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quarta-feira, 28 de março de 2007

ブラジル・サンパウロの公園 その15 Parque São Domingos。

ブラジル・サンパウロ市の緑地環境局が2006年に発行した”Mapa Verde緑の地図”によると、サンパウロ市営の公園は、32箇所である。

これらの公園を順に紹介している
紹介は、”緑の地図”に振られている番号に沿っていく

番号は、サンパウロ市の東部の公園から始まっていて、これらの公園の紹介はすでに終えた。
サンパウロ北部の公園の紹介をしている。
”緑の地図”による11番は、サン・ドミンゴス公園Parque São Domingos。

面積:80.000m²
開園:1980年

特徴:
サン・ドミンゴス公園Parque São Domingosは、人々によってサッカー場などに使われている未開発の土地を公園にするという1953年に市によって認められた計画によって出来た。
1977年に公園の建設が提案されて、3年後に開園した。

住所   :Rua Pedro Sernagiotti, 125 - Pq. São Domingos/ Pirituba
電話   : (11)3831-7083
開園時間:6h-18h


サンパウロ市の中心部から直線で11.5キロ離れた北西部にある。

面積的には決して小さくはない公園である。
主な設備は、サッカー場、多目的コート、遊び場、集会所、サイクリング・ロード、シュラスコ場。
駐車場は無い。

Google_mapで、公園を見てみる。(衛星写真なので、高低差は把握できない。)
Spd20070327psga

この公園は、北が高く、南側が低い。
全体的に見ると、丘の南斜面を利用して出来た公園である。
かなり傾斜がきつい公園である。
平地なのは、南側にある池、サッカー場、管理事務所があるあたりだけである。
全体的に見ると、原生林と再生林がほとんどを占めている。
ここも、今は暗渠化して道路になった川の原流域を公園にしたもの。

サンパウロ市営の多く公園は、もともとはこのように川の源流の谷であったり、
丘の斜面であったりと、平地に作られたものはほとんどないのである。

公園の入り口は少なくとも4箇所。
西側に2箇所。
南東側に1箇所。
南側に1箇所である。

公園の周辺は、完全に住宅地。
ほとんどの家の屋根の色が瓦の色をしている。
といって、庭は広くないし、プールがあるような家はない。
中の中の一寸下の階層が多いようなところである。

公園の北側の住宅街あたりが、この丘の頂上になる。
この公園は、丘の中腹にあるので、この公園自体が雨の時に冠水するような事はない。

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公園に行ってみた。

北西側入り口付近。
左側が公園である。
付近は住宅地。
Spd20070330psdb

北西側にある公園入口に、
サンパウロ市営公園に共通なデザインの公園名称の表示板がある。
左奥が入り口になっている。
Spd20060914psdb

この入り口あたりが、この公園で一番高いところである。
Spd20060914psda

入り口からすぐ下の方に、広場がある。
ベンチなどがある。
Spd20060914psdc

木があるのだが、下草などがないところもあるので、歩く事は出来る。
木漏れ日の中を歩くのは気持ちがよい。
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こういった散策路がコンクリート舗装なので足元は悪くない。
この道を自転車も走る事になっているのだが、かなり傾斜はきつい。
Spd20060914psde

散策路には、このような丸い大きな岩が幾つか転がっている。
Spd20060914psdi

面白い節理が出来ているのだが、この岩は何なのだろうか。
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池。
小さい。
Spd20060914psdf

周囲を柵で囲ってあり、立ち入れないようになっている。
アヒルなどが飼われている。
Spd20060914psdg

池の傍らでくつろいでいた女性達。
Spd20060914psdk

サッカー場。
この右側には数段だがスタンドもある。
奥にある建物が管理事務所棟。
Spd20060914psdj

管理事務所棟。
市営公園はどこでもそうだが、警備員が常駐している。
園内を巡回している。
Spd20060914psdm

地域の集会場にも使われている。
Spd20060914psdl

管理事務所側の入り口。
公園の南東側になる。
Spd20070330psda

公園の南側。
左側にも入り口がある。
多目的コートの南側である。
このあたり、全て住宅地。
この入り口付近が一番低いところで、周辺の道路も急勾配で下りてくる。
Spd20070330psdc

子供達。
Spd20060914psdn

多目的コートと遊び場。
Spd20060914psdo

シュラスコ場。
Spd20060914psdp

来園者。
Spd20060914psdq

森の中は、基本的には散策路があるが、細い。
Spd20060914psdr

駐車場はないが、2つの入り口周辺の路上に駐車が可能。

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サンパウロ市の中心部から、この公園へのアプローチは、マルジナル・チエテMarginal Tieteを西に行く事になる。
マルジナル・チエテから、アニャングェラに入る時の側道イナシオ・ルイス・ダ・コスタを通る。
この道に入るには、バンデイランチとの分岐以前に、マルジナル・チエテのピスタ・バイホPista bairroに移っておく事を薦める。
※この説明で何がなんだかわからない人は、この公園に行く事を諦めた方がよい。

