
ロマリオは、ジーニョZinhoの隣でプレイしたが、ゴールのチャンスは僅かであった。
「チームはまだ作られている。 失望するときではない。 トレーニングでもっと良くする」と、ロマリオは説明した。
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どうも、米国でサッカーの話題とはピンとこない。
また動画がない。
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本人がどう思っているのか知らないが、
凄い日本人がいるものだと、驚いている。
昨日5月5日から、サンパウロのイビラプエラ体育館である競技が行われている。
正直な話、競技の正式な名称を知らないのだ。
とにかくそこに日本人兄弟が出場しているのだが、
全く段違いなのだ。
どういう漢字になるのか知らないが、兄弟はTakeshi & Eito Yasutokoという名前だ。
次から次に、滑っていくのだが、
彼ほどの余裕のある演技をしている者は誰もいない。
高さも全然違う。
スペースの使い方も、広い。
更に、彼しかできない技があるという。
「20060505EitoYasutoko-A.wmv」をダウンロード
(この映像への直接リンクは禁止)
この兄弟のうちの1人の映像しかまだ発見できていない。
競技のあとのインタビューの受け答えも馴れたものだ。
「20060505EitoYasutoko-B.wmv」をダウンロード
(この映像への直接リンクは禁止)
今日(5月6日)は、最終日なので更に素晴らしい演技を見せているのだと思う。
昼のローカル・ニュースで、Takeshiが優勝したといっていた。
※※演技の映像あり。
メイルで連絡を。
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ちょっと日本人的ではないのだが、海外生活が長いのだろうか。
8年前に、ブラジル・サンパウロに来たことがあって、今回は2度目だといった。
印象を聞かれて、「変わった」と答えた。
「どこが変わったか」と、更に聞かれて、「自分が変わった。 成長した。」という答えが面白かった。
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きっとその世界では超有名な選手に違いない。
本当に良いものを見せていただいたと思っている。
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この3日間、ブラジル・サンパウロ州のイビウナという小さな街は、ある裁判で、全ブラジルの注視するところとなった。
イビウナという街は、サンパウロ市の西60キロにある田園都市である。
小農場が多く、そこには日系人も多くいて、市長が日系人であったこともある。
サンパウロから近いことから、富裕層の農場や別荘も多いところである。
この街で、6年も前に起きた殺人事件の公判がやっと開かれた。
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事件は、2000年8月20日に、馬の育種場で起きた。
アントニオ・ピメンタ・ネヴェスAntonio Pimenta Nevesという、当時はサンパウロの一流紙であるO estado de Sao Pauloという新聞の役員で、経済部長が、同じ職場の部下で、3年間愛人であったサンドラ・ゴミーヂSandra Gomide(当時32歳)を射殺したのである。
殺人を犯せば逮捕され、裁判の間、ずっと拘置されるのが日本の常識である。
ところが、この被告は、裁判の日まで、サンパウロ市の南部の豪邸で暮らしていた。
そして、今日5月5日に、有罪となり、19年2ヶ月12日の刑が宣せられた。
でも、このアントニオ・ピメンタ・ネヴェス69歳は身柄を拘束されることなく、そのまま自分の車で自宅に帰った。
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ブラジルでは、貧乏人と金持ちと大金持ちがいる。
他にはいないと思っている。
貧乏人は、お金もないし、権利もない。
金持ちは、お金はちょっとあるが、それほど権利もない。
大金持ちは、お金はあるし、権力もある。
貧乏人は、ブラジル中にいっぱいいる。
金持ちは、サンパウロのような都市に多い。
大抵のホワイトカラーは、ここに位置する。
小金持ちの日系人もせいぜいこのあたりだ。
大金持ちは、給料の他にもいっぱい収入がある。
一族みんな金持ちだ。
友人も金持ちだ。
そして、社会の各層のトップにいる人ばかりだ。
やりたいことは、何でもそのつながりで出来るような人ばかりだ。
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このアントニオ・ピメンタ・ネヴェスも、大金持ちの1人だったようだ。
逮捕され7ヶ月拘置されたあとに、保釈(拘置所の外で、裁判を待つこと)申請をして、それが2001年3月に認められた。
ブラジルでは、逃亡の恐れがないなどの理由で、こういうことが認められる。
ただし、優秀な弁護士を使い、政治力を発揮しなければならない。
こういう人たちは、裁く方も裁かれる方も、みんな同じ階層に生まれつきいるのだ。
成り上がってきたものは、とてもそこまで届かない。
貧乏人では、弁護士も国選弁護人になり、そこまでやってくれるわけもない。
ブラジルでは、正義も、お金次第といってはちょっと言いすぎだが、それもあながち嘘でもない。
一審で有罪になっても、上級裁判所へ控訴をする権利がある。
今日の裁判官もそのところはよくわかっていて、刑期の宣告をしたときに、直ちに身柄の拘束とはしなかった。
身柄を拘束としても、また2審までのあいだに保釈申請を申請するだろうし、それが認められると知っているからである。
2審がいつ始まるか、全くわからない。
また6年後かもしれない。
それまで、豪邸で暮らしていくわけだ。
海外に行くもの自由だろうという。
普段と変わらず、暮らしていけるのだ。
そして、2審では再び有罪となることは確実で、刑期も宣せられるだろう。
でも、その時にはアントニオ・ピメンタ・ネヴェスは70歳を超えている。
来年70歳だからだ。
そうすると、刑そのものの執行が、「自宅を刑務所とする」ことになるかもしれない。
それが、優秀な弁護士の狙いだという。
有罪は明らかで、無罪には出来ない。
でも、事実上「無罪」のようなものだ。
なにをやっても死んだ者は帰ってこないのだが、これでは罪を償うということとはほど遠い。
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「無実の可能性」がある者が、冤罪で何十年も拘置されることもある日本。
方や、このようなことも起こりうるブラジル。
正義とは何だろう。
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ブラジルの裁判では、ちょっと信じられないような「強弁」や「詭弁」が、恥ずかしくもなく「弁論書」にでてくることがある。
とてもまともな教養ある人間ではやらないと思うのだが、そういったことまでやるのがここの弁護士である。
それで何とかなれば、職業的な名声が上がり、新たな上客がでてくる可能性が高まる。
実際、ここの法廷文書は、かなり難しい。
同じ様な単語を延々と書き連ねてくるし、全く修辞学の大家ばかりだ。
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もちろん、ブラジルにも社会正義のために働いている人も多いのはいうまでもない。
日本よりも、スローガンとしても、目標としても、その意識が高いかもしれない。
それだけ、矛盾が多いこともあるだろうが。
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この日曜日(5月7日)に行われる、ブラジル選手権の第4節の”クラシコ”コリンチャンスCorinthians対サンパウロSão PauloFCの試合地が変更されたことは、サンパウロFCの役員には良いようには受け取られていない。

