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domingo, 22 de julho de 2007

ブラジルの経済2007 その2 ブラジル通貨レアルの驚異的高騰。

ブラジルの経済について、最近全く取りあげていない。

なぜなら、どうしてもブラジル通貨レアルの高騰について触れなくてはならなくなり、それが非常に不愉快だからだ。

でも、現実だ。

この1年の対米ドルレートである。
2007年3月以降更に急上昇となっている。
1米ドル=2レアルのラインを割っても停まることはない。
何の心理的抵抗もなかったようだ。
今週は、過去7年間で最高のレートを記録した。
Spd20070721ea
※表はいずれもクリックすると拡大する。

対ユーロ・レートについても同様だ。
今までは、ユーロについてはほぼ安定だと見ていたのだが、
5月以降はレアル高となっている。
Spd20070721eb

そして、今や弱小通貨になってしまった日本円に対しても、
どんどんと上がり続けている。
だが、日本からの輸入の食品や書籍は安くなっていないが、どういうことだろう。
Spd20070721ec

2004年半ばから、ほぼ右肩上がりが続いている。
Spd20070721ee

BRICSの一つ、中華人民共和国の人民元についても
2004年半ばからの推移を見てみた。
流れは、レアル高である。
ブラジル製品が、海外市場で中国製品に負けるばかりか、
ブラジル市場に中国製品が流入してくるはずである。
(人民元はいうまでもなく管理通貨である。)
Spd20070721ed

ここで、
2004年半ばのレートを基準として、
その後の変動率をグラフにしてみた、
比較通貨は、
豪州ドル、アルゼンチン・ペソ、日本円、ユーロ、米ドルの5通貨である。
豪州ドルは資源通貨の代表として、
アルゼンチン・ペソは南米通貨の代表として選択した。
いずれの通貨に対しても、上昇している。
日本円の弱さが際だっている。
※この1年ほど、豪州ドルのほうが強含みである。
Spd20070721ef

これだけブラジル・レアルが上昇しても、
ブラジルの貿易黒字は、記録を更新している。
株式市場も上昇の一途。
輸出産業の一部は悲鳴を上げているのだが、
それも全体の中でかき消されている。
雇用も増えている。

ブラジル経済は、当分バラ色かな。

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おまけとして、
2004年半ばからの日本円の、
対アジア通貨との変動率も見てみた。
タイ・バーツ、台湾ドル、韓国ウォン、香港ドル、豪州ドルの5通貨である。
情けない状態である。

これでは、日本円を投資対象とすることは出来ない。
Spd20070721eg


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