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domingo, 30 de julho de 2006

ブラジル・サンパウロの公園 その1 緑の地図

ブラジル・サンパウロは、人口1千万人を超える大都市である。

緑が多いとは言えない。

土地の利用規制がはっきりしており、住宅街は住宅街、工場は工場というのが比較的はっきりしている。
古くからの住宅専用地域や、いわゆる高級住宅街には、大きな街路樹が立ち並んでいる。

高級住宅街は、それぞれの敷地も広く大きな木も植えてあるので、一見すると森のように見える。

工場街や高級とは言えない住宅街にはまず並木はない。
もちろん敷地にも木を植えるような余裕はない。

緑が多いところと、そうではないところが極端である。
いつもの通り、ブラジルのコントラストのはっきりしたところである。

市内中心部には、広い道も多いので、立派な街路樹も多い。
しかし、少し離れると、街路樹も小さいか、全くない。
ごちゃごちゃとした街並みが続く。

それでもところどころに、緑地がある。
道路の分離帯であったり、ちょっとした広場であったりするのであるが、これらの分布も偏在している。
比較的新しい時期に計画的に作られた街区や高級住宅街には、こういった緑地が多い。
これらの、緑地のうちちょっと広いものには、子供用の遊具があったりベンチがあったりするのだが、あくまでも広場という呼び方をする。

日本の呼び方の基準であれば、公園であったり、児童遊園というように呼ばれるに相応しいものもあるのだが、あくまでも広場だ。

以前は、こういった広場がファヴェーラ(=貧民窟)になっていたものも、市内でよく見かけたが、今は周辺部はともかく、中心に近いところではあまり見かけなくなった。

サンパウロ市の緑地環境局が、今年の初めに「緑の地図Mapa Verde」を作成した。
市営の公園を紹介するA1位のサイズのものだ。
Spd20060527b

2ヶ月ほど前に手に入れた。

その地図によると、サンパウロ市には、市営公園が32カ所しかない。
そのうち1カ所は、何故かサンパウロ市ではなく西郊のコチア市にある。
○が、市営の公園だ。
Spd20060729a

そして、サンパウロ州営の公園と自然保護区で、サンパウロ市域には12カ所ある。
内訳は、公園が9カ所で、自然保護区が3カ所だ。
濃い緑で色づけされたものが、州営の公園と自然保護区である。

サンパウロ市の32カ所の公園は、大きさがまちまちだ。

狭いのはイジェノポリスにあるブエノスアイレス公園で、3000平方メートルくらいである。
広いものは、イビラプエラ公園とパルケ・カルモで、150万平方メートルの規模である。

これらの公園は、全て塀に囲まれており、夜は閉鎖される。
開門閉門の時刻はまちまちで、季節によっても違う。
まあ、日没後は怖いので行かない方が良いだろうが。

イビラプエラ公園のように、美術館がいくつもあったり、色々な施設がある公園から、
何もない公園までまちまちである。

まだ整備中としか思えない公園もある。

これらの公園は、市内各所に分布している。
公園の質は、そこの公園が立地している場所による。
かなり違う。
これも、ブラジルのコントラストのはっきりしたところを表している。

市内中心部の公園としては、
イビラプエラ公園ブエノスアイレス公園、トリアノン公園、アクリマソン公園、インヂペンデイシア公園(イピランガ)、ルース公園があるが、ルース公園はかなり不気味だ。
他の公園は、まず大丈夫だ。

ルース公園に来ている人たちの雰囲気が何とも言えない。
なかでも、公園内のピナコテッカ美術館に近い散策路に、お立ちになっている女性方の容姿も妖しくもまがまがしく悲しいものがある。 はっきり言うとおぞましい。
50レアル(=2600円)しないようだ。
わざわざこんな公園に行ってくつろごうなどとは思わない方が良い。
緊張するだけだ。

おそらくだが、市内周辺部のファヴェーラに隣接するような公園には、初めから行かない方が良いと思う。
存在が、浮いてしまうからだ。

そうすると行くことが出来る公園というのは、本当に限られる。

なお、市内西部にあるヴィラ・ロボス公園とアグラ・ブランカ公園は、州営である。
ヴィラ・ロボス公園は、高級住宅街アルト・ヂ・ピニェイロスにあり、西側は川なので、こういう言い方は良くないことはわかっているが貧民窟からはかなり隔離されているので、訪れている人のレベルは比較的高い。
ただ、新しい公園なので木がまだ小さい。
森が少ない。 平日は誰もいない。

アグア・ブランカ公園(正式名称ドトール・フェルナド・コスタ公園)は、元々は動物試験場であったり競売場であったので、ちょっと変わった公園だ。
何度も行くようなところではないが、他にない設備がある。
小動物園や小水族館、小博物館だ。

サンパウロ市の周辺部の公園については、事前によく調べて、
道を調べて、決して間違って、ファヴェーラなどに入らないようにすることを勧める。
そして、公園についても、車を降りる前に、
その公園の雰囲気や、訪れている人たちの階層を見極めてから、
車を駐車することを勧める。
「違う」と思ったら、即刻引き返すほうがよいだろう。

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