« ブラジル・サンパウロの公園 その41 州立公園。 | Main | ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その2。 »

terça-feira, 29 de maio de 2007

ブラジル・サンパウロのチエテ川の改修工事と日本。 その1

ブラジル・サンパウロの北側の東から西に流れるチエテ川。

サンパウロ市の東50キロのサレゾポリス市にその源を発し、
サンパウロ市を通過した後は、北西に向きを変え、
サンパウロ州を縦断し、パラナ川に合流する。
さらに、パラナ川は南に下り、
ブラジルとパラグアイの国境の川となり、
ついにはラプラタ川となって、
アルゼンチンとウルグアイの境で大西洋に流れ出す。

そのチエテ川は、
サンパウロ市に入る前にすでに十分汚染されている。
水量が少ない冬期には異臭を発している。

また、サンパウロ市内では、
以前の改修工事から数十年がたち、
上流域の市街地化もあって、
頻繁に洪水を起こすようになっていた。

チエテ川の両岸は、単にサンパウロだけではなく、
ブラジルにとって最も重要な幹線道路であるので、
河川の改修工事は緊急を要していた。

この工事に資金を出したのが、
どういう訳か、日本政府である。

つまり、日本国民の税金である。

この改修工事は、
当初の予定より遅れはしたが、
多分2006年に一応完了した。

河岸には、木も植えられて、今はそれが育っているところである。
10年もすると、大きな木に育っているものもあるはずで、
随分と潤いのある景観になっているはずである。

そのチエテ川沿いには、
今もまだ何カ所か、
この工事が日本の協力でなされたことを示す看板が残っている。
一箇所だけではなく、何箇所もこの掲示がある。
Spd20070330d

日本の援助でなされたことを、まったく標示しない国もあるようだが、
ここではまだ一応感謝の意を表してくれているのだろう。

ただ、この標示が何を意味するかわからない人がほとんどだろうし、
見ても何も考えない人が普通だろう。

それに、この看板は渋滞の時にしかはっきりと判別できない。
この道路の制限速度は時速90キロである。
Spd20070330b

少なくとも、日本側関係者の報告書には記載され、
政府および関係機関を満足させるものだろう。

渋滞を見越して、
飲料などを売る露店が並ぶ。
どうやってこの道を渡ってきたのだろうか。
Spd20070330c

|

« ブラジル・サンパウロの公園 その41 州立公園。 | Main | ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その2。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37758/15219972

Listed below are links to weblogs that reference ブラジル・サンパウロのチエテ川の改修工事と日本。 その1:

« ブラジル・サンパウロの公園 その41 州立公園。 | Main | ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その2。 »