ブラジル・サンパウロの「父の日」だから、仮釈放。
ブラジルは、8月13日(日)が「父の日」だ。
家庭には,父親が必要だ。
家に父親がいない子供は可哀想だ。
どんな父親でも、子供にとっては父親だ。
だから、父親を家に一時帰してあげる。
8月10日(木)から14日(月)という期限を区切ってだが、
サンパウロ州の刑務所に収監されている囚人約13万人のうちの
約9%程度が、こうした理由で一時的に家族の元に帰り始めた。
受刑者もその家族も顔が映っているのだが、それは問題ないらしい。
家族でもインタビューに応じてくれる。
前回は、2ヵ月前に「母の日」のときにも
このようなことがあって、12千人が仮釈放された。
そのうち1千人弱が戻ってこなかった。
その戻らなかった囚人が、
「一連の襲撃」に参加して、また捕まった者もいる。
それでも、この仮釈放は続ける。
警察は、これで犯罪が増えるということで、
警戒を厳重にしているそうだ。
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人道主義。
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