サンパウロのパカエンブーPacaembu競技場から、サンパウロから500キロも離れたサン・ジョゼ・ド・リオ・プレットSão José do Rio Pretoに移動したことにより、サンパウロFCは7万レアル(400万円)もの航空券代を負担しなければならない。
サンパウロFCにとってもっとも大きな心配は、選手の疲労である。
というのは来週の水曜日に、リベルタドーレス杯南米選手権の対エスツダンテスEstudiantes戦の試合のために、アルゼンチンArgentinaに行かなくてはならないからである。
それで、チームは土曜日の午後にサン・ジョゼ・ド・リオ・プレットに行き、日曜日の午後に戻ってくる。
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また、コリンチャンスはサンパウロFCに頭が上がらなくなった。
まあ、全く気にしていないだろう。
エスツダンテスがサンパウロFCに勝って欲しいと思っているのが、「まっとうな」コリンチャンスのファンの願いのはずである。
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英国のチェルシーChelseaの監督であるジョゼ・モウリーニョJosé Mourinhoが、5月4日にサンパウロのパカエンブーPacaembu競技場で行われたリベルタドーレス杯南米選手権のコリンチャンスCorinthians対リバー・プレートRiver Plate戦を観戦していた。

モウリーニョMourinho監督は、コリンチャンスの社長のアルベルト・ドゥアリブAlberto Dualibに同伴されて、世界の富豪の1人であるイスラエルの企業家のピニ・ゼハヴィPini Zehaviと一緒だった。

競技場に着いたとき、モウリーニョ監督は、いつもチェルシーChelseaの計画に入っているカルリットス・テベスCarlitos Tevezを見にブラジルに来たことを否定した。
「自分はただ試合を見にやって来た」と、ポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ監督は答えた。
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なんだか、昨夜は色々な陰謀が渦巻いていたサンパウロのパカエンブー競技場であったわけだ。
それなのに、コリンチャンスは負けてしまった。
テベスの移籍の陰謀が、彼ら企業家達の間で、着々と仕組まれているのだ。
日本でも、こんな事が起きているのだろうか。
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5月4日(木曜日)、リベルタドーレス杯Taça Libertadores南米選手権のコリンチャンスCorinthians対リバー・プレートRiver Plate戦が行われていたパカエンブーPacaembu競技場の貴賓室に、連邦警察Polícia Federalの捜査員が、ロシアの富豪ボリス・ブレゾフスキーBoris Berezovskyを探してやって来た。
試合のインターバルに、5人の連邦警察Polícia Federalの捜査員が、あるものは手に武器を持って、パカエンブー競技場estádio do Pacaembuの観覧席に入ってきた。

捜査員は、ロシアの富豪ボリス・ブレゾフスキーBoris Berezovskyを探していた。
MSIのキア・ジョオラビシアンKia Joorabchianの友人で、ヴァリグVarigを買う交渉のためにブラジルにいると認められていた。
ボリス・ブレゾフスキーは競技場に現れると期待されていたが、現れなかった。
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そのボリス・ブレゾフスキーは、サンパウロのグリューリョス空港aeroporto internacional de Guarulhosで身柄を拘束された。
ロシア人の富豪ボリス・ブレゾフスキーBoris Berezovskyは、5月5日金曜日の朝サンパウロSão PauloのクンビッカCumbica飛行場で拘束され、連邦公共省Ministério Público Federalでの尋問のために連れて行かれた
ボリス・ブレゾフスキーは、MSIの出資者の1人と目されているが、MSIのキア・ジョオラビシアンKia Joorabchian社長はこのボリス・ブレゾフスキーとの一切の取引関係を否定している。
キア・ジョオラビシアンは、2人が単なる良い友達ということを認めた。
公共省Ministério Públicoは、コリンチャンスCorinthiansとMSIの出資関係を捜査している連邦検事のロドリゴ・ヂ・グランヂスRodrigo di Grandisとシルヴィオ・ルイス・マルチンスSílvio Luis Martinsの要求で、第6刑事裁判所のマルシオ・ラシェドMárcio Rached判事によって認めた身柄の強制権を支持した。
ボリス・ブレゾフスキーは、英国で亡命生活を送っているが、6時に身柄を拘束されて、金曜日の14時まで尋問を受けた。
彼は拘置所に行くことはない。
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ボリス・ブレゾフスキーは、ロシアから逃れて、英国にいるわけだ。
ロシア・マフィアとの関係などが取りざたされており、
資金の洗浄を目的に、MSIを通して、スポーツに投資しているともいわれている。
コリンチャンスのただ一つの試合だけで、いくらでも話題が出てくる今日5月5日であった。
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sexta-feira, 5 de maio de 2006
MFのマルセリーニョ・カリオカMarcelinho Cariocaは来週初めからコリンチャンスCorinthiansの選手と合流することになる。
この決定は、コリンチャンスの公式サイトで、5月5日金曜日の午後発表された。
マルセリーニョ・カリオカは2月22日にコリンチャンスに戻る契約に署名した。
にもかかわらず、コリンチャンスCorinthiansとMSIの合意不足で、マルセリーニョ・カリオカは4月中旬までクラブとは関係な練習場でトレーニングをしていた。
この15日間ほど、MSIのキア・ジョオラビシアンKia Joorabchianとコリンチャンスのアルベルト・ドゥアリブAlberto Dualibが合意に達して、マルセリーニョ・カリオカはクラブのプロのチームとは別の時間に練習をすることを認められた。
マルセリーニョ・カリオカの正式な発表は、リベルタドーレス杯南米選手権への参加のあとと予定されていた。
この5月4日木曜日に、コリンチャンスが敗退したことで、マルセリーニョ・カリオカの発表が行われることになったわけだ。
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マルセリーニョ・カリオカは、昨年末以来プレイをしていない。
昨年は、サン・カエターノに所属していた。
コリンチャンスのファンの、彼に対する期待は絶大なものがある。
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サンパウロ州サッカー協会Federação Paulista de Futebolは、サンパウロ州の競技場への、ファン組織員の入場を禁止することにした。
この決定は、今日5月5日の午後、軍警Polícia Militar、消費者保護センターProcon、市民警察Polícia Civil、スポーツ平和委員会comissão Paz no Esporteの代表者が参加して、サンパウロ州サッカー協会FPFの本部において行われた会議で決定された。

組織のシャツを着たファンの入場を禁止するだけではなく、旗、幕、楽器などの競技場内への持ち込みも禁止される。
この決定は、この日曜日にサン・ジョゼ・ド・リオ・プレットSão José do Rio Pretoで行われるブラジル選手権の”クラシコ”コリンチャンスCorinthians対サンパウロSão PauloFCから有効である。
「目的は、競技場への暴力の入り込みを禁止するものである。 迅速な司法の決定があるならば、指定された者は競技場への入場を禁止する仮決定がでる」と、サンパウロ州サッカー協会の会長のマルコ・ポーロ・デル・ネロMarco Pólo Del Neroは明言した。

