ブラジル・サンパウロの公園 その40 南部の公園。
ブラジル・サンパウロ市の緑地環境局が2006年に発行した”Mapa Verde緑の地図”によると、サンパウロ市営の公園は、32箇所である。
これらの公園を順に紹介している。
紹介は、”緑の地図”に振られている番号に沿っていく。
番号は、サンパウロ市の東部の公園から始まっており、東部、北部、西部および中心部の公園の紹介はすでに終えた。
サンパウロ市の南部の公園を紹介している。
サンパウロ市の南部の9箇所の公園についておさらいをしておく。
24番 インデペンデンシア公園Parque Independência。
25番 イビラプエラ公園Parque Ibirapuera。
26番 エウカリプトス公園Parque dos Eucaliptos
27番 リナ・イ・パウロ・ライア公園Parque Lina e Paulo Raia。
28番 セヴェーロ・ゴメス公園Parque Severo Gomes。
29番 ブルリ・マルクス公園Parque Burle Marx。
30番 サント・ヂアス公園Parque Santo Dias。
31番 ナブコ公園Parque Nabuco。
32番 グァラピランガ公園Parque Guarapiranga。
これらの公園の位置を改めて確認する。
黄緑色が、これら9箇所の公園である。

9箇所もある公園は、立地もかなり異なっている。
都心にあるといっても良いイピランガ公園やイビラプエラ公園のようなものから、
いわゆる”周縁”にあるサント・ヂアス公園やグァラピランガ公園。
大きさも、
市内最大級のイビラプエラ公園から、
小さなエウカリプト公園やセヴェーロ・ゴメス公園。
※ピンクに着色したところは、
ファヴェーラ(=貧民窟)などの
治安に問題のある地区である。
みだらに入り込まないようにしなくてはならない。
夜間は、付近にも近づいてはならない。
そのまま吸い込まれてしまいかねない。
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それぞれの公園の緑がどうとか景色がどうとかでは、
まったく評価しない。
サンパウロ市営公園の評価基準において、最も重要なことは安全かどうかである。
それも、
”日本人面”をしていても、耐えられるかである。
9箇所のうち、安全面でも問題があるのは、
30番、31番、32番である。
そんなところをうろうろしている”日本人面”は1人もいません。
実は、この31番のナブコ公園のあるシダーヂ・アデマールにも、
その先の「恐怖の」ヂアデマにも
日系人が少ないところではない。
でも、この公園に行くような愚かな事はしないはずである。
この公園は、公園の中でも
とてもとても肌寒さを感じた公園であった。
32番のグァラピランガ公園。
この公園では、
あまり違和感は感じなかったのは事実であるが、
来園者が皆さん、水を求めていた季節だったからかもしれない。
どうしてもグァラピランガ湖の畔に立ちたければ、
対岸に立ち並んでいるヨット・クラブに入会される事をお勧めする。
インテルラゴスのレース場の西側に、
高級一戸建て専用地区があるが、
それの住民ですら湖岸には今は近づけなくなっている。
30番のサント・ヂアス公園も
園内ではそれほど奇異な物をみるような視線は感じなかった。
でも、駐車するところの選択には困った。
周辺の住民は、
場違いな者がいると思ったようだ。
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26番、27番、28番はいずれも小さすぎる。
町内会の人以外は行く事もない。
27番のリナ・イ・パウロ・ライア公園については、平日はともかく休日は多少注意が必要だろう。
28番のセヴェーロ・ゴメス公園については治安上の問題はほとんどないだろう。
他の来園者のほうが、緊張するかもしれない。
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24番のインデペンデンチ公園は観光地と考えた方がよい。
サンパウロに1年以上滞在するならば、
一度は訪れるところになるだろう。
それは、
パウリスタ博物館と独立記念碑があるからだ。
それを外すと、たいしたことはない公園である。
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25番のイビラプエラ公園もある意味で観光地である。
いくつもの美術館があり、
多くのイベントがここで開催される。
規模も大きいし、
都心に近いし、
警備もいいし、
整備は抜群である。
ここだけで、
サンパウロの公園というのはあまりに寂しいが、
安全面を考えると、
ここだけで過ごすのも一つの見識である。
もっとも、ここでも完全に安全かと問われると、
自己責任と答えるしかないが。
公園内は安全でも周囲は安全とは言えない。
平日や休日に、人気のないところを歩いたりしてはならない。
短い距離でも、車を使うべきだ。
”日本人面”は、御しやすそうに見えるのである。
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イビラプエラ公園だけで、どうしても寂しいという方に、
一応推薦できそうなのが、
29番のブルリ・マルクス公園である。
駐車場は、有料だから、来園者が限られる。
公園内は、花壇などの施設が実に良く整備メンテナンスされている。
マルヂナル・ピニェイロス沿いはやや騒音が気になるが、
奥にはいるとそれもない。
更に、原生林は十分に秘境感がある。
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