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sexta-feira, 31 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その74 ファンに見捨てないでといったコリンチャンス。

コリンチャンスCorinthiansは、8月29日(水)に行われたブラジル選手権Campeonato Brasileiroの第22節でアツレチコ・ミネイロAtlético-MGにまた大まけした。
今回は、5対2であった。
その前には、第21節の試合で、地元パカエンブー競技場で、クルゼイロCruzeiroに3対0で敗れている。
この最低の結果に、コリンチャンスの選手達はファン(=ガヴィオンエス・ダ・フィエウ)に助けを求めた。

「ファンにとっても難しい、ファンがどの時点まで動いてくれるのかわからない。 もしファンが今チームを見捨てると、我々はとても悲しい。 ファンがとても必要である。 特にこの困難なときには」と、GKフィリッピFelipeは言った。
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「ファンが我々と一緒に引き続きいてくれる必要がある、 情熱を持った本当のファンは最後まで応援する」と、FWクロドラードClodoaldoは強調した。

コリンチャンスTimãoのブラジル選手権の次の試合は、対サントスSantos戦で、次の日曜日(9月2日)16時から、パカエンブーPacaembu競技場で行われる。

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情けない発言だ。

ファンだって、お金を払っているのだから、コリンチャンスが勝つ試合を見たいのだ。

確実に負けそうなサントス戦に行って、悲しい思いをしたくないはずだ。

多分、サントス戦の観客はすくないだろう。 とても。

まだ、金曜日までに、3700枚しか売れていないそうである。

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サッカー:ロマリオの日々 その20 あと1-2試合はプレイする。

ロマリオRomárioの引退が近づいている。
8月31日(金)、2014年のワールドカップCopa do MundoのためにFIFAによるマラカナMaracanã競技場の調査が行われているときに、ロマリオBaixinhoはヴァスコ・ダ・ガマでまだ少しプレイし、そのあとで引退すると発表した。

「自分の目的はヴァスコ・ダ・ガマを混乱させない事である。 まだ1-2試合はプレイし、良いかたちで引退する」と言った。
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2014年のワールドカップをブラジルに招致するためのリオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroの大使に任ぜられたロマリオはFIFAの委員の施設の訪問に同行した。

ロマリオは、リオ・デ・ジャネイロ州知事セルジオ・カブラルSergio Cabral、リオ・デ・ジャネイロ市長セーザル・マイアCesar Maia、ブラジルサッカー協会会長のリカルド・テイシェイラRicardo Teixeiraと並んでいた。
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ロマリオのスーツ姿を見る事が多くなった。

そのスーツ姿が、段々さまになることが、ちょっと悲しい。

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ブラジル・サンパウロの公園 その69 Área de Proteção Ambiental Municipal do Capivari-Monos 3 コロニア隕石口 2。

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営公園の4番目として、州営の公園の中でももっとも面積が広いセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marを紹介した。
広大なこの公園域でセンターとして公開されている部分のうち、サンパウロ市域内にある「クルクツ・センターNúcleo Curucutu」を紹介してきた。

このクルクツ・センターがあるセッハ・ド・マール州立公園はは、サンパウロ市の最南端部に位置しているのだが、その公園域の北側が、サンパウロ市によって、カピヴァリ・モノス環境保護区に指定されている。

カピヴァリ・モノス環境保護区Área de Proteção Ambiental Municipal do Capivari-Monosは、公園ではないのだが、サンパウロ市環境緑地局が管轄している地区であり、「緑の地図」にも記載されている。

この地区は、自然環境だけではなく、歴史的遺産、産業的遺産、さらには人文的に重要なインヂオ集落、天文学的地質的にも貴重な地形が存在し、観光的にも今後、自然と調和したエコ・ツーリズムの発展が見込めるところである。

この機会に、このカリヴァリ・モノス環境保護区Área de Proteção Ambiental (APA) - Capivari-Monosも紹介している。

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このカピヴァリ・モノス環境保護地区の一番北側に当たる地域に「コロニア隕石口Cratera de Colônia」がある。

この隕石口に行って、実際に見渡すと、確かに隕石口らしいおもえる景観となっている。
円形の広い低地のまわりを、ほぼ正円形に隕石口壁に当たる丘が囲んでいる。

隕石口は、35百万年前から40百万年前にできたということで、現在はその時に出来た穴はかなり埋まっている。
現在の隕石口の平地の表面から、本来の穴の深さを測ると、400メートルくらいあるという測定結果が出ている。

また、現在の平地の表面と、隕石口壁の標高差は、最大でも150メートルくらいである。

このため、衛星写真では、この標高差を把握する事は非常に困難である。
Google Earthでの3Dで、立体視しても、やはり隕石口と見るのは、そこがそうだと知っていないと難しいだろう。

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この「コロニア隕石口Cratera de Colônia」についての、幾つかの論文を紹介しておく。
興味のある方は、アクセスされると良いだろう。
ただ、ポルトガル語である。


表題:
Cratera de Colônia, SP Provável astroblema com registros do paleoclima quaternário na Grande São Paulo

要約:(英文)
The Colônia Crater, State of São Paulo - A probable astrobleme with Quaternary palaeoclimatic record in the Great São Paulo region The Colônia Crater is an outstanding ring feature, around 3.6 km in diameter, located about 35 km south from São Paulo. The structure developed mainly upon Precambrian crystalline basement rocks and is defined by a hilly circular outer rim up to 125 m higher than an inner swampy alluvial plain. Geophysical data indicated a maximum depth of 450 m to the crystalline substratum within the structure. The hypothesis that this feature results from the impact of a celestial body, postulated since the first studies carried out in the area, has been based on its geological and geomorphological characteristics as well as geophysical data. The lack of indications of endogenous process also reinforces this hypothesis. Nevertheless, no direct evidence of an impact, such as shock metamorphism, has yet been found, most likely due to the sedimentary fill within the depressIon and the deep weathering in the region. The crater is filled mainly with organic-rich clayey sediments whose polliniferous record confirms that the Atlantic rainforest in the region was submitted to global climatic changes during the Quaternary. Based on palynological data the age of the presumable impact would be probably Neogene. Key words: impact crater, paleoclimatic record, Quaternary

サイト:
http://www.unb.br/ig/sigep/sitio114/sitio114.pdf

ここで使われている図表である。
※クリックすると拡大する。
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表題:
ESTUDO DA DEPRESSÃO CIRCULAR DE COLÔNIA-sp PELO MÉTODO SÍSMICO

要約:(英文)
Study of lhe circular depression of Colônia-sp by seismic methods In lhe region of Colônia,
about 35 Km south of the city of São Paulo, occurs an almost circular depression with a diameter of 3.64 Km, within the pre-cambrian crystalline basement and filled with Terciary and Quaternary sediments. Based on previous geological and geophysical data, the structure is interpreted as the result of a meteorite impact. The depth of sediment/basement interface was estimated from six seismic lines. Results from one-dimensional forward modelling and seismic interpretation of field records, show that the maximum depth of the interface lies between 380 and 450 meters. The formation of the depression is interpreted to be younger than 36.3 million of years.
Keywords: Seismic, Astrobleme, Meteor Impact, São Paulo,

サイト:
Brasil.http://www.sbgeo.org.br/rgb/vol28_down/2801/2801003.pdf



サイト:
http://www.meteoritos_brasileiros.kit.net/craterasbrasil.htm


その他の資料である。
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「コロニア隕石口Cratera de Colônia」の理解に極めて有用であると思う。


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ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その42。

ブラジル・サンパウロの市内中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

東洋人街のリベルダーヂも、
グラフィッチ(壁絵)が多いところである。
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quinta-feira, 30 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その73 第22節終了。

サッカー・ブラジル選手権の第22節が、
8月29日(水)および30日(木)に行われた。

結果は次の通り。


8月29日(水)   第1日目
試合開始       試合結果                競技場
19h30  Paraná      2 x 2  Cruzeiro       Durival Brito
19h30  Juventude   2 x 0  Goiás         Alfredo Jaconi
20h30  Botafogo    1 x 1  Flamengo      Maracanã
20h30  Figueirense   3 x 1  América-RN    Orlando Scarpelli
21h30  Palmeiras    0 x 1  São Paulo      Parque Antarctica
21h45  Internacional  1 x 4  Fluminense     Beira-Rio
21h45  Sport      2 x 0  Grêmio        Ilha do Retiro
21h45  Atlético-MG  5 x 2  Corinthians     Mineirão
「20070829JG-BA22a.wmv」をダウンロード
「20070829JG-BA22b.wmv」をダウンロード
「20070829JG-BA22c.wmv」をダウンロード
※ボタフォゴ対フラメンゴの”クラシコ”は引き分け。
※フィグェイレンセは、アメリカを軽く料理。
※パルメイラス対サンパウロFCの”クラシコ”は、大した事件もなかった。
 試合終了後に、パルメイラスのファンが、サンパウロFCの控えの
 GKを蹴ったくらいだ。
 試合は、いい試合だったが、
 サンパウロFCに運があり、パルメイラスに運がなかった。
※フルミネンシが、アウェーで勝利。
※コリンチャンスは、惨めな敗戦。
 ゴールデンタイムのテレビ中継に値しない試合だった。

8月30日(木)   第2日目
試合開始       試合結果                競技場
20h30  Santos   3 x 1  Atlético-PR       Vila Belmiro
20h30  Vasco    4 x 1  Náutico          São Januário
「20070830encimadahora-BA22.wmv」をダウンロード
※サントスは、地元で勝利。
※ヴァスコ・ダ・ガマは地元で大勝利。


次節の第23節の予定は次の通り。

9月1日(土)    第1日目
試合開始       試合予定                競技場
18h10  São Paulo    x  Paraná         Morumbi
18h10  América-RN   x  Juventude       Machadão
18h10  Flamengo     x  Sport          Maracanã

9月2日(日)   第2日目
試合開始       試合予定                競技場
16h   Corinthians  x   Santos          Pacaembu
16h   Atlético-PR  x   Atlético-MG      Kyocera Arena
16h   Cruzeiro    x   Palmeiras        Mineirão
16h   Grêmio     x   Botafogo        Olímpico
18h10 Náutico    x   Internacional     Aflitos
18h10 Goiás      x   Figueirense      Serra Dourada
18h10 Fluminense  x   Vasco          Maracanã
※コリンチャンスは、地元パカエンブー競技場にサントスを迎えるが、
 勝ち目はまずない。
※フルミネンシ対ヴァスコ・ダ・ガマの”クラシコ”に、
 ロマリオが出場する可能性はない。


(第22節を終了した時点での順位)
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ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その41。

ブラジル・サンパウロの市内中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

東洋人街のリベルダーヂも、
グラフィッチ(壁絵)が多いところである。
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この作家の作品もよく見かける。

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ブラジル・サンパウロの公園 その68 Área de Proteção Ambiental Municipal do Capivari-Monos 2 コロニア隕石口 1。

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営公園の4番目として、州営の公園の中でももっとも面積が広いセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marを紹介した。
広大なこの公園域でセンターとして公開されている部分のうち、サンパウロ市域内にある「クルクツ・センターNúcleo Curucutu」を紹介してきた。

このクルクツ・センターは、サンパウロ市の最南端部に位置しているのだが、その公園域の北側が、サンパウロ市によって、カピヴァリ・モノス環境保護区に指定されている。

カピヴァリ・モノス環境保護区Área de Proteção Ambiental Municipal do Capivari-Monosは、公園ではないのだが、サンパウロ市環境緑地局が管轄している地区であり、「緑の地図」にも記載されている。

この地区は、自然環境だけではなく、歴史的遺産、産業的遺産、さらには人文的に重要なインヂオ集落、天文学的地質的にも貴重な地形が存在し、観光的にも今後、自然と調和したエコ・ツーリズムの発展が見込めるところである。

この機会に、このカリヴァリ・モノス環境保護区Área de Proteção Ambiental (APA) - Capivari-Monosも紹介している。

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このカピヴァリ・モノス環境保護地区の一番北側に当たる地域に「コロニア隕石口Cratera de Colônia」がある。

「隕石口」とは、宇宙からの隕石がぶつかって作ったクレーターの事である。
広大な国土を持つブラジルでは、このコロニア隕石口の他に、10箇所程度の隕石口と思われる地形が発見されている。

サンパウロのような大都市の近くに、これだけはっきりとした隕石口が存在するというのも、凄い事である。

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このコロニア隕石口Cratera de Colôniaへのアプローチは次の通り。

サンパウロの中心部からは、ヴィンチ・トレース・ヂ・マイオ大通りを通って、インテルラゴスの方に向かう。
パリェレイロスまでは、クルクツ・センターに向かう道と同じである
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※クリックすると拡大する。
※緑の円は、隕石口の外壁の位置を示している。

パリェレイロスでは、クルクツ・センターに向かうには、やや右方向に直進したが、コロニア隕石口に行くには、直角に左に曲がる。
曲がった道は、コロニア街道である。

しばらく、パリェレイロスの繁華街を行く。
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そして、繁華街が終わるところに、パリェレイロスのバス・ターミナルがある。
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コロニア街道を道なりに進むと、
右路肩がしばらくサイクリング道になる。
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サイクリング道を設置した事で車線が狭くなっているし、
実際にサイクリングをしている人もいるので、運転は慎重にしなくてはならない。

農場が点在する地域が続く。
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まもなく、
集落が見えてくる。
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通称ヴァルジェン・グランヂ地区と呼ばれるところである。
このヴァルジェン・グランヂ地区は、コロニア隕石口のかなりの部分を占拠している「不法開発地区」でもある。

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コロニア隕石口Cratera de Colôniaのために、特に観光施設はない。

隕石口を眺めようとすると、当然高いところに行きたいわけだが、正式な展望台はない。

北西側と南東側に、展望スポットがある。

北西側の展望スポットは、
コロニア街道から、ヴァルジェン・グランンヂ地区にさしかかるところにある”CDR”という表示のあるところを右折しなくてはならない。
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この道を道なりに緩やかに登っていくと、眺望の良いところにさしかかる。
適当に車を止めて、眺める事が出来る。
すぐ道の端からは、ヴァルジェン・グランンヂ地区になる。
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※クリックすると拡大する。

この道は、そのまま進むと、「パリェレイロス州立刑務所」に至る。
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”CDR”とは、その略称である。
刑務所の手前に、コンクリート製のバリケードが立てられていて、それ以上は進めない。
進んだ場合には、蜂の巣になる覚悟も必要だ。
コンクリートのバリケードの手前に、一応そのあたりを徘徊するなという警告表示があるので、見落とさない事。
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こういう事で行き止まりとなっているために、
隕石口壁に沿って、一周する事は出来ない。
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※クリックすると拡大する。

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※以下の部分については、
 サンパウロでの数年間を、大過なく暮らし、いい思い出だけを
 持っていたい人には向かない内容を含んでいる。
 また、いつものとおり、
 日本政府およびその関係諸機関により派遣されている人は、
 間違っても、業務の都合による場合を除いては、
 近づかない事。

ヴァルジェン・グランンヂ地区は、
1980年代から、いつの間にか区画整理され、
かなり安く分譲されたようだ。
市内最南部にもかかわらず、突出して広い市街地になっているのは、
そういう訳らしい。
7月末に、この地区への市内バスが、
あまりに古いと言って、
パリェレイロス区役所に、早朝から抗議行動をした人たちが住んでいる地区である。
翌日から、「それまで見た事もないようなバスが回ってきた」というから、
抗議はやってみるものである。
Globo局が報じたせいかもしれないが。

ファヴェーラ(=貧民窟)ではない。
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だが、かなりそれに近い。
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徐々に拡大し、南端は、とうとう、隕石口の中心部あたりにまで達している。
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ヴァルジェン・グランンヂ地区の中心部の東西の道路さえも舗装されていない。
舗装されているのは、北から入ってくるバス道路だけである。

中心部とおぼしき商店街。
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西側の隕石口壁が遠くに見える。
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理美容室である。
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スーパー。
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南北方向の道はほとんど舗装されていないどころか、ボコボコだった。
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更に、南に進み、隕石口の中心部あたりに近づくと、低湿地で、更に道は悪路になった。
このあたりになると東西の道は車での通行には適していなかった。
こういう事は実際に行ってみないと分からない事である。
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ヴァルジェン・グランンヂ地区から、隕石口の中心部あたりに近づく事は、断念した。

こういった地区に、そもそも入り込むこと自体、無謀である事は言うまでもない。

ヴァルジェン・グランンヂ地区に来るバスは、
北側の隕石口壁を越えてくる。
北側の隕石口壁は、ほとんど市街地化してしまっている。
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コロニア街道から、ヴァルジェン・グランンヂ地区への入り口である。
20メートルほど登った頂上が、隕石口壁の頂上になる。
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南東側の展望スポットへのアプローチは次の通り。

コロニア街道を更に東へ進む。
すぐにコロニア市街地へはいる。
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突き当たりに、警察があるところで、右折する。
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教会がある。
左側を抜ける。
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このコロニア市街地もそうだが、このパリェレイロス地域には
ドイツ系の移民が多く入植したところである。
ドイツ的な顔立ちの住民を少なからず見かけるところである。
※ドイツ系の入植者の数は多くなかったようだし、
 ポルトガル系の入植者もいたし、
 労働者として黒人を使ったようなので、
 結局今となっては、サンパウロではごく普通の人口構成に近いようだ。
※サンタ・カタリーナ州にあるような明らかなドイツ風の家はない。
 ドイツ風というものも、あまり感じない。

コロニア市街地を抜けて、南に進むと道が緩やかに登っている。
この登りそのものも、隕石口壁のようだ。

東側に、かつての鉄道線路跡が見える。
すでに、線路は撤去されており、路床が南北方向に延びていた。
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登り切ったところの道路の両側に、カピヴァリ・モノス環境保護区の標識がある。
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この環境保護区の境界の各所に、このような表示があるが、
多くが破壊されているが、
この表示はまだそれほど破壊されていない。
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この表示には、
各ポイントの緯度経度迄記載されていた。
GPSでも必要かというところはないはずだが。

この標識を過ぎると道はまた下り始める。
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しばらく行くと、ヴァルジェン・グランンヂ街道の入り口の表示がある。
ここを右にはいる。
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この先は、非舗装の道路となるが、
比較的幅も広く、路面も荒れておらず。走りやすい道である。
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どんどんと下っていったところで、右手に景色が広がるところがある。
そこが、隕石口の内部の湿地の水の出口である。
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この出水口は、東に開いていて、蛇行はするが、
ベリング湖に注ぎ込む。
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湿地は、時期にもよるのだろうが、
それほど水浸しではなく、
隕石口の中心部の方向へは、歩いて入り込めそうである。
ただ、それが許可されている事なのかどうかどうか分からない。
私有地かもしれない。
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※クリックすると拡大する。

この出水口をすぎると、また道は緩やかに登り始める。
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しばらく右手に、隕石口内の広い湿地を眺める事が出来る。
特に、展望台などはない。
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※クリックすると拡大する。

遠くに見えるのがヴァルジェン・グランンヂ地区である。
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このあたりは道に沿って、農場が広がっている。
左手の丘が、南側の隕石口壁になる。
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園芸樹木や野菜なども栽培されている。
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進むにつれて、道沿いに徐々に樹木が増えてきて、
湿地を見る事が困難になる。
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そこに、サンパウロ市が2007年6月に開設したばかりの、自然公園がある。
表示があるだけである。
森の中にはいる事は出来ない。
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※クリックすると拡大する。

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そのまま道になりに進んでいくと、
道は下り、
ついには、
エンジネイロ・マウシラック街道にでる。
そこを右折すると、すぐにエンブラ地区である。
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エンブラ地区からは北に向かうと、
パリェレイロス地区を抜けて、
サンパウロ中心部に向かう事が出来る。
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※クリックすると拡大する。

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コロニア隕石口Cratera de Colôniaは、
それが隕石口として発見されて、まだ60年程度である。
当時は、そういったものが存在しているという意識もなく、
こういった奥地の測量も進んでいなかったからだろう。

現在は、もちろん調査が進んでおり、
数多くの論文が発表がされている。

ほとんどが、ポルトガル語によるものだが、
英文の論文も発表されているのを、サイトでも確認できる。

直径は、約3.5キロ。
内部は、湿地化しているが、深さは350メートルと見られている。

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サンパウロ市民にもあまりその存在を知られていないというが、
誠に貴重な地質学的、天文学的な財産である。

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ブラジル・サンパウロの桜2007 その5 「カルモ公園の桜祭り」から1週間後。

8月5日(日)に、ブラジル・サンパウロの東部にあるカルモ公園Parque do Carmoで、恒例の「桜祭り」が開催された。

この日のサンパウロは、細かい霧のような雨が時折降るやや寒い天気だった。

この1週間前に下見をしたときには、まだあまり咲いていなかった桜も、この日は四分咲き程度までにはなっていた

それからちょうど1週間経った8月12日(日)にも、またカルモ公園の桜林を訪れた。

思った通り、満開になっていた。
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もう、「桜祭り」は終わっているので、訪れる人は多くはない。
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静かな桜林に、桜を愛でる人だけが訪れていた。
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お弁当もゆっくり食べられる。
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サンパウロ周辺で、何カ所かこういった桜の園があり、
日系人による桜祭りが開催されるところがある。

今年は、3箇所紹介した。

その中では、
このカルモ公園の桜が、
一番かなと思っている。
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桜林の規模、桜の種類、
そして、サンパウロ市中心部からの距離。
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カップルにとっても、最高の雰囲気であったはずだ。
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このカルモ公園も、
それほど危険だという気もしなくなってきた。

むしろ、いいところだと思っている。

この頃、とんでもないところばかりに行きつけているせいだろうか。

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quarta-feira, 29 de agosto de 2007

サッカー:ニウマールの行方 その25 ニウマールはナポリへ。

FWニウマールNilmarの代理人のオルランド・ダ・オーラOrlando da Hora,は、8月29日(水)に、ニウマールは、イタリアItáliaのナポリNapoliとの契約が近いといった。

