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sexta-feira, 20 de abril de 2007

ブラジル・サンパウロの公園 その33 Parque dos Eucaliptos

ブラジル・サンパウロ市の緑地環境局が2006年に発行した”Mapa Verde緑の地図”によると、サンパウロ市営の公園は、32箇所である。

これらの公園を順に紹介している
紹介は、”緑の地図”に振られている番号に沿っていく

番号は、サンパウロ市の東部の公園から始まっており、東部、北部西部および中心部の公園の紹介はすでに終えた。
サンパウロ市の南部の公園を紹介している。
”緑の地図”による26番は、エウカリプトス公園Parque dos Eucaliptos。
  ※エウカリプトとはユーカリの事。

面積:15.447, 57m²
開園:1995年

住所   :Rua Ministro Guimarães, 280 - Super Quadra Morumbi
電話   : (11)3742-6363
開園時間: 7h-18h

サンパウロ市の中心部セントロから直線で西南西に13キロ離れた南部にある。

主な設備は、遊び場、散策路。
駐車場はない。

Google_mapで、公園を見てみる。(衛星写真なので、高低差は把握できない。)
※サンパウロの公園の紹介で使用しているgoogle mapはすべてクリックすると拡大する。
Spd20070418peuc_1

敷地は狭く細長い公園である。

市内南部と言うよりは、西部の公園。
入り口は1箇所のみ。
それも大通りには面していない。

公園の北側は「塀に囲まれた一戸建て住宅地」がある。
そのほかに、東側は、中の中程度の住宅街。

駐車場はないが、入り口付近は住宅地のなので路上駐車は十分に可能である。

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この公園に行ってみた。

公園の意外に立派な正門。
唯一の入り口である。
この道は、数十メートル続いて、塀にぶつかって終わっていた。
Spd20070116peub

ブラジルでは日常的に見かける
お腹丸出しの妊婦。
Spd20070116peua

入り口の道が突き当たるところが、この公園では一番高いところになる。
つまり北側が高い。
そして南側に向かって下がっている。
一番低い南端には、川がある。

公園の森に入るには、下がって行かなくてはならない。
Spd20070116peuc

これが唯一の施設といって良い遊び場である。
広くもない。
Spd20070116peud

そして散策路。
Spd20070116peue

細長い公園を周回できるようになっている。
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まあ、多少は秘境感はある。
湿気はそれほどない。
Spd20070116peug

公園の一番高いところ。
建物は、管理事務所。
Spd20070116peuh

管理事務所から見た正門。
Spd20070116peui

正門脇にある
サンパウロ市営公園に共通なデザインの公園名称表示板。
Spd20070116peuj

周囲の住宅街。
Spd20070116peuk

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この公園は、サンパウロ市の西の端。
西に数百メートルで、ダボン・ダ・セッハ市になる。
 ※公園西側のピンクで着色したところが、タボン・ダ・セッハ市。
  赤で着色したところは、ファヴェーラ(=貧民窟)。
Spd20070418peua

日本では、イメージの良い地名の範囲が、どんどんと拡大していく事がある。
軽井沢や田園調布などの周辺の地名が、もともとはそういった地名ではなかったところが、住民の要求で名称変更されたりする。
非公式にも、マンションの名前などで、どんどん拡大使用される。

ブラジルでも、同様な事がある。
サンパウロでは、一般的に高級住宅地区と思われているモルンビーの地名がどんどんと拡大している。

この公園があるところも、そうだ。
行政的にはカンポ・リンポというところである。
一般的にはカンポリンポという地名は、「恐怖」の地名である。

だが、モルンビーは、南に西に拡大していて、
本来の行政面積の3倍くらいになっている。

ヴィラ・ソニアやヴィラ・アンドラーヂ、果てのこのカンポ・リンポまでがモルンビーと称している。

20年くらいまではまだ山林ばかりだったこの地区も宅地化がすすんでいったのだが、
不動産業者が次々にモルンビーの名前を与えていった。

「ポルタル・モンルビー」として一般的に知られている地区は、この公園の東2キロほどの高級アパート街である。
新しいアパートが多く、敷地は広く、買い物以外には、その敷地からでなくてもいいくらいだ。
このあたりでもっとも高級なアパートは、この公園の数倍以上はある敷地に、アパートが数棟建っているだけだ。
厳重に警備され、この敷地から本当に出なくても、公園以上の環境を得る事が出来る。

そのアパートの住民向けに、やや高級な商店が立ち並んでいる。

また、その北側にも一戸建て住宅専用街がある。

この公園の北側の住宅地は、塀で囲まれた住宅地である。
入り口は一箇所しかなく、厳重に警備されている。

このあたりになると、モルンビーといっても、ファヴェーラ(=貧民窟)と隣り合わせの生活といっても良い。
 ※赤で着色した地区はファヴェーラである。
サンパウロ市で2番目に大きなファヴェーラであるパライゾポリスも近い。

