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segunda-feira, 26 de junho de 2006

サッカー・ブラジル代表 ガーナ戦 その14 日本戦は、控の選手にとっての”洗礼”。

日本Japão との試合はとても重要というほどでもなかった。
つまり、ブラジルBrasilはすでに勝ち抜けを決めていたし、日本は実質的に敗退していて、(ブラジルは)多くの控えが出場していた。
この控えが出場しているというポイントが、パヘイラ代表監督にとっても最も重要なところであった。
パヘイラ代表監督は、このことで、ジーコZicoのチームとの試合は6回目の優勝にとって決定的なものになったと思っている。

「ワールドカップでプレイすることは簡単なことではない。 準備することが必要だ。 あの試合は色々な選手達にとって”洗礼”であった。 今はより良く準備が出来た」と、パヘイラ代表監督は言った。

パヘイラParreira代表監督は、ジュリオ・セーザルJúlio César、ルイゾンLuisão、クリスCris、ミネイロMineiroはまだこの必要な準備が出来ていないとは言いたがらなかった。

「日本とのあの試合はまだワールドカップで出場していなかった選手達にとってそういった不安をとるためにとても良い機会となった。 これで、出場する選手となる時には、彼らはもっと冷静になれるだろう。 そういった意味で、あの試合はとても重要だった」と、はっきり言った。

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ブラジル代表にとって、いつものことだが、リーグ戦はチームを造り上げていくための練習試合のようだ。
やはり、日本戦も例外ではなかったわけだ。

ブラジル代表選手23人で、まだ出場していないのは4人である。

ところで、どうして日本は監督の国をコロコロと変えるのだろうか。
ブラジルならブラジルで続ければいいだろうに。
いくらでもいい監督はいる。
なにも4年も使うことはない。
駄目なら途中で、別のブラジル人監督に変えればいいのだ。

やはりジーコのメッセージを理解していなかったということだろうか。

ずっとブラジルのサッカーを見ていると、ジーコが言いたかったことや目指したことがよくわかる。

このブログでは、ブラジルの国内リーグのそして最近はブラジル代表の合宿のつまらぬ情報を流しているようだが、多少なりとも伝えたいと思っていることを選択しているつもりだ。
ジーコが言っていたプロとは何かがよくわかるはずである。

ブラジル代表の選手は、個人個人の技術はすでに世界トップである。
合宿で、そういった個人の技術をいまさら磨くようなことはない。
合宿では、普段一緒にプレイしていない選手を使って、監督の構想に沿ったチームを作り出すことが目的だ。
試合で、その監督の指示通り動き、結果を出すことが出来る選手たちしか必要ないのである。
ブラジルにはそういったレベルの選手が、沢山いる。

ほとんど知らないのだが、日本代表についてのマスコミ報道も、ちょっと幼稚だと思うときがあった。
日本の敗戦後に、ジーコ監督の記者会見が生放送で10分ほど流されていた。
(ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラや他の選手のインタビューなど、次々に切り替えられた中での10分間だ。)
ブラジル人の報道陣も質問していたが、もちろん日本人の質問もあった。

日本にとっても、ジーコ監督にとって最後の試合の後のインタビューだったわけだが、
その時に実に下らない質問をした日本人がいた。

質問の内容はあえて書かないが、特定の選手のことや試合そのものの技術的な内容についてだった。

最後のインタビューで、そういうことを聞くよりも、もっと重要なジーコの日本のサッカーに対する最後のメッセージを聞くべきではなかっただろうか。

個別の選手とか、技術的な問題が、ブラジルに勝てなかった理由ではないはずだからだ。

そういったことにまだこだわっているのかと、がっかりした。
この質問は、他の質問に比べて明らかに場違いな質問だった。

ことサッカーに関しては、マスコミのレベルにも相当な差があるようだ。

ジーコの日本語にも問題があるかもしれないが、
聞く方のマスコミ(スポーツ記者)も、ポルトガル語を多少は学んでも良かったのではないだろうか。
英語はもちろん必須だろうし、サッカーであればスペイン語あたりも学んでも無駄ではないだろう。
今回のワールドカップでは、ポルトガル語を話すチームは3チームだった。
スペイン語を話すチームは6チームだった。

このブログを、随分と報道の参考にしている(情けない)マスコミもあることを知っている。
記事の選択傾向が、あまりに(このブログと同じで)独特なのですぐわかる。
ちゃんとした契約があるところには、一段違った情報を継続的に与えることが出来るのにと思っている。

まだまだ日本は、ワールドカップに関しては「伝統」がない、「経験」がないということがよくわかった。

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Comments

こんにちわ。サンパウロは久々に雨が降ったと聞きました。
私もつい先ほどブログに今回のワールドカップについて書いたところです。
最近日本ではワールドカップについての情報がたくさん流れ、たくさんの人が情報が欲しいのだと思います。カカについての記事ですが、「カカの奥さんが見たい派」「カカの情報が知りたい派」が多いようです笑。報道陣についての話ですが日本の最後の試合の後に中田にインタビューした人に対して中田が呆れていたという場面がありました。タレントが司会を勤める番組内でタレントはまともにコメントしません。私もsao pauloさんのブログを愛読している者の一人です。現地で放送されたことが書かれているからです。日本のスポーツ番組ではブラジル国内サッカーについて詳しく情報を得るのは難しいです。だからこそ私も思います。きっとこの次はトヨタカップあたりになるとマスコミはたくさんの情報をもとめてくるんじゃないかと思います。

Posted by: mikinha | segunda-feira, 26 de junho de 2006 at 04:11

>mikinha様
「カカ」についてのアクセスは相変わらずいっぱいです。たまには、サービス映像でも掲載しようかとは思っていますが。
さすがにワールドカップになると、合宿中のブラジル代表も一切アホな番組にではでいません。 実際、接触はかなり制限されています。 記者会見には、毎回数百人のマスコミが最低やって来るそうで、それだけで十分すぎるくらいでしょう。
これらの記者は、傷つけないようにいい質問をしています。
ジーコ監督への試合後の質問には、本当に的確な質問ではないなと思った次第です。

Posted by: Sao Paulo | quarta-feira, 28 de junho de 2006 at 01:13

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