オルランド・ダ・オーラは、契約期間は5年間で、ニウマールは来年の半ばまでブラジルのクラブにレンタルの可能性があると明言した。

「我々はナポリNapoliと話までしている。 彼らはニウマールを契約の最初の期間はブラジルのクラブにレンタルする事を合意している。 ブラジル代表に戻りたがっているニウマールNilmarは、ここブラジルにいたほうがより機会がある」と、オルランド・ダ・オーラは明言した。

ニウマールNilmarは、労働裁判所Justiça do Trabalho a liberaçãoで、コリンチャンスCorinthiansとの間に12月末まであった契約から自由になる事に成功した。
膝の手術の回復が終わってからは、コリンチャンスでトレーニングもしていない。 ボールを使ったトレーニングには9月に戻るに違いない。 今、ニウマールはどこのクラブとも署名が出来る。 コリンチャンスTimãoは、金曜日にニウマールを保持できる仮決定を得るために裁判所に控訴をする。

「ニウマールNilmarは、見いだされたインテルナシオナウには、いい気持ちを持っている。 しかしまたムリシー・ラマーリョMuricy Ramalho(現サンパウロFC監督)やヴァンデルレイ・ルシェンブルゴVanderlei Luxemburgo(現サントス監督)のような大監督の元でも働きたがっている。 ニウマールは、この2人はキャリアーに何かを就け食わせてくれると思っている」とオルランド・ダ・オーラは言った。

インテルナシオナウInternacional、サンパウロFC、サントスSantosは、ニウマールを求めている。
オルランド・ダ・オーラはまたフラメンゴFlamengoとフルミネンシFluminenseの名前を出したが、望みは引き続きサンパウロSão Pauloに住む事である。

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とすると、
ナポリに移籍して、
サンパウロFCにレンタルという事か。

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ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その40。

ブラジル・サンパウロの市内中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

落書きや絵は、市内の至る所にあるのだが、
見るに耐える作品は市内中心部に多い。

中心部から南東方向に3キロほど離れたカンブシ地区とイピランガ地区の境の古い倉庫が建ち並ぶ一角の入り口にあった。

オフィス家具の店舗で、小さな建物だったのだが、ここは宝庫であった。
5個もの、真新しい絵が描かれていたのであった。
Spd20070810ee

この作者の作品も、市内各所でよく見かける。

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ブラジル・サンパウロの公園 その67 Área de Proteção Ambiental Municipal do Capivari-Monos 1 概要。  

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営公園の4番目として、州営の公園の中でももっとも面積が広いセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marを紹介した。
広大なこの公園域でセンターとして公開されている部分のうち、サンパウロ市域内にある「クルクツ・センターNúcleo Curucutu」を紹介してきた。

このクルクツ・センターは、サンパウロ市の最南端部に位置しているのだが、その公園域の北側が、サンパウロ市によって、カピヴァリ・モノス環境保護区に指定されている。

カピヴァリ・モノス環境保護区Área de Proteção Ambiental Municipal do Capivari-Monosは、公園ではないのだが、サンパウロ市環境緑地局が管轄している地区であり、「緑の地図」にも記載されている。

この地区は、自然環境だけではなく、歴史的遺産、産業的遺産、さらには人文的に重要なインヂオ集落、天文学的地質的にも貴重な地形が存在し、観光的にも今後、自然と調和したエコ・ツーリズムの発展が見込めるところである。

この機会に、このカリヴァリ・モノス環境保護区Área de Proteção Ambiental (APA) - Capivari-Monosにも、触れておきたい。

(カリヴァリ・モノス環境保護区のイラスト地図)
※クリックすると拡大する。
Spm20070828capivari_mapa_ilustrativ

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2001年6月に、サンパウロSão Paulo市はカピヴァリ・モノス環境保護区APA Capivari-Monosを、市にとっての最初の環境保護区área de proteção ambientalとして設立した。

サンパウロSão Paulo市の最南部に位置し、25万ヘクタールの面積があり、サンパウロ市の面積の約6分の1を占める。
グァラピランガGuarapiranga、ビリングスBillings、カピヴァリ・モノスCapivari-Monos水系を含む南部の水源の保護地区を含んでいる。
環境保護区は、異なったユニットを統合的に保護するために、一つの保護区としたものである。
というのは、保護区内の土地の所有権は、公共のものもあるし、個人のものもあるからである。
環境保護区の目標は次の通り:

1. 生物多様性の保護。
2. 水資源の保護と大西洋林Mata Atlânticaの再生。
3. 考古学的、文化的遺産の保護。
4. 住民の生活の質の改善。
5. 農業地域としての特性の保持。
6. 保護地域における都市化の進展の抑制。

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カピヴァリ・モノス自然保護区の位置は次の通り。

サンパウロ市の最南部。
中心部から40キロ以上離れている。

面積は、251平方キロ。
人口は、33,000(2000年)。

年間降水量は、1800ミリ。
標高は、700-900メートル。
Spd20070821e

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カピヴァリ・モノス自然保護区の、土地の用途指定図。
※クリックすると拡大する。
Spd20070821d

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カピヴァリ・モノス自然保護区の入り口までは、
だいたい道路は舗装されている。
しかし、奥にはいるとほとんどが非舗装。
それも、かなりの悪路。

観光開発はほとんどなされていない。
しかし、
一部の農場などが、観光農場化している。

カピヴァリ・モノス自然保護区は、
個人の農場(森林を含む)が多く、
私道も多い。

エコ・ツーリズムのポイントなるところは、
そういった個人の農場の敷地内に入らざるを得ない。

事前に連絡し、手配が必要である。

※エコ・ツーリズムをもっぱらにしている旅行会社があるようなので、
 そういったところにコンタクトするのが早いだろう。

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Spd20070821c
※クリックすると拡大する。

今後、カピヴァリ・モノス自然保護区内の幾つかのポイントについて、
紹介していくことにする。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その72 第21節コリンチャンス対クルゼイロ戦 観戦2。

8月25日(土)18時10分から、サンパウロのパカエンブー競技場で行われた、サッカー・ブラジル選手権第21節コリンチャンス対クルゼイロ戦を観戦に行った。

続きである

試合は、クルゼイロのキックオフで始まった。
Spd20070825fzh

MFヴァンペッタ。
90年代後半の元ブラジル代表として、60試合にも出場している。
Spd20070825fzi

FWアルシ。
現ボリビア代表である。
Spd20070825fzj

FWフィナッツィ。
Spd20070825fzk

真ん中はFWウィルソン。
右はFWフィナッツィ。
この試合は、コリンチャンスは3人もFWがいた。
Spd20070825fzl

MFリカルヂーニョ。
Spd20070825fzm

SBエヂソン。
Spd20070825fzn

MFヴァンペッタ。
Spd20070825fzo

クルゼイロのGKファビオ。
Spd20070825fzp

DFファビオ・フェヘイラ。
Spd20070825fzq

FWアルシ。
スピードはある。
しかし軽量。
Spd20070825fzr

この日のパカエンブー競技場の観客席。
※クリックすると拡大する。
Spd20070825fa

MFリカルジーニョ。
Spd20070825fzs

MFヴァンペッタ。
Spd20070825fzt

左が左SBグスタヴォ・ネリー。
元ブラジル代表。
右は、DFベトン。
Spd20070825fzu

後半は、コリンチャンスのキックオフから始まった。
Spd20070825fzv

交替でグランドを去るFWウィルソン。
Spd20070825fzw

替わりに入ったFWブルーノ・ボンフィン。
2007年の仙台杯に出場するブラジル代表U-18として招集されたが、
コリンチャンスの要求で、代表を外された。
Spd20070825fzx

クルゼイロのGKファビオ。
Spd20070825fzy

FWブルーノ・ボンフィン。
17歳。
Spd20070825fzz

DFベトン。
Spd20070825fzza

SBグスタヴォ・ネリー。
Spd20070825fzzb

コリンチャンスの大好きおばあさん。
たぶんこの帽子は新調だった。
試合をイライラしながら見ていた。
試合終了10分前には帰った。
Spd20070825fzzc

手前、後半途中から入ったFWエヴェルトン・サントス。
奥、MFリカルヂーニョ。
Spd20070825fzzd

試合終了近くになって、
バンデイランチ局の観客席レポーターが、
女性観客にインタビューを始めた。
Spd20070825fzze

手前は、FWエヴェルトン・サントス。
奥は、FWフィナッツィ。
Spd20070825fzzf

手前は、FWエヴェルトン・サントス。
奥は、FWフィナッツィ。
Spd20070825fzzg

バンデイランチ局の観客席レポーター。
とても小柄だった。
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バンデイランチ局の観客席レポーター。
Spd20070825fzzi

有料入場者数は、32,439人と発表された。
これは、28,000枚がネスレに購入されたことで、かなり水増しされている。
観客席を見る限り、ここまではなかった。
せいぜい28,000人程度ではなかっただろうか。
Spd20070825fzzj

3対0で、コリンチャンスが負けたのだが、
その点数の電光掲示板上での表示は、試合終了直後に消えてしまった。
試合終了後は、観客が引き上げる様子がずっと映し出された。
Spd20070825fzzk

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terça-feira, 28 de agosto de 2007

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その39。

ブラジル・サンパウロの市内中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

落書きや絵は、市内の至る所にあるのだが、
見るに耐える作品は市内中心部に多い。

中心部から南東方向に3キロほど離れたカンブシ地区とイピランガ地区の境の古い倉庫が建ち並ぶ一角の入り口にあった。

オフィス家具の店舗で、小さな建物だったのだが、ここは宝庫であった。
あの兄弟の作品が3つもあっただけではなかった。
Spd20070810bb

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ブラジル・サンパウロの公園 その66 Parque Estadual da Serra do Mar 7。  

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営の公園は、
市営の公園に比べて、規模が大きなものが多いので、紹介に時間がかかっている

4番目は、州営の公園の中でももっとも面積が広いセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marである。

広大なこの公園域で、センターとして公開されている部分のうち、サンパウロ市域内にある「クルクツ・センターNúcleo Curucutu」を紹介してきた。

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このクルクツ・センターだけが、セッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marで唯一サンパウロ市域内にあるセンターである。

サンパウロ市の南西にあるサン・ベルナルド・ド・カンポSao Bernardo do Campo市域内にも、
訪れる価値があるところがある。

カミーニョ・ド・マールCaminho do Mar(海の道)と言って、
サントスからサンパウロへの旧道の一部が、セッハ・ド・マール州立公園のセンターの一つになっている。
Spd20070523psmc

サンパウロ市域内ではないので、非常に簡単に紹介しておく。
詳細な紹介は、別の機会にしたい。
Spd20070425pcme

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ここは、海岸山脈に広がる大西洋林だけではなく、水路式発電所や数々の歴史的な建造物もある。
また、展望台もある。
Spd20070425pcma

Spd20070425pcmc_2
※クリックすると拡大する。

もちろん、ここも、
標高900メートルの海岸山脈の急崖の上に位置しており、
霧がほぼ毎日発生するところなので、
大西洋やサントス市を望める可能性は高くない。
Spd20070523psmb

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ここのセンターに行くには、必ず事前の予約が必要である。

事前の予約のないものは、ゲートをくぐる事は出来ない。
Spd20070425pcmd

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サンパウロ市からは、
アンシェッタAnchietaでサントス方向に向かう。

Km29の、リアショ・グランヂRiacho Grandeで、アンシェッタをおりて、
カミーニョ・ド・マールにはいる。

カミーニョ・ド・マールと、インヂオ・チビリカIndio Tibirica街道の分岐点を右にはいる。
Spd20070523psma

そのまま直進すると、ゲートに到達する。
全線平坦な舗装道路で、到達に困難さはまったくない。
Spd20070425pcmb

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サッカー・ブラジル選手権2007 その71 第21節コリンチャンス対クルゼイロ戦 観戦1。

8月25日(土)18時10分から、サンパウロのパカエンブー競技場で行われた、サッカー・ブラジル選手権第21節コリンチャンス対クルゼイロ戦を観戦に行った。

この試合は、正面スタンド席を除いては、全てネスレのお買いあげ試合。
そういう事もあって、いつもより安くチケットを仕入れる事が出来るので、
観客が早くから押しかけた。
試合開始45分前、競技場の入り口には列が出来、
車が渋滞した。
Spd20070825fb

いつもとは違って、
ネスレのロゴのある、「入り口」の横断幕が貼られていた。
Spd20070825fc

パカエンブー競技場の正面。
2008年のサッカー博物館の開館」を予告する垂れ幕がいつもより華やかさを増している。
Spd20070825fd

「ファン組織員」の入場は、厳しく身体検査をされる。
Spd20070825fe

観客席に広げる巨大な幕や、打楽器も、検査される。
Spd20070825ff

パカエンブー競技場の北側のシャルレス・ミラー広場も、
最近になく人が多かった。
Spd20070825fg
※クリックすると拡大する。

騎馬警官も闊歩する。
万一の時の、群衆の制圧には馬はとても良い。
ただ問題は、
競技場の周辺が、馬の糞だらけになる事だ。
つまり拙宅の周辺である。
Spd20070825fh

競技場に入ったのは、試合開始前30分くらい。
ガヴィオンエス・ダ・フィエウのご一行様のお席も、
この日はかなり埋まっていた。
Spd20070825fi

クルゼイロの選手のアナウンスが始まると当然罵声。
クルゼイロの監督は、ドリヴァル・ジュニオールである。
Spd20070825fj

ガヴィオンエス・ダ・フィエウのご一行様のお席。
いうまでもなく、コリンチャンスの最大のファン組織。
武闘派である。
Spd20070825fk

ちょうど「鳴り物隊」が陣取っておられるあたりである。
Spd20070825fl

いつものコリンチャンス大好きおばあさんも、
いつものように盛装で現れていた。
Spd20070825fm

Globo系のスポーツ専門局sporTVのグラウンド・レポーター。
彼は、クルゼイロの担当。
Spd20070825fn

そして、この日のコリンチャンスの担当。
Spd20070825fp

コリンチャンスの選手の入場を待つ子供達が長い列を作った。
Spd20070825fo

Globo系のFM局CBNの女性グラウンドレポーター。
このところ、試合中は、この局の放送を聞きながら、試合を観戦している。
レポートの中継の、実際の彼女の動きを見ていると、彼女はとてもテキパキとしていることがわかる。
ラヂオなので、普通は視聴者の目に触れないのだが、
観客席で聞いていると、彼女の動きが見えるのだ。
Spd20070825fq

コリンチャンスの選手で、このところ最初に入場するのはMFヴァンペッタ。
子供をぶっちぎって、さっさとグラウンドの真ん中にやってくる。
Spd20070825fr

GKフィリッピは、子供に人気だ。
Spd20070825fs

そして、グラウンドの真ん中で、観客に挨拶。
Spd20070825ft

控えの選手達と、パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督の入場。
Spd20070825fu

左が、パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督。
そして、右は、多分モラデイ。
※最近やってきた選手は、顔と名前が一致しない。
Spd20070825fv

クルゼイロの選手達が入場してきて、
クルゼイロのファン席に挨拶。
当然、競技場全体からは罵声が飛ぶ。
Spd20070825fw

コリンチャンスの選手の記念撮影。
※クリックすると拡大する。
Spd20070825fx

出戻りの、DFベトンにインタビュー。
Spd20070825fy

クルゼイロのドリヴァル・ジュニオール監督。
サンパウロ州選手権では、サン・カエターノの監督で、準優勝。
パウロ・アウツオーリ監督の辞任のあとを継いで、クルゼイロの監督になった。
Spd20070825fz

DFベトンはキャプテン。
審判団に挨拶。
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ドリヴァル・ジュニオール監督が、
パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督に挨拶。
仲は悪くないようだ。
Spd20070825fzb

国歌演奏のために、整列するコリンチャンスの選手。
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整列中のクルゼイロの選手。
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ドリヴァル・ジュニオール監督に、インタビュー。
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審判団。
女性審判が、控えである。
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この女性は、ブラジル版プレイボーイ誌脱いだ人ではない。
シルヴィア・レジーナ・ジ・オリヴェイラSilvia Regina de Oliveiraといって、
FIFA公認で、主審も勤められる。
今年になって、女性審判は、出番がとても減っている。
アナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラなどの誤審が重なったせいで、
女性審判に対する不信感が高まっている事が原因のようだ。
彼女自身も、昨年大誤審をし、世界中に報じられた。
笑いの種になった大誤審である。
Spd20070825fzg

つづく。

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ブラジル・サンパウロは「冬」2007 その7 最高気温31.9度。

ブラジル・サンパウロは、まだまだ「冬」である。

段々と、日が長くなってきてはいるが、「冬」である。
あと1ヵ月は、「冬」である。

先週木曜日から、サンパウロは晴れて気温が上がった。
週末は、暑くなったのだが、
8月26日(日)は最高気温が31.9度にまでなったそうだ。
「真夏」でも、30度に達することはあまりないのだが。
Spd20070826mj

乾燥している事もあって、
気温の割には、とても気持ちがよい一日だった。
Spd20070826mw

天気予報では、
8月27日(月)には、
南から寒冷前線がやってきて、
気温が下がるという事であったが、
薄曇りで、
最高気温はまだしても29度。

だが、16時半過ぎから気温が急に下がり始め、
19時には16度になっていた。

寒冷前線の到着が、1日遅れただけのようだ。

今週は、
これから2-3日は雨という予報がある。

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segunda-feira, 27 de agosto de 2007

サッカー:ロマリオの日々 その19 機能回復治療開始

8月27日(月)、右くるぶしの関節鏡手術を受けて3日経って、ロマリオRomárioはリオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroの西部のバッハ・ダ・チジュッカBarra da Tijucaの自宅で、機能回復のワークを始めた。

おそるおそる歩きながら、ロマリオBaixinhoは、友人と機能回復士ファビオ・マルセロFábio Marceloの協力を得て、運動をした。

「最初の週、ロマリオは2つのセッションを行う。 一つは朝から、もう一つは午後からである。 共に1時間半行う。 金曜日までは手術箇所にはさわらない。 その後彼のくるぶしに少し力を入れていく」と、機能回復士のファビオ・マルセロFábio Marceloはいった。

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早く回復して欲しい。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その71 アメリカの新監督に、パウロ・マローニ。

グスタヴォ・カルヴァーリョGustavo Carvalho社長は、日曜日の夜に、サントスSantosに4対1で敗れたあとに職を返上したマルセロ・ヴェイガMarcelo Veigaに替わり、ブラジル選手権Campeonato Brasileiroの残りの期間、アメリカAmérica-RNの指揮のために、パウロ・モローニPaulo Moroniと契約した事を発表した。

パウロ・モローニは、バハスBarras-PIの指揮をしていた。
ナタルNatalには、月曜日に現れる。
アメリカは、ブラジル選手権の最下位で、勝ち点はわずかに21点である。

パウロ・モローニは、45歳で、リオ・グランヂ・ド・スル州のサンタ・ローザSanta Rosa-RSの生まれ、ヴァスコ・ダ・ガマVasco da GamaのDFであった。
監督としてのキャリアは、グァラニーGuarani-SPのジュニアの監督から始まった。

最初のプロ・チームは、2000年の、サン・ゴンサーロSão Gonçalo-RNだった。

トウロTouroでいい試合をしたあと、メコンMecãoの指揮をした。

ABCRNの指揮をしたあと、サン・ゴンサーロSão Gonçalo-RN、フラメンゴ(ピアウイ州)Flamengo-PI、リーヴェルRiver-PI、バラウーナスBaraúnas-PI,、バハスBarras-PI、トレーゼTreze-PBの指揮をした。
またバハスBarras-PIの監督として、ブラジル選手権のセリエCSérie Cを戦っていた。

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アメリカは、もうほとんど最下位と降格は決定だろう。

パウロ・モローニとしては、セリエAのクラブの指揮をしたという実績は、将来のためになる。
少しでも、いい成績を残して、セリエAの監督として定着したいはずだ。

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ブラジルのサッカー雑誌PLACAR その20 2007年後半展望号。

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ブラジルで唯一といっても良いサッカー雑誌のPLACAR誌が、先週また別冊を発行した。

毎年この時期に発売されるもので「2007年ブラジル選手権後半戦ガイド」である。

この別冊は、
「ブラジル選手権後半戦観戦には必携ガイド」で、選手名鑑でもある。
セリエA(=1部)所属の20クラブの選手と監督の経歴などが詳しく掲載されている、資料集である。

すでに、監督も選手もいなくなったり、新たにやってきたりしているので、
発売直後にもかかわらず内容が異なっているところも多いのだが、
それはそれとして、
このガイドがあるとないとでは、楽しみが違う。

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ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その38。

ブラジル・サンパウロの市内中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

落書きや絵は、市内の至る所にあるのだが、
見るに耐える作品は市内中心部に多い。

中心部から南東方向に3キロほど離れたカンブシ地区とイピランガ地区の境の古い倉庫が建ち並ぶ一角の入り口にあった。

オフィス家具の店舗で、小さな建物だったのだが、ここは宝庫であった。
あの兄弟の作品が、3つもあったのだ。
Spd20070810d

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ブラジルでの「浅草サンバ」の報道。

ブラジルで、「浅草サンバ」の模様が、8月25日(土)および26日(日)に、テレビニュースで報じられた。
週末なので、こういったニュースを報じる事が出来る。

約50万人の観客が集まった事などを報じていた。
「20070826GN22-SambaAsakusa.wmv」をダウンロード

ブラジル人は、どういう思いで見ているのだろう。

日本人が持っているファナチックな民族性のひとつの表れだと思われるのだろうと想像する。

別の映像では、
パレードを見ている観客が中心に映し出されていた。
ほとんどの人がカメラやビデオを持っているのは、典型的日本人像と理解されている。
一緒に踊ることなく、むっつりと凝視するようにパレードを見ている男性観客の姿も、ある種異様なものと見えたかもしれない。

ブラジルでの光景とは、かなり違うことは事実である。

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domingo, 26 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その70 アメリカのマルセロ・ヴェイガ監督辞任。

8月26日(日)に、ブラジル選手権の第21節の対サントスSantos戦で、アメリカAmérica-RNがまた敗れたあとに、マルセロ・ヴェイガMarcelo Veiga監督はまだマシャドンMachadão競技場のグラウンドにいるときに監督職を返上すると明言した。
マルセロ・ヴェイガ監督が、アメリカがブラジル選手権Campeonato BrasileiroのセリエBSérie B(=第2部)に降格するのを避けるためには、チームの指揮を替える事であると明言した。

