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domingo, 15 de abril de 2007

ブラジル・サンパウロの公園 その29 Parque da Aclimação

ブラジル・サンパウロ市の緑地環境局が2006年に発行した”Mapa Verde緑の地図”によると、サンパウロ市営の公園は、32箇所である。

これらの公園を順に紹介している
紹介は、”緑の地図”に振られている番号に沿っていく

番号は、サンパウロ市の東部の公園から始まっており、東部および北部西部の公園の紹介はすでに終えた。
サンパウロ市の中心部の公園を紹介している。
”緑の地図”による23番は、アクリマソン公園Parque da Aclimação。

面積:118.787 m²
開園:1939年

池が、公園の最も重要な環境要素である。
アルカンジェロ・イアネリArcângelo Ianelliの3つの作品が公園に寄贈されている。
アクリマソン公園Parque da Aclimaçãoは、1920年代には、池を使って、貸しボート、水泳等の活動が行われていた。
またダンスホール、レストラン、スケートリンク、色々な市もあった。
また、動物園もあった。

住所:Rua Muniz de Souza, 1.119 - Aclimação
電話: (11)3208-4042
開園時間: 6h-20h

サンパウロ市の中心部セントロから直線で南に2.5キロ離れた中心部にある。

主な設備は、遊び場、サッカー場、器械運動器具、散策路。
駐車場はない。

Google_mapで、公園を見てみる。(衛星写真なので、高低差は把握できない。)
Spd20070409pgmo_1

公園の真ん中に池がある。
この池の周囲が実際に使えるところである。
この公園は北と南に開けているが、東と西は丘になっている。

公園は、2つに分かれている。
左側には立ち入る事は出来ない。
入り口は6箇所もある。

公園の周囲は、住宅地である。
一戸建てが多かったが、近年アパートが増えてきた。
周囲の住宅街は、「このあたりにしてはいいよ」と以前から言われていた。

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この公園に行ってみた。

全く池が中心の公園である。

不自然に緑色の池。
公園の西側を望む。
遠くのアパート街は、比較的高級と言われている。
(クリックすると拡大する。)
Spd20061226pame

今は貸しボートもなければ、泳ぎも出来ない。
Spd20061226pamc

ひたすら、池の周囲を歩いて廻るしかない。
Spd20061226pami

それもゆっくり歩くというわけではなくて、
ウォーキングをする。
ちゃんとウォーキングをするスタイルでやって来ている人は、中流の中以上と判断できる。
Spd20061226paml

公園の南端に、小鳥の餌がおかれていた。
やって来たのはサビアという、雀よりは二回り大きな小鳥である。
拙宅にもやってくる。
Spd20061226pamj

池の東側の周回路。
池の東側の森は、かなりの傾斜地になっている。
しかし、この傾斜地には小道があるので歩く事が出来る。
Spd20061226pamk

誰かの銅像があった。
Spd20061226pamg

銘板を見ると、この公園は1992年に開園100周年となっている。
その1992年のサンパウロ市長は、あの「パウロ・マルフィ」である。
Spd20061226pamh

遊び場。
Spd20061226pama

サッカー場。
あまり整備状態はよくなかった。
Spd20061226pamb

公園の東側入り口にあったサンパウロ市営公園に共通な公園名称表示板。
Spd20061130pama

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サンパウロの歴史的中心部のセントロのセ広場から、この公園へのアプローチを。、紺色の線で示してみた。

セントロも、この公園があるアクリマソン地区も、その途中の地区(リベルダーヂ地区、カンブシ地区)も、一方通行ばかりなので、道はちょっと複雑である。

実に色々な経路があるのだが、あくまでも例である。
Spd20070409pgmp_1

このアクリマソン地区、カンブシ地区、リベルダーヂ地区は、サンパウロの中心部であり、19世紀には市街化していた地区で、道は狭く複雑である。

実は、20何年か前に、初めて車を手に入れて、2-3日後に地図も持たずに、表示されている地名もよくわからない頃で、もちろん言葉も出来ない頃に、適当に運転して、リベルダーヂ地区からカンブシ地区に入り込んでしまった。
日が暮れたばかりで、一方通行のために、同じところをぐるぐる回る事が続いて、泣きそうになった。
そのころのカンブシは今よりももっと危険な雰囲気に満ちていた。
リベルダーヂ地区のすぐ近くである事は知っていたのだが、抜け出し方がわからない。
汗びっしょりになった。

その時以来、運転には注意するようになった。
事前に地図で確認し。もちろん地図をいつも持って、いい加減には運転しないようにした。
そして、休日の昼にはサンパウロの道を知るために、そこいら中を運転しまくった。
昼間だと、周囲の風景もよく見えて、危険を察知できるからである。
そうやって道を覚えた。

だが、今でもアクリマソン地区やカンブシ地区は苦手である。

もともとこのあたりに、あまり用事がない事もある。
もっと東のイピランガ地区に抜けるために使う道などは知っているのだが、最近はその道も使う必要がない。
今住んでいるところからは別の道を使用するからである。

アクリマソン公園から、セントロのセ広場に戻るルートもいくつか考えてみた。
サンパウロでも古道のヴェルゲイロ通り(およびその続きのリベルダーヂ大通り)にでる必要がある。

