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sexta-feira, 30 de junho de 2006

サッカー・ブラジル代表 ガーナ戦 その28 パヘイラ代表監督がテレビの番組に不満。

ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraは、6月26日月曜日に、ブラジル最大のメディアのGLOBO局の日曜日の20時30分からの高視聴率番組の”ファンタスチコ”Fantásticoの中での「読唇術」'Leitura Labial'のコーナーに不満を示した。

このコーナーでは、3人の聾唖の若者が、グラウンドでの選手と監督の言っていることを、マイクで集音されたものではないのに、通訳した。

決定的な瞬間は、パヘイラParreira代表監督が日本Japão戦でロナウドRonaldoがゴールしたことを祝ったところを見せて、普段パヘイラ代表監督が人前では使ったことがない言葉を使ったようにしたもので、編集で音効(ピー音)に入れ替えられた。
このほかに、ビデオでは、パヘイラ代表監督がエーメルソンEmersonについてコメントをしたところを見せた。
しかし、パヘイラParreira代表監督はプライバシーの侵害だとクレームを申し立て、正しい言葉を吹き替えたdublagemということを否定した。

ファンタスチコのディレクターは起きたことを残念がって、月曜日のGLOBO局の20時30分からのニュース番組のJornal Nacionalの中で、メッセージを送った。

「パヘイラ代表監督の宣言を知り、ファンタスチコFantásticoのディレクターは、読唇術'Leitura Labial'は番組の中での良いユーモアのコーナーだと思っていたので、ブラジル代表の監督は不快にさせて残念です。
このコーナーは、報道の部分と言うよりは娯楽として、番組に入れたものでした。 しかし、ファンタスチコFantásticoはパヘイラParreira代表監督のようないつもとても教養ある人はあの編集を好まないことを知りました。ただプログラムは視聴者が雰囲気を知るためというだけで放送しました。
いずれにせよ、パヘイラParreira代表監督を傷つけたことで、ファンタスチコFantásticoはパヘイラ代表監督に手紙を送りました。 済みません」

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この映像は、保存してあるのだが、まあ面白かった。

グラウンドで、選手や監督が何か叫んでいても、テレビの中継ではまず音が入ってこないので、
口パクと同じである。
それを、普段からそのような状態になっていると思われる聾唖者をつかって、
”読唇”させて、文章にした。
それを、映像にアテレコして放送したのだ。

確かに上品な人が決して使わない表現に近いものをパヘイラ代表監督が使ったかのようなときもあった。
でも、これくらいの表現はまだまだたいしたこと無いのだ。
ブラジルのサッカー場に行けば、始めから終わりまで、とんでもないことを連呼している輩が沢山いる。
男性だけではなくて、女性もだ。
昨年の世界クラブ杯にやって来たサンパウロFCの応援のブラジル人の団体も、
日本人にわからないと思って、普段以上にいっぱい叫んだに違いない。
日本にまでやって来る人たちは、かなりの富裕層で、教養があるはずである。

パヘイラ代表監督が不快に思ったのは多分こんなことではなくて、
選手について、率直な感想を述べているところが映し出されたことのはずである。

出場していた正選手のエーメルソンについて、「駄目だ。ジルベルト・シウヴァの方が良い」と、ザガーロに向かって言っている(かのような)ところが映し出された。
選手の団結が大事なはずなのに、監督が試合中に本音かもしれないが、チームを乱すかもしれないことを言っているところを放送されたのでは、その後の試合での選手の起用に差し支えるからだ。

こんなことが行われるようになったら、試合中に監督が何も言えなくなってしまう可能性がある。
6回目の優勝を狙うブラジル代表にとっては大問題になる。

明らかに冗談がきついと言うよりも、方向を誤ったコーナーだったと思う。

パヘイラ代表監督は結構話のわかる監督で、
ブラジル随一の馬鹿番組のあのpanico na TVの一行が、
真面目な記者会見にやってきても
無視もせず、追い出しもせずに
彼らの相手をしたこともある。

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GLOBO局は、ブラジル代表もブラジル選手権も全ての放送権を持っており、多額の放映料をブラジルサッカー協会CBFに支払っていて、関係は蜜月だと思うが、このコーナーは大きな失敗だった。

といって、それほど他のマスコミから叩かれるわけでもない。

さすが第4の権力とも言われるGLOBO局である。

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