イナシオ・ルイス・ダ・コスタ通りを道なりに進んでいくのだが、
2つのアプローチが考えられる。
Spd20070330pgmb

共に、南東側の管理事務所に行く方法である。
一つは、アナスタシオ大通りを登り、途中で左折しペドロ・セマジオッチ通りに入り道なりに行く方法、もう一つはジェネラル・シャルレス・ド・ゴール大通り(*もとのフランス大統領の名前が付いている)に入り、ロータリーを左方向に入るとそれがペドロ・セマジオッチ通りである。

西側の入り口へのアプローチは、
公園の周囲を回っていれば自然に到達するので、あえて記さない。

このいずれの方法でも、途中にファヴェーラなどはない。
ジェネラル・シャルレス・ド・ドール大通りの入り口には、サン・ドミンゴス公園への表示板がある。

行きは簡単だが、帰りは多少面倒である。
(水色の道しかない)
ワルチルーデス・コヘイア通りを直進し、イナシオ・ルイス・コスタ通りを突っ切り、アニャングェラの下をくぐって、アレシャンドレ・コラレス大通りに入る。
この方法以外には、簡単には戻れないのである。
間違うとかなり遠回りをしなくてはならない。
アレシャンドレ・コラレス大通りは一方通行路でしばらく行くと、アニャングェラへの分岐があるのでそこを入る。
アニャングェラを直進して、高級住宅街のアルト・ダ・ラッパ地区、ポンペイア地区を通って都心に向かうのが良いと思う。
思想信条の問題で、この帰路が気にくわない人は、チエテ川を渡ったあとにすぐ、マルジナル・チエテにはいり東行するのがよい。

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この公園があるサン・ドミンゴス地区はサンパウロ州の北部へ行く2本のハイウェーのアニャングェラとバンデイランチに挟まれている。

このため、この2本のハイウェーの向こう側の地区から入ってくるのは非常に面倒であり、ある意味で隔離された地区である。
Spd20070330pgma

公園の東側を走っているアナスタシオ大通りは、このあたりの幹線道路で交通量は多い。
このアナスタシオ大通りの東側は、一行建て住宅専用街のシチー・アメリカCity Americaという高級住宅街仕様のところである。(オレンジ色で囲まれた地域)
敷地も広く、家も大きい、プールがある家の方が多いところである。
警備もしっかりいる。
※この地区については、次の公園の紹介の時にふれる。

この公園は、住宅街にある。
しかしプールなどはない。
中流の中程度の住宅街。
割といい感じの住宅地である。
ただアニャングェーラに近い方は土地が低くなっていて、やや程度が落ちる。

住宅街なので人通りは多くはないが、危険はあまり無い。
商業施設もあるので、住宅専用街のようには閑散とはしていない。

ファヴェーラは、周囲に大規模なものはない。

北西に2キロ以上行くと、下層やファヴェーラが増えてくるが、この公園の周辺にはない。

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この公園の評価。

森の中でちょっと時を過ごしたいときには、中心部からはそう遠くないので悪くない公園。
公園域もそれほど狭くはなく、且つ住宅地に立地しているので、騒音が少ない。

また、中流の住宅街にあるので、
来園者もそれなり。

多くが白人である。
スポーツに興じる少年達は、白人が多いとは言えない。

もちろん日系人は皆無。

この北西部に多少土地勘があって、小さな冒険をしたいと思うむきには、1度くらいはいいかもしれない。

ただ、この公園を歩き回っても1時間はかからない。
公園の北東部は、原生林で入り込む事は出来ない。
傾斜地ばかりなので、上り下りで結構疲れる事は疲れる。

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Comments

サンパウロに来て3年になりますが、近所のイビラプエラかブエノスアイレス以外は行ったこともないし、多分、行くことはないので、公園シリーズは、とてもおもしろいです。先日、ブラジル人と結婚したアメリカ人女性が著者のひとりである LIVING IN SAO PAULO というGUIAを見つけました。目新しい情報がもりだくさんというわけではありませんが、同じ外国人同士、共感できるコメントが多かったです。39.9ヘアイスでした。

Posted by: viny | quinta-feira, 29 de março de 2007 at 16:40

>viny様
イビラプエラ公園は、いちおうシンボルとなっているわけですが、果たして他の公園はどうなんだろうと疑問に感じたのがきっかけです。
なかなかスリルに満ちた取材でした。
サンパウロのある一面を、予想していたとおりであった部分もあるのですが、知る事が出来ました。
ショッピングセンターと高級レストランそしてリベルダーヂに、飽きてしまうとこういうことになってしまいます。

Posted by: Sao Paulo | terça-feira, 3 de abril de 2007 at 01:48

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