ブラジル・サンパウロも「メイ・ディ」
5月1日は、ブラジル・サンパウロも「労働者の日」である。
更に休日である。
復活祭の休日から始まって、ブラジルは3週間続けて、3連休だった。
この休日、いずれも天候に恵まれた。
サンパウロの「メイ・ディ」会場は、主に2カ所である。
一カ所は、現職大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの出身母体のCUTが主催するもので、パウリスタ大通りで行われる。
4月29日に、パウリスタ大通りに行ったときには、まだステージの設置工事が続いていた。
16時前だったのだが、ちょっと雲がでていた。
このところ、16時を過ぎたことから薄暗くなってくるようだ。
もう一カ所は、サンパウロの北部のサンタナで行われるもので、これはForca Sindicalという別の団体が主催する。
どちらの主催団体も、労働組合の上部団体組織なのだが、色々と事情があるようだ。
ただやっていることは余り変わらず、一応途中で演説などはあるものの、どちらかというとお祭りだ。
拙宅から歩いていけるのは、パウリスタ大通りなので、14時過ぎに様子を見に行った。
パウリスタ大通りの終わりのあたりでも何となく人出は多かった。
いつもの休日に、パウリスタ大通りで見かける人たちとはちょっと違った階層の人が多かった。
明らかに、市内周辺部に住んでいる貧しい層の人たちが多かった。
パウリスタ大通りを進んでいった。
徐々に人が増えてくる。
フレイカネカ通り辺りで、バリアがあって、そこから先に行くには簡単ではあるが「ボディーチェック」を受けた。
でも、昨年よりも何故か人出は少ないようにみえた。
警察もいっぱいでていた。
ステージは、ガゼッタの前に設置されているのだが、もう人がいっぱいで、とてもそこまで行き着くことは出来ず、
パンプローナ通りとの交差点でUターンをした。
ここでは、11時過ぎから19時頃まで、30以上のバンドが演奏をしているのである。
もちろん、ブラジルの若者に人気の音楽ばかりである。
ロック、アシェー、ヒップホップ、ファンクなどだ。
そういうこともあって、20歳前の若者がとても多いやって来ている。
女の子のグループも多く、それを目当てにナンパもやり放題。
ナンパされることを目的に来ているのも多いのだから、まあ良い出会いの場だ。
まあ、楽しいメイ・ディである。
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