この5月4日木曜日のリベルタドーレス杯Taça Libertadores南米選手権のコリンチャンスCorinthians対リバープレートRiver Plate戦の警察の責任者のマジョール・ボテーリョMajor BotelhoはパカエンブーPacaembu競技場での暴力行為はコリンチャンスの1人のファン組織員によっておこされたと信じている。
「中に侵入しようとしたファン組織のメンバー達がいた。 その中の8人は検挙された。 彼らは彼らの行為に対して責任がある」と、マジョール・ボテーリョは言った。
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コリンチャンスのファン組織と言えば、おなじみのガヴィオエンス・ダ・フィエウ。
これから競技場が静かになると思うと、寂しくもある。
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5月15日のブラジル代表メンバー発表まであと10日になった。
それそれ、誰が招集されるだろうかという話題でいっぱいになってきた。
もちろん、招集が間違いないロナウド、ロナウヂーニョ、アドリアーノ、カカ、ロビーニョ、カフー、ロベルト・カルロス、ゼ・ロベルト、エーメルソン、シシーニョ、ルーシオ、ヂーダ、ジュリオ・ペルナンブカーノ等々については話題にはならない。
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ブラジル代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraは、サンパウロのサン・ジューダス大学Universidade São Judasでの講演会で、エヂミウソンEdmílsonがワールドカップのための最終リストにあることを漏らしてしまった。
選手の状態について語っている中で、パヘイラ代表監督は、思わず、エヂミウソンが招集されると確認してしまった。
「何人か選手達は休みを取ることになる。 バルセロナBarcelonaのエヂミウソンEdmílson、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho。 チャンピオン杯Copa dos Campeõesの最終戦は5月17日である。彼らは肉体的な消耗から回復させる。 他はコンディション次第だが、身体造りから始める」と言った。
パヘイラ代表監督はまだリストは決まっていないと言い、身体の状態を見ているところだといった。
「疑いはしていないが、分析の必要がある状況がある。 状況の中では目的を変更することもある。 誰がプレイできて、誰が出来ないのかを分析している。 自分の優先は、優先ではない。 それぞれのケースについて分析している」と言った。
2月からプレイできていないパルメイラスのGKのマルコスのことを多分引き合いにしているようだ。
ロジェリオ・セニが、最終リストに代わりにはいるかもしれない。
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2010年に向けた選出をしてもらいたいものだ。
ちょっと若手が少なすぎる。
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サンパウロ州サッカー協会Federação Paulista de Futebolは、その公式サイトで、5月7日日曜日16時から行われる予定になっていた、ブラジル選手権第4節のコリンチャンスCorinthians対サンパウロSão Paulo戦を、サン・ジョゼ・ド・リオ・プレットSão José do Rio Preto市のベネヂット・テイシェイラ競技場estádio Benedito Teixeiraで行うことに変更すると発表した。
金曜日の朝、サンパウロ州サッカー協会の会長のマルコ・ポーロ・デル・ネロMarco Pólo Del Neroは、ブラジルサッカー協会CBFの監督部の役員のヴィルジリオ・エリゼオVirgílio Elíseoと話をして、試合をサンパウロ市のモルンビーMorumbi競技場へ移すことも否定していた。
「我々が知るべきことは、サン・ジョゼ・ド・リオ・プレットの競技場の状態を知る必要があるだけだ」と、マルコ・ポーロ・デル・ネロは、テレビのインタビューに答えた。

競技場の管理者はコリンチャンス対サンパウロ戦という”クラシコ”を受け入れる。
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サン・ジョゼ・ド・リオ・プレット市は、サンパウロ市から500キロ以上は離れている。
簡単には行くことは出来ない。
サンパウロFCの方は、選手もファンもいい迷惑だろう。
今週末は、パカエンブー競技場に行こうかと思っていたのに、とんでもないことをしてくれたものだ。
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何度も行ったり来たりし、また筋肉痛を治療したあとに、最終的にロマリオRomárioはこの金曜日5月5日に米国サッカーにデビューする。
彼の所属するチームのマイアミFCMiami FCは、ブラジル・ブラジリアBrasília時間の20時30分にトロピカル・パーク競技場Tropical Park Stadiumでロチェスター・レイシング・リーノスRochester Raging Rhinosと対戦する。
この試合は米国(カナダCanadáとプエルトリコPorto Ricoも入っている)独自のリーグであるUSL(United Soccer Leagues), 選手権の第2節の試合である。
初戦では、マイアミFCはモントリオール・インパクトMontreal Impactと対戦し、ゴール無しの引き分けに終わっている。
最近設立されたマイアミFCにとって、ロマリオはチームを代表することの重要性をよく知っている。
ロマリオは、チームにやってきてチームの本当の可能性について信頼がおけないことを知ったが、いまは楽観視している。
「最初は、チームは選手権に参加するためだけに出来ていた。 しかし、何人かの強化選手がやってきて、勝つことを目指している」と、ロマリオは保証した。
ヴァスコ・ダ・ガVascoマが、リオ・デ・ジャネイロ州選手権のカーボフリエンシCabofrienseとの試合で2対0で敗れた3月15日からグラウンドを離れているいるロマリオRomárioは、体の調子について保証した。
左ものの筋肉痛は治療され、フロリダの大きなブラジル人コロニーの人たちはビッグアイドルの仕事ぶりを目の前で見ることが出来る機会を得られる。
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早くデビューをして、どんどんゴールをあげて欲しいものだ。
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サッカー・リベルタドーレス杯南米選手権の試合が、5月2日(火)、3日(水)、4日(木)に行われた。
ベスト8が決まった。
ブラジル勢は、5チームが2チームに減った。
下線付きのチームが、ベスト8。
5月2日(火)
試合開始 試合結果 試合開催都市
20h15 Nacional de Medellín 0 x 1 LDU Medellín
22h45 Independiente Santa Fé 3 x 1 Chivas Bogotá
5月3日(水)
試合開始 試合結果 試合開催都市
19h15 Vélez Sarsfield 2 x 2 Newell's Old Boys Buenos Aires
21h45 Internacional 0 x 0 Nacional Porto Alegre
21h45 São Paulo 2 x 1 Palmeiras São Paulo
5月4日(木)
試合開始 試合結果 試合開催都市
19h15 Goiás 3 x 1 Estudiantes Goiânia
19h15 Libertad 0 x 0 Tigres Assunção
21h45 Corinthians 1 x 3 River Plate São Paulo
(試合結果と次の対戦組み合わせ)

5月 9日(火)
試合開始 試合予定 開催都市
22h15 Chivas x Vélez Sarsfield Guadalajara
5月10日(水)
試合開始 試合予定 開催都市
19h30 LDU x Internacional Quito
21h45 Estudiantes x São Paulo Buenos Aires
5月11日(木)
試合開始 試合予定 開催都市
21h15 River Plate x Libertad Buenos Aires
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サッカー・ブラジル杯のベスト8戦が、5月3日(水)と4日(木)に行われた。
結果は次の通り。
太字は、ベスト4。
リオ・デ・ジャネイロ州のビッグ・クラブが3つもある。
5月3日(水)
試合開始 試合結果 試合開催都市
21h45 Atlético-MG 0 x 0 Flamengo-RJ Belo Horizonte
21h45 Ipatinga-MG 1 x 1 Santos-SP Ipatinga
21h45 Fluminense-RJ 1 x 0 Cruzeiro-MG Rio
※サントスがイパチンガにPK戦で敗れた。
イパチンガの大番狂わせは続く。
5月4日(木)
試合開始 試合結果 試合開催都市
20h30 Vasco-RJ 2 x 1 Volta Redonda-RJ Rio
※ヴァスコは、エヂウソンが先制した。
しかし、その後に同点に追いつかれたが、再びエヂウソンが頭で決めた。
さながら「エヂウソンの日」のようであった。
エヂウソン35歳はまだまだ元気だ。
「20060504JG-CB-Vasco.wmv」をダウンロード
(結果と次の対戦)

