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quinta-feira, 28 de junho de 2007

ブラジルのダニエラ・シカレリ その10 今度は敗訴。

2007年1月に、全世界に報道されたダニエラ・シカレリとYou Tubeの争い
ブラジルでは、一時的に、本当にYou Tubeに接続することが出来なくなった。

そのダニエラ・シカレリの映像について、
今度は裁判官が映像を掲載してもよいという判決を出した。

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モデルで司会者のダニエラ・シカレリDaniella Cicarelliはサンパウロ州の裁判所で、スペインEspanhaの海岸での恋人のタト・マルゾーニTato Malzoni氏との個人的な映像を掲載したYou Tubeへの訴えで敗訴した。

行為の当事者であるダニエラ・シカレリとタト・マルゾーニ氏は、彼らのでてくるヴィデオや写真を掲載するにあたっては、You Tubeとそのほかのヴィデオを掲載する通信手段を、補償を求めてを訴えていた。

裁判所は、訴えは不合理だと退けた。

グスタヴォ・サンチーニ・テオドロGustavo Santini Teodoro判事の決定では、首都23番民事法廷23ª Vara Cível da Capitalで行われた第1審の審議で出て来た。
2人のヴィデオの掲載の禁止を保留するというものである。

しかし、サンパウロ州の裁判所によると、ヴィデオはすぐにサイトに掲載されることはない。
ダニエラ・シカレリはこの決定に対してサンパウロ州の裁判所に控訴することが出来るからである。

この判事の考えは、
「2人のような有名人がスペインの有名な海岸で日中に行ったことについて、プライバシー権については諦めるべきである」というものである。

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この判事は、ある意味常識的である。
公共の場所での行為で、そこにいた誰でも見ることが出来ていたにもかかわらず、
行ったことについて、差し止めを求めるのは合理的ではないとしたことである。

日本のテレビ局やその下請けの制作会社、タレント事務所のスタッフが、
(撮影許可を得て)公共の路上での収録にあたり、
通りかかった人がちょっとそのロケの風景を撮影するのを、
ひどく高圧的に制限することがある。

今時、誰でも携帯のカメラでスナップはあっという間に撮影できる時代である。
撮影の邪魔にならないのであれば、
何の問題があるのだろうか。
望遠を持っていれば、かなりの距離からでも撮影は可能である。

テレビ局に自由があれば、
たまたまそこを通りかかった人が撮影する自由もあるはずだ。
撮影した人が、その映像をサイトに掲載するとか、販売するとかは、
またべつの問題である。

テレビ局およびその関係者には、その法的な根拠を示してもらいたいものだ。

外から覗き見ることが絶対に出来ないスタヂオや、
個人の建物や敷地の中での収録では、
一般人が偶然にその風景を撮影することは
現実的には不可能なはずである。
仮に撮影できたとしたら、
それは不法行為が行われたはずだ。

スタッフがピリピリしているのは、
一般的に、
ろくでもない番組が多いのも事実だ。

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