「社長に辞めたいと言う事を話する。 色々な変更を試したが、結果を出せなかった。 他の監督が変えてくれると信じている」と、マルセロ・ヴェイガMarcelo Veiga監督が明言した。

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マルセロ・ヴェイガ監督は、1964年10月7日生まれの42歳。

2006年から2007年にかけては、サンパウロ州のブラガンチーノの監督。
2007年のサンパウロ州選手権では、ブラガンチーノは4位と大健闘した。

それで、サンパウロ州選手権終了後は、ブラジル選手権のセリエBのパウリスタの監督となった。
さらに、ブラジル選手権の第8節でロリ・サンドロ監督の辞任を受けて、アメリカの監督に就任していた。

現役時代は、サントスやゴイアスで、DFであった。

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ブラジルの「プレイボーイ」誌 その2 「田舎娘」が、「線審」に勝てない。

イリス・ステファネリÍris Stefanelliの”プレイボーイ誌”"Playboy"は、線審のアナ・パウラAna Paulaのよりも、売り上げが悪い。

表紙が、田舎娘のイリスのプレイボーイ誌"Playboy"の販売は、今年の販売記録を打ち立てた線審のアナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラAna Paula Oliveiraのそれをまだ追い越していない。

この雑誌では、多くの読者が、イリス・ステファネリÍris Stefanelliの写真が何物にも代え難いという出版社の宣伝情報に失望したと言っている。

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世界中に報道されたという話題性から言っても
アナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラの方にかなり分があった。

イリスは、
8月からは、あのrede TV!局の
"TV Fama"という芸能番組のコーナー司会の受け持つ事が出来た。

でも、長持ちしないかもしれない。

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プレイボーイ誌の販売数がどうこういう事が話題になるのが、
ブラジルである。

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サッカー・南米杯2007 その4。

サッカー・南米杯の第1フェーズが、
8月21日(火)、22日(水)および23日(木)に行われた。
結果は次の通り。

※※下線のチームは勝ち抜け決定。


8月21日(火)   第1日目
試合開始       試合結果              開催都市
20h   Libertad  2 x 2  Defensor Sporting     Assunção
22h30 Zamora   1 x 2  Olmedo            Barinas

8月22日(水)   第2日目
試合開始       試合結果              開催都市
21h45  Cruzeiro  1 x 0  Goiás           Belo Horizonte
21h45  Botafogo  3 x 1  Corinthians       Rio de Janeiro
「20070822encimadahora-CSA.wmv」をダウンロード
コリンチャンスは、アウェー戦で負けた

8月23日(木)   第3日目
試合開始       試合結果              開催都市
20h15  São Paulo       1 x 1      Figueirense  São Paulo
22h45  Coronel Bolognesi  0 (4) x 1 (5) Millonarios   Tacna
「20070823JG-CSA-SaoPaulo-Figueirense.wmv」をダウンロード


第1フェーズの残りの日程は次の通り。

9月3日(火)   第1日目
試合開始       試合予定              開催都市
22h30  El Nacional   x  Carabobo          Quito


9月4日(水)   第2日目
試合開始       試合予定              開催都市
20h15  Audax Italiano  x  Colo Colo        Santiago


9月5日(木)   第3日目
試合開始       試合予定              開催都市
20h15  Estudiantes  x  Lanús           La Plata

9月6日(金)   第4日目
試合開始       試合予定              開催都市
20h15  San Lorenzo  x  Arsenal          Buenos Aires

9月12日(木)   第1日目
試合開始       試合結果              開催都市
21h45  Vasco da Gama  x  Atlético-PR    Rio de Janeiro
21h45  Corinthians     x  Botafogo      São Paulo
※コリンチャンスは、2対0以上の結果にならないと勝ち抜けは出来ない。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その69 第21節終了。

サッカー・ブラジル選手権の第21節が、
8月25日(土)および26日(日)に行われた。

結果は次の通り。

※第21節に先立ち、第8節の未消化試合が1試合が行われた。
8月23日(木)   第8節 第3日目
試合開始      試合結果           競技場
20h30  Flamengo    4 x 0  Juventude    Maracanã
「20070823JG-BA8-Flamengo-Juventude.wmv」をダウンロード

8月25日(土)   第21節 第1日目
試合開始      試合結果           競技場
18h10  Corinthians    0 x 3  Cruzeiro     Pacaembu
18h10  Fluminense    1 x 1  Grêmio      Maracanã
18h10  Internacional   1 x 0  Atlético-PR   Beira-Rio
「20070825encimadahora-BA21.wmv」をダウンロード
※コリンチャンスは満員の地元パカエンブー競技場で、惨めな大敗戦
 試合後、パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督が解任された。
※フルミネンシは、審判の明らかなミスで、勝利を逃した。
 社長は怒りまくっていた。
※インテルナシオナウは、審判の明らかなミスで、勝利を手にした。

8月26日(日)   第21節 第2日目
試合開始      試合結果           競技場
16h   Paraná       3 x 1  Juventude    Durival Brito
16h   Atlético-MG   1 x 2  Botafogo     Mineirão
16h   São Paulo     5 x 0  Náutico      Morumbi
16h   Figueirense    1 x 2  Palmeiras     Orlando Scarpelli
18h10  América-RN   1 x 4  Santos      Machadão
18h10  Sport        0 x 0  Vasco       Ilha do Retiro
18h10  Flamengo     3 x 1  Goiás       Maracanã
「20070826GN22-BA21a.wmv」をダウンロード
「20070826GN22-BA21b.wmv」をダウンロード
※ボタフォゴがアウェーで勝利。
※サンパウロFCが、地元モルンビー競技場で、ナウチコを撃破。
※パルメイラスが、アウェーで勝利。
※サントスが、当然の勝利。
 アメリカのマルセロ・ヴェイガ監督が試合後に辞任した
※フラメンゴがついに降格圏を脱した。


次節の第22節の予定は次の通り。

8月29日(水)   第22節 第1日目
試合開始      試合予定           競技場
19h30  Paraná       x  Cruzeiro      Durival Brito
19h30  Juventude    x  Goiás        Alfredo Jaconi
20h30  Botafogo     x  Flamengo      Maracanã
20h30  Figueirense    x  América-RN    Orlando Scarpelli
21h30  Palmeiras     x  São Paulo     Parque Antarctica
21h45  Internacional   x  Fluminense    Beira-Rio
21h45  Sport       x  Grêmio       Ilha do Retiro
21h45  Atlético-MG   x  Corinthians     Mineirão
※ボタフォゴ対フラメンゴの、リオ・デ・ジャネイロの”クラシコ”。
※パルメイラス対サンパウロFCの”クラシコ”。
※コリンチャンスは、アウェーで、アツレチコ・ミネイロと対戦。
 この試合は代理監督ゼ・アウグストZé Augustoが指揮する。
 新監督は決まっているだろうか。


8月30日(木)   第22節 第2日目
試合開始      試合予定           競技場
20h30  Santos    x  Atlético-PR     Vila Belmiro
20h30  Vasco    x  Náutico        São Januário
※ヴァスコ・ダ・ガマは、地元サン・ジャヌアリオでナウチコと対戦するが、
 手術をしたロマリオが出場する可能性はない。

(第21節を終了した時点での順位は次のとおり)
Spd20070826a


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sábado, 25 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その68 コリンチャンスのパウロ・セーザル・カルぺジアーニ監督解任。

ブラジル選手権Campeonato Brasileiroの第21節を戦ったあと、コリンチャンスCorinthiansは新しい監督と契約しなくてはならなくなった。

パウロ・セーザル・カルペジアーニPaulo César Carpegiani監督は、満員のパカエンブーPacaembu競技場3対0でクルゼイロCruzeiroに敗れた圧力を支える事は出来なかった。 解任された。

パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督は、試合後、ロッカールームで短い記者会見を行った。
観客席からファンが望んでいた事を認めた。
要求は簡単で、カルペジアーニCarpegiani監督の解任であった。

「放棄するような人間ではない。 しかしそうしなければならないときがある。 ファンに感謝している。 彼らノッチ場を完全に理解している。 出て行く。 話す事はない。 自分は立場を完全に理解している。 全てに責任がある。 有り難う」と、パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督は解任の要求を理解していると言った。
Spd20070825fa

そして、コリンチャンスの新しいサッカー担当副社長のアントニオ・ジブランAntoine Gibranは、パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督の解任を確認した。

パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督の替わりに名前が挙がっているのは、フィグェイレンセFigueirenseの監督のマリオ・セルジオMário Sérgioである。
Spd20070816fa

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何となく影の薄い監督であった。

最後の試合となった8月25日(ど)におこなわれたブラジル選手権の第21節の対クルゼイロ戦の前に、グラウンドに現れたパウロ・セーザル・カルペジアーニ監督には、試合前のインタビューを求めるマスコミが全く集まらなかった。
コリンチャンスの監督としては異常な事であった。

次の監督としては、現在ブラジル選手権のセリエBのポンチ・プレッタの監督をしている、ネルシーニョ・バチスタの名前も挙がっている。
Spd20070824fa

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サッカー・ブラジル選手権2007 その67 第22節 コリンチャンス対クルゼイロ戦。

8月25日(土)18時10分から、サンパウロのパカエンブー競技場で、サッカー・ブラジル選手権の第21節のコリンチャンス対クルゼイロ戦が行われる。

この試合は、一番高い正面スタンド席以外は、はじめから販売されていない。

正面スタンド席を除く2.8万枚が全て、ネスレのお買いあげとなった。
幾つかのスーパーで対象となるネスレの製品を買った人にだけ、入場券が渡された。

そういう事もあって、
この試合は大入りが予想されている。

試合開始まであと50分、
競技場周辺はかなり騒がしくなってきた。

車のクラクションが鳴り響いている。

早めに出かける事にする。

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試合は、3対0で、コリンチャンスが完敗。
いいところは全くなかった。
Spd20070825fj

(コリンチャンスの先発と控え)
Spd20070825fb
Spd20070825fc
(クルゼイロの先発と控え)
Spd20070825fd
Spd20070825fe

公式発表で、3万2千人の有料入場者は、黙って、引き上げつつある。

黒いジャージの胸のところに「静岡」と書いた、
日本の子供の一団が観戦していた。
色は黒く日焼けしていたが、小さかったようなので、小学生のように見えた。
Spd20070825fg

Spd20070825fh

Spd20070825fi

夏休みで、ブラジルに「サッカー留学」なるものでもしに来た一行が、帰国前に試合を見に来たというところだろう。
後半開始20分ぐらいで、いつの間にかいなくなっていた。

「早めに競技場を出ないと危ない」なんて脅かされていたのだろう。

暴れる元気もでないような試合だった。

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ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その37。

ブラジル・サンパウロの市内中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

落書きや絵は、市内の至る所にあるのだが、
見るに耐える作品は市内中心部に多い。

中心部から南東方向に3キロほど離れたカンブシ地区とイピランガ地区の境の古い倉庫が建ち並ぶ一角の入り口にあった。

オフィス家具の店舗で、小さな建物だったのだが、ここは宝庫であった。
あの兄弟の作品である。
Spd20070810c

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ブラジル・サンパウロの公園 その65 Parque Estadual da Serra do Mar 6。  

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営の公園は、
市営の公園に比べて、規模が大きなものが多いので、紹介に時間がかかっている

4番目は、州営の公園の中でももっとも面積が広いセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marである。

広大なこの公園域で、センターとして公開されている部分のうち、サンパウロ市域内にある「クルクツ・センターNúcleo Curucutu」を紹介している。

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このクルクツ・センターにある散策路のうち、 Trilha do Mirante

”Mirante”とは「展望台」のことで、この散策路から、大西洋を眼下に見下ろす事が出来る事になっているのだが、実際には深い霧が頻繁に発生するので、「海」を眺められるのは非常に稀であると言ってもよい。

だが、海岸山脈の頂上の、深い霧が発生するという、非常に特殊な環境において生育する植物には、他では見られないものがあるようで、「海」をみる事が出来なくても、その分植物たちに目を向ける事で、このクルクツ・センターまでやって来る価値はあるだろう。

何しろここは、世界有数の豊富な生態系を持つと言われている「大西洋林Mata Atlantica」の中心なのである。

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本当に「海」をみることができたときに、
このクルクツ・センターについては、改めて報告したい。

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ブラジル・サンパウロのパカエンブー競技場2007 その2 サッカー博物館開館の予告。

ブラジル・サンパウロの中心部に位置しているパカエンブー競技場。

このブログでは、「パカエンブー競技場」は頻繁に登場している。

なぜなら、パカエンブー競技場のすぐ側に住んでいるからだ

パカエンブー競技場の正面のファサードに、
今週から5枚の垂れ幕が下がった。
Spd20070821e

2008年に開館予定の、「サッカー博物館」の開館の予告である。
この6月くらいから、中で工事が進んでいる

※この垂れ幕が、サンパウロ市の「美観条例」に
 反するのではないかとも思えるが。
 パカエンブー競技場は、市営である。

パカエンブー競技場にあるのは、サッカー場だけではない。
一度紹介した事があるが、
また改めて紹介してみたい。

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パカエンブー競技場そのものについての過去の記事は次の通り。
(サッカーの試合や周辺での出来事などについて触れていないもの。)

パカエンブー競技場 04/09/14
サンパウロ・パカエンブー競技場 その1 05/05/01
サンパウロ・パカエンブー競技場 その2 05/05/03
サンパウロ・パカエンブー競技場 その3 05/05/04
サンパウロ・パカエンブー競技場 その4  05/05/05
サンパウロ・パカエンブー競技場 その5 パカエンブーの泉  05/05/07
サンパウロ・パカエンブー競技場 その6 ブラジルのテニスの星 05/05/07
サンパウロ・パカエンブー競技場 その7 利用証 05/05/13

ブラジル・サンパウロをGoogle Mapでみる その5 パカエンブー競技場  05/08/06

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サッカー:ニウマールの行方 その24 ニウマールは引く手あまた。

いくつものブラジルのクラブがニウマールNilmarに関心を示しているものの、ニウマールを連れ出そうと最初にパスを出したのは欧州のクラブである。

サンパウロFCとサントスSantosが、ニウマールと契約する最大の候補者といわれているが、ニウマールの代理人のオルランド・ダ・オーラOrlando da Horaは公式なオファーがあったのは欧州からの一つからだけだと明らかにした

「欧州の大クラブからが、唯一である。 とても良い。今晩か明日に返事をする」と、オルランド・ダ・オーラは言った。 関心を持っているクラブの名前は明らかにしなかった。

オルランド・ダ・オーラによると、サンパウロFCの役員との会議はまだ水曜日までは行われていない。
なぜなら、彼はまだ家族の問題を解決しなくてはならなかったからだ。

オルランド・ダ・オーラは、サンパウロFCからも、サントスからも公式のオファーは受け取っていないと保証した。
しかし、期待している。

「我々へのオファーは決まるはずである。 サンパウロFCがどれだけニウマールを欲しがっているかが証拠である。 彼らはそれを語っている。 しかし、誰からも受け取っていない」

待っている状況で、オルランド・ダ・オーラはブラジルではニウマールは好みはないと保証した。
より良い金銭的なオファーと受け入れ設備を受ける事になる。
入札は開いている。

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ニウマールに関心があると、公式非公式に言ったクラブは、
サンパウロFC、サントス、インテルナシオナウ、パルメイラス、フラメンゴ、フルミネンシである。

ただ、問題はニウマールの給与を支払えるクラブは多くないという事と、欧州のクラブとはどのクラブも競争する力がない事である。

まだ、コリンチャンスは控訴する構えであり、
この控訴審の結果を見て、
ブラジルのクラブは正式に動き始める事になるだろう。

コリンチャンスは、まだニウマールを諦めていない。

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ブラジル・サッカー:2007 その88 ウィリアンは、シャクタル・ドネツクと5年契約。

MFウィリアンWillian(元コリンチャンスex-Corinthians)は、シャクタル・ドネツクShakhtar Donetsk (UCRと5年間の契約に署名した。

ウィリアンWillianは、引っ越しのためにブラジルBrasilに戻る。
代理人のカルロス・レイチCarlos Leiteは、ウクライナUcrâniaへの旅の詳細を明らかにした。

「パリParisから先は、クラブの社長のリナト・アフメトフRinat Akhmetovがウィリアンを拾うために個人のジェット機を送ってきた。 このことは、どれだけクラブがウィリアンとの契約を望んでいるかを示したものとなった。 ウィリアンはクラブの素晴らしい設備を個人的にみる機会と、ドネツクDonetskの街を少し知る事が出来た」

カルロス・レイチの意見では、ウィリアンWillianはこの移籍に満足している。

「ウィリアンWillianは、木曜日に契約に署名できて、とても満足している。 ウィリアンがすぐに適応し、コリンチャンスCorinthiansでそうだったように、傑出した選手として出て来るために必要な設備がある」

シャクタル・ドネツクShakhtar Donetsk (UCR), には、ウィリアンはブラジル人のイルシーニョIlsinho、ジャヂソンJádson、ルイス・アドリアーノLuiz Adriano、フェルナンヂーニョFernandinho、ブランドンBrandãoと同僚となる。

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ウィリアンは、シャクタル・ドネツクは、ブラジル代表への第1歩と考えている。
1-2年で、価値を上げて、また移籍する事を夢見ている。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その66 DFベトンが、コリンチャンスのキャプテンに復帰。

8月24日(金)、コリンチャンスCorinthiansの監督パウロ・セーザル・カルペヂアーニPaulo César Carpegianiは、DFベトンBetãoがコリンチャンスのキャプテンに戻ると確認した。

フランスFrança,のソショーSochauxへの移籍が出来なかったあと、ベトンは8月25日(土)18時10分からパカエンブーPacaembu競技場で行われるブラジル選手権Campeonato Brasileiroの第21節の対クルゼイロCruzeiro戦で、正選手に復帰する。

「ベトンBetãoがキャプテンに戻るのは自然である。 選手が出場停止でクラブを出て行ったのと同じ状況である。 同様に、多くの選手が腕章をしてきた。 リカルヂーニョRicardinho、ヴァンペッタVampeta、グスタヴォ・ネリーGustavo Nery達だ」と、パウロ・セーザル・カルペヂアーニ監督は明言した。

ベトンBetãoがケガをした期間とソショーとの交渉から戻ってきたああと、コリンチャンスTimãoのキャプテンはGKフィリッピFelipeであった。

「キャプテンになる事を心配した事はない。 ただのシンボルだ。 リーダシップは、腕章とは別である。 大事な事はより軽くピアノを弾く事をみんなが助けなくてはならない」と、ベトンBetãoは言った。

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ベトンは、フランスのソショーへの移籍がほぼ合資したという事で、フランスに行った。

そこで、ソショーは実際のベトンをみて、意外と背が高くなく体重が軽いという事を知って、
契約締結を取りやめた。

ベトンは、4日間でブラジルに戻ってきた。

1.78m、74キロである。
欧州の規格で小さいという判断をされたわけだ。

しかし、このデータははじめから分かっていたはずである。
こんな事をごまかす代理人はいないはずだ。

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sexta-feira, 24 de agosto de 2007

サッカー:ロマリオの日々 その18 退院。

右くるぶしの関節鏡手術がうまく行ったあと、ロマリオRomárioは、8月24日(金)9時30分に、ボタフォゴBotafogoにある手術をした病院を退院し、バッハ・ダ・チジュッカBarra da Tijucaの自宅に戻っている。

ロマリオは、休息し、来週火曜日に治療をしにいく。

水曜日からは、ロマリオRomárioは機能回復のステージに入りたがっている。
しかし、ロマリオはまだサン・ジャヌアリオSão Januárioのクラブもしくは自宅で、ヴァスコの医師同伴のワークに入れるのかは分からない。

ロマリオRomárioの怪我は古いもので、ロマリオにとても不快感を与えていた。
ロマリオBaixinhoは2か月間活動していないので、いつグラウンドに戻れるのか心配している。

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ともかくも、退院。

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ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その36。

ブラジル・サンパウロの市内中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

落書きや絵は、市内の至る所にあるのだが、
見るに耐える作品は市内中心部に多い。

中心部から南東方向に3キロほど離れたカンブシ地区とイピランガ地区の境の古い倉庫が建ち並ぶ一角の入り口にあった。
あの兄弟の作品である。
比較的新しく描かれたもののようで、色あせておらず、汚れてもいなかった。

このようなところに、質が良いものがあるとは、思ってもみなかった。
Spd20070810a

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ブラジルの「プレイボーイ」誌 その1

ジャーナリストのモニカ・ヴェローゾMônica Velosoが、10月発売のプレイボーイ"Playboy"誌の表紙を飾る。

彼女は、すでにヌードの撮影を終えて、写真を選んだ。
そして、そのあとで、「ブラジリアBrasília」についての本を出版する。

モニカ・ヴェローゾは、上院議員のレナン・カリェイロRenan Calheiros(既婚)との間に娘がいる。
レナン・カリェイロ上院議員は、メンデス・ジュニオールMendes Júnior社のロビイストのクラウヂオ・ゴンチージョCláudio Gontijoを使って、婚外子のために賃貸料や食費を支払わせた容疑がかかっている。

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この数ヶ月、ブラジル政界を騒がせているレナン・カリェイロ上院議員の一連の疑惑の発端が、このモニカ・ヴェローゾである。

レナン・カリェイロ上院議員は、上院議長である。

その彼に関する疑惑は、まだ毎日新しい事実が出て来ている。
彼は、東北部の州のボス。
その州では、やり放題やっているわけだ。

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その疑惑を書き始めると、今までに分かっている事や報じられている事だけで、分厚い本になりそうだし、また登場人物が多くて、とてもまとめきれない。

そのモニカ・ヴェローゾ女史が、プレイボーイ誌のプレイメイトとして登場する事が、8月23日のサンパウロの一流紙の1面に掲載された。

7月発売のプレイボーイ誌は、サッカーの線審のアナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラが登場して話題になった。
物議を醸したと言ってもよい。