5月10日(水)
試合開始 試合予定 開催都市
21h45 Ipatinga-MG x Flamengo-RJ Ipatinga
5月11日(木)
試合開始 試合予定 開催都市
20h30 Fluminense-RJ x Vasco-RJ Rio
5月17日(水)
試合開始 試合予定 開催都市
21h45 Vasco-RJ x Fluminense-RJ Rio
5月18日(水)
試合開始 試合予定 開催都市
20h30 Flamengo-RJ x Ipatinga-MG Rio
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5月4日(木)21時45分に、サンパウロのパカエンブー競技場で行われた、サッカー・リベルタドーレス杯南米選手権のコリンチャンス対リバープレート戦は、リバープレートが3対1でコリンチャンスを破った。
試合は、後半40分に終了が宣告されたようだ。
観客は、後半30を過ぎて、コリンチャンスの敗戦がほぼ確定し始めた頃から、どんどんと帰り始めた。
23時30分頃のことだ。
気温は15度。 寒い。
このパカエンブー競技場のすぐ側の拙宅の周辺には、観客達の車がずらりと止めてあった。
拙宅の前にもだ。
観客達が、車のエンジンを掛けて、出て行く。
あまり会話をすることもなく、出て行く。
競技場の方では、混乱が続いているようなのだが、競技場の外では起きていないのかもしれない。
拙宅の付近ではそういった混乱は起きていないようだ。
ただ、ヘリコプターが低く舞っている。
グラウンドから、報道陣も排除されて、引き上げる選手へのインタビューが出来なかった。
コリンチャンスの選手は、ロッカールームに籠もりきりである。
リバープレートの方も、試合終了後30分くらいで、パサレラ監督が短いインタビューに応じた。
彼らは、試合終了後1時間以上も経って、周辺がやや静かになりかけた頃に、警察に前後を保護されて、バスで宿舎に戻った。
上空からはヘリコプターが監視していた。
コリンチャンスについては、結局記者会見は行われなかった。
25時30分になって、テベスと試合には出場しなかったマスケラーノが着替えて出て来たが、係員にがっちりとガードされ、競技場をあとにした。
そのほかの選手も、バスでパカエンブー競技場をあとにしている。
もちろん、警察車両がガードしていたことはいうまでもない。
この時も警察のヘリコプターは低く舞っていた。
結局拙宅の上空が静かになったのは26時過ぎであった。
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朝になり、また再びニュースの時間になり、ヘリコプターが舞っている。
5月7日(日)16時から、このパカエンブー競技場で行われることになっていた、
ブラジル選手権の第4節のコリンチャンス対サンパウロ戦について、
安全上の理由で競技場が替わるかもしれないと報じられている。
今日から、チケットの発売開始のはずなのだが。
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5月4日(木)21時45分から、サンパウロのパカエンブー競技場で行われたリベルタドーレス杯南米選手権のコリンチャンス対リバープレート戦。

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実は、拙宅のADSLがこの試合開始前の21時過ぎからとまった。
未明まで止まっていた。
復旧作業に努めたが、出来なかった。
朝になったら、簡単に復活できた
こちらが原因ではなかったようだ。
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(コリンチャンスの先発メンバーと控え)


(リバー・プレートの先発メンバーと控え)


