サッカー・ブラジル選手権2006 その391 ダニーロが鹿島アントラース行きを認めた。
ダニーロDaniloが、ブラジル選手権Campeonato Brasileiro後にサンパウロFCを出て行くことが公式になった。
ダニーロは、2005年にサンパウロFCを指揮したパウロ・アウツオーリPaulo Autuoriの招きを受けて、鹿島アントラースKashima Antlersへシーズン後に移籍する。
サンパウロFCTricolorでの同僚のDFファボンFabãoも、日本のクラブへの移籍を明言している。
「クルゼイロCruzeiro戦が、自分にとってモルンビーMorumbi競技場での最後の試合になる。 サンパウロFCへのお別れとなるかもしれない。 ムリシー・ラマーリョ監督が最終節のクリチーバCuritibaでのパラナParaná戦に自分を使わない場合だが」
フランスのジダンZidaneを思わせるようなプレイのスタイルから”ジダニロ”"Zidanilo"といわれることもあるダニーロは、サンパウロFCでプレイしたこの3年間は幸せだったと言った。
「この3年間のチームでの生活は、幸せだけだった。 それは同僚と共に、可能なタイトルと全て勝ち取ったからだ。 自分の人生で忘れられない期間となった」
ダニーロDaniloは、断ることのできない金銭的なオファーを受けてサンパウロFCを去ることを明言したが、去ることの寂しさも認めた」
「鹿島アントラースKashima Antlersからの金銭的なオファーだけが理由で出て行く。 2年間で獲たものを6-7ヵ月で獲ることが出来る。ファンや、役員や同僚と共に成し得たものを感じながらサンパウロFCをさる」
(参考画像)
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サンパウロFCも、ブラジルでは金銭的には恵まれているクラブだと思っていたが、さすが日本のクラブは違うのだ。
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パウロ・アウツオーリ監督について、噂がある。
ブラジル選手権Campeonato Brasileiroはあと2節を残して、クルゼイロCruzeiroはリベルタドーレス杯Taça Librertadoresの出場権を得るチャンスはなくなった。 しかし、南米杯Copa Sul-Americanaの出場権は確保した。
クルゼイロの役員は時シーズンの計画を始めているが、パウロ・アウツオーリPaulo Autuori監督の復帰可能性についての噂が増している。
クルゼイロの候補によると、役員は来年の計画についてはブラジル選手権が終了するまでは発表しない。
今のところ、12月31日に契約が終了するオズワルド・ヂ・オリヴェイラOswaldo de Oliveira監督が継続する。
オズワルド・ヂ・オリヴェイラ監督としては、クルゼイロを指揮し続ける意思を示している。 パウロ・アウツオーリPaulo Autuori,の代理人は、パウロ・アウツオーリがクルゼイロCruzeiroに戻るかも知れないというのはもうかなりの期間ある話だ。 しかし、接触を否定し、鹿島アントラースKashima Antlersの役員はパウロ・アウツオーリとの契約を更新したがっていると明言した。
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パウロ・アウツオーリのように名の上がった監督になると、ブラジルのクラブの監督になるにしてもなかなかその給与を支払うことが出来るクラブはないはずだ。
出身地のリオ・デ・ジャネイロのクラブの監督もやってみたいだろうが、どこも資金難である。
ミナス・ジェライス州の名門チームのクルゼイロは、資金はそこそこあるようだ。
悪い話は聞かない。
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