そして、8月発売のプレイボーイ誌では、
毎年、年始めにやっている"Big Brother 7"というレアリティショーのテレビ番組に、出演していたイリスIrisという女性が、お脱ぎになった。これも大きな話題となった。
ギャラが、50万レアル(=3000万円)とか、70万レアル(=4200万円)とかも話題になった。
※※おなじみのサブリナ・サトウSabrina Satoも、
   2003年の"Big Brother 3"で有名になって、デビューしている。
   プレイボーイ誌にも、2回登場した。
彼女自身が美しい金髪を持っていて、最後に優勝した青年としばらく付き合っていた事で、番組終了後もしばらく話題を振りまいていた。

ブラジルでは、このプレイボーイ誌の格がとても高いようで、毎月このように話題になっているのである。

日本で、プレイボーイ誌にでる女性の事など、あまり話題にもならないと思うのだが、
ブラジルでは、ある意味で、旬の、トップクラスの女性が、次々と登場している。
このような雑誌媒体が少ない事もあるが、
この雑誌に出る事がステイタスのような部分を持っているようだ。

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すでにプレイボーイ誌の発行元Abril社から公表されている、そのモニカ・ヴェローゾ女史の写真。
20070823monica03

20070823monica02

20070823monica01

※10月発売ではなくて、9月発売の間違いではないかと思われる。

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現在発売中のイリスIrisの、プレイボーイ誌の発行元Abril社から公表されている写真。
マリー・アントワネットをイメージしているんだとか。
そうですかとしか言いようがない。

個人的には、あまり好みではない。
20070818iris04

20070818iris03

20070818iris01

20070818iris02

※ブラジルでは、奇特な方が、
 雑誌掲載の全写真を、どこかにアップしている可能性がある。
 探せば雑誌を買うことなく、その写真を見る事が出来る。
 そのサイトを発見しても、このブログではリンクする事はない。

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ブラジル・サンパウロの公園 その64 Parque Estadual da Serra do Mar 5。  

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営の公園は、
市営の公園に比べて、規模が大きなものが多いので、紹介に時間がかかっている

4番目は、州営の公園の中でももっとも面積が広いセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marである。

広大なこの公園域で、センターとして公開されている部分のうち、サンパウロ市域内にある「クルクツ・センターNúcleo Curucutu」を紹介している。
Spd20070822psmzzd

--------------------------------ー
このクルクツ・センターへの全行程を紹介したので、その到達への困難さについては理解をいただけたと思う。

このクルクツ・センターにある散策路のうち、 Trilha do Miranteを、実際に歩いてみた。
”Mirante”とは「展望台」のことで、この散策路から、大西洋を眼下に見下ろす事が出来るという触れ込みになっており、このクルクツ・センターで最大の売りである。

何しろ、サンパウロ市域から「海」をみる事が出来る可能性があるのは、ここからだけだからだ。

しかし、問題は霧である。
Spd20070822psmzzc

霧が発生すると、海どころか、20メートル先も何も見えない。

海岸山脈の山頂付近つまりクルクツ・センターのあるところは、ほぼ毎日のように深い霧が発生するところである。

実は、まだ霧のない日に当たっていない。

つまり、「海」をみていない。

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サンパウロ市中心部から、車で2時間半もかかって辿り着くと、
入り口はチェーンで閉ざされている。
犬が吠えるので、警備員がやって来て、開けてくれる。
Spd20070822psme_2

指示に従い、最初の建物の手前にある駐車スペースに車をおき、その建物の中で、車の番号を控えられる。
この建物の脇に、公衆電話機がある。
ただし、ここは携帯電話は通じる。
ラジオは聞こえるが、テレビは見えないそうだ。
(パラボラでも付ければ、視聴は可能なはずだが、そういった設備はないようだ。)
Spd20070822psmzze

次に、右手一番奥の建物で、名前などを記入する。
安全管理という事もあるだろうが、
事故発生時の対応という事もあるだろう。

トイレもこの建物にある。

クルクツ・センターの管理事務所は、数軒の木造建築からなっている。
木造といっても、かなり頑丈に出来ている。
湿気が多いところなので、それに負けないように太い木材を使っている。
Spd20070823psma
※クリックすると拡大する。

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”Mirante”(=展望台)への散策路Trilha do Miranteの入り口は、東側にある。

入り口付近までは、警備員が連れて行ってくれる。

そして、口頭でルートを説明してくれる。
ルート地図などない。
更に行ってみて分かるが、途中に一切表示がない。

よって、口頭での説明を、しっかり理解して覚えておかなけらばならない。

当然、説明はポルトガル語である。

Trilha do Miranteは、全長2,260メートル(往復)。
所要時間は、約1時間(往復)。

実際に歩いた上での想定コースを示しておく。

白っぽいところは、草地である。
緑のところで、樹木が高いように見えるところは、植林された松の木である。
19世紀に、木炭を必要とした名残である。

散策路Trilha do Miranteの末端から、南に更に500メートルほどのところから、海岸山脈は海に向かって急崖となっている。
Spd20070823psmb
※クリックすると拡大する。

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(道に迷ったときのために、2-3分おきに写真を撮った。)

散策路の入り口ですでに、霧で煙っていた。
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振り返ると、入り口を示してくれた警備員ももう霧の中にとけ込みつつあった。
こんな霧でも、散策路に行っても大丈夫というのだ。
「もちろん何も見えないよ」とも言ってくれたが。
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入り口からしばらくは、松林の中の緩い登り道が続く。
霧が樹木の枝葉について水滴となり、
雨が降っているかのように、ぽたぽたと落ちてくる。
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そのうち下り道になる。
Spd20070822psmh

そして、開けたところにでてくる。
Spd20070822psmi

草地。
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そして、しばらく行くと二股にいたる。
ここは右である。
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草地を進む。
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そして、また登り。
階段がある。
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こうして踏みしめるたびに、自然を破壊しているのだと思ってはいるが、仕方がない。
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とにかく、進んでいく。
Spd20070822psmq

誰もいない道を進んでいく。
誰かでて来たら怖いななんて、いろんな事を考える。
変な動物に出くわしても怖いとも思う。
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また下り坂。
Spd20070822psmv

上り坂。
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林の中を進むしかない。
Spd20070822psmx

進む。
Spd20070822psmy

進む。
Spd20070822psmz

谷側に、柵がある。
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だが朽ちていて、頼りにはならない。
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足元はよくない。
一歩一歩気を付けて、歩く。
Spd20070822psmzc

また、下り。
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そして、展望台についに着いた。
コンクリートの柱が立っていた。
ここには、ベンチがあった。
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その柱の上部に、サンパウロ市の標識が埋め込まれていた。
Spd20070822psmzg

ただ、何も見えない事を確認しただけだった。
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やや霧の薄い方に行ってみたが、何も見えない。
潮の香りもしない。
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管理事務所で、警備員と話をする。
とても親切な人たちなのだ。
ほとんど誰も来ないので、人恋しいのだろう。

朝の8時に電話をすると、その日の状況を教えてあげるという。

それから、おいでというわけである。

だが、サンパウロ市中心部から、2時間半かかる事を考えると、
途中で天候が変わっている事は十分に考えられる。

「海」をみるために、
まだまだ、何度も通わなくてはならないようだ。

道は完全に覚えた。
途中のでこぼこ道の運転にも随分慣れてきた。、
運転していても、その先の道の状態もイメージできるようになってきた。

そういうことで、到着までの所要時間は多少短くなってきた。

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とにかく、
晴天の日が多く、比較的乾燥している冬期のうちに、「海」をみたい。

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ちなみに、まともな方法で山を下りると、「海」をみる事は、もっと手軽に出来る。
1時間半くらいで、一番近い海岸には着く。

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quinta-feira, 23 de agosto de 2007

サッカー:ロマリオの日々 その17 手術。

ヴァスコ・ダ・ガマの副社長で医師のペドロ・ヴァレンチPedro Valenteが、ロマリオRomárioの右くるぶしの関節鏡視下手術では異常はなかったと発表した。
ロマリオは、8月23日(木)の午後、リオ・デ・ジャネイロ南部のボタフォゴBotafogoにある病院で手術を受けた。

医師のペドロ・ヴァレンチによると、手術は、サンパウロSão Pauloの足とくるぶしの専門医師カイオ・ネリCaio Neriによって行われた。
40分かかった。
この医師は、ロマリオによって選ばれた。
手術は今週末とみられていたが、2ヵ月試合をしていないロマリオは早くするように要求した。

ペドロ・ヴァレンチは、またロマリオの怪我は古いもので、ロマリオRomárioにひどい痛みを与えていたと発表した。

ロマリオは、プレイに復帰できるか心配しているという。
ロマリオは、4-5日は松葉杖を使う。
10日間で、機能回復トレーニングをおこない、そのあとで筋肉トレーニングを始める。
それからまもなくボールを使ったトレーニングを始める事になると、ペドロ・ヴァレンチは保証した。
ロマリオRomárioは、手術をした病院で眠り、金曜日に退院する。

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ロマリオ自身が、先週末に手術の可能性について語っていた。

ロマリオの復帰は、9月末か、もしくは10月になりそうだ。

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ブラジル・サンパウロの「100万ヒット」。

2007年8月23日12時43分に、このブログ「ブラジル・サンパウロから世界へ、そして渋谷」が、ブログを初めて間もなく設置したカウンター上で、「10000000」の数字を示した。
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3年と2ヵ月余で、100万を超えた。

これは、何よりも自分の継続的な努力の累積の賜物である事は言うまでもない。
記事数は、とうに5000を超えている。

記事数が5000を超えている事、そして何よりも写真が多い事もあってか、、
検索サイトからのヒットも多く、
これらの力もあって、100万ヒットに到達したともいえる。
最近は、日本のみならず、ブラジルの検索サイトからのヒットも増加しつつある。

前に書いた事があったが、
初期の頃に「非常に不愉快な場違いなコメント」があり、
当初に考えていた方針を完全に放棄する事となった。
無念であった。

また、コメントやアクセス傾向から、
期待に添えるような内容の記事を充実させるように、多少は配慮している。

しかし、
何よりもブラジル・サンパウロで起きている事が、
世界のどんな都市でも、国でも起きている事であることで、
決して特殊なことではないことと、
ブラジルやサンパウロについて、日本でわずかに報じられている事が、
全て事実ではない事を知ってもらいたくて、このブログを続けている。

ブラジル・サンパウロに限らず、世界中どこででも、
そこに人間がいる限り、何か起きている。
それを、その人固有のものとしてとらえず、
国や人種というフィルターを通してみてしまいがちである。
もしくは、予断や偏見で解釈をしてしまいがちである。
情報が少ない国については、どうしてもそうなってしまう。

その情報でさえ、往々にして米国や欧州経由であり、
そこですでに加工されてしまっている事を忘れてしまう。

このインターネットの時代においては、
こういったブログを通じて、
そういったフィルターを少し外す事が可能になる。

もちろん、書き手のフィルターは、表現媒体として、これは致し方ない。
その書き手のフィルターを通した記事の解釈を少しでも自由にしてもらうために、
画像や映像があると思っている。

このブログの内容については、
違った方向へ持っていこうといつも思案している。
ただ、なかなか具体化することができていない。

別のサイトで具体化していく事も必要かとも思っている。
そういうときは、静かに始めていくはずである。

100万ヒットに何よりも貢献してくれたのは、
継続して検索サイトからのアクセスが多い
「サブリナ・サトウ」であり、「カカ」である。
1日あたり最大のヒット数を記録したときに、
貢献してくれたのは「ダニエラ・シカレリ」だった。
こういう方々に会う事があれば、お礼を言いたいと思っている。

100万ヒットは、一つの道標と理解している。
次の道標は、まだ何にするか決めていない。

毎日のようにアクセスしていただける方にも、
偶然に辿り着いた方にも、
その1ヒット1ヒットに感謝している。


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サッカー・ブラジル代表 米国戦 その3 招集メンバー発表。

8月22日にアルジェリアArgélia,代表を2対0で破った翌日の8月23日に、フランスのモンペリエMontpellierにおいて、ブラジル代表監督ドゥンガDungaは、9月9日と12日に米国のシカゴChicagoとボストンBostonで行われる米国EUA とメキシコMéxicoとの親善試合に招集するブラジル代表seleção brasileira選手22人を発表した。

米国Estados Unidos戦は、9月9日にシカゴChicagoで行われる。
メキシコMéxico戦は、9月12日にボストンBostonで行われる。

22人の招集選手は次の通り。

GK:ドーニDoni (Roma-ITA)
   ジュリオ・セーザルJulio Cesar(Internazionale-ITA)
SB:マイコンMaicon(Internazionale-ITA)
   ダニエウ・アウヴェスDaniel Alves(Sevilla-ESP)
   クレーベルKleber(Santos)
   ジウベルトGilberto(Hertha Berlin-ALE)
DF:アレックス・シウヴァAlex Silva(São Paulo)
   ルーシオLúcio(Bayern de Munique)
   フアンJuan(Roma-ITA)
   アレックスAlex(Chelsea-ING)
MF:ジウヴェルト・シウヴァGilberto Silva (Arsenal-ING),
   ミネイロMineiro(Hertha Berlin-ALE)
   ジョズエJosué(Wolfsburg-ALE)
   フェルナンドFernando(Bordeaux-FRA)
   ララーノElano(Manchester City-ING)
   カカKaká(Milan-ITA),
   ジュリオ・バチスタJulio Baptista(Real Madrid-ESP)
   ヂエゴDiego(Werder Bremen-ALE)
FW:ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho(Barcelona-ESP)
   ロビーニョRobinho(Real Madrid-ESP),
   ヴァグネル・ロヴィVagner Love(CSKA-RUS)
   アフォンソAfonso(Heerenveen-HOL)
「20070823sporTVnews-Selecao-Covocacao-Jogadores.wmv」をダウンロード

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ケガによる選手の問題はなく、大きな驚きは、FWアフォンソAfonsoの復帰である。

ドゥンガ代表監督によると、アフォンソAfonsoは7月の米州杯Copa Américaではプレイする機会が多くなかったので、もっと彼を観察したいという。

アルジェリアArgélia戦の試合に招集された選手との関係では、5人の変更があった。
DFチアゴ・シウヴァThiago Silva、ミランダMiranda、ナウドNaldo、MFルーカスLucas、FWラファエル・ソビスRafael Sóbisが外れ、DFフアンJuan、ルーシオLucio、アレックスAlex、ボランチのジウベルト・シウヴァGilberto SilvaとFWアフォンソが入った。
DFのフアンとルーシオは、元々の招集メンバーに入っていたが、ケガのために途中で離脱していた

ブラジル国内のクラブに所属するのは、クレーベルとアレックス・シウヴァの2名のみ。

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サッカー・南米杯2007 その3 コリンチャンス敗れる。

8月22日(水)21時45分から、リオ・デ・ジャネイロのマラカナ競技場で行われた、南米杯のボタフォゴ対コリンチャンス戦の第1戦は、3対1でボタフォゴが勝利した。

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(ボタフォゴの先発と控え)
Spd20070822c
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(コリンチャンスの先発と控え)
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「20070822sporTVnews-CSA-Botafgo-Corinthians.wmv」をダウンロード

試合終了前に、
コリンチャンスはFWブルーノ・ボンフィンがゴールを決めて、1点を返した。
ブルーノ・ボンフィンことデンチーニョは仙台杯に召集されているブラジル代表U-18の一人。
「20070822Futebol-CSA-Botafogo-Corinthians-BrunoBonfin-Gol.wmv」をダウンロード


次戦は、9月12日(水)に、サンパウロで行われる。

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quarta-feira, 22 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル代表 米国戦 その2 招集メンバー発表は、8月23日。

フランスFrançaのモンペリエMontpellierでアルジェリアArgéliaに2対0で勝利したあと、ドゥンガDunga代表監督はこの木曜日(8月23日)に、9月9日と12日に米国Estados Unidosで行われる、米国Estados Unidos戦とメキシコMéxico戦のブラジル代表選手を発表する。

この試合が、2010年のワールドカップの南米予選のブラジル代表の最初の試合になる10月14日の対コロンビアColômbia戦の前の最後の親善試合となる。

ドゥンガ代表監督はアルジェリアArgélia戦との親善試合に出場したメンバーをベースにするに違いない。

しかし、ケガのために離脱した選手達(DFフアンJuan、DFルーシオLúcio、左SBジウベルトGilberto)も呼ぶだろう。

「ブラジル代表はいつも全ての選手に扉を開いている。 メンバーであってもなくてもやる気を失わない限り。 すでにベースはある。 しかし、ブラジル代表の扉は新しい選手に開いている」と、ドゥンガDunga.代表監督は言った。

現在のグループでは、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho27歳とカカKaká25歳が、もっとも経験のあるメンバーとなっている。
彼らは、それぞれ81試合と51試合ブラジル代表のユニフォームを着ている。

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何よりも、ドゥンガが代表監督らしくなった。

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その10 ブラジル勝利。

8月22日(水)13時30分(*ブラジリア時間)から、フランスのモンペリエで、ブラジル代表対アルジェリア代表の親善試合が行われた。

ブラジル国歌演奏。
「20070822Futebol-Selecao-Amistoso-Algeria-HIno.wmv」をダウンロード

(ブラジルの先発)
Spd20070822a

(アルジェリアの先発)
Spd20070822b

ブラジルが、2対0で勝利した。

後半16分にマイコンが、後半35分にロナウヂーニョ・ガウーショがゴールを決めた。
「20070822encimadahora-Selecao-Amistoso-Algeria.wmv」をダウンロード

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ブラジル・サンパウロの公園 その63 Parque Estadual da Serra do Mar 4。  

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営の公園は、
市営の公園に比べて、規模が大きなものが多いので、紹介に時間がかかっている

4番目はセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marである。

広大なこの公園域で、次の8箇所が、センターとして公開されている部分である。

① カラグアタツゥーバ・センターNúcleo Caraguatatuba
② クーニャ・インダイアー・センターNúcleo Cunha/Indaiá
③ クルクツ・センターNúcleo Curucutu
④ ペドロ・ヂ・トレド・センターNúcleo Pedro de Toledo
⑤ ピシングアーバ・センターNúcleo Picinguaba
⑥ ピロンエス・センターNúcleo Pilões
⑦ サン・セバスチアン・センターNúcleo São Sebastião
⑧ サンタ・ヴィルジーニア・センターNúcleo Santa Virgínia

この8箇所のうち、
クルクツ・センターの一部が、サンパウロ市域にある。

このクルクツ・センターへの全行程を紹介し、その到達への困難さについては理解をいただけたと思う。
到達を困難にして、多くの人が訪れことなく、自然を破壊しないようにしているのだとしか思えない。

観光開発として、道路を整備し、表示を整える事によって、多くの人が訪れると、それはすなわち貴重な生態系を壊してしまう事に他ならないからである。

今の状況が、自然環境を保持可能なレベルとみているのだろう。

訪問者は、平日では1人もいない事が多く、休日でも数十名。
それも、学生が多いという。

訪れる人が少ないだけに、
クルクツセンターで働いている人は、訪問者に対してとても親切である。

クルクツ・センターで入手したパンフレットの一部である。
Spd20070821a

こういった資料を、ここまで行かないと入手できないところがとてもつらいところである。
※クリックすると拡大する。
Spd20070821b

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このクルクツ・センターには、次の8つの散策路がある。
(すべてが、現在一般向けに開放されているわけでもないようだ。)
※現地調査の結果、現在は2ルートのみ開放されている。

Trilha do Mirante
Trilha do Pocinho
Trilha Represa da Ilha
Trilha do Forno de Carvão
Trilha do Avião
Trilha do Rio Mambu
Trilha do Rio Embu Guaçu
Represa Santa Margarida

クルクツ・センターには宿泊施設があるが、
宿泊できるのは研究者だけとなっている。

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クルクツ・センターは、
大西洋岸を走る海岸山脈の縁にあり、
海からの湿った空気が山麓から上昇し、
標高900メートルのこの山頂付近で冷やされる事により、
霧が非常に発生し易いところである。

サンパウロからサントスに行くときも、またパラナピアカーバでも、同じ事であるが、
朝夕は霧がでやすく、また夏場は午後は必ずといっても良いくらい雷雨に襲われるところである。

訪問にあたっては、
天候に十分注意していくべきで、
途中で天候が急変した場合は、到達を断念するべきである。

また、17時までは開園しているといっても、
帰路を考えるときに、現実的には明るいうちに舗装道路にでるべきである。
山の夕暮れ早いので、16時頃までには、クルクツ・センターを離れる事を考えておかなければならない。

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サンパウロ中心部から、クルクツ・センターまでの距離60余キロ。
19キロから30キロ付近までは、ファヴェーラ(=貧民窟)も広がる地域であるが、
その先はむしろ農村地帯。

さらに、エンブラより先は、山村地域で、人口は希薄なところである。
ここに住んでいる人たちは、非常に警戒心が強いようである。

何かあっても、警察が当てに出来るような環境にはないからである。
(サンパウロ市街地でも、別の意味で、当てには出来ないが。)

この地区に入り込む者が、何者なのかを、気にしている。

警戒心を解くためにも、すれ違うときには、徐行し、きちんと挨拶をする事が望ましい。
行き先や道などを聞くと、親切に教えてくれる。

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経路として、
ポンチ・アルタ街道経由を紹介したが、もう一つポンチ・セッカ街道というルートをとる方法もある。
このポンチ・セッカ街道の途中に、200ヘクタールもの広さを持つ農場を営む日系人が住んでいる。
日本語を話せる人がいる。
万が一の時には、助けになってくれるはずである。

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terça-feira, 21 de agosto de 2007

ブラジル・サッカー:2007 その87 コリンチャンスのエドゥアルド・ラチーニョは、ロシアのCSKAにレンタル。

多くの予想があったあと、右SBエドゥアルド・ラチーニョEduardo Ratinhoは最終的にコリンチャンスを去る。
この火曜日(8月21日)、エドゥアルド・ラチーニョはロシアRússiaのCSKAに、このシーズンの終わりまでレンタルされた。
12月に、交渉される条件が付いている。

「金額は明らかにする事は好まない。 エドゥアルド・ラチーニョは今日同僚にお別れをし、リオ・デ・ジャネイロに郁子とはない」と、代理人のアンドレ・カンポイAndré Campoiは明言した。