試合の方は、
前半の終わりに、ニウマールがフリーキックを頭で合わせて、ゴール。
前半を1対0で終えた。
しかし、
後半に、まずコエーリョが自殺点で同点になった。
この後試合の流れが変わり、
後半20分過ぎに、更にリバー・プレートが追加点。
これで、コリンチャンスの夢は潰えようとしていた。
コリンチャンスは、1対0もしくは2対1で勝利しなければならなかったのだが、
非常に困難になった。
更に、後半30分をすぎて、またまたリバープレートがだめ押しのゴール。
1対3。 2点差となると、もういくら何でも無理だ。
「20060504JG-L-Corinthians-RivePlate.wmv」をダウンロード
グラウンド内に乱入者がでた。
超満員だった観客がどんどんと帰り始めた。
そして、パカエンブー競技場の北側ゴールの裏側にある正面ゲート付近で、一部のファンが騒ぎ始めた。
観客席とグラウンドを隔てる柵に登り、乱入の機会をうかがうものがいる。
そして、柵の一部は両開きの扉になっているのだが、数十人がそれを開けようと、揺すぶり始めた。
警察官も内側で待機する。
そのうちに扉の片方が空いた。
乱入はしてこないが、もう一方の扉も開けようとしていた。
そして、開いた。
逆に警察がそこからでて、小競り合いが始まった。
暴れている観客は多くない200名から400名だ。
それほど多くはない。
大抵の観客は下がっている。
警察が、ガス弾などを使って、このあたりの暴徒は鎮圧した。
「20060504JG-L-Corinthians-Pacaembu-Confucao.wmv」をダウンロード
この混乱のさなか、後半40分で審判は試合の安全が保てないとして、試合終了とした。
コリンチャンスは、1対3で敗れた。
またもや、リベルタドーレス杯南米選手権でベスト8には入れなかった。
※試合および乱闘映像あり。
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試合に行かなくて良かった。
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quinta-feira, 4 de maio de 2006
FWリカルド・オリベイラは、先週の木曜日の練習試合のあとに戻ってきた右膝の痛みをとるために、サンパウロで理学療法を続けている。
リカルド・オリベイラのサンパウロFCのユニフォームを着てのデビューは決まっていない。
それとは別に、彼のレンタル期限の8月10日までに、サンパウロFCでの正選手のポジションを獲得できるまでには十分な時間を持つのは難しい。
サンパウロFCの役員とリカルド・オリベイラはレンタル期間を少なくとも年末までとするように交渉をしている。
サンパウロFCの社長のジュヴェナウ・ジュヴェンシオJuvenal Juvêncioは楽観視して、リカルド・オリベイラRicardo Oliveiraのレンタルの延長をするために、持っている交渉力に賭ける。
サンパウロFCの役員が訴えたいのは、リカルド・オリベイラを使い続けたいということではなくて、サンパウロFCのトレーニングセンターの施設を使って、選手を高いレベルのプレイが出来るまでに戻すために理学療法を続けていくことがリカルド・オリベイラには必要だということである。
4月の上旬にサンパウロFCの社長に選ばれたジュヴェナウ・ジュヴェンシオJuvenal Juvêncioは、ファンに2つのプレゼントをあげると約束した。
計画によると、最初のそれが、リカルド・オリベイラRicardo Oliveira
である。
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実際、8月10日では僅か3ヶ月。
その間に、ワールドカップ期間にはブラジル選手権の中断期間もある。
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サンパウロFCの役員は、今年の末に期限を迎えるMFダニーロDaniloとの契約を更新するのは難しいかもしれないと思い始めた。
交渉は始まっていいて、ダニーロ自身は合意しているが、また最初の段階である。
サンパウロFCとの合意が難しいのは、パウロ・アウツオーリPaulo Autuori監督が率いる鹿島アントラースKashima Antlersが関心を持っているからである。
ダニーロDaniloの代理人である元GKのジウマール・リナルヂGilmar Rinaldiはこの件についてコメントするのを好まない。
ジウマール・リナルヂは、ただ最優先はダニーロがずっといたいという希望を持っているサンパウロFCといっただけだ。
しかし、ジウマール・リナルヂが、サンパウロとの交渉までは誰の話も聞かないと保証しても、サンパウロFCの役員は日本のクラブがダニーロとの契約に多額の投資をするならば、交渉は困難になることを知っている。
ダニーロDaniloとの契約が難しいようになったならば、ポルトガルのポルトPortoにいる元サントスのヂエゴDiegoを追っかける可能性を社長のジュヴェナウ・ジュヴェンシオJuvenal Juvêncioは認めた。
「自分にとって最優先はサンパウロFCにいることだ。 しかしまだ自分の将来について話すには早すぎる。 それはまだ交渉の最初の段階にいるからだ」と、ダニーロはいった。
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ダニーロは、良い選手だ。
ゴールの決定力がある。
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5月4日(木)21時45分から、サンパウロのパカエンブー競技場で、リベルタドーレス杯南米選手権のコリンチャンス対リバー・プレート戦が行われる。
何度も何度も書いていることだが、拙宅はこのパカエンブー競技場のすぐ近くである。
この試合のチケットは、発売からわずか半日で売り切れた。
パカエンブー競技場の収容人数は34千人なので、今晩はそれだけの人間がやってくることになる。
18時頃から、ヘリコプターが舞い始めた。
19時過ぎのローカルニュースで生中継するためだ。
そして19時過ぎから、続々と観客がやってきた。
いつもより早い時間から、周辺は大変に騒々しくなってきた。
19時半頃から、花火があちこちで鳴り続けている。
20時を過ぎて、再びヘリコプターがやって来た。
気温は14度。 寒い。
警察の車両のサイレンも。
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コリンチャンスCorinthiansの選手が、5月4日(木)21時45分に始まるリベルタドーレス杯Taça Libertadores南米選手権の対リバー・プレートRiver Plate戦でのPK戦の可能性に備えて、準備をした。
5月3日水曜日、コリンチャンスの選手はパカエンブーPacaembu競技場でのトレーニングのあとに、ペナルティーの練習をした。
面白いのは、火曜日の練習のあとに監督のアデマール・ブラガAdemar Bragaはペナルティーの練習はしないといっていたのにである。
PK戦の可能性は、コリンチャンスが3対2で勝ったときに起きる。
ベスト8に進むには、コリンチャンスは1対0か2対1、もしくは2点差以上で勝利しなくてはならない。
選手別の成績は次の通り。
カルロス・アルベルトCarlos Alberto -4回蹴って、4ゴール。
マルセロ・マットスMarcelo Mattos –4回蹴って、4ゴール。
コエーリョCoelho – 4回蹴って、2ゴール。
ニウマールNilmar –2回蹴って、0ゴール。
ルーベンス・ジュニオールRubens Jr. –3回蹴って、2ゴール。
シャビエールXavier – 2回蹴って、1ゴール。
マルクス・ヴィニシウスMarcus Vinícius – 2回蹴って、2ゴール。
ロジネイRosinei – 1回蹴って、1ゴール。
ブルーノ・オクタヴィオBruno Octávio – 1回蹴って、1ゴール。
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テベスは、参加しなかったようだ。
普段の実績があるからだろう。
ニウマールはあてにならないことが判った。
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ワールドカップのドイツ大会の開幕が近づくにつれて、ブラジル代表選手が、テレビの番組にでてくることが増えた。
ほとんどの選手は、欧州にいるので、ブラジルで活動している選手のように、頻繁にテレビに出てくることはない。
さすがに欧州ではまだシーズン中なので、生放送に出演することはないが、色々な番組でインタビューに応じているのも見ることが出来る。
今までは、ブラジル代表選手の中では、一番露出が多いのがロナウド・フェノーメノとロベルト・カルロスで、他の選手はあまり出てこなかったのだが、このところはちょっと違ってきた。
5月2日には、ロナウヂーニョ・ガウショがある番組にでていた。

ブラジルの番組なので、気楽そうに見えた。
10分もないコーナーで、海岸でのCM撮影の合間にインタビューをしていた。
その中で、幼少の頃や家族についてなど話をしていた。




9歳の時に父親が亡くなった話もあった。
そして、おそらく初めての公開になるのだろうが、昨年生まれた息子のジョアンの写真が出て来た。
私生活をほとんど公開しないロナウヂーニョ・ガウショが、どうしたことだろう。
このジョアンという名前は、亡くなった父親の名前だそうだ。

ただし、この子供を産んだ女性ジャナイナ・ナチエリ・メンデスJanaina Natielle Mendesについては全く触れられることはなかった。
この女性は、GLOBO局の番組Faustaoのバック・ダンサーの1人だったので、本当は映像が沢山あるはずなのだが、その映像を見つけるのは非常に困難である。

ちなみに、サブリナ・サトウもこの番組のバック・ダンサーをしていた。
この番組のバック・ダンサーになるのは、非常に厳しいオーディションを通らなくてはならない。
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quarta-feira, 3 de maio de 2006
ブラジル杯のベスト8戦。
5月3日(水曜日)、21時45分から、イパチンガ対サントス戦が、ミナス・ジェライス州のイパチンガで行われている。
試合は、1対1で引き分け。
今、PK戦が行われている。
サントスが一つ外している。
これで、サントスの命運尽きるか。
イパチンガの最後の選手が決めて、勝利。
5対3。
23時57分のことだ。
「20060503JG-CB-Ipatinga-Santos.wmv」をダウンロード
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5月3日(水曜日)21時45分から、サンパウロのモルンビー競技場で、リベルタドーレス杯南米選手権のサンパウロFC対パルメイラス戦が行われている。
先週の試合では、引き分けである。
この試合で、ベスト8への進出が決まる。
(サンパウロFCの先発メンバーと控え)


(パルメイラスの先発メンバーと控え)


(パルメイラスの記念撮影)

