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sábado, 2 de setembro de 2006

ブラジルで史上第2位の銀行強盗発生 その23 未遂に終わった銀行強盗。

連邦警察は、リオ・グランヂ・ド・スル州で週末に起きようとした遭難事件を未遂に終わらせた。

トンネルを使ってポルト・アレグレPorto Alegreのリオ・グランヂ・ド・スル州立銀行Banrisulの建物から盗むという計画は、9月1日(金)に中断させられた。
連邦警察PF (Polícia Federal).によると、この週の終わりにも事件は起きていたという。
警察は約2ヵ月犯罪者をモニターしていて、トンネル掘りが進展したところで彼らを現行犯で逮捕することを決定していた。

連邦警察によると、トンネルは、ポルト・アレグレのセントロの、マウア大通りavenida Mauáとカウダス・ジュニオール通りrua Caldas Juniorの角にある商業ビルから、カピタン・モンターニャ通りrua Capitão Montanhaにあるリオ・グランヂ・ド・スル州立銀行Banrisul (Banco do Estado do Rio Grande do Sul)の建物までつながることになっていた。

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容疑者達は、アンドラーダス通りrua dos Andradasにあるカイシャ・エコノミカ・フェデラルCEF (Caixa Econômica Federal)の支店もまた襲うことになっていた疑いがある。

商業ビルは、8階と9階建てになっていた。
リオ・グランヂ・ド・スル州の連邦警察によって身元が確認されたビルの持ち主はファブリシオ・オリヴェイラ・ソアレスFabrisio Oliveira Soares。
広報担当者によると、サンパウロSão Pauloで連邦警察によって金曜日に逮捕された。

トンネルは約80メートルの距離がある。
工事に関わった容疑者達はヘルメットを付け、地下で酸素を確保するためにボンベを持っていた。
現場からは、4万レアル(=約220万円)が見つかった。
一味は約2ヵ月弱見張られていた。
捜査は、10の州の人間が関わっていることを示している。

計画は、2005年8月5日から6日にかけて起きた、地下からトンネルを掘ってフォルタレーザFortaleza (CE)市のブラジル中央銀行BC (Banco Central)支店の金庫に侵入し、1億6480万レアルを盗んだ犯罪にとても良く似ている。

連邦警察によると、ポルト・アレグレPorto Alegreの件とフォルタレーザFortalezaの件は同じ一味によって計画され、首都第一軍団PCC (Primeiro Comando da Capital). に関係しているという。

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もちろん、テレビではビルも、街並みも、トンネルも、そして容疑者達も映し出された。

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