予想では、コリンチャンスCorinthiansはこの移籍で約1百万ユーロを受け取る。 エドゥアルド・ラチーニョは、身体検査と契約に署名するために、この木曜日か金曜日に欧州Europaへ向かう。

この何ヶ月か、エドゥアルド・ラチーニョの売却の話が出ていた。
休職中のネジ・クリNesi Curi副社長はエドゥアルド・ラチーニョがでると発表までしていた。
しかし、イスラエル人のピニ・ザハヴィPini Zahaviとの交渉は妥結しなかった。
パリ・サン・ジェルマンParis Saint-Germainもまた関心を示していた。

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この7月に行われたカナダでの国際大会に出場したブラジル代表U-20でもあったエドゥアルド・ラチーニョ。

3年前から、すでにコリンチャンスの正選手として出場した事もあった。
しかし、2006年にケガをして、半年近く回復にかかった。

最近は、伸び悩み。
攻撃は出来るが、守りのマークが甘い。
よく抜かれる。

今年になって、出場機会はそれほど多くなかった。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その65 アツレチコ・パラナエンセの新監督に、ネイ・フランコ。

アツレチコ・パラナエンセは、8月21日(火)の朝、ネイ・フランコNey Franco監督との契約に合意した。

アントニオ・ロペスAntônio Lopesと技術委員会の一部が解任されたあと、ネイ・フランコ監督は、月曜日の夜クリチーバCuritibaに到着していた。
ネイ・フランコNey Franco監督は、火曜日の午後のトレーニングの時に、紹介されるに違いない。

ネイ・フランコ監督は、1年2ヵ月に渡るフラメンゴFlamengoを指揮してのよい戦いぶりによって、アツレチコ・パラナエンセに信任されている。

この期間に、ネイ・フランコ監督は、2006年のブラジル杯Copa do Brasil、2007年のグァナバラ杯Taça Guanabaraとリオ・デ・ジャネイロ州選手権Campeonato Cariocaを制した。
33勝18分け23敗であった。
ネイ・フランコ監督は、リベルタドーレス杯のベスト16で敗退したあとに、その采配が問題視されていた。

火曜日の午後、ネイ・フランコ監督は、土曜日のブラジル選手権の第21節の対インテルナシオナウInternacional戦を考えた最初のトレーニングを指揮する。

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ネイ・フランコ監督は、これで完全にセリエAクラスの監督となった。

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その9 ロナウヂーニョ・ガウーショは控え。

8月22日(水)にフランスFrançaのモンペリエMontpellierで行われるアルジェリアArgéliaとの親善試合で、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoはブラジル代表seleção brasileiraの控えに座る。

ドゥンガDunga代表監督は、ロナウヂーニョ・ガウーショは身体が出来ていないと思っている。
ロナウヂーニョ・ガウーショは、バルセロナBarcelonaで親善試合ではプレイしたが、プレシーズンで1週間しかトレーニングをしていないので、身体が出来ていないで現れた。

ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoの他に、カカKakáもまた正選手ではない。
2人は、8月21日(火)は、控えでトレーニングをした。
ドゥンガ代表監督は、まだ選手を決めていない。
7月julhoに米州杯Copa Américaを制した選手達が、正選手になるに違いない。

おそらくチームは次のようになる。
GK:Doni,
DF:Maicon, Alex Silva, Naldo, Kleber;
MF:Josué, Mineiro, Elano, Júlio Baptista;
FW:Robinho, Vágner Love.

「我々と米州杯Copa Américaを制した選手達だ」と、ドゥンガDunga代表監督は言った。

カカKakáとロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoのいない中盤は、米州杯Copa Américaの傾向として守りになる。
エラーノElanoとジュリオ・バチスタJúlio Baptistaの攻撃への責任が大きい。

これとは別に、35分に渡ってドゥンガDunga代表監督が指揮したトレーニングでは、控えが3対0で勝利した。
ラファエル・ソビスRafael Sóbis、ミランダMirandaチアゴ・シウヴァThiago Silvaがゴールを決めた。
「20070821JG-Selecao.wmv」をダウンロード

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米州杯のブラジル代表への選出を辞退したカカとロナウヂーニョ・ガウーショへの、
ドゥンガ代表監督の「怒り」はまだ全く収まっていないようだ。

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サッカー:ニウマールの行方 その23 ニウマールがコリンチャンスから自由と、裁判所が決定。

FWニウマールNilmarの権利は、もうコリンチャンス Corinthiansにはない。

8月17日(金)、裁判所はコリンチャンスとニウマールの契約を取り消すようにという要求を尊重した。
しかし、この決定は8月20日(月)に公開された。
コリンチャンスTimãoは、控訴までに8日間の猶予がある。

「ニウマールNilmarが12月末までコリンチャンスCorinthiansに残留するという仮決定はもう無い。 今からは、ニウマールは望む者とは誰とでも交渉できる」と、ニウマールの弁護士のアンドレ・リベイロAndré Ribeiroは説明した。

最近は、ニウマールNilmarを見いだしたインテルナシオナウInternacionalは、ニウマールの復帰に関心を示していた。

今は、もう道は自由である。 アレシャンドレ・パトAlexandre PatoをミランMilan (ITA),にとられたインテルナシオナウが交渉をしても驚く事はない。
フラメンゴFlamengo、サントスSantos、サンパウロFCもまた以前にニウマールNilmarに関心を示していた。

ニウマールNilmarは、コリンチャンスTimãoとの契約によって、治療のためにパルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeに来てトレーニングをしている。

ニウマールは、サンパウロ州選手権Campeonato Paulistaの対パルメイラスPalmeiras戦でケガをして、左膝の靱帯の再建手術を受けて以来、今年の3月からプレイをしていない。

しかし、裁判所から、ブラジルサッカー協会CBFは今週中にもニウマールがコリンチャンスを去る事を知らされるだろう。

「ブラジルサッカー協会CBFが通知を受けた日に、ニウマールはもう来ない」と、弁護士のアンドレ・リベイロは言った。

控訴がしっぱし、ニウマールを失ったとしても、コリンチャンスはまだ8百万ユーロをリヨンLyon (FRA). に支払わなくてはならない。

MFウィリアンWillianをウクライナのシャクタル・ドネツクShakthar Donetskに売った1900万米ドルの一部が、この支払いに使われるだろう。

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当然といえば、当然の決定がついにでた。

ニウマールの行き先が気になる。
先週から、やっと手術後のトレーニングを始めたところである。

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その8 ブラジル代表、モンペリエ到着。

ブラジル代表seleção brasileira一行は、この水曜日にアルジェリアArgélia代表との親善試合を行うフランスFrançaのモンペリエMontpellierに到着した。

サンパウロFCのアレックス・シウヴァAlex SilvaとミランダMiranda、サントスSantosのクレーベルKleber、フルミネンシFluminenseのチアゴ・シウヴァThiago Silvaは、ドゥンガDunga代表監督と監督補佐のジョルジーニョJorginhoと一緒に移動した。

パリParisでは、ジョズエJosué、ヂエゴDiego、ナウドNaldo、ミネイロMineiro、ヴァグネル・ロヴィVágner Loveが合流した。
モンペリエMontpellierには、すでにジュリオ・セーザルJulio Cesar、ロビーニョRobinho、ジュリオ・バチスタJulio Baptista,、カカKaká、ロナウヂーニョ・ガウーショ、マイコンMaiconが到着していた。

アルジェリアArgélia戦の前にドゥンガDunga代表監督が指揮する唯一の活動は、火曜日にモンペリエMontpellierのラ・モソンla Mosson競技場で行われる

アルジェリアArgéliaとの親善試合は、8月22日(水)13時30分(*ブラジリアBrasília時間)から行われる。

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招集選手が3人もケガで変更となったために、
ブラジルのクラブに所属する選手が4人になった。

その4人も、いつまでブラジルにいるのか。

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segunda-feira, 20 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その64 パラナのジウソン・クレイナ監督が辞任。

パラナParanáのジウソン・クレイナGílson Kleina監督が、8月20日(月)の夜に辞任を申し出た。

パナラの社長のジョゼ・カルロス・ヂ・ミランダJosé Carlos de Mirandaと話をしたあと、ジウソン・クレイナ監督は、監督職を去る事を発表した。

ロリ・サンドリLori Sandriが、すでにジョゼ・カルロス・ヂ・ミランダと話をしていて、火曜日の朝には新監督として紹介される。

ジウソン・クレイナ監督は、パラナを8試合指揮して、わずかに1勝で、2分け5敗であった。
唯一の勝利は、パラナの監督としてデビューした7月22日の対パルメイラスPalmeiras戦で1対0であった。
ジウソン・クレイナ監督にとって、2度目のパラナの監督であった。
最初は、2004年であった。

交渉に合意するには幾つかの詳細が決まっていないにもかかわらず、ジョゼ・カルロス・ヂ・ミランダ社長は新監督として、ロリ・サンドリの名前を挙げている。

ロリ・サンドリLori Sandriは、2005年のブラジル選手権Campeonato Brasileiroの前半に、パラナParanáで働いた。
この年、パラナは7位でブラジル選手権を終了した。

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2007年のブラジル選手権も折り返しをすぎて、
それぞれのチームの状況に応じて、目標を定めなおし、
その目標にあった監督に取り替え始めた。.

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サッカー・ブラジル選手権2007 その63 ジュヴェンチューヂの監督に、ベト・アルメイダが就任。

ジュヴェンチューヂJuventudeは、8月20日(月)に、公式にベト・アルメイダBeto Almeidaがブラジル選手権Campeonato Brasileiroにおけるジュヴェンチューヂの指揮をとると発表した。

ベト・アルメイダは、土曜日の夜に職を受けるように招かれており、同意していた。
まだ、技術委員会をどうするかなどの問題が残っている。

ベト・アルメイダは、ベント・ゴンサウヴェスBento GonçalvesのエスポルチーヴォEsportivoを指揮し、セリエCでよい戦いをしていた。
ベント・アルメイダBeto Almeidaは、カシアス・ド・スルのチームが機器にある事を認めている。
ジュヴェンチュウーヂは、ブラジル選手権で降格圏内に入っている。
内部でも、社長のクラウヂオ・ドゥアルチCláudio Duarteが辞任を願うなど不安定になっている。

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セリエCのクラブの監督が、セリエAの監督になるとは。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その62 アツレチコ・パラナエンセのアントニオ・ロペス監督解任。

アントニオ・ロペスAntonio Lopesと、息子で、監督補佐のジュニオール・ロペスJunior Lopesは、もうアツレチコ・パラナエンセに関係しない。
アツレチコ・パラナエンセのサイトでは、社長が働きに感謝し、今後のプロとしての幸運を祈っている。
(参考画像)
Spd20070715fa

8月17日(土)に、地元アレーナ・・ダ・バイシャーダArena da Baixada競技場で、フィグェイレンセFigueirenseと引き分けた事で、アツレチコ・パラナエンセFuracãoのファンがアントニオ・ロペス監督が出て行く事を心から願っていた。

アントニオ・ロペス監督にとっての3度目のアツレチコ・パラナエンセであったが、16試合を指揮して、3勝7分け6敗であった。

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アントニオ・ロペス監督は、2005年には、コリンチャンスの監督として、ブラジル選手権で優勝している。
昨年2006年から、どのクラブでもよい成績を残せていない。

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ブラジル・サンパウロの広告 看板規制6 「美容サロン・BANZAI」。

ブラジル・サンパウロは、2007年の1月から、「美観条例」が施行されている。

第1弾は、屋外の広告板の規制である。
これは、全面的に規制されて、ビルの壁面や道路沿いの看板がほぼ一掃された。

そして、第2弾は、店舗の看板の規制である。
これは、看板のサイズを規定内におさめなくてはならなくなり、多くの店舗が看板を取り替えている。

この看板だが、
サンパウロでは、市内中心部にある店舗は、看板業者に依頼した、きちんとした看板を掲げていた。

だが、貧富の差の大きなブラジルの事で、中心部から離れるにつれて、
看板などにお金をかけていない店が徐々に増えていく。

どうなるかというと、
建物の壁に直接に、ペンキで「看板」を描くのである。

どう見ても素人が書いたものとしか思えないような文字や絵が描かれていた。
きちんとしたら、メーカーのロゴを入れると、そのメーカーからの助成金があったりして、見栄えのよい看板が出来るのだろうが、怪しい店にそんな事をするメーカーはない。
メーカーのロゴすらも、壁に描くので、ロゴ・マークが歪んで描かれているのが普通であった。

サンパウロ市の東部ヴィラ・フォルモーザ地区。
南米最大ともいわれている150万柱が眠るフォルモーザ墓地がある事で知られている。
中心部からは17キロ離れている。
このあたりでも、日系人は少なくはない地区である。

ここに、「Salao de Beleza(=美容サロン)・BANZAI」というのがある。
Spd20060828a
(2006年8月時点)

その前を通り過ぎるときには、いつも閉まっていた。
いつも閉まっているし、
外観から判断するに、もう営業を止めているのではないかと思っていた。
Spd20060828b

この店の看板も、サンパウロ市の美観条例からみると違反である。
間口が狭いので、看板は1箇所しか掲げられない。
店の入り口の上くらいしか、それに見合うところはない。

先日、この店の前を通りかかった。
外観が変わっていた。

更に、強力になっていた。
営業を続けているようだ。
一応、上部にあった看板をはずしたことで、条例に従ったわけである。

Spd20070730ca

だが、こんな店には入りたくないというのは、自分だけではないと思うが。

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「美観条例」に関する記事は次の通り。

ブラジル・サンパウロの巨大広告 その4 条例。 06/09/27
ブラジル・サンパウロの巨大広告 その5 目を奪われる広告。 06/10/31
ブラジル・サンパウロの巨大広告 その6 競い合う2人。 06/11/13
ブラジル・サンパウロの"BRAVIA" 06/12/10
ブラジル・サンパウロの「巨大広告」 その7 プレイボーイ12月号。 06/12/22
ブラジル・サンパウロの「巨大広告」 その8 屋外広告規制条例実施。 07/01/04
ブラジル・サンパウロの「巨大広告」 その9 景観汚染。 07/02/26

ブラジル・サンパウロの広告 看板規制。 07/05/30
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制2。 07/06/02
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制3 カタカナだけが消えた。 07/06/05
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制4 照屋一族の対応。 07/07/06
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制5 サンパウロ市外。 07/07/08
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制6 「美容サロン・BANZAI」。 07/08/20

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サッカー:ロマリオの日々 その16 引退について語る。

ロマリオRomárioが、8月18日(土)に行われた自身の銅像の除幕式において、引退についてもう一度語った。

ロマリオは、ヴァスコ・ダ・ガマでまだ何試合がプレイしたいと明らかにした。
しかし、最初に、まだ痛みを感じている右足のくるぶしの治療をしなくてはならない。

「ヴァスコ・ダ・ガマに感謝し、敬意を込めて、止める前にまだ何試合かしたいと望んでいる。 自分の息子と両親にとって、自分はまだ2年はプレイを続けるようだ。 しかし、手術をしなくてはならない」

手術をする可能性があるが、ロマリオはまだ年末までプレイしたい。
ロマリオRomárioは、自分の息子のロマリーニョがロマリオRomarinhoがいつもグラウンドにいるようにと頼んだといった。

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くるぶしの怪我は回復していない。
痛みが、頭にまで響くそうである。

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domingo, 19 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その61 第20節終了。

サッカー・ブラジル選手権の後半が始まった。
第20節が、8月18日(土)および19日(日)に行われた。

結果は次の通り。

第20節に先立って行われた、
第7節と第11節の未消化試合の結果は次の通り。

8月15日(水)   第7節第3日目
試合開始       試合結果             競技場             
20h30  Botafogo    2 x 3  Corinthians     Maracanã
アウェーにもかかわらず勝利したコリンチャンス

8月16日(木)   第11節第3日目
試合開始       試合結果             競技場             
20h30  Fluminense  0 x 1  Flamengo       Maracanã
「20070816JG-BA11-Fluminese-Flamengo.wmv」をダウンロード
※リオ・デ・ジャネイロのクラシコで、フラメンゴが勝利。


8月18日(土)   第20節 第1日目
試合開始       試合結果             競技場             
18h10  Atlético-PR  1 x 1  Figueirense     Kyocera Arena
18h10  Santos     2 x 0 Sport         Vila Belmiro
18h10  Grêmio     2 x 0  Paraná        Olímpico
「20070818GN22-BA20.wmv」をダウンロード

8月19日(日)   第20節 第2日目
試合開始       試合結果             競技場             
16h   Palmeiras    2 x 1   Flamengo     Palestra Itália
16h   Náutico     0 x 1   Atlético-MG   Aflitos
16h   Juventude   2 x 2   Corinthians   Alfredo Jaconi
16h   Vasco      2 x 0   América-RN   São Januário
18h10 Cruzeiro    4 x 2   Fluminense    Mineirão
18h10 Goiás      0 x 0   São Paulo     Serra Dourada
18h10 Botafogo    1 x 1   Internacional   Maracanã
「20070819GN22-BA20a.wmv」をダウンロード
「20070819GN22-BA20b.wmv」をダウンロード
「20070819GN22-BA20c.wmv」をダウンロード
※このところ地元で負け続けていたパルメイラスが、勝利。
※コリンチャンスは、2度にわたって先行しながら、結局引き分け。
※ヴァスコ・ダ・ガマは、地元では強い。
 もちろん、ロマリオは出場していない。


次節の第21節の予定は次の通り。
※第21節に先立ち、第8節の未消化試合が1試合が行われる。

8月23日(日)   第8節 第3日目
試合開始       試合予定             競技場             
20h30  Flamengo    x    Juventude      Maracanã

8月25日(土)   第21節 第1日目
試合開始       試合予定             競技場             
18h10  Corinthians   x  Cruzeiro       Pacaembu
18h10  Fluminense    x  Grêmio        Maracanã
18h10  Internacional   x  Atlético-PR     Beira-Rio
※コリンチャンスは地元パカエンブー競技場にクルゼイロを迎える。

8月26日(日)   第21節 第2日目
試合開始       試合予定             競技場             
16h   Paraná      x   Juventude      Durival Brito
16h   Atlético-MG  x   Botafogo       Mineirão
16h   São Paulo    x   Náutico        Morumbi
16h   Figueirense   x   Palmeiras       Orlando Scarpelli
18h10  América-RN   x   Santos        Machadão
18h10  Sport       x   Vasco         Ilha do Retiro
18h10  Flamengo    x   Goiás         Maracanã


(第20節を終了した時点での順位)
Spd20070819a

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その7 左SBジウベルトも代表離脱。

左足の打撲傷のために、左SBジウベルトGilbertoもまた、8月22日にフランスFrançaのモンペリエMontepellierで行われるアルジェリアArgélia代表との親善試合のために招集されたブラジル代表seleção brasileiraから離脱した。

ジウベルトの他に、DFフアン、ルイゾン、ルーシオが、全てケガにより、代表を離脱した。

ブラジルサッカー協会の広報のロドリゴ・パイヴァRodrigo Paivaによると、ドゥンガDunga代表監督はジウベルトGilbertoの替わりを招集するかどうかまだ決定をしていない。

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ブラジル代表は、8月20日にはブラジルを出発する事になっている。

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その6 DFルーシオが代表離脱。

ブラジル代表のドゥンガDunga代表監督は、8月19日(日)に、サンパウロFCのDFミランダMirandaを、8月22日(水)にフランスFrança.のモンペリエMontpellierで行われるアルジェリアArgélia代表との親善試合に出場する代表選手として、招集を発表した。
Spd20070819fe

ミランダMirandaは、この土曜日に、バイエルン・ミュンヘンBayern de Muniqueで活動中に左膝を打撲した事で、代表を離脱したDFルーシオLúcioの替わりである。

ルーシオLúcioの問題は、今回のブラジル代表の招集選手でDFの絡むものでは3人目である。
その前は、フアンJuanルイゾンLuisãoが、故障で代表を離脱した。

ミランダMirandaは、今回の代表チームでは、サンパウロFCからの2人目のDFである。
もう1人は、アレックス・シウヴァAlex Silvaである。

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招集選手が次々に離脱するブラジル代表。

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ブラジル・サッカー:2007 その86 フルミネンシのFWラファエル・モウラは、フランスのロリエンにレンタル。

フルミネンシFluminenseのFWラファエル・モウラRafael Mouraが、フランスの1部のロリエンLorientにレンタルされた。

ラファエル・モウラRafael Mouraは、年初にコリンチャンスからフルミネンシに移籍し、17試合に出場し、1ゴールを決めただけだった。
ロリエンには、次シーズンの終了までいることになる。
ロリエンLorientは、ラファエル・モウラの権利を買い取るオプションを持っている。

ラファエル・モウラRafael Mouraは、8月14日(水)に行われるフランス選手権の第3節の対パリ・サンージェルマンParis Saint-Germain戦のあとに、ファンの前に現れる。

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ニウマールの友達のラファエル・モウラは、フランスへ行ってしまった。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その60 第19節コリンチャンス対グレミオ戦 観戦3。