前半、明らかにサンパウロFCの動きが良く、パルメイラスは稚拙な試合をしていた。
前半13分に、アロイジオがゴールに押し込んで、サンパウロFCが先取点を挙げた。
このまま、サンパウロFCが一方的に点を重ねて行くのかと思いきや、パルメイラスの方も徐々に立ち直ってきた。
後半12分に、エヂムンドに対するファールによるフリーキックをワシントンが頭で決めて、パルメイラスが追いついた。
そして、後半17分にサンパウロFCのダニーロが、レッドカードで退場。
更に後半22分に、エヂムンドに対するファールでサンパウロFCのレアンドロが退場。
サンパウロFCは2選手を失った。
この試合は、両チームのファールがとても多い試合である。
上記のレッドカードの他に、サンパウロFCにはイエローカードが2枚、パルメイラスには4枚でている。
後半30分、サンパウロFCのルガーノに、イエローカード。
後半36分、サンパウロFCにペナルティーのチャンス。
後半39分、ロジェリオ・セニが決めたと思ったら取り消し。
後半41分、ロジェリオ・セニが決めた。
後半45分、ロジェリオ・セニにイエローカード。
延長4分。
混乱が起きている。
後半47分、パルメイラスのパウロ・バイエルが退場。
後半50分、試合終了。
マルシーニョ・ゲヘイロが、退場。
2対1で、サンパウロFCの勝利。
「20060503JG-L-SaoPaulo-Palmeiras.wmv」をダウンロード
(試合映像録画済み)
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パルメイラスも、良い試合をしたのにな。
残念。
パルメイラスには、ブラジル選手権で頑張って欲しい。
まず1勝を。
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4月30日(日)に、フォルタレーザで行われた、サッカー・ブラジル選手権の第3節のフォルタレーザ対サン・カエターノ戦。
この試合は、地元のフォルタレーザが勝利したのだが、試合中に珍しいことが起きた。
フリーキックを得たフォルタレーザが、誰がキックをするの調整が出来ていなかったのだ。
同時に2人が走り出して、相手を惑わすことは良くやる手段であるが、
その2人がどちらも自分が蹴ると思っていたのだ。
当然、ぶつかる。
というか、味方の選手を思いきり蹴ってしまったのだ。
「20060501GloboEsporte-BA3-Fortaleza-Ygor.wmv」をダウンロード
蹴られたイーゴIgorは、回復まで2ヶ月の重傷になった。
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珍プレイといっては、可哀想すぎる。
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4月30日(日曜日)にサンパウロのパレストラ・イタリアPalestra Itália競技場で行われたブラジル選手権Campeonato Brasileiro第3節のパルメイラス対サントス戦で、サントスは2対1で勝利したのであるが、この試合でサントスSantosのクレーベル・サンタナCléber SantanaがパルメイラスPalmeirasのマルシーニョ・ゲヘイロMarcinho Guerreiroの顔を強打したことについては、スポーツ裁判所Superior Tribunal de Justiça Desportiva (STJD)で罰せられる方向であるが、サントスの中でもヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督は優しい処罰300レアル(18000円)の罰金を科した。
クレーベル・サンタナCléber Santanaに対する処罰は、5月1日月曜日に「王様・ペレ」Rei Peléトレーニングセンターでの練習の前に、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴVanderlei Luxemburgo監督から発表された。
クレーベル・サンタナは300レアルの罰金を受け入れた。
しかし、マルシーニョ・ゲヘイロMarcinho Guerreiroを怪我させる気はなかったと強調した。
ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督の処罰にもかかわらず、クレーベル・サンタナCléber Santanaはこの水曜日(5月3日)に行われるブラジル杯Copa do Brasilのベスト8戦の対イパチンガIpatinga戦でも正選手である。
サントスは、先週のホームのヴィラ・ベルミロVila Belmiroでの試合では、1対1で引き分けている。
イパチンガは、ホームで0対0で引き分けると、勝ち抜きを決定する。
1対1の引き分けの時は、ペナルティ戦になる。
2ゴール以上の引き分けの時は、サントスが勝ち抜けとなる。
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パルメイラスとの試合では、クレーベル・サンタナは先発ではなかった。
ルシェンブルゴ監督が、この試合では主力メンバーを休ませることにしていたからだ。
しかし、パルメイラスが先取点をとったので、ルシェンブルゴ監督は早くも前半25分過ぎにクレーベル・サンタナを入れた。
その15分後に、クレーベル・サンタナは、ボールを見ずに、マルシーニョ・ゲヘイロとぶつかった。
直ちにレッドカードで退場となった。
「20060501GloboEsporte-Santos.wmv」をダウンロード
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ワールドカップのドイツ大会のために招集する選手のリストが完全に固まっていないにもかかわらず、カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は、5月2日火曜日に、ブラジルは6月13日のブラジルにとっての初戦のクロアチアCroácia戦には”魔法の4人”'quadrado mágico'で行くと明言した。
「南米予選Eliminatóriasの初めでおこなって、何度もテストはしてきた。 コンフェデレーション杯Copa das Confederaçõesで正しいことが証明されたプレイの形を選んだ。 それでワールドカップのドイツ大会はこの方法で始める。 その後で、最初のいくつかの試合で結果やチームの出来き具合によるのだが、変更するのかしないのかを考える」と、カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督はグローボ・グループのイベントの「ワールドカップ2006の目標」'Encontros O Globo - Rumo à Copa de 2006'で説明した。 このイベントは、リオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroの新聞グローボJornal O Globoの会議場で行われた。

コンフェデレーション杯Copa das Confederaçõesでの「魔法の4人」'quadrado mágico' はちょっと違っていた。
カカKaká、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho、アドリアーノAdrianoそしてロビーニョRobinhoで構成されていた。
ワールドカップのドイツ大会では、ロナウド・フェノーメノRonaldo Fenômenoが入る。
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このイベントには、ザガーロも出席していた。


パヘイラ代表監督は、色々話していた。
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terça-feira, 2 de maio de 2006
ブラジルの通貨レアルの上昇が止まらない。
連休明けの今日5月2日、レアルは米ドルに対して1%以上も上昇した。
財務大臣が先頃辞任した時も、さほど動ぜず。
レアルの金利を下げても、動ぜず。
ボリビアの石油・天然ガスの国有化宣言でも動じていない。
この5年間で、対ドルレートは最高になった。
(この1年のレアルの対米ドルレート)

(2001年からのレアルの対米ドルレート)

今日発表された4月の貿易収支も、記録を作っている。
ブラジルの輸出競争力が落ちてこないというのは、驚きだ。
それほど、競争力のある産品とは何だろうか。
ブラジルが、原油をほぼ自給できることになった。
その他の1次産品が、世界的な原油高の影響を受けて軒並み上昇を続けている。
ブラジルの1次産品も、価格を上げて輸出することが可能になっている。
だから、輸出金額と輸入金額のバランスは、今のところ影響を受けていないように見える。
個別にみていくと、輸出競争力をうしなったものもあるようだ。
もう一つレアル高を生み出しているものに、ブラジル政府の外資優遇策がある。
ブラジル国債を買わせて、外資の流入を続けさせていることである。
そのために金利を高くして、投資家の利益を確保させている。
その分、内債は増えている。
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何とか、レアル安に反転してもらいたいのだが、
意外にブラジル経済の足腰は強化されているようだ。
個人的には、もう泣きそうだ。
(この1年のレアルの対日本円レート)

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5月2日の、ブラジル・サンパウロは朝は靄っていた。
それでも、日が高くなるにつれて、それも薄れてきつつあった。
実際、10-11時頃には、気温は22度くらいになっていた。
昼を過ぎたことから、靄ではなく、雲が段々と増えてきて、、空を覆い始めた。
それで、日が差すと、そこは暖かかった。
15時頃からもう完全に雲に覆われた。
気温が、どんどんと下がってきた。
18時には、15度になった。
寒い。
早速カーディガンを羽織った。
天気予報のいう通り、寒冷前線が南から上がってきたようだ。
窓も閉めた。
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ブラジル・サンパウロに「ポルトガル語博物館」が出来た。
サンパウロの歴史的中心部セントロの北縁部のルース駅の駅舎内に開館した。
この博物館は、駅舎の2階から4階までを使っている。(階数は日本式で表現。)
4階は、講演会場になっていて、展示はなかった。
3階が常設展示場で、2階は特別展のスペースであった。
1階の入り口からは、エレベーターで各階に行くしかない。
3階でエレベーターをおりると、エレベーターホールから、100メートルはあるかという長大なスクリーンがすぐ目にはいる。
細長い駅舎を利用したために、展示スペースも細長くなっており、そのスクリーンに沿って進むと、常設展示会場があるのだ。

