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domingo, 6 de agosto de 2006

ブラジルの「偽造ナンバープレート」

ブラジルは、犯罪が多い。

粗暴犯から知能犯までそろっている。

コンピューターを使った犯罪も多い。
よく何州かにまたがる様な規模の犯罪グループが一気に逮捕されている。
銀行口座を操作して、大きな金を動かしているのだ。
コンピューターなので簡単に州をまたぐことが出来るわけだ。

ブラジルも、警察がどんどんとそういった犯罪が増えてきていることもあってか、
色々な情報機器を駆使してきている。

ブラジルでは、車の盗難も多いし、また多いのがナンバープレートの偽造である。
このところ、交通取り締まりがますます厳しくなってきて、
あちこちにレーダーが設置されている。
そしてスピード違反をすると、写真とともに持ち主に罰金の請求書がすぐに送ってくる。
昔々は、そんなことはなかったのだが、今は時代が違う。
しかし、偽造プレートの車に乗っているものは遠慮無く違反をして、
本当のプレートを使っているものに請求が行くことになる。
自分ではないと証明するのは大変なことだそうだ。

先日、警察の道路での取り締まりで、
1台のトヨタ・カローラが止められた。

ブラジル南部のサンタ・カタリーナ州の州都フロリアーノポリス市のナンバープレートを付けていた。
海に面したとても風光明媚な都市で、ブラジル人が住みたい街の一つとなっている。

警察は、この車のナンバープレートを見て、直ちに偽造ナンバープレートと気付いた。
運転手が直ちに逮捕された。
Spd20060801h

著名な街であるフロリアーノポリスの綴りが間違っていたのだ。

”FRORIANOPILIS”ではなく、”FLORIANOPOLIS”が正しい。

”R”と”L”を間違えた。

日本人は”R”と”L”を区別できないということになっている。
ブラジル・ポルトガル語では、もちろん”R”と”L”ははっきりと区別することになっている。

しかし、こういうことがあると、
ブラジル人にとっても、”R”と”L”の区別は難しいのかと思う。
ちょっと安心している。


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