8月12日(日)16時から、サンパウロのパカエンブー競技場で行われたブラジル選手権の第19節コリンチャンス対グレミオ戦を観戦に行った。

続きである

後半に交替ではいる事になったFWフィナッツィ。
Spd20070812fzzn

FWフィナッツィ。
このところ外されていて、久しぶりの出場となた。
Spd20070812fzzo

グレミオのマノ・メネゼス監督。
Spd20070812fzzp

後半は、コリンチャンスがキック・オフ。
左から、アルシ、フィナッツィ、そしてウィリアン。
Spd20070812fzzq

FWフィナッツィ。
Spd20070812fzzr

FWアルシ。
ボリビア代表。
Spd20070812fzzs

左は元ブラジル代表のグスタヴォ・ネリー
右はウィリアン。
Spd20070812fzzu

手前が、グスタヴォ・ネリー。
奥は、エヂソン。
Spd20070812fzzv

左から、ゼロン、ブルーノ・オタヴィオ、そしてグスタヴォ・ネリー。
Spd20070812fzzw

FWアルシ。
Spd20070812fzzx

MFウィリアン。
Spd20070812fzzy

グレミオのゴール前。
Spd20070812fzzz

後半途中から入ったFWウィルソン。
Spd20070812fzzza

FWウィルソン。
Spd20070812fzzzb

フィナッツィ9番のゴールで同点。
Spd20070812fzzzc

トボガン席の観客が喜んで、グレミオの席を挑発する。
Spd20070812fzzzd

その2分後に、グスタボ・ネリーがゴールを決めた。
ガヴィオンエス・ダ・フィエウの皆様に挨拶。
Spd20070812fzzze

ガヴィオンエス・ダ・フィエウの皆様も席を駆け下りてきた。
Spd20070812fzzzf

グスタヴォ・ネリーの名前が、電光掲示板に光る。
Spd20070812fzzzg

ウィリアンがケガをした(ふり)。
Spd20070812fzzzh

グレミオのマノ・メネゼス監督が、主審から退場の宣告を受けた。
Spd20070812fzzzi

コリンチャンス大好きおばあさんも、狂喜乱舞。
Spd20070812fzzzj

この日の有料入場者数は、わずか5,663人。
Spd20070812fzzzk

コリンチャンスのゴール前。
Spd20070812fzzzl

試合終了。
レポーターは、GKフィリッピとグスタヴォ・ネリーに駆け寄った。
Spd20070812fzzzm

2対1でコリンチャンスが逆転勝利。
Spd20070812fzzzn

電光掲示板がいつのまにかグレードアップして、
映像を映せるようになっていた。
でも、はっきりしない画像であった。
Spd20070812fzzzo

トボガン席の観客が下りてきて、グラウンドを引き上げる選手達に歓声を送っていた。
Spd20070812fzzzp

GKフィリッピが駆け寄ってきて、
観客の1人の金髪の女性にキスをしていった。
彼女だったようだ。
Spd20070812fzzzq

レポーターは、グスタボ・ネリーに集まっていた。
Spd20070812fzzzr

GKフィリッピは、トボガン席の観客にユニフォームを投げた。
Spd20070812fzzzs

コリンチャンスのバス。
顔を向けている女性が、GKフィリッピの彼女。
Spd20070812fzzzt

4人の女性のうち2人は、黒人系の女性だった。
フィリッピの母親などだろう。
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その彼女。
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ブラジル・サンパウロの公園 その62 Parque Estadual da Serra do Mar 3。  

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営の公園は、
市営の公園に比べて、規模が大きなものが多いので、紹介に時間がかかっている

4番目はセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marである。

広大なこの公園域で、次の8箇所が、センターとして公開されている部分である。

① カラグアタツゥーバ・センターNúcleo Caraguatatuba
② クーニャ・インダイアー・センターNúcleo Cunha/Indaiá
③ クルクツ・センターNúcleo Curucutu
④ ペドロ・ヂ・トレド・センターNúcleo Pedro de Toledo
⑤ ピシングアーバ・センターNúcleo Picinguaba
⑥ ピロンエス・センターNúcleo Pilões
⑦ サン・セバスチアン・センターNúcleo São Sebastião
⑧ サンタ・ヴィルジーニア・センターNúcleo Santa Virgínia

この8箇所のうち、
クルクツ・センターの一部が、サンパウロ市域にある。

このクルクツ・センターへの全行程である。

※サンパウロに暮らしていて、滞在期間を平和に大過なく終わらせたい人は、
 この続きを読んでもよいが、実際に行こうなどとは思わないで欲しい。

 日本政府およびその関係機関に属する人は、
 万が一の時には、国民の税金を使用する事になるので、
 この続きも読まないで欲しい。

 サンパウロの市内の運転になれていないか、
 市内南部ではモルンビーショッピングまでしか行った事がないような人は、
 この続きを読んで、参考にしてはいけない。

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クルクツ・センターまでの全ルートである。
(サンパウロの中心部セントロから、コンゴニアス空港までのルートは常識なので、省略した。)

※クリックすると拡大する。
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具体的なルートの説明である。

①コンゴニアス空港から、インテルラゴスまで。

ほとんど高速道路のようなヴェンチ・トレース・ヂ・マイヨと、それに続く、ルーベン・ベルタがそれほど渋滞していいなければ、信号もないので、20分くらいで、コンゴニアス空港の前までは到達する。
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コンゴニアス空港周辺は、ちょっと渋滞が発生しやすいが、それを越えると、ワシントン・ルイス大通りはまた信号が少ない道である。
(以前はもっと信号があったが、いつもまにかつぶしてしまっている。)

ワシントン・ルイス大通りと、インテル・ラゴス大通りの分岐点までは、こういった信号が少ない道になっているので、渋滞していなければ、このあたりまでで、市内中心部から30-40分で到達できるはずである。

インテル・ラゴス大通りにはいると、もうかなり郊外という感じがするが、近年高層の高級アパートも建ち並んできて、交通量が増えた。
左折レーンもあるので、もっとも左側のレーンをいけばよいというものでもない。
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ショッピング・インテル・ラゴス周辺と、その先のノッサ・シニョーラ・ド・サバラ大通りとの交差点付近は渋滞し、通過に時間がかかる。
ノッサ・シニョーラ・ド・サバラ大通りの東側にはずっとファヴェーラ(=貧民窟)が続いているので、あまり立ち入らない方がよいだろう。
サンパウロ市で最大のファヴェーラである。

エスタドス・ウニードス大通りとの交差点をすぎると、その先はもう完全に緊張モードに入った方がよいだろう。
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ピニェイロス川を越えると、両側にはファヴェーラがある。
近年多少整備されて、大通り沿いは一見綺麗になったが、内実は変わらない。
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丘をの登って行くに連れて、東側にインテル・ラゴスのオートレース場の塀が見えてくる。
F1ブラジルグランプリが開催されるとき以外は、それほど渋滞はしない。
丘を登り切ったあたりの西側には、グァラピランガ湖畔まで、サンパウロ市内でもっとも南にある1戸建て住宅専用街がある。
豪邸が並んでいるが、よく襲われるところだ。

やがて、モスコウ広場に至るところで、左折方向に進まなくてはならない。
ここには、行き先表示があるので見落とさない事である。
Spd20070809f

そして、すぐ次の信号で今度は右折である。
この交差点には、行き先表示はない。
3車線あり、一番右の車線はバス専用レーンだが、右折に限り一般車も入る事が出来る。
さらに、この車線のために、右折信号があるので、容易に右折しやすい。
真ん中の車線からも右折が出来る。
ここで右折し損ない、直進すると、オート・レ-ス場の裏側に至る事になる。
正しい道に戻るのが面倒なので、右折する事に全力を尽くす必要がある。
Spd20070809g

この右折のあとは、ひたすらパリェレイロス市街地までは、道に沿っていけばよい。

②インテル・ラゴスからパリェレイロス市街地まで。
右折し入った道は、セナドール・テオイニオ・ヴィレーナ大通りである。

右折後数百メートルで、ちょっとした繁華街になる。
バスの乗り換えポイントのようで、バス停がずらりと並び、バスを待つ人でごったかえす。
人々の肌の色が、一気に黒くなる。
Spd20070809h

そして、今度は丘を一気に下る。
しかし、下り始めに制限時速40キロのレーダーがあるので注意が必要である。

下りきったところで、
右からのロベルト・ケネディー大通りと交差する。

この先道幅が広がり、道路の真ん中の車線は、バス専用レーンとなるので、入ってはいけない。

だいたい、このあたりまでで、市内中心部から約1時間はかかっているはずである。

ロベルト・ケネディー大通りとの交差から、
約1.3キロで、右手に大型スーパーマーケットのEXTRAがある。
これが、最後の大型スーパーである。
ただ都心部のEXTRAとはちょっと雰囲気が異なるので、はしゃがないこと。
見ている人は見ている事に注意。
無料で、かつ気楽に利用できるトイレはこの先にはない。
※この先には、さらにSondaという中堅スーパーもあるが、ここにトイレがあるかどうかは確認していない。
入りやすいバールなども無くなる。
Spd20070809i

広い道は、丘を登ったり下ったりしてのびている。
ひたすら道なりに進んでいく。
道が広いし、道路沿いにはそれほどあからさまなファヴェーラはないので、恐怖感は感じない。
信号も少ない。
Spd20070809j

右手に、アタカドンAtacadaoという会員制のスーパーが見えてくる。
大きなブラジル国旗があるところである。
ここで、バス専用レーンはなくなり、以後道幅は狭くなる。
Spd20070816ca

周辺の風景は、森や丘が続く農村のようになってくる。
Spd20070809k

道が狭くなったところから、
道の名前はサダム・イノウエ大通りとなる。

とにかく道なりに進む。
森が多くなる。
Spd20070809l

パリェレイロス区役所。
Spd20070809m

Spd20070815cb

やがて、パリェレイロス市街地に到達する。
その市街地に入る前に、右側にペトロブラスのガソリンポストがある。
それが、最後のガソリンポストである。
このガソリンポストから、往復で50キロ以上は距離がある。
危ういと思われたら、ここで必ず給油をしておくべきである。
Spd20070815cc

このパリェレイロス市街地まで、サンパウロ市中心部から、1時間20分近くほどかかっているはずである。

③パリェレイロス市街地から、エンブラ地区まで、

パリェレイロス市街地で道は狭くなる。
Spd20070809n
汚いが商店がならぶ、
そして、道がやや右寄りと左に分岐する。
信号はない。
Spd20070809o

左はコロニア方面にむかい、やや右よりの道はマルシラッキ方面という表示がある。
右よりの道に向かう。
マルシラッキとかシポとかの地名は、事前に地図で位置を確認して、頭に叩き込んでおくこと。
Spd20070809p

すぐに市街地を抜けて、農村風景が続く。
丘の麓を縫っていくような道である。
もう、交通量は多くない。
Spd20070809q

Spd20070809r

やがて、頭を捻るような、分岐場所に至る。
直進と左折で、ともに舗装されている。
Spd20070809s

Spd20070808psma

分岐点の正面には、ちょっとした食事が出来るようなところがある。
方向の指示は極めて不鮮明。
ここは左に向かう。
Spd20070808psmb

また、丘を縫う道が続き、登り切ったところで、連続したカーブがある急坂を下りる。
Spd20070808psmc

下りてしばらく行くと、
左手に公立学校がある。
そして、正面に広場がある小さな教会が見えてくる。
ここが、エンブラという地区である。
店があるが、開店休業のような店ばかりである。
Spd20070808psmd

道は、教会の左右に分岐する。
ここは左に曲がる。
ここからは、エンジネイロ・マルシラッキ街道という道になる。
曲がってすぐに道の左側に警察の駐在所がある。
Spd20070809t

そして、すぐに分岐がある。
直進が、エンジネイロ・マルシラッキ街道で、
右折すると、ポンチ・アルタ街道という道になる。
ポンチ・アルタ街道に入る。
この先全線非舗装道路が続く。
Spd20070809u

この地点から先は、表示に細心の注意を払うこと。
Spd20070809v

ここまでで、1時間40分ほどはみておいた方がよい。

④エンブラ地区からクルクツセンターへ。

※この先、道の分岐点があっても、それが公道なのか、
 個人の農場の私道なのかとか、非常に判断が難しい道が続く。
 公的な道路標示はなくなり、私的な表示に頼るしかない。
 時には、表示もない。

 たまにすれ違う、住民に道の名前を確認した方がよいだろう。
 行き先をいっても、適格に説明してくれるとは思えないので、道の名前の確認に留めた方がよいだろう。
 住民が、クルクツセンターに行った事があるとはとても思えないからである。

 道路の状態が悪いので、慎重な運転をしなくてはならない。
 最大でも30キロ以上出せるような道ではなかった。


ポンチ・アルタ街道と名前は立派だが、細い道である。
曲がってすぐに何軒が人家があり、道で子供が遊んでいる。
このあたりまではかつて舗装されていたような形跡もあるが、
今は穴だらけである。
子供、犬、そして深い穴を避けつつ、徐行していくしかない。

人家を抜けるともう完全に農場地帯となる。
時折、家があり、農場労働者を見かけるくらいである。
Spd20070808psmg

Spd20070809w

しばらく行くとカピヴァリ-モノス環境保護区(Area de Protecao Ambiental Capivari-Monos)の表示がある。
※サンパウロ市の深南部は、この環境保護区に入っている。
 市内面積の約6分の1を占めている。
 この環境保護区についても、現地調査を進めているところである。
Spd20070808psmh

Spd20070808psmi

この表示の先で、道が直進と右折に分かれる。
高台になっており、延々と丘が連なっているのが見える。
ここは、直進である。
Spd20070808psmj

道なりに行くと、鉄道の線路がある。
地図上では、道は直進であるが、
実際は、回り道をして、陸橋で越えるようになっている。
すすんでいきた道は左に曲がり、300メートルほどいって陸橋を登り、
また右に曲がって戻るようになっている。
Spd20070808psmk

陸橋上から、北西のほうをみてみた。
線路のすぐ脇の道は、鉄道関係者の道である。
右上方の道が、ポンチ・アルタ街道である。
Spd20070808psml

陸橋から、南東のほうをみてみた。
駅ではない。
信号所がある。
この路線は、今は貨物専用線である。
Spd20070808psmm

重連の機関車が停止していた。
Spd20070808psmn

陸橋を渡ると、道は線路に沿った方向に分かれている。
右に進む。
Spd20070808psmo

やがて、また分岐点がある。
ここは左である。
Spd20070808psmp

山村地域をただ進んでいく。
Spd20070808psmq

牛なんかが道を歩いているので、注意。
馬もいた。
Spd20070808psmza

また分岐。
Spd20070808psmr

ここを右に行くと、ポンチ・アルタ街道。
左が、ベラ・ヴィスタ街道である。
左に行かなくてはならない。
ベラ・ヴィスタ街道の先が、さらにレゼルヴァ街道となる。
手製の小さな表示も見落としてはならない。
Spd20070808psms

しばらく行くと、道が突き当たる。
この突き当たりを右折する。
Spd20070809zn

人家の軒下に表示がある。
右に行くと、レゼルヴァ街道である。
Spd20070809zo
※左に行くと、ポンチ・セッカ街道である。
 ポンチ・セッカ街道も、代替ルートとして考えられる道である。

農村地帯が続く。
Spd20070809zm

農業作業者の洗濯物が並んで、干してある。
人はいるのだ。
Spd20070809zl

小さな小さな店もある。
一日に何人の客が来て、何が売れるのだろうか。
もちろんこのあたりには、路線バスなどはいる事はない。
エンブラまでのスクールバスだけである。
Spd20070809zk

また分岐である。
ここは左に進む。
Spd20070809zj

売りにでているベラ・ヴィスタ農場である。
ここで、多分ベラ・ビスタ街道は終わる。
もしくは右に続いていいる。
Spd20070809zi

エヴァンジェリカ系の教会がこんなところにまで浸透している。
Spd20070809zh

また分岐。
直進である。
Spd20070809zf

街道名などの表示はない。
農場名の表示があるだけである。
Spd20070809zg

また、分岐。
Spd20070809z

右がコメッタ街道。
左がレゼルヴァ街道。
左に行く。
Spd20070809ze

更に道は続く。
左手に小さな店があった。
商品も何も見えなかった。
もちろん専業ではない。
Spd20070809za

まだまだ道は続く。
Spd20070809zb

そして、とうとうクルクツ・センターの表示を見るにいたった。
ポンチ・アルタ街道に入ってここまで来るのに、約40分かかった。
ここまで、来ないとクルクツ・センターの表示はないのである。
Spd20070809psma

ここまで来てやっと、今までの道が間違いなかった事に確信を持てた。
実際のところ、今までの運転が無駄ではなかった事にほっとした。
(実は、その前に一度失敗して到達できなかった。)
Spd20070809psmb

この先は、セッハ・ド・マール州立公園の域内になり、もう農場も人家もなかった。
Spd20070809psmc

「マタ・アトランチカ(=大西洋林)にようこそ」などという表示もでてくる。
※マタ・アトランチカは、アマゾン以上に豊富な生態系を持っている地域で
 あるといわれている。
 つまり世界でも、もっとも多様な動植物がいると貴重なところである。
Spd20070809psmd

植生が変わり、木が生えない地域に入った。
霧がでてきた。
大西洋岸に沿った海岸山脈の稜線では、いつも霧がでやすいのである。
Spd20070809psme

セッハ・ド・マール州立公園の真新しい表示。
ドイツの財団が援助をしているようだ。
Spd20070809psmf

だが、道はまだまだ続いた。
Spd20070809psmg

草地になっている。
Spd20070809psms

Spd20070809psmo

池もある。
Spd20070809psmp

表示も続く。
Spd20070809psmh

Spd20070809psmi

やがて森林地帯に入った。
Spd20070809psmj

そして、霧が晴れてきた先に、家屋が見えてきた。
Spd20070809psmk

とうとうクルクツ・センターの管理事務所に着いた。
Spd20070809psml

クルクツ・センターの最初の表示からは約15分かかった。
Spd20070809psmn

ここがサンパウロ市域内で、一般人が車で到達できる最南端である。

クルクツ・センターの建物。
何人か警備員がいた。
なんと、ここに1人だけ住んでいるという人もいる。
Spd20070809psmm

つづく。

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sábado, 18 de agosto de 2007

サッカー:ニウマールの行方 その22 コリンチャンスは2011年までニウマールを保持したい。

ウィリアンWillianの売却の他に、コリンチャンスの指導審議会Conselho de Orientação do Corinthians (Cori)は、8月17日(金)にパルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeで、ニウマールNilmarの状況についても議論した。

コリンチャンスTimãoを代表している弁護士のエラルド・パニョカHeraldo Panhocaによる分析で、コリンチャンスはニウマールを2011年まで保持する事の争いの可能性について研究した。

エラルド・パニョカによると、FIFAがコリンチャンスTimãoがリヨンLyon (FRA), にニウマールNilmarの移籍に対して8百万ユーロを支払わなければならないと認めている。

更に、コリンチャンスCorinthiansはニウマールに対して、給与などで3百万レアル(=約2億円)の負債があり、ニウマールを保持するために合意しなくてはならない。

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ウィリアンを売った金で、ニウマールに関する諸々の負債の清算が出来るようになったコリンチャンス。

しかし、傷ついたニウマールの心は、金だけでは何とかならないだろう。

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サッカー:ロマリオの日々 その15 銅像の除幕式。

ロマリオRomárioがサン・ジャヌアリオSão Januárioにいた。
ロマリオが1000ゴールを決めた電光掲示板下のゴールの後ろに設置された、ロマリオを讃える銅像の除幕式の
ためである。

この8月18日(土)に行われたこのフェスタは、8月21日(火)に109年目の創立記念日をむかえるヴァスコ・ダ・ガマの祝賀の一部として行われた。

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ロマリオがまた泣いていた。
「20070818GN22-Romario.wmv」をダウンロード

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ブラジル・サッカー:2007 その85 コリンチャンスのMFウィリアンは、シャクタル・ドネツクへ 2。

8月18日(土)の朝、MFウィリアンWillianは、コリンチャンスCorinthiansの同僚達にお別れをするために。パルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeにいた。

8月17日(金)の夜、ウィリアンWillianはウクライナのシャクタル・ドネツクShakhtar Donetskに1900万米ドルで売られる事が決まった。
ウィリアンは、近日中にウクライナに向かう。

これにより、コリンチャンTimãoの元10番のウィリアンは、8月19日(日)16時からカシアス・ド・スルCaxias do Sulで行われるブラジル選手権Campeonato Brasileiro第20節の対ジュヴェンチューヂJuventude戦には出場しない。

「全ての選手は欧州Europaでプレイする事を夢見ている。 コリンチャンスCorinthiansで見せたのと同じサッカーを見せる事を期待している。 向こうで友達が出来るだろう」と、ウィリアンWillianは言った。
(参考画像)
Spd20070817fc

移籍金のうち、2.2百万米ドルがわずか19歳のウィリアンの手にはいる。
コリンチャンスTimãoのユニフォームを着て、ウィリアンWillianはわずか2ゴールしかしていない。
共に、今年のブラジル選手権の対アツレチコ・パラナエンセ Atlético Paranaense戦で、2対2で引き分けた試合である。

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ウィリアンは、とても欧州に行きたがっていた。
とてもお金を欲しがっていた。

ブラジルの子供達にとっては、当然の事である。

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サッカー・南米杯2007 その2 ブラジル勢の試合始まる。

2007年の南米杯が、8月1日から始まっている。
8月15日(水)からは、ブラジル勢の試合も始まった。
ブラジル勢は、この段階では、すべてブラジルのチームとの対戦である。
ホーム・アウェー戦で行われる。

8月1日(水)
試合開始      試合結果                開催都市
19h15   Tacuary   1 x 1  Danubio         Assunção
22h30   Olmedo    1 x 0  Zamora         Riobamba

8月2日(水)
試合開始      試合結果                開催都市
20h15  Real Potosí  1 x 1  Colo Colo        Potosí
22h30  Millonarios   1 x 1  Coronel Bolognesi   Bogotá

8月7日(火)
試合開始      試合結果                開催都市
20h15  Defensor Sporting  2 x 1  Libertad       Montevidéu
22h30  Jorge Wilstermann  1 x 1  Audax Italiano   Cochabamba

8月8日(水)
試合開始      試合結果                開催都市
21h15  Lanús     2 x 0  Estudiantes        Lanús

8月14日(火)
試合開始      試合結果                開催都市
20h15  Arsenal    1 x 1  San Lorenzo       Sarandí

8月15日(水)
試合開始      試合結果                開催都市
20h30  Danubio     1 (1) x 1 (4)  Tacuary      Montevidéu
21h45  Atlético-PR    2 x 4     Vasco      Curitiba
21h45  Figueirense    2 x 2     São Paulo    Florianópolis
「20070815JG-CSA.wmv」をダウンロード
※ヴァスコ・ダ・ガマがアウェーにもかかわらず、勝利。
※サンパウロFCは、正選手をかなり休ませたにもかかわらず、引き分け。
 監督のムリシー・ラマーリョは、試合前に体調を崩し、静養。
 ミルトン・クルーズが指揮をとった。

