ブラジル・サッカー:2007 その54 コリンチャンスとMSIは嫌疑を否定。
コリンチャンスCorinthiansの社長アルベルト・ドゥアリビAlberto DualibとMSIは、連邦公共省Ministério Público Federalの、ロシアの大富豪のボリス・ベレゾフスキーBoris Berezovskiの資金洗浄を行ったという告発に反論した。
7月12日(木)の午後、両者はマスコミに公式メッセージを送り、いかなる非合法もないと否定した。
ブラジルの裁判所による逮捕の依頼がでているボリス・ベレゾフスキー、キア・ジョオラビシアンKia Joorabchian、モジャン・ベドロウドNojan Bedroudは、全て英国Inglaterraに住んでいる。
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両者のメッセージを翻訳しようと思ったが止めた。
それぞれの弁護士が作成した、
法律的な言い回しが使われた多少難解な文章なので、
面倒になった。
それほど長いものではない。
こういった法律的文章は、個人的に非常に必要なことがあって、
真剣に読んだことがある。
同じ様なもしくは類似の言葉の綿々と繰り返されて、
さらに、普通の文章では使われないような文章の構成になっている。
ラテン語から派生したロマンス語族の一つであるポルトガル語の文語体は難解である。
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このコリンチャンスとMSIに関する疑惑は、
パートナー契約を締結したときからささやかれていた。
ずっと、連邦警察は、捜査を続けていたようだ。
アルベルト・ドゥアリビが、事情聴取を受けたもの一度ではない。
更に、警察は長期に渡り電話の盗聴もしていた。
ブラジルでは、裁判所の許可を得て盗聴をすることが認められており、
毎日のニュースでこういった盗聴の音声が流される。
今回の盗聴の内容には、
この資金洗浄以外にも、
重大な内容を含んでいるようで、
コリンチャンスの存在に関わるような拡大が予想される。
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