ブラジル・サンパウロの「ドナー・カード」
先日、拙宅から近い病院に行った。
病院のカウンターの上に何かカード状の印刷物があった。
「活字フェチ」なので、それがなんなのか何も考えずとりあえず持って帰った。
よく見てみると「ドナー・カード」だった。
その病院が発行しているものである。
裏面にはいろいろと書いてある。
「もし自分が脳死状態になった場合には、生きているうちに、移植を必要としている人の命を救うために自分の器官や組織を与えることを約束することを確認します」などということが書いてあるようだ。
そして自分の名前、連絡先の名前、電話番号、血液型も書き込むようになっている。
面白い物を持ってきてしまったようだ。
ブラジルは、移植は盛んである。
サンパウロ州だけでも年間100件どころではない。
いちいち、何例目の脳死移植などと騒ぎ立てることはない。
それでも、臓器が足りないと時々ニュースで言っている。
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