このあたりの住民が地形が険しい事もあるが、治安の問題で、車による移動以外は考えられないところである。

門を出たところに、待ちかまえているような事は日常茶飯事のところである。
この地区へのアプローチに使う道の一つジオヴァーニ・グロンシ大通りはモルンビー地区の大幹線道路だが、誘拐の多発地点である。

こんなところには絶対に住みたくはない。
塀の中だけの安全なんて、嫌だ。

もちろん、ファヴェーラの住民がどうこうと短絡しているわけではない。
ただ、現実の問題として、
超豪華なアパートと、バラックが隣り合わせていて、何も起きないわけがないのである。

実際この地区のアパートに住んでみたが、
その閉塞感に疲れて、別の地区に引っ越そうと考える人も多いのである。
だが、問題は今まで住んでいた家やアパートが思った価格では売れないのである。

それがこの公園の東側の一見高級な地区の実情である。
 ※緑で着色した地区。
Spd20070418peud

この公園の南側や西側は、もう中の下、さらに下層、そして最下層の住宅が延々と続いている。

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サンパウロ市の中心部からこの公園へのアプローチは次の通り。

実は、この公園を発見するのは大変であった。

公園の入り口が、どこになるのかわからなかったからである。

西側を走るこの地域の幹線道路エストラーダ・ド・カンポ・リンポ沿いにあるのかと思っていたのだが、ただ森があり、高い塀があっただけで、どこが公園かわからなかった。

その北側の地区に入ってみたのだが、どの道路も行き止まりで、公園に近づく事は出来なかった。

そこで、南側の道に入ってみたのだが、そこからも直接行く事が出来るような道はない。

そこで、しばらく行って、北側に曲がり、さらに公園から離れないようなつもりで曲がっていくと、やっと公園の東側の住宅街に出た。
ここは中の中程度の住宅街なのだが、各街路には24時間警備員常駐しているようなところであった。
その住宅街の奥に公園の入り口を見つける事が出来た。

結果として、この公園はこの入り口しかなかった。

この公園は、どうも公園の北側の塀で囲まれた住宅街と密接な関係があったようで、おそらく住宅街が造成された時に、市にその敷地の一部を譲ったのではないかと思われる。
良質の住宅にはふさわしくない、川に近い、日当たりのよくない南向きの急斜面を公園にしたというわけだ。

公園の正門を入って真っ直ぐ行くと、道路はその塀に突き当たるからである。
その道は、明らかにそのまま塀の向こうに続いているようで、道が出来たあとに塀を作ったようであった。

この公園へのアプローチとしては、2つが考えられる。


フランシスコ・モラット大通りを西に行き、ヴィラ・ソニアを過ぎ、
タヴォン・ダ・セッッハ市に入る手前に、洪水時に備えた遊水池がある。
その遊水池の外れを左折し、エストラーダ・ド・カンポ・リンポにはいるのである。
曲がるところには、EXTRAというハイパーマーケットがある。

エストラーダ・ド・カンポ・リンポに入って、しばらく道なりに進む。
左手に森が見えるので、その先を左にはいる。

更に道なりに行く、
左に曲がれるところで、3回左に曲がると、この公園の入り口に到達する。

戻りは、同じ道を戻るだけである。


シダーヂ・ジャルヂン大通りからモルンビーのほうに向かう。
州知事官邸から、ジオヴァーニ・グロンシ大通りに入り、モルンビー競技場を通り過ぎ、延々と登っていく。

上り詰めて、やや下がったところにポルタル・モルンビーへ向かう入り口があるので、そこを右折し、どんどんと道なりに下っていく。
このあたりは一方通行になっている。
この道は、プロフェッソウル・ジョゼ・オラシオ・メイレレス・テイシェイラ通りと長い名前である。
下りきって平坦なところがちょっとした高級な雰囲気の商業地域になっている。
そして、ドットール・ルイス・ミグリアーノ通りに突き当たるので、左に曲がる。
そして最初の角を右折する。
この通りは、マルシアル・ジュアレス・トヴォラ大通りといい、道なりにどんどんと登っていく。
途中で道の名前は変わるがとにかく道なりに行くと、公園の入り口に到達する。

戻りは、ちょっと違うルートになる。
公園に入り口を出て直進し、マルシアル・ジュアレス・トヴォラ大通りを下る。
ドットール・ルイス・ミグリアーノ通りの交差点を直進する(ややずれている)。
マルシアル・アスチンフィロ・ヂ・モウラ通りという名称なのだが、道なりに登っていく。
アパート住民向けの商業施設が並んでいる。
そうするとジオヴァーニ・グロンシ大通りに出るので、そこを左折する。
Spd20070418peub

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この公園の評価は次の通り。

全く存在感のない公園。
行く必要は全くない。

この公園の近くに住んでいる人だけが、行けばよい。

こんなところまでわざわざ行く事は全く無駄である。

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