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sábado, 9 de dezembro de 2006

ブラジル・サンパウロの「調整池」。

ブラジル・サンパウロの中心部にあるパカエンブー競技場は、パカエンブーの谷になった地形を利用してつくられている。
正面スタンドと向こう正面のスタンドが谷の斜面になっている。

パカエンブー競技場の前のシャルレス・ミラー広場にたつと周囲をほとんどを丘に囲まれているのが分かる。
北に向かって、谷は細く開いている。

雨が降ると、周囲のアパート街や住宅街から、一気に雨がこの谷へ集まってくるのは容易に想像が付く。

拙宅は谷の中腹にあるので、相当な豪雨が降っても、道路が冠水するようなことになったことはない。

だか、その水が集中するシャルレス・ミラー広場は、北に向かって開いているとは行っても、排水能力が追いつかなくなることがあるのかも知れない。

そのシャルレス・ミラー広場の北の端に、以前から気になるものがあった。

頑丈な金属製の蓋がある構造物だ。
Spd20061203g

地上から50センチくらいの高さである。

人は入れないようになっている。
Spd20061203h

中を見ると、緩やかにスロープになっていて、奥に空間が見える。

何らかの理由で使われていない駐車場かと思っていた。
Spd20061203i

パカエンブー競技場では、サッカー以外にも色々な催し物があって、駐車場が足らなくなり、周囲の住宅街にずらりと路上駐車の車が並ぶ。
力のある住民が多いから、強硬にクレームされると、市としても駐車場をつくらざるをえなかったいう可能性もある。

だが、これは洪水時の調整池であった。

サンパウロの場合は、市の周辺部にこういった調整池が20箇所以上建設されている。
都市型の洪水が増えて、あっという間に幹線道路が冠水して通行止めになったりして、大混乱になって
いるからで、つくってもつくっても追いつかない。
だいたい、貧しい人が住んでいるところは、住環境が悪く、こういった調整池を必要とするようだ。

このようなサンパウロの中心部の高級住宅街に調整池があるとは思いも寄らなかった。

でも、この調整池に雨水が流れ込むようなことになったことがないのである。
以前はなったことがあったかも知れないが、このところはないはずだ。
この広場の脇を抜ける重要な道が、雨が原因で渋滞したことがないからだ。

とすると、住民から文句がでる前にこの調整池をつくったのだろうか。

このあたりで、すぐに冠水するのは、
バッハフンダ駅の南側であったり、パルメイラスの本拠地のパルケ・アンタクチカの東側のポンペイア大通り付近だ。


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