8月16日(木)
試合開始      試合結果                開催都市
20h15  Goiás       2 x 0    Cruzeiro       Goiânia
22h30  Carabobo     0 x 1    El Nacional     Puerto Ordaz
「20070816JG-CSA.wmv」をダウンロード


8月に行われる今後の試合予定は次の通り。

8月21日(火)
試合開始      試合予定                開催都市
20h00  Libertad    x   Defensor Sporting     Assunção

8月22日(水)
試合開始      試合予定                開催都市
21h45  Cruzeiro    x  Goiás            Belo Horizonte
21h45  Botafogo    x  Corinthians        Rio de Janeiro

8月23日(木)
試合開始      試合予定                開催都市
20h15  São Paulo       x  Figueirense     São Paulo
22h45  Coronel Bolognesi  x  Millonarios     Tacna

8月28日(火)
試合開始      試合予定                開催都市
22h30  El Nacional     x   Carabobo        Quito

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ブラジル・サンパウロの公園 その61 Parque Estadual da Serra do Mar 2。  

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営の公園は、
市営の公園に比べて、規模が大きなものが多いので、紹介に時間がかかっている

4番目はセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marである。

広大なこの公園域で、次の8箇所が、センターとして公開されている部分である。

① カラグアタツゥーバ・センターNúcleo Caraguatatuba
② クーニャ・インダイアー・センターNúcleo Cunha/Indaiá
③ クルクツ・センターNúcleo Curucutu
④ ペドロ・ヂ・トレド・センターNúcleo Pedro de Toledo
⑤ ピシングアーバ・センターNúcleo Picinguaba
⑥ ピロンエス・センターNúcleo Pilões
⑦ サン・セバスチアン・センターNúcleo São Sebastião
⑧ サンタ・ヴィルジーニア・センターNúcleo Santa Virgínia

この8箇所のうち、
クルクツ・センターの一部が、サンパウロ市域にある。

このクルクツ・センターに行ってみた。

サンパウロ市の中心部から約60キロ。
所要時間は約2時間半。
そのうちの20キロは、非舗装の細い山道。
道の表示もないようなところであった。
住民に確認しつつ、進んでいくしかなかった。
Spd20070815psmb
(クリックすると拡大する。)

はっきり言って、到達限界点を越えたとんでもないところであった。

とても、気楽な気持ちでいけるところではない。
普通の車で行くのは、車を壊してしまう事になるので、避けた方がよいだろう。
家族で行こうなどとは思ってはいけない。

ただ、道がある限り進みたいという強い冒険心を持っていないと、途中で断念したくなるところである。
Spd20070815psma
(クリックすると拡大する。)

目的地は、ほとんど訪れる人のいない、秘境のようなところである。
センターの人に聞くと、大学の学生くらいしかやって来ないところだそうである。

センターに着いたところで、エネルギーを使い果たしてしまった。

サンパウロ市の最南端である。

※サンパウロに暮らしていて、滞在期間を平和に大過なく終わらせたい人は、
 この続きを読んでもよいが、実際に行こうなどとは思わないで欲しい。

 日本政府およびその関係機関に属する人は、
 万が一の時には、国民の税金を使用する事になるので、
 この続きも読まないで欲しい。

 サンパウロの市内の運転になれていないか、
 市内南部ではモルンビーショッピングまでしか行った事がないような人は、
 この続きを読んで、参考にしてはいけない。

 もっと楽で、景色のよいところは、他にある。

つづく。

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ブラジル・サンパウロの「日本祭り」。

7月20日(金)、21日(土)そして22日(日)に、ブラジル・サンパウロのイミグランテス展示場で、第10回日本祭りが開催された。
Spd20070718h

22日(日)の朝から、ここへ行ってきた。

入場口。
有料である。
その先にご神体も無いのに、鳥居だけあっても無意味だといつも思っているのだが。
鳥居は、日本独自のものだから、日本のシンボルとして考えてあげなければならないかも。
Spd20070722ca

真っ先に行ったのは、各県毎にコーナーがあり、そこで各県の特産を供するフード・コート。
昼になると列が出来て、写真など撮影が出来ないので、まずここに向かった。
Spd20070722cc

Spd20070722cd

宮崎県なのだが、すき焼きが名物料理か。
中には、東国原知事が写ったポスターが貼ってあった。
Spd20070722cb

長野県。
手製の納豆と野沢菜を買った。
正直な感想は、今ひとつだった。
Spd20070722ce

北海道。
日本からの輸入の焼きニシン。
実は、かなりの焼きニシン好きである。
冷凍なので、今ひとつ。
だが、わがままを言ってはいけない。
サンパウロでも、稀にニシンが手にはいる事がある。
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鹿児島県。
牛丼が名物料理か。
Spd20070722cg

栃木県。
餃子はあった。
Spd20070722ch

Spd20070722cu

福島県。
Spd20070722ci

大阪府。
食い倒れの大阪。
美味しいものはいっぱいあるが、焼きそばや天ぷらはどうかな。
Spd20070722cj

大分県。
手製の干し柿を売っていた。
Spd20070722ck

広島県。
お好み焼き。
Spd20070722cl

東京都。
雷焼きそばとは、なんだ。
Spd20070722cm

鳥取県。
大山おこわ。
またもや、天ぷら。
Spd20070722co

手に持って食べる「天ぷら」なるものは、純日本人以外では定番だ。
Spd20070722cp

三重県。
イチゴ大福。(赤福なら分かるが。)
たこね寿司とはなに。
Spd20070722cq

長崎。
特色あるものはいくつかあった。
チャンポンはなかった。
Spd20070722cr

青森県。
ブラジル産のリンゴを売っていただけ。
誰も近づかなかった。
青森県がリンゴの産地といっても、
そんな事を知っている人は、ここではほとんどいない。
まして、ブラジル産のリンゴでは。
来年は何か考えた方がよい。
Spd20070722cs

宮城県。
牛タンはわかる。
しかし、ここでも焼きそば。
Spd20070722ct

奈良県。
柿の葉寿司。
おしるこに、カレーライスも。
Spd20070722cv

熊本県。
辛子レンコンは定番。
太平燕は名物か。
Spd20070722cy

秋田県。
きりたんぽ。
秋田の銘酒も販売されていた。
高清水などだ。
Spd20070722cz

沖縄県。
ブラジルへの移民の約半分は沖縄県出身。
Spd20070722cza

京都府。
Spd20070722czb

山口県。
また、焼きそばだ。
Spd20070722czc

兵庫県
たいやき。
灘の銘酒も販売していた。
Spd20070722czd

ステージでは、次々と出し物が演じられていた。
Spd20070722cw

福島県の剣舞。
Spd20070722cx

非日系人もいた。
白虎隊の切腹のシーンでは、恍惚の表情だった。
「20070722b-festaJapao.MOV」をダウンロード

建物の中では、日系の諸団体がブースを出したり、物品を販売していた。
Spd20070722czf

生け花展も開催されていた。
Spd20070722czg

海外日系人合同大会国際カラオケ大会なるものも、開催されていたようだが、近づかなかった。。
Spd20070722cze

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サンパウロ市ので日系人の行事なので、規模は大きく、人出は多い。

でも、田舎の日系人の行事と比べて、それほど勝っているとも思えなかった。
むしろ、田舎の日系人の行事のほうが、よいところもあった。

食べ物も素人の域を出ないし、どこにいっても焼きそばばかりだ。

日系人が住む最大の都市であるサンパウロでの行事なのだから、
今後は、何か中心となるテーマでも毎回考えていかないと、
今のような内容では飽きられてしまいそうだ。

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sexta-feira, 17 de agosto de 2007

ブラジル・サッカー:2007 その84 コリンチャンスのMFウィリアンは、シャクタル・ドネツクへ。

コリンチャンスCorinthiansはウィリアンWillianを保持する事はなかった。

8月17日(金)の夜に行われた会議で、コリンチャンスの社長はウィリアンをウクライナUcrâniaのシャクタル・ドネツクShaktar Donetskに、1900万米ドルで売る事に同意した。

コリンチャンスTimãoは、1500万米ドルを得、残りはウィリアンと代理人が分ける事になる。

ウィリアンWillianは、来週の月曜日か火曜日に、ウクライナUcrâniaに向かい、新しいクラブに現れる事になる。

コリンチャンスCorinthiansの財務担当副社長のエーメルソン・ピオヴェザンEmerson Piovesan、ウィリアンの父親セヴェリーノ・ヴィエイラSeverino Vieiraが、ウィリアンに付き添っていくことになる。

唯一の疑問は、この日曜日に行われるブラジル選手権第20節の対ジュヴェンチューヂJuventude戦にウィリアンWillianが出場するかどうかである。
ウィリアンの父親セヴェリーノ・ヴィエイラはこの試合への出場に反対している。
パウロ・セーザル・カルペヂアーニ監督はまだウィリアンと話をして、この試合にウィリアンを使おうとしている。

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近年、コリンチャンスのジュニアから育った選手の中では、
もっともレベルが高いと見なされていたウィリアン。

この1-2ヵ月ずっと噂されていた移籍が、とうとう決まってしまった。

コリンチャンスは、これでニウマールの移籍に関するリヨンへの負債を支払う事が出来る。
しかし、そのしわ寄せがこれからの試合の結果として出てくるのは言うまでもない。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その59 第19節コリンチャンス対グレミオ戦 観戦2。

8月12日(日)16時から、サンパウロのパカエンブー競技場で行われたブラジル選手権の第19節コリンチャンス対グレミオ戦を観戦に行った。

続きである

右がMFウィリアン。
左が、FWエヴェルトン・サントス。
Spd20070812fzj

右がMFヴァンペッタ。
左はMFブルーノ・オッタビオ。
Spd20070812fzk

国歌演奏のために整列したコリンチャンスの選手。
Spd20070812fzl

国歌演奏のために整列したグレミオの選手。
Spd20070812fzm

グレミオの監督マノ・メネゼスが、コリンチャンスの監督パルロ・セーザル・カルペジアーニと挨拶をした。
少なくとも、悪い関係ではなかったようだ。
Spd20070812fzn

MFウィリアン。
Spd20070812fzo

マスコミに囲まれたマノ・メネゼス監督。
Spd20070812fzp

なんだかスタイルの良さそうなお姉さん。
ちょっとお尻は小さい。 
もちろん、彼氏と一緒だった。
Spd20070812fzq

DFゼロン。
Spd20070812fzr

手前は、右SBエヂソン。
奥は、DFカドゥ。
Spd20070812fzs

MFブルーノ・オッタビオ。
Spd20070812fzt

グローボ系のラジオ局CBNの女性グラウンド・レポーター。
手に持っているのは何だろうか。
背番号表かな。
Spd20070812fzu

本来のポジションは左SBのグスタヴォ・ネリー。
この日は左MFだった。
元ブラジル代表である。
Spd20070812fzv

左SBカルロン。
Spd20070812fzw

グレミオのキックオフで試合は始まった。
Spd20070812fzx

MFヴァンペッタ33歳。
Spd20070812fzy

MFヴァンペッタ。
Spd20070812fzz

右SBエヂソン。
Spd20070812fzza

FWクロウドアルド。
Spd20070812fzzb

DFカルロン。
Spd20070812fzzc

MFウィリアン。
Spd20070812fzzd

ガヴィオンエス・ダ・フィエウの皆さん。
Spd20070812fzze

この日のパカエンブー競技場。
観客はとても少なかった。
Spd20070812fzzf

手前はエヴェルトン・サントス。
奥は、クロウドアルド。
Spd20070812fzzg

バンデイランチ局の観客席レポーター。
Spd20070812fzzh

いつもの有能な球拾いの少年が、この日はいつも被っていた帽子を取っていた。
ちょっと頭をおしゃれにしたので、見せたかったのだろう。
Spd20070812fzzi

前半終了間際に、
ケガをした左SBカルロンに替わりFWアルシが入る事になった。
ボリビア代表である。
Spd20070812fzzj

正面スタンドも、観客は大して入っていなかった。
Spd20070812fzzk

誰だか知らないが、かつての有名選手なのだろう。
囲まれていた。
Spd20070812fzzl

なかなか積極的な女の子。
Spd20070812fzzm

続く。

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ブラジルの経済2007 その3 株と通貨の同時下落。

先週から始まった米国発の世界的な市場不安。

ブラジルもその影響を受けて、株安と通貨下落が続いている。

世界中から資金が米国に向かって動いている事が問題であって、ブラジルのファンダメンタルに何か問題があるわけではないので、短期的なものであれば、また回復すると思う。
今のブラジルは、貿易についても好調であるし、外貨準備もブラジル史上では最大規模になっているのが、その理由だ。
広範な資源価格の下落の連鎖でも起きない限りは、ブラジル経済は今のところ大きく揺るがないであろう。


通貨変動についての、事実だけを伝えておく。

この1ヵ月の米ドル、欧州ユーロ、そして日本円の、ブラジル通貨レアルに対する変動率をグラフにしてみた。
この1ヵ月についてみると、レアルは徐々に下落していた事が分かる。
Spm20070815a
※全てのグラフは、クリックすると拡大する。

しかし、特に今週に入っての急激な下落は目を引く。

日本円とレアルの交換レートのこの3年間の変動をグラフでみると、まだ十分にレアル高である。
Spm20070815b

2007年1月の水準に戻ったというところである。
Spm20070815c

2007年1月からのレアルの対米ドル交換レートの変動グラフである。
1月の水準に戻りつつあるというところである。
Spm20070815d

この1ヵ月の米ドルの対レアル、対ユーロ、対日本円そして資源国通貨代表としての対豪州ドルの変動率である。
レアルと豪州ドルが急激に下がっているが、ユーロもまた下落している。
Spm20070815e

レアル、米ドル、ユーロそして豪州ドルのこの1ヵ月の対日本円の変動率である。
全ての通貨に対して上昇している。
Spm20070815f

2007年1月からの幾つかのアジア通貨に対する円の変動率である。
日本円は、ここにあげた全ての通貨に対して、この1月のレートに戻している事が分かる。
Spm20070815g

通貨レートだけが、全てを示すわけではない。
短期的な動きで一喜一憂すべきではない。

しかし、豪州ドル建てで輸入取引がある企業は、ここで一気に決済しておきたいだろう。

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その5 DFルイゾンが代表離脱。

DFルイゾンLuisãoが、8月14日(水)に、8月22日にフランスFrançaのモンペリエMontpellierで行われるアルジェリアArgélia代表との親善試合に対するブラジル代表から外された。

ブラジルサッカー協会CBFの公式サイトによると、ルイゾンはベンフィカBenficaでの試合で、左ものの後ろの筋肉を痛めて、DFフアンJuanの替わりとなる事が出来ないという。

ブラジル代表の医師ジョゼ・ルイス・ルンコJosé Luís Runcoは、ルイゾンの問題についてベンフィカBenficaの医師からの連絡を受け取った。

ブラジル代表の技術委員会は、ベンフィカからの診断書を待って、ルイゾンの代表離脱について公式に発表をする。

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ドゥンガDunga代表監督は、8月14日(水)に、フルミネンシFluminenseのDFチアゴ・シウヴァThiago Silvaを8月22日にフランスFrançaで行われるアルジェリア代表Argéliaとの親善試合に出場するブラジル代表選手として招集する事を発表した。

チアゴ・シウヴァは、筋肉のケガのために代表を離脱したベンフィカBenficaのルイゾンLuisãoの替わりとなる。

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ルイゾンは、フアンの替わりとして招集されたばかりだったのに、
残念な事だ。

チアゴ・シウヴァは、もちろん大喜びである。

ドゥンガが代表監督になって、約1年。
ブラジル国内クラブに所属していた選手で招集されたものは、
その後次々と欧州へ移籍していった。
※1人、早くもブラジルに戻った選手がいる。

チアゴ・シウヴァも、ブラジル代表選手に選ばれた事で、価値をグンと高めて、
早晩欧州へ移籍する事になるのだろう。

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quinta-feira, 16 de agosto de 2007

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その35。

ブラジル・サンパウロの市内中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

落書きや絵は、市内の至る所にあるのだが、
見るに耐える作品は市内中心部に多い。

珍しい事に、電柱に描かれた絵を見つけた。
ここまで、電柱に丁寧描かれたものはない。
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ロレーナとアドッキ・ロボの交差点である。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その58 第19節コリンチャンス対グレミオ戦 観戦1。

8月12日(日)16時から、サンパウロのパカエンブー競技場で行われたブラジル選手権の第19節コリンチャンス対グレミオ戦を観戦に行った。

試合開始前25分、
競技場の東側の道路は、やって来た観客が適当に道を横断するので、ちょっと渋滞した。
いつもは、500メートルほど信号がないので、昼間でも70キロくらいで駆け抜けていくところである。
Spd20070812fa

いつもは、使われていない15番の入り口が開いていた。
Spd20070812fb

シャルレス・ミラー広場に面した正面入り口が、この日は使われていなかった。
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シャルレス・ミラー広場は、サッカーの試合が行われる日とは思えないくらい、人が少なかった。
Spd20070812fd

競技場の中に入っても、閑散。
Spd20070812ff

この日は、ガヴィオンエス・ダ・フィエウの方々のお席は使えるようになっていたが、肝心のガヴィオンエス・ダ・フィエウの方々はわずか。
また、何か不動員令が出されたのだろうか。
Spd20070812fg

コリンチャンス大好きおばあさんは、この日も盛装で現れていた。
Spd20070812fe

グレミオの選手の紹介が行われると、観客はそれだけでブーイングなのだが、人数が少ないので、今ひとつ盛り上がりに欠けた。
Spd20070812fh

Globo系のスポーツ専門放送局のsporTV局のグラウンド・レポーター。
報道関係者の着用が決められている黄色のジャケットを着る事はない。
Spd20070812fi

ガヴィオンエス・ダ・フィエウの皆様。
この日やって来た人たちは、精鋭中の精鋭なのだろうか。
Spd20070812fj

コリンチャンスの選手の紹介になると、もちろん大歓声である。
パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督の名前が、
パカエンブー競技場の電光掲示板にあらわれるのは3回目。
Spd20070812fk

コリンチャンス大好きおばあさんは、機嫌がよいと剣舞も見せてくれる。
Spd20070812fl

パカエンブー競技場の南側ゴール裏席のトボガン席が、この日使われていた。
観客が少ない日は開放されない。
北側ゴール裏席が、半分以上工事のために閉鎖されていたからだろう。
そこに、ひとかたまりのファン組織の人間がいたが、ガヴィオンエス・ダ・フィエウの方々ではないようだ。
すぐ近くにいるグレミオのファンを威嚇していた。
Spd20070812fm

北側のゴール裏席は、その西側が閉鎖されていた。
Spd20070812fn

サッカー場に来た事が嬉しいらしい。
彼女たちの一団は、おそらくユダヤ人だった。
7-8人のグループだったのだが、みんな長めのスカートをはいていた。
Spd20070812fo

コリンチャンス大好きおばあさんも、彼女たちの関心の的。
Spd20070812fp

コリンチャンスの選手達が入場してきた。
全力疾走で入ってきたのが、MFヴァンペッタ。
Spd20070812fr

グラウンドの中央で観客に挨拶。
Spd20070812fs

sporTV局のグラウンド・レポーターが、早速ヴァンペッタにインタビュー。
ヴァンペッタはいろいろと喋り好きなので、レポーターにはありがたい存在だ。
Spd20070812ft

向こう正面席に、大きなユニフォームが広がった。
Spd20070812fu

子供達が引き上げ、控えの選手達が入ってきた。
Spd20070812fv

控えの選手達。
Spd20070812fx

控えのGKマルセロ。
2006年の後半は、正GKだった。
Spd20070812fw

控えのFWアルシ。
ボリビア代表である。
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前は、MFリカルヂーニョ。
後ろは、SBエドアルド・ラチーニョ。ブラジル代表U-20だが、伸び悩んでいる。
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パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督と話をしている控えのFWフィナツィ。
Spd20070812fza

グレミオの選手が入ってきて、ぐれ実のファン席に向かって、挨拶。
当然競技場全体からはブーイング。
Spd20070812fzg

Spd20070812fzh

グレミオのFWツータが、パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督に挨拶していった。
Spd20070812fzi

続く。

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ブラジル・サンパウロの「七夕祭り」

7月7日(土)に、サンパウロのリベルダーヂの東洋人街で、「七夕祭り」をやっていた。
毎年開催されている。

リベルダーヂ広場とガルボンブエノ通りそしてエスツダンデス通りに、高さ10メートルほどの飾りが何十本も立てられていた。
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日系人らしい東洋系も多いが、非日系人も週末にはリベルダーヂ広場でいつも露店が出来ているので、それを目当てにやってくる人も多い。
東洋的なものに、少しでもふれたいという好奇心のある非日系人は多いようだ。

願い事を書いて、吊す短冊も、売っていた。
願い事のカテゴリーによって、短冊の色が違うのが、ここの仕組みである。
Spd20070707cd

その場で願いを書く。
Spd20070707ce

願い事は短い一言ではない。
Spd20070707ch

小さな字で、いっぱいに書き込むのが、ここの流儀。
願い事を叶えたいという気持ちは洋の東西を問わない。
Spd20070707ci

露店では、日本的な(?)食べ物を売っている。
あの「天ぷら」も、純日本人以外にはうけがよい。
Spd20070707cg

お箸を器用に使って、うどんを食べる非日系人も多い。
Spd20070707cf

リベルダーヂ広場には、ステージが出来ていた。
Spd20070707ck

ステージの上にいる女性と男性は、司会者。
女性のほうは、日曜の朝、ケーブルテレビのどこかのチャネルで、30分だか1時間の日系人向けの番組にでている。
Spd20070707co

開演のかなり前から、一等席に、高齢のご婦人方が陣取っていた。
Spd20070707cj

ラジオ日系のレポーター。
日系のこういったイベントでは、このところよく見かける。
Spd20070707cn

実は、夜にも、リベルダーヂに行った。
1日に2回も行く事は、本当に稀な事だ。
1ヵ月に1回が普通なのだが。
Spd20070707cq

Spd20070707cr

ステージでは、カラオケ大会をやっていた。
Spd20070707cs

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七夕は、日本でできた祭り。

でも、起源は「牽牛と織女」で、これは中国由来。

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quarta-feira, 15 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その57 コリンチャンス連勝。

