ブラジル大統領が、アルゼンチン代表のユニフォームを着た。
アルゼンチンのヒーローであるマラドーナが、ブラジル代表のユニフォームを着て、アルゼンチンでは議論を呼んだようだが、実はブラジルではもっと大変なことが起きた。
なんといっても、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァその人が、アルゼンチン代表のユニフォームを着た。
4月26日に、ブラジルを訪問した、アルゼンチン大統領から「アルゼンチン代表のユニフォーム」を贈られたのだ。
ただ、それだけだ。
本当は、大変でも何でもないことだ。
(ブラジル大統領は、何もヒーローでもないからか。)
今回は、この両国は経済関係について話をしたのだ。
ベネズエラからパイプラインを引いて、ウルグアイおよびアルゼンチンまで、天然ガスを供給するという計画について話をした。
翌日には、そのベネズエラのチャベス大統領も、またまたブラジルを訪問し、3ヵ国の大統領が一緒に写っていた。
今のところ、ブラジルは周辺諸国との関係は良好だ。
問題になりそうなのは、ボリビアだ。
先般、ボリビア大統領に就任したエボ・モラエスが、ちょっと急進的だ。
今日5月1日に、石油と天然ガスの採掘の国有化を発表した。
ボリビアには、ブラジル国営のペトロブラスが出資したガス田もある。
ガス田にはボリビアの軍隊が展開した。
これが、今日起きた一番大変な問題である。
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