ブラジル・サンパウロの殺人犯は少年3人。
6月26日に、サンパウロSão Paulo市西部Zona OesteのモルンビーMorumbiで夫婦の殺人に加わった容疑で3人目の少年が、7月13日(金)に逮捕された。
公共安全局Secretaria de Segurança Pública (SSP), によると、少年はサンパウロ市南部Zona Sulのカパン・レドンドCapão Redondoで16時30分過ぎに発見された。
7月12日(木)に、警察は14歳と16歳の未成年者を拘束した。
警察によると、彼らは楽しみのために車を盗む気だった、それを売る気はなかったと言った。
ファラヴィオ・アフォンソ・ダ・コスタFlávio Afonso da Costa警部によると、殺人市民保護部Departamento de Homicídios e Proteção à Pessoa (DHPPの尋問の間に、2人から得た情報だという。
6月26日の夜、銀行員のグラウベル・アレシャンドレ・パイヴァGlauber Alexandre Paiva37歳と妻のマルタ・マリア・セナ・ヂ・オリヴェイラMarta Maria Sena de Oliveira30歳は、フェスタから戻っていた時に、アルベルト・アウグスト・アルヴェスAlberto Augusto Alves大通りの信号で容疑者に襲われた。
グラウベル・アレシャンドレ・パイヴァは犯罪者から逃げようとして車のアクセルを踏んだ。 しかし悪党は撃った。
車の後部座席には、夫婦の子供7歳がいて、全てを見た。
警察によると、木曜日に2人の逮捕された未成年者は犯罪に加わったことは認めている。
しかし、発砲の当人であることは否定していた。
彼らは、逃げていた3人目の未成年者が、夫婦を殺したと指摘していた。
木曜日に逮捕された2人の未成年者は、殺人市民保護部で夜を過ごした。
今朝、彼らは青少年法廷Vara da Infância e Juventudeへ向かって、2人が”家財団”Fundação Casa (ex-Febem).(=少年院)に行くかどうかがそこで決定する。
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この事件は発生したときは、割と大きく報道された。
事件が起きたところが、いわゆる広義のモルンビー(本当はジオバーニ・グロンシ大通りの一番終わりのところで、モルンビーとは言い難いところで、ほとんどカンポ・リンポで、夫婦のアパートはそこにあった。 はっきり言って、このあたりは絶対に夜には近づかないと決めている。)だったことと、
さらに逃げようとして撃たれたこと、そして子供だけが生き残ったことからだ。
車は、2007年モデルの本田フィット。
更に、日系人(かなり顔つきが違い、名前も違ったが母親が日系人の顔をして、名前も入っていた)だった。
目撃者はいたのだが、犯人については、未成年者かもしれないという報道はなかった。
7月12日(木)に、どういう訳か、急に未成年者が捕まったという報道があった。
未成年者なので、テレビでは顔は映されなかった。
こういう未成年者が自身のコントロールが聞かないので、一番怖いと言われている。
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