このスクリーンでは、ブラジルの著名な作家や学者が、ポルトガル語について語っているものなどが上映されていた。
また、駅のプラットフォームで、電車が動き出して行ってしまう映像もあった。
まるで自分が電車に乗っているような錯覚を覚える映像であった。
常設会場は暗い。
ブラジルのポルトガル語に影響を与えた諸言語について、それぞれの言語別の説明がある。
最初は、先住民のインヂオのいくつかの部族の言葉についての説明があった。

その説明には、その部族が住んでいる地域や彼らが使っている道具なども合わせて展示されていて、より理解が深められるようになっていた。

さらに、各言語毎に、タッチパネル式のディスプレーがあり、もう少しその言語についての情報を得ることが出来るようになっていた。

インヂオの諸部族の言葉のコーナーの先には、ポルトガル語、そしてポルトガル語に影響を与えた英語、フランス語についての説明があった。

そしてブラジルのポルトガル語に影響を与えた移民達の言葉として、ドイツ語、アラビア語、中国語、ヘブライ語、イタリア語、日本語のコーナーもあった。

日本のものとしては、ショーケースの中に、茶碗とはし、こけし、そして移民当時の大日本帝国の旅券が展示してあった。

これらのコーナーは、ディスプレーを操作できることもあって、参観に訪れていた生徒達には大人気であった。
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この博物館は見る博物館というより、読む博物館である。
ポルトガル語という言語の博物館から、当然だ。
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拙宅は、サンパウロ市内の中心部に近いところにある。
だが、緑が多い、一戸建て住宅専用街なので、小鳥がとても多く棲んでいる。
まるで、鳥籠の中にいるようだといっても決していいすぎではない。
このところ、小鳥の啼き声がまた一段と増えた。
啼き声がするほうを見た。
隣家の屋根の上に、3羽の小鳥がいた。

棒のようなものの先にいるのは、”ベンチヴィー”という小鳥だ。
啼き声が”ベンチヴィー”と聞こえるのだ。
サンパウロには、とても多い鳥だ。
そして、瓦の上にいるのがインコの一種だ。
全身が黄緑色だ。
啼き声は”ギャーギャー”といって、うるさい。
木の実などを好むようである。
どちらかといえば群れで行動している。
警戒心が強く、いつも木の葉に紛れて、発見しにくい。

このように、赤い瓦の上ではよく目立つのである。
この2羽のインコは、つがいのようだ。
瓦の下の、僅かな隙間に巣を作ったようだ。

この時期が、そういう季節なのだ。
だから、あちこちで啼き声がするようになったというわけだ。
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ブラジル・サンパウロは、「秋」だ。
4月の後半から、ほとんどまとまった雨が降っていない。
快晴の日が続いている。
夜の気温は、14度まで下がるときもある。
日中は、26-27度くらいにまで上がるときもある。
一日の気温の差は大きい。
昼間に歩くと、多少汗ばむのだが、それも日陰にはいるとヒンヤリとする。
湿度が低いので、汗がすぐに蒸発し、体温を奪ってしまうのだ。
3連休最後の5月1日(月曜日)。
多少雲はでていたのだが、気温は随分と上がった。
28-29度までなったはずだ。
それにちょっとだけ湿度も高かった。
パウリスタ大通りの一番終わりからちょっといったところから、住宅街が下に広がっている。
拙宅もこの中の一軒だ。
赤い瓦の色が緑の中に点在している。

住宅街の向こうはイジェノポリスの高級アパート街だ。
今晩は夜になっても気温が下がらない。
20度以上ある。
寒冷前線が近づいていて、雨が降るようなことをいっていたのだが、どうなのだろうか。
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segunda-feira, 1 de maio de 2006
ブラジルは、ワールドカップになると「どうなるか」。
色々な伝説があるが、大抵それは正しい。
「どうなるか」というと、「どうかなってしまう」のである。
開幕まで、あと38日となった5月1日から、その様子を拾っていく。
今はどうなのかと言うと、ブラジルはすでに「緑」と「黄色」だらけだということである。
つまり、これは国旗の色である。
元々この2色を使ったものは、ワールドカップでなくても多く見られるのだが、
更に増えるというか、街中がそれに染まってしまうと言っても良い。
女性用の下着屋の前を通った。
女性の下着は、色々と種類や形や色があって楽しそうなのだが、
残念ながら実際に選ぶわけにも行かないし、それどころか近づくのも、
もしくは正視するのも、出来かねるのが本当のところだ。
一緒に選ぶという先進的な御仁もいるようだが。
とにかく、歩いているそこに女性の下着屋があって、
店頭のウィンドウに、「緑」と「黄色」があった。
誠に大胆なデザインだ。

沐浴したあとに、これを来て応援するのだろうか。
日本では、「日の丸」をこのように下着につかう自由もないだろう。
ところで、ちょうど出てこられたこのご婦人なのだが、
おそらくこの「緑と「黄色」を着用されることはないだろう。
そう信じたい。

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ブラジル・サンパウロでは、ゴミは分別をする義務はない。
分別をしようとする動きははっきりとある。
公園や駅などでは、分別用のゴミ箱が設置されている。
拙宅の場合では、家庭ゴミは日曜日を除く毎日昼頃に回収車がやってくる。
これは、日本と違って、盆も正月もなく一年中である。
そのほかに、木曜日の深夜に再生ゴミの回収車もやってくる。
だけど、実際には再生ゴミの回収者がやってくる前に、家の前に出しているそれを取りに来る人がいる。
特にアルミなどの金属は、お金になるのだ。
サンパウロには、ゴミを回収し、分別して、それを再生業者のところへ持っていき、換金することで生活の糧にしている人が実に多いのだ。
一日中、そういった人たちがリアカーを引っ張っているのを見る。
人が集まるところで必ずでるアルミ缶やペットボトルを、めざとく拾っていく人たちがいる。
富裕層の子供達が、ゴミを捨てることを何も思わないような傍若無人な振る舞いをするのを見る。
彼らの家には、掃除をするために雇われているものがいるからだ。
いくら汚しても、掃除をするのはその使用人だ。
子供の時から、家の中でもずっとそのように育てられていれば、家の外でも変わらない。
ゴミを捨てても、直ちに拾ってくれる人がいるし、掃除をしてくれる人がいる。
サッカー場の周辺でも、試合の翌日の朝には、綺麗になっているのは、清掃作業員が徹夜で働いているからだ。
「汚して汚して」、そのことが、雇用の機会を作っているということなのだろうか。
拙宅は一戸建て住宅専用地域にある。
各戸の敷地の境あたりの歩道に、それぞれが、家庭ゴミを出す棚を設置している。
地上から、1メートル弱の高さである。

多分、犬があさったりしないような高さにしているのだ。
ちなみに、サンパウロには、ゴミをあさるカラスはいない。
カラスを見たことがない。
この棚に、ビニール袋などに入れて、ゴミを出す。
ゴミ袋に規格はない。
色も自由だ。
スーパーの袋などに入れて出す家も多い。

