ブラジル・サンパウロは、10月はイベントづくし。
サンパウロは、人口1000万人を超える南米最大の都市である。
ブラジル経済の中心都市である。
以前は、1964年まで首都のリオ・デ・ジャネイロの方が、国際的な知名度も高いこともあってか、ブラジルのイベントといえば、リオ・デ・ジャネイロで開催されることが多かった。
文化人も、リオ・デ・ジャネイロに多く住んでいたようだ。
風景からいえば、海があるリオ・デ・ジャネイロの方が圧倒的に素晴らしい。
でも、サンパウロが経済力を背景に、
集客力のあるイベントを次々に開催するようになっている。
色々な見本市や学会や会議が、毎週いくつも開催されて、ブラジル内外から人を集めている。
10月は、特にそういったイベントが多い。
すでに、ボートショーが行われていた。
海もないのにである。
そして、第27回サンパウロ・ビエンナルも始まった。
更に、来週はF1がサンパウロ市南郊のインテルラゴスで行われる。
続々と物資が、前開催地の日本から空輸されて到着している。
ブラジル人ドライバーのフィリップ・マッサとバリケロは、
10月10日(火)の朝にはサンパウロに着いていた。
鈴鹿が終わってすぐに飛行機に乗ったことになる。
ニュースでは、
ミカエル・シューマッハが宿泊予定の部屋を紹介していた。
200平米あるそうだ。
F1のあとには、
サンパウロ・オート・サロンが、アンニャンビーで開催される。
隔年開催で、東京モーターショーなどとは比べるべくもないが、
南米最大の自動車ショーである。
入場料は、割と高い。
来場者層を絞るためだろう。
身長の高い、恰幅の良い、白人ばかりという結果になる。
そして、綺麗なコンパニオン。
そして、美術関係では、
サンパウロ・ビエンナルに共催する色々なイベントが目白押しである。
"mam[na]oca”もそうだが、
もう一つイビラプエラ公園内では"//PARALELA 2006”という展示会が
10月6日(金)から開催されている。
サンパウロ市内にあるギャラリーが、
ブラジル人作家の作品を中心に展示を行っているものである。
会場は
つい先だってまで、公園内の事務所だったものが
いつの間にか会場になっていた。
開場の前日も、工事の音がしていた。
サンパウロは、10月はこのようにイベントがいっぱいなので、
ホテルが取りにくいそうだ。
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