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sábado, 10 de março de 2007

ブラジル・サンパウロの公園 その5 Parque Chico Mendes。

ブラジル・サンパウロ市の緑地環境局が2006年に発行した”Mapa Verde緑の地図”によると、サンパウロ市営の公園は、32箇所である。

これらの公園を順に紹介している。
紹介は、”緑の地図”に振られている番号に沿っていく

番号は、サンパウロ市の東部の公園から始まっている。
3番は、シコ・メンデス公園Parque Chico Mendes。

面積:61.600m²
開園:1989年

この公園は、もともとフィグエイラ・グランヂ小農場Chácara Figueira Grandeの一部であった。
かつて、このあたりは原生林に覆われていたが、1930年頃からの都市化で、それらの森林は建築材料としてもしくは炭の原料として使われるために減少していった。
公園の名前は、1988年にアクレAcre州で殺された環境運動家シコ・メンデスChico Mendes(本名フランシスコ・メネゼス・フィーリョFrancisco Mendes Filho)にちなんだもの。

住所:Rua Cembira, 1.201 - Vila Curuçá
電話: (11)6135-2270
開園時間: 7h-18h

サンパウロ市の中心部から直線で24キロも離れた最東部である。

主な設備は、散策路、器械体操器具、多目的コート(フットサル、バスケット等)、売店*休日のみ、博物館、遊び場、池、森、原生林。

駐車場はない。(職員用だけである。)

Google_mapで、公園を見てみる。(衛星写真なので、高低差は把握できない。)

この公園は、元々の農場の管理所を公園に転用したもので、ほとんどが森になっている。
入り口は西側の道路に面した一箇所のみ。
西側が低く、東に向かって山になっている。
高低差はかなりある。
平地部分は公園の西側のほんの一部だけである。
公園のほとんどは森の中の散策路となっている。
公園内に川の源流があり、流れに沿って幾つかの池がある。
西側の幹線道路には、商業施設が並んでいるが、周辺はほとんど中流の下の住宅街である。
比較的年代のたった地区らしく、落ち着いたところで、ファヴェーラ(=貧民窟)はすぐ近くにはない。
周囲の住宅街にしても、最東部にあるにしては、殺伐としたところはあまり感じられない。
Spd20070306pgmi

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公園に行ってみた。

サンパウロ市の中心からは、
チエテ川に沿って東に向かう。

アイルトン・セナ(かつてのトリャバリャドーレス)をとおり、グァリューリョス国際空港への分岐の次の出口で下りる。
そして、サン・ミグェル・パウリスタSao Miguel Paulisitaの方に向かう。

サン・ミグェル・パウリスタ駅の前を通り、一旦ノロデスチーナ大通りAvenida Norodestinaに入り、すぐに左折し、
マルシャル・チット大通りAvenida Marchal Titoを東に向かう。
しばらくして、イヴォツルカイアRua Ivoturucaia通りに入り、さらにセンビラ通りRua Cembiraを南下すると公園に到達する。
Spd20070306pgmj

もうひとつの方法は、ノロデスチーナ大通りを道なりに行き、センビラ通りにはいる方法である。
この場合には、南から公園に到達することになる。

ノロデスチーナ大通りはこの付近の大幹線道路で、比較的きれいな商業施設が並んでいるが、センビラ通りをすぎるとやや雰囲気は悪くなってくる。

公園の正門である。
いかにも門のような作りになっている。
この通りは、それほど広くなく、交通量もその割には多い。
駐車をすると、交通の妨げになる。
Spd20061127pcma

正門の脇にある、サンパウロ市営公園に共通なデザインの公園名表示看板。
公園内ではなく、道路脇にあるので、すっかり落書きされてしまっている。
Spd20061127pcmb

公園の正門を入り、左手奥に見える管理事務所。
ここにちょっとした集会所などがある。
トイレもこの建物の裏手奥にある。
Spd20061127pcmc

正門のすぐ左手にある遊び場。
この公園には平地はほとんどなく、この遊び場も広くはない。
Spd20061127pcmd

正門右手には多目的コートがあり、
その奥には、小さな池といってものこの公園では一番大きな池がある。
Spd20061127pcme

池の更に奥には、アヒルやカモを飼っているところがある。
Spd20061127pcmf

更に奥には、また小川をせき止めた池がある。
こういった池があることと、奥の原生林などで、この公園は湿度が高いように思える。
Spd20061127pcmg

主な施設は、以上で、あとは公園の大半を占める原生林の中へ細い階段状の道で分け入るしかない。

キリストとマリアの像が、木に彫ってあった。
Spd20061127pcmh

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この公園の評価は、次の通り。

わざわざ、サンパウロ市の中心部から訪れる価値はまったくない。

施設はやや老朽化しているし、全て規模が小さい。
原生林の探索は悪くないが、この公園でなくても同様の森林がある公園はある。
更に傾斜がどちらかというと急であるし、足元もよくない。

だが、元々が農場の事務所棟であったわけで、落ち着いたところもあり、この公園がサンパウロの最東部でなく、自宅に近いのであれば、訪れても悪くない雰囲気は持っている。

公園を訪れる人は、いかにも近隣の人たち。
遠くから来る人はいないようだ。
白人も割といる。

休日は、少ない平地に、訪問者がごった返す感じ。

原生林なども森が公園のほとんどを占めるといった感じなので、来園者が実際に使える面積はとても狭い公園である。

日系人もこの付近には少なくないはずだが、公園では見かけない。
日系人が行っても、おそらく不思議ではないところだと思うが、
日本人だけで日本語を話しをするようなところではない。

この公園の問題は、駐車場がないことである。
駐車するとしたら、公園の正門の向かい側にある住宅街に止めるしかないが、住宅の間口が狭く、その家の駐車場入り口もあり、止めるところを見つけるのは難しい。
公園横や裏手には入り口はないので、正面入り口の近くに止めるしかない。

ただ、あまり長時間駐車しておくような雰囲気ではない。

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周囲は、住宅地がほとんど。
幹線道路に沿って、商業施設や自動車修理工場などが並ぶ。
赤い瓦屋根の家が割と存在していることで、下層階級やファヴェーラ(=貧民窟)があまりないと理解できる。
Spd20070306pgmh

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この公園から、南に2-3キロ行ったところに、
あの日系人5人殺人事件の現場がある。
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