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terça-feira, 2 de maio de 2006

ブラジルの経済2006 その9 通貨3

ブラジルの通貨レアルの上昇が止まらない。

連休明けの今日5月2日、レアルは米ドルに対して1%以上も上昇した。

財務大臣が先頃辞任した時も、さほど動ぜず。
レアルの金利を下げても、動ぜず。

ボリビアの石油・天然ガスの国有化宣言でも動じていない。

この5年間で、対ドルレートは最高になった。
(この1年のレアルの対米ドルレート)
Spd20060502b

(2001年からのレアルの対米ドルレート)
Spd20060502c

今日発表された4月の貿易収支も、記録を作っている。

ブラジルの輸出競争力が落ちてこないというのは、驚きだ。
それほど、競争力のある産品とは何だろうか。

ブラジルが、原油をほぼ自給できることになった。
その他の1次産品が、世界的な原油高の影響を受けて軒並み上昇を続けている。
ブラジルの1次産品も、価格を上げて輸出することが可能になっている。
だから、輸出金額と輸入金額のバランスは、今のところ影響を受けていないように見える。

個別にみていくと、輸出競争力をうしなったものもあるようだ。

もう一つレアル高を生み出しているものに、ブラジル政府の外資優遇策がある。
ブラジル国債を買わせて、外資の流入を続けさせていることである。
そのために金利を高くして、投資家の利益を確保させている。
その分、内債は増えている。

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何とか、レアル安に反転してもらいたいのだが、
意外にブラジル経済の足腰は強化されているようだ。

個人的には、もう泣きそうだ。

(この1年のレアルの対日本円レート)
Spd20060502a

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Comments

ちょっと大きな買い物のために
日本から資金を移動させようかと思ったのですが
こんな状況なもので、今回は見送ることにしました。
今年は大統領選もありますし、しばらく待ってみます…。

Posted by: nori | quarta-feira, 3 de maio de 2006 at 08:04

>Nori様
為替は、まだまだレアル高に動くと思います。
政治は別にして、経済は極めて堅調だからです。
資源が高い限り、レアルにとって不利ではないはずです。
日本においておいて金利がほとんどゼロですが、ブラジルであればリスクの少ないファンドで運用しても年間10%以上の運用益がでますから、そういう投資方法もあるのではないかと思います。
為替変動と運用益をどう考えるかは、自己責任ですが。

Posted by: Sao Paulo | sábado, 6 de maio de 2006 at 12:45

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