一般の家庭から出るゴミの量はしれているから、小さな棚でよいが、
アパートだと、各戸から出るゴミをまとめて棚におくので、大きな棚が必要だ。
シングルベッドくらいの大きさの棚もある。
実際に、人が寝ていた。

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ブラジル・サンパウロの街を歩くのは面白い。
時間と場所を考えて歩かないと、面白くないことに遭遇するかもしれないが、
大体は面白い。
拙宅は、サンパウロの中心部に近いところにあるとはいえ、
夜も昼も、平日も休日も歩いている人はほとんどいない。
パカエンブー競技場でサッカーの試合でもあると、その時だけは一時的に人がやって来るだけだ。
だから、家の周辺では、面白いことはない。
この住宅街を、途中誰にもすれ違いもしないくらいなのだが、歩いて10分ほどで
サンパウロの業務中心部の一つのパウリスタ大通りにでる。
ここまで来ると急に人がいっぱいになる。
今日も、「発見」をした。
「幸運殿」だ。

誰がなんといっても、「幸運殿」。
おそらくこれは、ポルトガル語のHomen da sorte(=英語ではLucky man)を、何とか漢字に当てはめたのだと思う。
「幸運男」にしなかったところが、とても良い。
「幸運殿」はもちろん幸運なのだろうが、「幸運殿」にあえたことで、こちらも今日はとても幸運だった。

「幸運殿」は、アウグスタ大通りをセントロに向かって下っていった。
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ブラジルで、大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウSabrina Sato。
レギュラー出演していた、rede TV!局のPanico na TVという番組を、「降ろされた」のは4月2日だった。
それから4週間、サブリナ・サトウがいない番組が続いている。
昨日4月30日の放送では、まるでサブリナ・サトウの後がまを捜すようなコーナーがあって、憤慨してしまった。
なんだか、サブリナ・サトウの存在が風化しつつあるようだ。
そういった中、テレビ番組雑誌の"Conta mais"がまた表紙にサブリナ・サトウを起用した。
先々週号も、サブリナ・サトウだったのだが、またもやサブリナ・サトウだ。

この表紙の見出しで、サブリナ・サトウは「とても傷ついた」と言っている。
この号では、Panico na TVから”追い出されたこと”を、自由に語っているそうだ。
でも、ファンクの歌手になる準備をしているとも言っている。
ご存じの方はご存じのはずだが、サブリナ・サトウに歌は「無理」だと思う。
こういう雑誌を見つけだす自分もとても偉いと思う。
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アルゼンチンのヒーローであるマラドーナが、ブラジル代表のユニフォームを着て、アルゼンチンでは議論を呼んだようだが、実はブラジルではもっと大変なことが起きた。
なんといっても、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァその人が、アルゼンチン代表のユニフォームを着た。
4月26日に、ブラジルを訪問した、アルゼンチン大統領から「アルゼンチン代表のユニフォーム」を贈られたのだ。

そして、早速そのユニフォームを着た。

ただ、それだけだ。
本当は、大変でも何でもないことだ。
(ブラジル大統領は、何もヒーローでもないからか。)
今回は、この両国は経済関係について話をしたのだ。
ベネズエラからパイプラインを引いて、ウルグアイおよびアルゼンチンまで、天然ガスを供給するという計画について話をした。

翌日には、そのベネズエラのチャベス大統領も、またまたブラジルを訪問し、3ヵ国の大統領が一緒に写っていた。
今のところ、ブラジルは周辺諸国との関係は良好だ。
問題になりそうなのは、ボリビアだ。
先般、ボリビア大統領に就任したエボ・モラエスが、ちょっと急進的だ。
今日5月1日に、石油と天然ガスの採掘の国有化を発表した。
ボリビアには、ブラジル国営のペトロブラスが出資したガス田もある。
ガス田にはボリビアの軍隊が展開した。
これが、今日起きた一番大変な問題である。
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ブラジル・サンパウロには、昔からビールボードはあった。
一応、美観条例があるので、過度な広告が摘発されたというニュースが時々報道されている。
F1の時にも、F1関係の人を狙った「不適切な表現」で摘発されたことがあった。
このところ多いのが、ビルの壁面を使ったもので、どんどんと増えている。
ビルボードよりも、10倍も20倍も大きな面積を使えるのでとても目立つ。
多分だが、今一番サンパウロで大きな広告ではないかと思えるものがある。
サンパウロのいたるところにある例のSantander Banespaの広告の一つである。
ビルの4面を、ブラジル代表の6人が躍動している。
ロナウド、ロナウヂーニョ・ガウーショ、カカ、ロビーニョ、ロベルト・カルロス、カフー。

このビルの周辺には、それほど高いビルもないし、
市内中心部から市内南部へのとても重要なそして交通量の多い道路に面している。
更に、このビルの隣にも彼ら6人がいるのである。

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5月1日は、ブラジル・サンパウロも「労働者の日」である。
更に休日である。
復活祭の休日から始まって、ブラジルは3週間続けて、3連休だった。
この休日、いずれも天候に恵まれた。
サンパウロの「メイ・ディ」会場は、主に2カ所である。
一カ所は、現職大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの出身母体のCUTが主催するもので、パウリスタ大通りで行われる。
4月29日に、パウリスタ大通りに行ったときには、まだステージの設置工事が続いていた。

16時前だったのだが、ちょっと雲がでていた。
このところ、16時を過ぎたことから薄暗くなってくるようだ。

もう一カ所は、サンパウロの北部のサンタナで行われるもので、これはForca Sindicalという別の団体が主催する。
どちらの主催団体も、労働組合の上部団体組織なのだが、色々と事情があるようだ。
ただやっていることは余り変わらず、一応途中で演説などはあるものの、どちらかというとお祭りだ。
拙宅から歩いていけるのは、パウリスタ大通りなので、14時過ぎに様子を見に行った。
パウリスタ大通りの終わりのあたりでも何となく人出は多かった。
いつもの休日に、パウリスタ大通りで見かける人たちとはちょっと違った階層の人が多かった。
明らかに、市内周辺部に住んでいる貧しい層の人たちが多かった。
パウリスタ大通りを進んでいった。
徐々に人が増えてくる。
フレイカネカ通り辺りで、バリアがあって、そこから先に行くには簡単ではあるが「ボディーチェック」を受けた。
でも、昨年よりも何故か人出は少ないようにみえた。

警察もいっぱいでていた。
更に進んでいった。

ステージは、ガゼッタの前に設置されているのだが、もう人がいっぱいで、とてもそこまで行き着くことは出来ず、
パンプローナ通りとの交差点でUターンをした。

ここでは、11時過ぎから19時頃まで、30以上のバンドが演奏をしているのである。
もちろん、ブラジルの若者に人気の音楽ばかりである。
ロック、アシェー、ヒップホップ、ファンクなどだ。
そういうこともあって、20歳前の若者がとても多いやって来ている。
女の子のグループも多く、それを目当てにナンパもやり放題。
ナンパされることを目的に来ているのも多いのだから、まあ良い出会いの場だ。

まあ、楽しいメイ・ディである。
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