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domingo, 20 de agosto de 2006

ブラジルの「大改造!!劇的ビフォーアフター」

世界中に似たような番組があるものだが、
それはテレビ制作者のアイデアがなかなか乏しくなってきていることの証でもあるし、
世界中にいるテレビウォッチャーが面白い番組を見つけると、
それを知らせるなり、売り込むなりしていることが想像できる。

ブラジルのテレビは、昔から割りと発達している。
欧州で昼間には放送がないことがまだ普通だった頃から、
24時間近く放送していた。
だが、かなり垂れ流し番組が多い。
編集の甘い無駄な画面の多い番組が多い。
それにドラマでもそうだが、説明過多だ。
ドラマは、登場人物も多いし、露出も、演出も過剰だ。

ブラジルのテレビ番組は、
やはり米国の影響を受けたような番組が多い。
特に報道系の番組はそのようだ。
でも、バラエティーは欧州それもイタリアやスペインの影響を感じる。
ややバタクサイ。

不思議なのは、日本でもものすごく多いクイズ形式の番組が殆どないことだ。
もの知らないから、出演者に事欠くのだろうか。
「カルトQ」のような番組はあと100年経っても出来ないだろう。
元々、物知りは自慢にならない国のようだ。

先日土曜日午後に、チャンネルを替えていて発見したのが、リフォーム番組。
日本でも一時期高視聴率をとっていた番組に似ている。

このリフォーム番組は、単一の番組ではなくて、
3時間ほどのバラエティーの一つのコーナーで、
最後の1時間ほどを占めていた。

最初から見たわけではないのだが、
サンパウロ市東部のヴィラ・フォリモーザと言うところにある
築40年くらいの一軒家を改築する。
Spd20060812zzv

40年前と言えば、まわりは何もなかったはずだ。
ヴィラ・フォリモーザと言えば、
150万柱もある墓地があることで知られているところである。
家族は、女性ばかり4人だ。
多分老母と、娘3人。
(ブラジルなので家族関係は複雑だ。)

台所が狭いとか、トイレ兼シャワーが汚いとか、
敷地の奥にある離れ(本来は、ガレージもしくは女中部屋)を使っている
一番上の娘の在宅ワークの場所がないとかというのが主な不満だったようだ。

当然「匠」が登場するのだが、
それほどクローズアップされるわけでもない。

ブラジルの家の改築も、まず壊すことから始める。
レンガ造りの家なので、ぶち壊していかなくてはならない。
瓦礫の山ができあがる。

その間に、1人の娘が「匠」とともに、建材店や家具屋に行って買い物をする。
この家族の顔ぶれからするとちょっと上のランク過ぎるような気もするが、
タイアップかもしれない。

他の家族は、ホテルに缶詰になっている。

ブラジルは改築といえども異常に期間が長い。
どういうわけか、集中して真剣にやっている場合でも、半年くらい平気でかかる。
(拙宅の向かいの家は少なくとも1年半は何かいじっている。)

だが、テレビなので突貫工事でやったようだ。
できあがった。

そこで、家族へのお披露目だ。

この家の前の道は、住宅街なのにとても広かった。
家の前に、真っ赤な幕をおろした。
Spd20060812zz

家族が幕の前に立つ、
この番組の司会者カルデイロンが、ブラジルの司会者らしく長い口上を述べる。
Spd20060812zy

そこで、幕が開き、新しくなった家が現れる。
Spd20060812zzk

もちろん見ただけで大感激だ。
Spd20060812zzb

クレーン車を使って、俯瞰撮影もしている。
Spd20060812zza

さて、家に入りましょうという。
Spd20060812zzd

世界最大のカトリック国ブラジルらしく、
キリストの額を掲げて神に感謝して入った。
Spd20060812zze

玄関前のちょっとしたスペース。
塀の内側は、ピンク。
Spd20060812zzc

最初に入った部屋が、いわゆるリビング。
この家は、決して小さな家ではないが、部屋数が多く、
その分一部屋一部屋は広くない。
広角レンズを使っているのだろうが、それでも広くみえない。
Spd20060812zzf

そして、娘達の部屋を一部屋ずつ、紹介していく。
もちろん、それぞれ大感激だ。
ぬいぐるみもいっぱいあったりして。
Spd20060812zzg

そして一番の大きな娘の仕事部屋が、リビングの奥に出来た。
Spd20060812zzh

そして、トイレ兼シャワー室も明るくなった。
Spd20060812zzi

キッチンも清潔に広くなった。
狭いから、ちゃんとしているテーブルはない。
Spd20060812zzl

でも大丈夫。
外にある坪庭に、テーブルがある。
雨が強い時や、寒い時はどうするのかと思うが、
そこは気持ちの持ちようだ。
Spd20060812zzm

そして、大きな娘と老母の部屋は、
一番奥の離れを改装した。
Spd20060812zzj

こんな部屋で眠れるかというような内装だが、そこは気持ちの持ちようだ。
渋谷の円山町か。

そして、
一通り紹介して、
もう一度ノリよく、
改装前と改装後をコンパクトにまとめて紹介してくれる。
「20060812Caldeiroa-Reforma.wmv」をダウンロード

いよいよエンディング。
もう一度、家の前にでてくる。
そこで、「匠」がちょっとだけ登場。
でもすぐに消える。
Spd20060812zzn

なぜか、そこにエスコーラ・ヂ・サンバの登場だ。
日本で言うならば、祭囃子というところか。
Spd20060812zzo

サンバのお姉さん方や、バテリアも、家の前に待機していた。
Spd20060812zzp
Spd20060812zzq

家族も衣装をつけられて、一緒に踊り出す。
Spd20060812zzu

幸せな時には、みんなブラジル人はこうするのだ。
(嘘。)
Spd20060812zzr

(近所の人の羨ましい視線に晒されながら、)そのまま番組は終わった。
Spd20060812zzt
「20060812Caldeirao-Reforma-Samba.wmv」をダウンロード

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金目のものは何もない、もしくは撮さない家だった。
泥棒は怖いからね。

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また、このコーナーを見たいと思った。

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Comments

うはは、派手派手だ~
娘さんたち、結構大きいみたいなのにあんなぬいぐるみ必要なんですかね。
そして、仕事場だけやけにシックですね。

でも、黄色の外装にピンクの内壁なんて、嫌いじゃないなあ。
Buziosに行ったとき、自由気ままに色も造りも好きなようにやっちゃった感じの、建材みたいな階段のあるレストランに行ったのですが、スカイブルーや黄色、緑に塗り分けられた壁が可愛かったのを思い出しました。

Posted by: ひろた | domingo, 20 de agosto de 2006 at 12:10

>ひろた様
派手派手で、落ち着かないと思います。
ブラジル人は、かなり頻繁に色を塗り替えますから、次きっと落ち着いた色にするのではないかと思います。
ぬいぐるみも、とってつけたようです。
タイアップかもしれません。
レストランとかは良いですけど、自分の家はちょっとね。

Posted by: Sao Paulo | segunda-feira, 21 de agosto de 2006 at 04:56

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