ブラジル・サンパウロの犯罪組織による襲撃 その2 バスが止まった。
7月12日の未明に、再開した犯罪組織による襲撃。
5月の襲撃は、警察関係の施設への攻撃がほとんどだったが、その分警察の方が体勢を立て直した後は犯罪組織のほうが人的なダメージが多かった。
今回の襲撃は、犯罪組織は攻撃の方向を変えたようだ。
警察関係施設も襲撃されたが、
警察とは関係ない一般の商店、銀行、スーパーマーケットなどが襲われている。
営業時間外に襲われているので、利用客が巻き込まれてはいない。
中でも、もっとも襲われているのが、市内中を走り回っているバスである。
乗り込んできた犯人一味が、乗務員と乗客を全て降ろした後に火をつけるなどしている。
それでも、12日と13日で40台以上が焼き討ちにあった。
それで、今日13日早朝からほとんどのバスの運行が止まった。
危なくて運行していられないというわけだ。
車庫から出なかった。
もちろん、貧しい人を中心に通勤手段として、ほとんどバスに頼っている。
これからどういう展開になるのか。
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