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quarta-feira, 31 de janeiro de 2007

ブラジル・サンパウロでの「小さな冒険」 その1 鉄道。

ブラジル・サンパウロは、鉄道が発達していない。

長距離鉄道は旅客輸送はとうに廃止している。
20年ほど前までは、430キロ離れたリオ・デ・ジャネイロまで9時間ほどかかる夜行寝台列車があった。
バスよりも遅かった。
よほど酔狂な人しか利用しない代物だった。

今は、サンパウロ市近郊50キロくらいまでの6路線くらいしかない。

鉄道は、サンパウロ市に4路線ある地下鉄と同じで州の管轄下にある公社が運行している。

幾つかの駅で、地下鉄と連絡していて、一定の時間内であれば乗り換えても料金を2度支払うことのないような仕組みもある。

サンパウロの地下鉄は、路線が少ないこともあってか、いつも混んでいる。
だが、まず安全であると言われている。
スリくらいはいるだろうが、それ以上はあまりいないようだ。
だが駅の切符売り場は時々襲われているようだ。

だが、鉄道の方は以前から危険だといわれていた。
車両の方も古く、ドアが閉まらないまま走っていることもあった。
でも、見ていると、ステンレス車両になって、落書きもなく、ドアも一応閉まっている。
あまり鉄道内での事件も報じられない。

この何年か、サンパウロの治安はかなり良くなっているように感じられる。
それで、鉄道もきっとそうだと思った。

乗ってみたいと思った。

とても短い距離なのだが、乗った。

車をディーラーの販売店に修理に出しに行った。
そのため、足が無くなったので、
タクシーを使っても良かったのだが、
公共交通機関を使いたくなった。
地下鉄の駅はちょっと遠かった。
バスでもよかったのだが、鉄道の駅がそう遠くないところにあるのを知った。

日中だし、危険ではないだろうと、
駅に向かって歩いていった。

倉庫や工場街である。
住宅はほとんどない。
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別の路線の跨線橋を越えていくと、10分くらいで駅に着いた。
AGUA BRANCAという駅だ。
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駅前の商店街というものはない。
バールくらいだ。
露店が何台か営業していた。
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踏切を挟んで、南側にしか駅舎はなかった。
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入場券を買う。
券売機など無い。
全くの一律料金で、手売りである。
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サンパウロの全ての鉄道路線図が貼ってあった。
地下鉄も含まれている。
周辺を入れて人口2000万人の都市にしてはさみしい。
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都心方向へ向かうので、また跨線橋を越えた。
道路と違って、左側通行になっていた。
地下鉄は右側通行である。
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さっぱりとしたホームである。
時刻表はない。
市内バスも地下鉄もそうなのだが、運行間隔だけが決まっている。
地下鉄は、3-4分おきに運行されているので、待つという感じはしない。
しかし、バスはいつやって来るか分からない。
鉄道も同じ様だ。
ホームに設置してある椅子に座って待つしかない。
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対向線に電車が入ってきた。
アナウンスなど無い。
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しばらく止まっていた。
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そして、静かに出て行った。
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10分以上は待った。
ホームに人が増えた。
静かな午後だった。
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電車に乗った。
それほど混んではいなかった。
中吊り広告などない。
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とてもゆっくりと走った。
線路状態が悪いのだろう、横揺れがした。
スピードを出すことはできないようだ。
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乗車したのはわずか2駅。

サンパウロの中心部セントロの来たにあるルース駅に着いた。
外に出るためには、ホームから階段を下らなくてはならない。
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階段を下りると、広いコンコースがある。
南北にある出口に向かうことができる。
地下鉄の駅にも直接につながる通路が、2006年にやっとできた。
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ルース駅は古い駅でかつては中央駅のような存在であるが、リフォームされて今は綺麗である。
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駅の周辺図もある。
この駅の周辺は、特に南側はとても危険なところである。
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駅を出ると、とたんに緊張する。
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※※小さな冒険なので、たいしたことはない話である。
   でも、これを読んで、マネをしてはいけない。
   特に、日本政府およびその関係組織に属する職員並びに家族は初めから読まない方が良いくらいだ。
   別の世界の話である。
   その他の日本企業駐在関係者も何が起きても組織に迷惑をかけないという人だけが、
   自己責任で行動して欲しい。

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