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terça-feira, 2 de maio de 2006

ブラジル・サンパウロに「ポルトガル語博物館」が出来た。 その3

ブラジル・サンパウロに「ポルトガル語博物館」が出来た。

サンパウロの歴史的中心部セントロの北縁部のルース駅駅舎内に開館した

この博物館は、駅舎の2階から4階までを使っている。(階数は日本式で表現。)

4階は、講演会場になっていて、展示はなかった。
3階が常設展示場で、2階は特別展のスペースであった。

1階の入り口からは、エレベーターで各階に行くしかない。
3階でエレベーターをおりると、エレベーターホールから、100メートルはあるかという長大なスクリーンがすぐ目にはいる。
細長い駅舎を利用したために、展示スペースも細長くなっており、そのスクリーンに沿って進むと、常設展示会場があるのだ。
Spd20060414d

このスクリーンでは、ブラジルの著名な作家や学者が、ポルトガル語について語っているものなどが上映されていた。
また、駅のプラットフォームで、電車が動き出して行ってしまう映像もあった。
まるで自分が電車に乗っているような錯覚を覚える映像であった。

常設会場は暗い。

ブラジルのポルトガル語に影響を与えた諸言語について、それぞれの言語別の説明がある。
最初は、先住民のインヂオのいくつかの部族の言葉についての説明があった。
Spd20060414f

その説明には、その部族が住んでいる地域や彼らが使っている道具なども合わせて展示されていて、より理解が深められるようになっていた。
Spd20060414g

さらに、各言語毎に、タッチパネル式のディスプレーがあり、もう少しその言語についての情報を得ることが出来るようになっていた。
Spd20060414e

インヂオの諸部族の言葉のコーナーの先には、ポルトガル語、そしてポルトガル語に影響を与えた英語、フランス語についての説明があった。
Spd20060414i

そしてブラジルのポルトガル語に影響を与えた移民達の言葉として、ドイツ語、アラビア語、中国語、ヘブライ語、イタリア語、日本語のコーナーもあった。
Spd20060414j

日本のものとしては、ショーケースの中に、茶碗とはし、こけし、そして移民当時の大日本帝国の旅券が展示してあった。
Spd20060414k

これらのコーナーは、ディスプレーを操作できることもあって、参観に訪れていた生徒達には大人気であった。

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この博物館は見る博物館というより、読む博物館である。
ポルトガル語という言語の博物館から、当然だ。

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Comments

充実しているんですね。
丁度、先月サンパウロに行ったときにオープンしたという話を
聞いて興味を持ったのですが、他にもいろいろと
行きたい場所があったので、結局訪問しなかったんです。
次回サンパウロに行くときは足を延ばしてみようと思います。

Posted by: nori | quarta-feira, 3 de maio de 2006 at 08:26

>nori様
あまり規模が大きなものではなかったのですが、面白かったです。
サンパウロには、こういった小規模な博物館や美術館があちこちにあって、短い時間で、安く楽しむことが出来ます。
長い時間列んだり、中が混雑するようなことはまず無いですから。
次に機会があれば、イビラプエラ公園内のAfroBrasilという美術館をお薦めします。

Posted by: Sao Paulo | sábado, 6 de maio de 2006 at 12:50

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