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segunda-feira, 23 de outubro de 2006

F1ブラジル・サンパウロGP その1 TOYOTAの広報が襲われた。

F1ブラジル・サンパウロGPは、10月22日(日)に、
ブラジル人のフィリップ・マッサが優勝して終わった。

個人的には、今回のGPに関しては、
全く接点がなかった。

サンパウロ市の中心部に住んでいるので、
南に直線で18キロのインテルラゴスは遠いのだ。

インテルラゴスは、
その地名の通り、2つの湖に挟まれたところにある。
どちらも人造湖で、サンパウロ市の水瓶だ
Spd20061021a

インテルラゴスの西側に、グァラピランガ湖というのがあるのだが、
この畔には、一戸建て専用住宅街、つまり高級住宅街がある。
ただ、市内からはあまりに遠い。

だが、そこを例外として、
インテルラゴスの周辺はファヴェーラ(=貧民街)である。
Spd20061021b

もちろんそこの住民は、ほぼ100%善良な人たちである。

だが、F1にやってくる人は、中流以上の人たちである。
あの高い高い入場料は、中流では払うことは出来ない。
ブラジル全国から、そして、南米各地、世界各国から、
富豪が集まってくる。

インテルラゴス周辺は
期間中は大渋滞となる。
住民以外の通行はかなり制限されている。
住民だって大迷惑をしている人が多いはずだ。
Spd20061021d

インテルラゴスの道路では、
天国と地獄ほどの差がある暮らしをしている人が
接触することになる。
何か起きないわけはない。

10月20日(金)20時過ぎ、
フリー走行第1日目があった日だ。
この時間でも、周辺は渋滞していた。

その渋滞のなかに、武器を持った男達が現れた。
Spd20061021e

車の両側に立ち、窓を叩いたそうだ。
更に2人が現れて、4人になったそうだ。
Spd20061021f

こういう時は、後ろの車も恐怖だ。
順番にやってくるからだ。
そして、渋滞では逃げられないし、
逃げると撃たれる。
ただ、待つしかない。

だが、2台を襲ったのだが、
どちらも被害がなかった。

襲われた車のうちの1台は、
TOYOTAの広報担当の車だった。

その車に乗っていた女性担当者が、
防弾車と思ったようだといっていた。
防弾車ではなかったそうだ。
Spd20061021g

警察は、
更に取り締まりを強化したということだ。
Spd20061021c

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こういう時には、こういう場所には
防弾車が多いはずだ。

でも、防弾車などは
本当はほとんどない。
何しろ重量が増すので、
エンジンに余裕がある車でないと、動かなくなってしまう。

カローラでも、防弾車はある。
もともとブラジルでは、
ブラジル製なのに、カローラは邦貨換算350万円もする。
車にかかる税率が高いせいである。
これを防弾仕様にすると、防弾の程度にも選るが、500万円の車になってしまう。

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Comments

お久しぶりです。いつも楽しく拝見させていただいております。
また、サンパウロの日常を解かりやすく紹介していただきまして感謝すらしております。
さて、本件とは少し離れるのですが、M.シューマッハの引退に関してはブラジルではあまり騒がれていないように思われます。
M.シューマッハが最後のGPが終わった後、セナの眠るモルンビーへ挨拶しに行ったというような話があったら教えていただけますでしょうか?
ただ美談を期待しているセナファンの希望です。くだらない話で大変申し訳ございませんが、あまりのくだらなさで呆れるようでしたら無視していただいて構いませんので…(^_^;)

よろしくお願いします。

Posted by: aki | quarta-feira, 25 de outubro de 2006 at 00:51

>aki様
シューマッハーについては、
引退ということでかなり騒がれていました。
セナの墓を訪れたことは報じられたのですが、
映像はありませんでした。
F1は取材制限が厳しいようで、
一般走行以前のドライバーの動向は
一部しか伝えられません。
ブラジル人ドライバーの2人は、
地元なので色々と出番がありました。

Posted by: Sao Paulo | sábado, 4 de novembro de 2006 at 12:24

うちのおばかさんな社長がシボレーの4WDを防弾にしました。確か車両価格の3倍、裸同然に分解して裏から鉛の板を貼り付けるので重さも3倍、保障もなくなりました。私は普通のベクトラですがよくパウリスタ通りへ出るパライーゾ付近の道でごうとうにあったなあ、

Posted by: ぷったきぱりう | domingo, 19 de novembro de 2006 at 12:40

>ぶったりぱりう様
社長様は存じ上げない方なので「おばかさんな」のかどうかは、同意できかねます。
社長様として、それなりの必要があるのなら、防弾車に乗られるのもよいでしょう。
ただ、防弾車であれば、全く安全かというと決してそうではないことは言うまでもありません。 防弾車ということで、かえって人を引きつける場合がありますね。 まあ、運転手も、護衛の車も付けた方が良いでしょうね。
基本的には昼間でも、車でも、パライゾには近づきません。
日本人には、危険だと思っているからです。
どうして、駐在員の方があのような騒々しい、決して高級ではないアパート街に集住しているのか理解できません。
あのあたりをプラプラ歩いている奥様方を見ると恐ろしいなあと思って、距離を置きます。
リベルダーヂや職場には近いかも知れませんが、大切な安全のことが全く考えられていないと思います。
日本人学校のバスの関係もあるのでしょうが、そろそろ別の地域を考えるべきではないかと思います。
パウリスタの近くでももっと静かで、多少安全なところがあると思います。
とはいえ、拙宅付近には来て欲しくないですけど。
アビリオ・ソラレスなんて倉庫街だと思いたいくらいです。

Posted by: Sao Paulo | segunda-feira, 27 de novembro de 2006 at 01:03

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