ブラジルで史上第2位の銀行強盗発生 その26 3人が死んでいた。
アンゼウモ・オリヴェイラ・マガリャンエスAnselmo Oliveira Magalhães32歳(通称セボーラCebola)の死体が、1月20日(土)にサンパウロ大都市圏のサンタ・イザベルSanta Isabel市の穴で見つかった。
彼は、2005年にブラジル北部のセアラ州のフォルタレーザ市Fortalezaで起きたブラジル中央銀行Banco Central支店の窃盗事件に参加したと訴えられている1人である。
連邦警察Polícia Federalによると、逮捕されたあと2005年11月に告訴されていた。
セボーラCebolaと更に2人は金庫へ泥棒を導いたトンネルの開削の責任者だと告白していた。
彼は、閉鎖された企業の口座の動きから警察に捕まっていた。
容疑者はフォルタレーザFortaleza市の連邦警察の本部で逮捕されていた。
彼の釈放命令書alvará de soltura、現金、カードは、彼が住んでいたアルジャArujá,の近くの農場の現場で見つかった。
其処にいた2人の女が捕まった。
匿名の通報のあと農場sítioに着いた警察によると、彼女たちは盗みの嫌疑がある。
セボーラCebolaと共に、盗みで捜査されていたマルシオ・マコスキー・シモンMárcio Markoski Simão27歳とキリノ・ジョゼ・ブリトQuirino José Brito27歳の死体も見つかった。
全て手足を縛られて、首を絞められたあとがあった。
少なくとも36人が、犯罪に参加したとの疑いで指名手配されるか捜査されていた。
関係者は、リオ・グランヂ・ド・スル州Rio Grande do Sul、サンパウロ州São Paulo、セアラ州Cearáにいた。
連邦公共省は警察による強奪の疑いについてもまた捜査している。
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フォルタレーザFortaleza市のブラジル中央銀行支店での窃盗は、ブラジルの歴史上最大のものであった。
2005年8月5日と6日に起きた。
50レアル札で、約3.5トンにもなる1億6480万レアルが盗まれた。
泥棒達の企ては警察を驚かせた。
彼らは、その地区にある家からトンネルを使って銀行の金庫に侵入した。
家は改装され、土の排出を正当化するために、人工芝の会社を掲げていた。
使われたトンネルは、約80メートルで、材木やビニールシートで強化されていた。
照明設備や空調設備もあった。
金庫に到達したあと、1.1メートルの厚さの床を破った。
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今回の3つの死体が、フォルタレーザの事件に直接に関係しているのかどうか分からない。
しかし、
こういう人たちは、そのほかの犯罪にも関わっているのだろうし、
そういう争いかも知れない。
いずれにしても、無念だろうが、なかなか幸せな人生は送れなかったようである。
こういう末路になる犯罪者が多いのも、ブラジルである。
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