ブラジルの「偽警官」
ブラジルは、犯罪が多い。
だから、細々とした犯罪が一々報じられることはない。
統計として、まとめて報じられる。
テレビにしても新聞にしてもメディアで報じられるものは、それなりの「価値」がある犯罪だ。
8月2日に報じられたのだが、
リオ・デ・ジャネイロにある「ビンゴBINGO」に強盗が入った。
その強盗団の映像が、防犯ビデオにくっきりと映っている。
ビンゴとは、ビンゴなのだが、賭け事をするところだ。
よく非合法になったり、また許可になったりを繰り返しているのだが、
今は合法だ。
パチンコのような、カジノのようなもので、
とにかくそこには現金がある。
もちろん、どんなビンゴでも警備はとても厳重だ。
銃を持った警備員が入り口に必ずいる。
中も警戒厳重だ。
強盗団は、
ブラジルの連邦警察の車と服装で、
警察の捜査を装って、堂々とビンゴに乗り付けた。
そして、素早く従業員を制圧した。
ショットガンや機関銃で武装した10人ほどが、
テキパキ動いている。
そして、現金や金目のもの持って逃げた。
犯人一味は現金のありかなどを知っており、元従業員が手引きをしたようである。
一人だけが完全に顔を隠していたので、それが元従業員だろうということである。
リオ・デ・ジャネイロの警察の協力を得て、捜査をするということだ。
「20060802JN-Ladrao-RIO.wmv」をダウンロード
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これだけはっきり映っているので、
捕まるヤツは捕まるだろうが、
現金はもう取り戻せないだろう。
報道されたのは8月2日水曜日なのだが、
防犯カメラの映像は7月10日になっている。
どういう訳なのか。
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