点線で示した道は、坂道発進が3度の飯よりも大好きな人以外は避けた方がよい。
とんでもない坂道である。
おまけに長い信号待ちがあり、坂道発進を何回もしなくてはならない。

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このアクリマソン公園の周囲は、基本的に住宅街。

公園のすぐ近くは、中流の中程度の住宅がある。
Spd20070409pgml

北西に500メートルのアパート街は、割と高級と言われている。
でも、よく狙われるところでもある。

30年ほど前の駐在員はこのあたりに住んでいたそうだ。

南西側は、このあたりにしてはよい住宅街。
ただ、近年アパート化してきて、環境が変化している。

東側も、全て住宅街。
公園からはかなり高台になる。
元々は中流の中程度の住宅街であったが、こちらもアパートの建設が進んでいる。
カカが結婚式を挙げた教会は、このあたりにある。
すくなくとも、カカには相応しくない地区である。

この公園から見て、北側はあまり良い地区ではない。
北に行けば行くほど低地になり、スラム化してくる。

このアクリマソン地区は、日本人が集住していたリベルダーヂ地区のすぐ南隣の地区である。
このため、日本人そして日系人が、リベルダーヂ地区をでて、最初に家を構えた地区である。
それで、今でも日系人が多い。

さらに、日系人を追って、あとからやって来た韓国移民がやはりリベルダーヂ地区をでて、アクリマソン地区に入ってきた。
今は、むしろ韓国人の存在をより感じるところになった。
韓国食品店や韓国料理の高級レストランがある。

公園内にも、韓国人移民40年を記念したものが寄贈されている。
Spd20061226pamd

日系人は代を経る毎に、つまりブラジル人化する毎に、サンパウロ市の各所へどんどんと拡散していて、特定の地区への集住はもう昔の事になりつつある。

とはいうもののは、リベルダーヂ地区を起点として、地下鉄に沿って、南側では日系人が割と多いようだ。

このアクリマソン地区も、もちろん多い地区である。

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この公園の評価。

池だけが魅力と言うほどもない。
近所の人が、朝夕にウォーキングや犬の散歩をするためにやってくればよいのでは。

この公園の開園時間は、
今まで紹介してきた多くの公園より2時間ほど長い。
日没後も空いている。
ウォーキングやジョギングをする人が多いという事である。

池の周囲を1周するのに、ゆっくり歩いても15分もかからない。

公園を訪れる人は多い。
平日でも多い。
歩き回る人が多すぎて、落ち着かない公園である。

公園なので色々な人が訪れる。
怪しい人もいないわけではない。

でも、白人の中流の中以上の人も多い。
更に、日系人などの東洋系の顔も多く見かける。
この公園以上に、東洋系の比率が高い公園はない。

なので、日本人が公園にいても浮くことはないだろう。

もっとも、子供が大声で日本語を話していると、これはかなり目立つだろう。
この公園で、日本語を聞く事はかなり稀だろう。

この公園には、駐車場はない。
しかし、幹線道路は別として、住宅地には路上駐車が可能である。
休日には、路上駐車の車が溢れる。
平日にはそうでもない。
ゾナ・アズールであったり、フラネリーニャがいるところもあるが、それくらいは仕方ない。
公園の東側は、通過車両がそれほど多くない、住宅地の道である。

公園の西側の道は幹線道路で交通量が多く、池の西側は騒音が気になるが、
池の東側は比較的静かである。

繰り返しておくが、近所の人向けの公園。
わざわざ来るほどの公園ではない。

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Comments

点線で示された帰り道は長らく鬼門でしたが、最近はすっかりレパートリーに入ってしまいました(笑)。イピランガ方面から最短でパウリスタ地区に行くには坂道発進をマスターしてこの道を使うと使わないとではずいぶん違うような気がします。それと、この坂道上に有名な産婦人科の病院があるので、知らないでは済まされないので・・・。まあ確かにこの地区は道路が複雑で、私も何度冷や汗をかいたことか。

公園についてはまったく仰る通りですが、サンパウロ中の星の数ほどある公園・広場の中でも数少ない安心できるところだと思います。

Posted by: パウメイレンセ | segunda-feira, 16 de abril de 2007 at 07:59

>パルメイランセ様
坂道発進が出来ないでは、サンパウロの運転は出来ませんよね。
札幌で免許を取得したせいか、雪道は運転できても、坂道は大嫌いです。
この坂道も、20年間近づいていません。
以前は石畳で本当にスリップしたし、人数が多いと登れないような状態でした。
レパートリーに入っているそうで羨ましい。
もう一度、頑張らなくてはなりませんね。
今は、オートマチックなので楽勝のはずですが。
このほかにもいくつか嫌いな坂道があります。
このアクリマソン公園の北東側にも、イピランガに行く抜け道としてひとつあります。 ヴィラ・マダレーナのジョアン・モウラ通りにもとんでもないところがあります。
パウリスタ近くのミニストロ・ロッシャ・アゼヴェアードは以前は嫌いでしたが、このところは使っています。

Posted by: Sao Paulo | segunda-feira, 16 de abril de 2007 at 14:15

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