ブラジル・サンパウロの地下鉄爆破。
7月7日10時30分頃に、ブラジル・サンパウロの地下鉄で爆発事件があった。
地下鉄とはいっても地上区間で、ブラス駅の構内に列車が入ってきた時に、
地下鉄車内の座席の下に置かれたチョコレートの箱に入っていた手製の爆弾が爆発した。
すでにラッシュを過ぎており、車内はそれほど混んでいなかった。
座席がとび、床には穴が開いた。
相当な爆発力だったことがわかる。
この爆発で、11人が怪我をした。
幸いなことに、亡くなった人もいなかったし、重傷者もいない。
この事件は、犯罪組織とは関係ないようだ。
犯人と思われる者は、
普段は車内で行商をしている者ではないかと考えられている。
サンパウロの地下鉄では、
車内で、雑貨、食品、飲料、医薬品そして時には麻薬を売っている者達がいるようだ。
もちろん違反で頻繁に摘発されているのだが、無くならないようだ。
この行商人が摘発に怒って、爆発物を置いたのではないかといわれていた。
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この事件に限っては、犯罪組織の仕業ではないようだ。
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日本では、こういった行商人を今は見ることはない。
せいぜい早朝の総武線や常磐線の上り列車で、行商の荷物を整理しているおばちゃんから分けてもらうくらいだ。
ところがお隣の韓国ソウルの地下鉄には、
大声を出して靴下や手袋などを講釈付きで、車内で売り歩く行商人が沢山いる。
ところ変わればである。
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