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sábado, 20 de maio de 2006

ブラジルの経済2006 その10 アルコールとガソリン

ブラジルは、今年から原油を輸出入バランスの上で、自給できることになった。

約30年前におきたオイルショック時にはほとんど原油は無かった。
それで、当時の政府が、プロアルコール計画というのを考え出して、ブラジルの広大な大地に広がるサトウキビ畑に目をつけた。
サトウキビを原料として生成されるエチル・アルコールを燃料とするいうのである。

ガソリンの代わりに、エチルアルコールを燃料として動く車が開発された。
政府のインセンチヴで、アルコールの価格はガソリンの半分に抑えられた。
1985年頃は、新車の90%以上がアルコール車であった。

当時は、街がアルコールの排気ガスの独特の甘い匂いに包まれた。

しかし、その後はブラジルでの原油採掘量が増えたり、原油価格が下がったこともあり、ガソリン車の比率が増えていった。
アルコール車には、燃費が悪い、低温時の起動の悪さ、メンテナンスの費用の高さなどの問題もあった。

ところが、この2-3年の原油価格の高騰により、またアルコールへの回帰が始まった。
それに、完成車メーカーがフレックス車といって、ガソリンもアルコールもどちらの燃料も使用できる車を開発したのだ。

消費者は、一気にこの車に飛びついた。
この種の車の、販売台数は一気に伸びた。

この1-2年の世界的な原油高で、ブラジル国内のでガソリン価格も上昇したのだが、ブラジル通貨のレアル高もあって、それほどでもなかった。
しかし、アルコールの価格は需給の逼迫で今年の初めに高騰したのだ。

その時には、アルコールよりもガソリンの方が、効率から見るとむしろ安いという状態も起きた。

今はまたアルコールの収穫期になったのでアルコールの価格は下がってきている。

ブラジルでは、車もフレックス車が増えてきたのだが、
遂に、ガソリンポストでもフレックス給油機が出て来た。
Spd20060511c

またテスト中らしいのだが、
アルコールとガソリンの比率を変えて、給油できるという優れものである。
Spd20060511d

その時その時のアルコールとガソリンの価格の考えて、最適な比率の給油が出来るというわけである。
Spd20060511e

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何か最近はブラジルも進んできた。

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