8月15日(水)20時30分から、サッカー・ブラジル選手権の第7節の未消化試合のボタフォゴ対コリンチャンスの試合が、リオ・デ・ジャネイロのマラカナ競技場で行われた。

コリンチャンスが、驚いたことに、2対3で勝利。
「20070815GN22-BA7-Botafogo-Corinthians.wmv」をダウンロード

8月12日(日)の対グレミオ戦に続いて、連勝。
これで勝ち点が26点になり、順位を12位に上げた。

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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その92 番組200回記念名場面集5。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウ

サブリナ・サトウSabrina Satoがレギュラー出演している、rede TV!局が毎週日曜日20時頃から約2時間放送している、ブラジルで最も下品な番組のpanico na TVは、7月29日(日)の放送が番組開始200回記念だった。

この7月29日の放送でながされた思い出の200の名場面から、サブリナ・サトウの登場シーンだけを紹介している。

その5である。
「20070729paniconaTV-Bizarro-SabrinaSato5.wmv」をダウンロード

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ブラジル・サンパウロの「72年製ワーゲン」

ブラジルは、貧富の差がとても激しい国である。
それは、何も長く住まなくても、着いたばかりの旅行者でもすぐに気付くことだ。

サンパウロ市内の中心部や高級住宅街や、郊外を走っている車の質が、明らかに違うからだ。
極端な話、5キロ離れる毎に、車の年式が古くなっていく。
20キロ以上離れると、走っている車も、10年ものどころか、20年ものやそれ以上のものが、いくらでも走っている。

修理に修理を重ねて、もしくは修理もせずに、使っている。

ライトがない車、バンパーがない車、煙を出して走る車、鍵が壊れているのでドアを針金で縛っている車、錆びて朽ち果てつつある車など、恐ろしい車も徐々に登場してくる。

中心部に近い中古車屋では、この数年の年式の車を売っているが、
20キロも離れると、10年もの以上でいっぱいである。

20年もの以上の車も、普通に販売されている。

ブラジルでは、20年以上経った車は、毎年の税金を支払う必要がない。
だから、そういった車への需要は確実にある。
古い分、修理費がかさむはずだろうと思うのだが、どうだろうか。

古い車で、丁寧に使ってある車は見た目きれいにしている。

市内深南部を走っていたら、1972年製のワーゲンを売っていた。
持ち主が、「売ります」と窓に書いている。
1972年製なので、35年ものである。
Spd20070810ca

とてもそうは見えない。

おそらく、塗装はやり直したろうし、
エンジンも積み替えているかもしれない。
メーターも取り替えているだろう。
シートも張り替えたか、取り替えているはずだ。
オリジナルの部品などシャーシくらいだろう。

ブラジルでは、古い車がいよいよ走らなくなったら、
使える部品をはぎ取ってストックしている業者がいる。
こういった業者は、時には盗難車を解体しているときもあるので、恐ろしいが。

そういったところへ行って、部品を集めて、修理に使うのだ。

ブラジルでは、このワーゲンのカブトムシは、一度生産が中止になったこともあったが、最終的には90年代初めまで生産されていた。
まだ部品とならずに走っているものは多い。

2,400レアルという価格が付けてある。
約14万円くらいだ。

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ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その34。

ブラジル・サンパウロの市内中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

落書きや絵は、市内の至る所にあるのだが、
見るに耐える作品は市内中心部に多い。

郊外にあるのは、
線画や、単にスプレーを振り回したようなものが多い。
絵は減ってきて、文字が増えてくる傾向がある。

グラフィッチ(壁絵)を描く人は、同じところではなく、市内のあちこちに場所を見つけて、描いていることが多い。
明らかに同じ作風の作品を見つけるからだ。

グラフィッチ(壁絵)以外の場所にも同じ作家の作品を見つけることがある。

ピニェイロス地区に多いのだが、
信号の制御器に描かれた絵。
Spd20070531ca

せっかく描いても、このような目にあうのは宿命だ。
Spd20070707cf

これと同じタッチの作品は、徐々に増えている。
セントロのコンソラソン大通りでも最近発見した。
せっせと描いているのだろう。

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terça-feira, 14 de agosto de 2007

ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その91 番組200回記念名場面集4。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウ

サブリナ・サトウSabrina Satoがレギュラー出演している、rede TV!局が毎週日曜日20時頃から約2時間放送している、ブラジルで最も下品な番組のpanico na TVは、7月29日(日)の放送が番組開始200回記念だった。

この7月29日の放送でながされた思い出の200の名場面から、サブリナ・サトウの登場シーンだけを紹介している。

その4である。
「20070729paniconaTV-Bizarro-SabrinaSato4.wmv」をダウンロード

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ブラジル・サンパウロの桜2007 その4 カルモ公園の桜祭り2。

8月5日(日)に、ブラジル・サンパウロの東部にあるカルモ公園Parque do Carmoで、恒例の「桜祭り」が開催された。

この日のサンパウロは、細かい霧のような雨が時折降るやや寒い天気だった。

この1週間前に下見をしたときには、まだあまり咲いていなかった桜も、この日は四分咲き程度までにはなっていた。
Spd20070805pcmd

このカルモ公園に桜が植え始められてもう30年。
色々な試行錯誤はあったようだが、大きな木はかなり立派に花を咲かせる。
Spd20070805pcme

何でも「雪割り桜」とか言うらしい。
ヒマラヤ桜も植えたが、花の時期が天候によってかなりずれるので、この雪割り桜にしたのだそうだ。
「咲かせた」という表現をされていたので、「咲かせる」のに苦労をされたのだと思われる。
Spd20070805pcmf

この桜は、花が先で、葉はあとからなので、美しい。
Spd20070805pcmh

2006年の「桜祭り」の時に、市長のジウベルト・カサビが植えた桜。
普段はこの標識は立ててない。
Spd20070805pcmi

日系人の若者のグループが、お弁当を広げていた。
Spd20070805pcmg

剣舞でも演じるのか、記念撮影。
Spd20070805pcmj

ステージでは、色々な出し物が続いていた。
プログラムである。
Spd20070805pcml

サンパウロ東部は、日系人が多いところで、グループの人数も多かった。
Spd20070805pcmk

Spd20070805pcmn
「20070805c-carmo-dundoko.MOV」をダウンロード

いまだ得体の知れないものだと思っている「よさこいソーラン」だそうだが。
「20070805b-carmo-yosakoi.MOV」をダウンロード

テントでは、いつものように焼きそばや天ぷらなどが販売されていた。
Spd20070805pcmm

お祭り事務局。
壁に掛かっているのは、寄付金の札。
これだけは、日本語で書いてある。
昨年より少なかったようだ。
Spd20070805pcmo

今年の祭りは、どういう訳か昨年よりちょっと規模が小さかったように思った。
天候のせいで人でも、多くなかった。

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ブラジルの広告 その23 「ミス・ブラジルの2番目は美味しいよ」

5月に行われたミス・ユニバースで優勝したのは、日本人だったが、2位になったのはミス・ブラジル

その彼女が出演しているCMがある。
Spd20070729e

ビーチサンダルのCMである。
Spd20070729d

ブラジルのビーチサンダルといえば、アヴァイアーナスhavaianasが最大のシェアを持っている。
しかし、価格はもっともシンプルなものでも、8-10レアル(約530-650円)する。
デザインに凝っておしゃれなものは、その何倍もするものもある。

実際に浜辺に行ったときにしかはかないような人にはそれでもよいが、そういう人たちはゴム製ではなく、もっとちゃんとしたサンダルを履いている。

一年中、ビーチサンダルを履いて暮らしている人たちは、アヴァイアーナスなどの「ブランドもの」など買えない。
もっと安いものを買う。

アヴァイアーナスに次いで、2番目のシェアを持っているのが、イパネマIpanemaである。
ここは、高級路線をとっている。
以前には、スーパーモデルのジーゼル・ブンシェンを起用していた。
とても凝ったのもあった
Spd20070729f

Spd20070729h

今回は、ミス・ブラジルを起用した。
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はじめから、ミス・ブラジルが、「イパネマはブラジルで2番目」と始める。
そして、「私も2番目」と続ける。
Spd20070729i

そして、最後に「2番目は美味しいよ」と、思わせぶりに言ってくれる。

2位になったミス・ブラジルによる、2番目を強調したおもしろいCMである。
Spd20070729j

「20070719sporTVnews-CM-Ipanema.wmv」をダウンロード

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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その90 番組200回記念名場面集3。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウ

サブリナ・サトウSabrina Satoがレギュラー出演している、rede TV!局が毎週日曜日20時頃から約2時間放送している、ブラジルで最も下品な番組のpanico na TVは、7月29日(日)の放送が番組開始200回記念だった。

この7月29日の放送でながされた思い出の200の名場面から、サブリナ・サトウの登場シーンだけを紹介している。

その3である。
今や伝説となったヌードビーチ編が含まれている。
「20070729paniconaTV-Bizarro-SabrinaSato3.wmv」をダウンロード

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ブラジル・サンパウロの桜2007 その3 オルト・フロレスタルの桜祭り。

ブラジル・サンパウロの北部にあるオルト・フロレスタルという州立公園

7月15日に、このオルト・フロレスタルで開催された、恒例の「桜祭り」に行ってきた。
といっても、第3回目。
Spd20070821f

Spd20070821g

駐車場に車を止めて、まず桜林に向かった。
駐車場に近いところにあるからだ。
桜林へ向かう道に、また何か掲示がある。
Spd20070715ca

鳥居の説明だ。
今年も鳥居があった。
でも、奥に何の祠もない。
鳥居の意味が分かっているとはとても思えない。
Spd20070715cb

昨年はなかった木製の表示がある。
順路は350メートル。
10分必要ということだ。
テントでは、桜の苗木を売っていた。
Spd20070715cd

奥にある桜林に向かう。
Spd20070715ce

でも、桜はもうほとんど散っていた。
今年は5-6月の気温が高くて、開花が早かったようだ。
昨年は、ちょうどこの桜祭りの頃に咲いていたのだが
わずかに1本だけ、花が残っていた。
事前にこの情報は得ていたのであったが、大がっかりであった。
Spd20070715cf

本来はこうだというのかのように、写真が飾ってあった。
この桜林の桜は、ヒマラヤ桜という種類のもので、
その年の気候によって開花時期がかなりずれるということである。
Spd20070715cg

この桜祭りのために立てられたオルト・フロレスタルの園内地図。
Spd20070715ch

桜祭りとは関係なく、サッカー場では草サッカーが行われていた。
Spd20070715ci

そのサッカー場の脇にある集会場とその外側が、フードコートになっていた。
桜餅などもあった。
Spd20070715cj

この集会場の一室では、折り紙教室が開催されていた。
Spd20070715ck

Spd20070715cl

そしてフードコートはいっぱいであった。
Spd20070715cm

食べ物以外にも、雑貨も売っていた。

集会場がいっぱいなので、人が溢れていた。
Spd20070715cn_2

Spd20070715cz

公園内では、蚊が媒介するデンギ熱の予防のキャンペーンが行われていた。
ボウフラをわかせないことが必要なのだ。
Spd20070715co

そして、ステージ。
Spd20070715cp

日系人の歌手が、英語の歌を歌っていた。
Spd20070715cq

桜が散ってしまったこともあったのだろう。
ステージに人がどんどんと集まってきた。
Spd20070715cv

沖縄太鼓の一団。
Spd20070715cw

高齢の女性の一団。
Spd20070715cy

桜桜のストレッチ。
振り付けの説明が適格で、ブラジル人も出来ていた。
ブラジル人は、こういうときにとてもノリがよいことを改めて確認した。
「20070715a-sakura.MOV」をダウンロード

「トメチヌマホ・モナメノナモ」のTシャツを着た子供。
Spd20070715cx

公園内の森林博物館。
列が出来ていた。
今年も、「日本の城と寺院建築展」が開催されていた。
昨年と同じものだろうと思ったので、中には入らなかった。

園内の池。
スワンボートは何故か営業していなかった。
Spd20070715cs

池の縁に咲いた花に、ハチ鳥が蜜を吸いにやってきていた。
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翼の動きが早すぎて、ぶれてしまう。
Spd20070715cu

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サッカー:ロマリオの日々 その14 ロマリオの銅像。

ヴァスコ・ダ・ガマは、公式サイトで、クラブ創立記念日の祝賀の一つとして、1002ゴールを決めているロマリオRomárioの銅像の除幕式を今度の土曜日に行うと発表した。
8月21日に、ヴァスコ・ダ・ガマは、109周年を迎える。

ロマリオBaixinhoの銅像は、サン・ジャヌアリオSão Januárioの電光掲示板のあるゴールの後ろに立てられる。
ロマリオは、もう1ヵ月以上も現れていない。
憶測では、ロマリオRomárioは10月16日20時30分からマラカナMaracanã競技場で行われる対フラメンゴFlamengo戦の1試合しかもうプレイしないのではないかという。

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スイスに行ったっきり、動向が伝えられない。

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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その89 番組200回記念名場面集2。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウ

サブリナ・サトウSabrina Satoがレギュラー出演している、rede TV!局が毎週日曜日20時頃から約2時間放送している、ブラジルで最も下品な番組のpanico na TVは、7月29日(日)の放送が番組開始200回記念だった。

この7月29日の放送でながされた思い出の200の名場面から、サブリナ・サトウの登場シーンだけを紹介している。

その2である。
「20070729paniconaTV-Bizarro-SabrinaSato2.wmv」をダウンロード

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サッカー・ブラジル代表 U-17 韓国 その1 背番号発表。

ブラジルサッカー協会は、韓国Coréia do Sulで開催されるU-17の国際大会に出場するブラジル代表U-17seleção brasileira sub-17の選手21人の
背番号を決めた。

ブラジル代表U-17の背番号10番は、コリンチャンスCorinthiansのジュニア出身のMFルリーニャLulinha。
グループBのブラジルは、8月18日にニュージーランドNova Zelândiaと対戦し、21日は北朝鮮Coréia do Norte、そして24日にイングランドInglaterra戦でグループリーグを終了する。


番号  名前 (通称名:太字部分)             所属クラブ
1 -   MARCELO Henrique Passos Carné      (Flamengo)
2 -   RAFAEL Pereira da Silva             (Fluminense)
3 -   LÁZARO Vinicius Alves Martins        (Atlético-MG)
4 -   Rafael FORSTER                 (Internacional-RS)
5 -   TIAGO da Silva Dutra               (Grêmio)
6 -   FABIO Pereira da Silva              (Fluminense)
7 -   Luiz Carlos Caetano de Azevedo JUNIOR   (Botafogo)
8 -   FELLIPE Ramos Ignez Bastos          (Botafogo)
9 -   MAICON Marques Bitencourt          (Fluminense)
10 -  Luiz Marcelo Morais dos Reis (LULINHA)    (Corinthians)
11 -  ALEX Teixeira Santos               (Vasco da Gama)
12 -  RENAN Ribeiro                   (Atlético-MG)
13 -  MICHEL Macedo Rocha Machado        (Flamengo)
14 -  LUCAS Galdino de Paiva             (Flamengo)
15 -  DANIEL Henrique Souza de Jesus        (Internacional-RS)
16 -  BRUNO Bairros COLLAÇO            (Grêmio)
17 -  TALES Tlaija de Souza              (Internacional-RS)
18 -  GIULIANO Victor de Paula            (Paraná Clube)
19 -  João Guilherme Estevão da Silva (CHOCO)  (Atlético-PR)
20 -  Fabio Rodrigues da Silva (FABINHO)      (Internacional-RS)
21 -  LEONARDO da Silva Vieira            (São Paulo)

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この中にはもうプロデビューしているものも多い。
ルリーニャもその1人である。

意外なことに、サンパウロ州のクラブに所属するものが少ない。

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ブラジル・サンパウロの「在外投票」

じつは、先日行われた参議院選挙に行ってきた。

在外選挙人登録とかいうものをしているからだ。

ブラジル・サンパウロでの投票所は、以前は在サンパウロ日本国総領事館だった。
でも、今回はリベルダーヂにあるブラジル日本文化協会の建物を使用した。
領事館の建物は、警備が厳しすぎて、大勢の人がやってくると混乱するとかいうのが理由らしい。

その文化協会の講堂の入り口に、在外選挙投票会場という掲示があった。
投票する人は日本人だから、ここでポルトガル語の掲示は必要ないわけである。
Spd20070718cp

中にはいると、左の奥の方に誘導された。
だだっ広い講堂の椅子に座らせられた。
Spd20070718ck

老朽化している。
今はもう無い南米銀行が寄付した緞帳が色あせて今も使われている。
この講堂で、小泉前首相が涙を流した。

やって来る人は確かに日本人。
政治参加意識の高い方がいて、秘かに敬服してしまった。

代書係というところの順番待ちなのだ。
自分は、まだなんとか日本人で字は読めるし書けるので、代書など必要ないのにと思っていたのだが、決まりらしい。
8人程度の代書係が座っていて、ああ書けこう書けと指示していた。
封筒の宛名書きなのだが。
Spd20070718cl

長いことブラジルにいて、国籍こそ日本人でも、字も書けない読めない人がいるからだろう。
なかに、2世になっても、日本国籍を持っているような人もいて、
多分あまり日本語は出来ないだろうという人もいた。

でも、自分の対応をした代書の係員。
はっきり言ってレベルが低かった。
封筒の宛名書きの正しい書き方も知らなかった。

とにかく、宛名書きを終えて、封筒を持って、講堂を別の入り口から出た。
でる前に、また一度座らせられたが。

そして、また別の係員に封筒書きに間違いがないかのチェックを受けて、
投票用紙をもらった。
選挙区と比例区の2枚である。

そして、衝立に挟まれたところで、意中の候補者の名前を書いて、
2重の封筒に入れた。
Spd20070718cn

Spd20070718cm

それで、そのまま投票ではない。

また、チェックを受けた。
これも、封筒の宛名書きの確認である。
ここでは、2人の人のチェック。
そして、やっと投票箱に投票することができた。
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何でも、この会場に、延べ90人もの係員がいるということであった。
どうりで取り囲まれたような感じがしたわけである。

何人が投票にやってくるのか分からないが、
日本で90人もの係員がいる投票所はないだろう。

ちょっと呆れた。

ここまでやっているのが、在外投票制度なのである。

「清き1票」なんていう言葉を係員から聞いた。

在外投票が、大勢を動かすようなことはないだろうなどと思うのは、とても不謹慎なことだ。


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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その88 番組200回記念名場面集。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウ

サブリナ・サトウSabrina Satoがレギュラー出演している、rede TV!局が毎週日曜日20時頃から約2時間放送している、ブラジルで最も下品な番組のpanico na TVは、7月29日(日)の放送が番組開始200回記念だった。

約4年間に渡って放送していることになる。

この7月29日の放送では、それを記念して、
思い出の名場面を一挙に200も放送した。

放送開始当初は、現在よりももう少しおとなしい番組だったのだが、
視聴率が上がるに連れて、段々と過激さを増してきた。

それを示すかのように、この2年ほどの間に放送されたものが多かった。

この日の放送そのものは、本当に永久保存版である。

その中には、サブリナ・サトウの登場シーンも多い。

このブログで、動画として、紹介していないものもおおい。

いつもより画面サイズは小さくしたが、中身は濃い。
「お盆で暇な事務所で」こっそりと視るには適しているかもしれない。
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ブラジル・サッカー:2007 その83 サンパウロFCのジョズエがウォルフスブルグへ移籍。

DFイルシーニョIlsinhoのあと、サンパウロFCはまた1人重要な選手を失った。

8月13日(月)に、
ジョズエJosuéは、ドイツAlemanhaのウォルフスブルグWolfsburgと契約をし、サンパウロFCではもうプレイしない。
サンパウロFCのサッカー担当副社長のカルロス・アウグスト・デ・バッホス・イ・シウヴァCarlos Augusto de Barros e Silva(通称レコLeco)によってこの交渉は確認された。

副社長は、12月に終了することになっていたジョズエとの契約の終了が早まり、サンパウロFCは約1.75百万米ドルを受け取る。

「ジョズエの退団は決定。 欧州Europaでのプレイはジョズエのねがいである。 彼がサンパウロFCで見せてくれた仕事を評価して、彼を自由にした」と、カルロス・アウグスト・デ・バッホス・イ・シウヴァは言った。
 
ジョズエJosuéは、この契約で約30万米ドルを受け取る。
彼は、水曜日にドイツAlemanhaに向かうので、同僚にお別れをする十分な時間がない。
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サンパウロFCで、ジョズエは157試合に出場し、7ゴール。
彼ら最後の試合は、先週土曜日の対アツレチコ・パラナエンセAtlético-PR戦であった。

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ボランチのジョズエの退団は、サンパウロFCにとって大きな痛手のはずだ。
彼が、この2年くらいは、サンパウロFCの守備から攻撃への展開の要であった。

今年から、ブラジル代表に定着した。

それにしても、移籍金が1.75百万米ドルとは、かなり安いのではないだろうか。
先月7月19日で、28歳になった。

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サッカー・ブラジル代表 米国戦 その1 交渉進行中。

アルジェリアArgélia戦の他に、ブラジル・サッカー協会CBFは9月にブラジル代表のために親善試合をしようとしている。
米国Estados Unidosと、9月9日にシカゴChicagoで対戦するはずだ。
交渉は進行中である。

当初、米国代表seleção americanaがその日にメキシコMéxico代表と対戦するはずであった。
しかし、両国の親善試合はキャンセルされた。
メキシコ協会のサイトでは、「契約上資金的な問題」を取り消しを正当化するためにあげている。

米国Estados Unidos代表との試合は、9月12日にボストンBostonで行われるブラジル代表とメキシコ代表の試合の3日前に行われることになる。

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米国の協会は、この日程を認めているが、
ブラジルサッカー協会CBFは8月13日現在まだ公式には認めていない。

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その4 DFフアンが代表離脱。

ローマRomaに所属しているDFフアンJuanが、医師ジョゼ・ルイス・ルンコJosé Luís Runcoに電話をして、肉離れをしたと歌えてきた。
ケガの診断書は、ローマよりブラジル代表Seleção Brasileiraの技術委員会comissão técnicaに送られる。

医学的な問題により、フアンJuanは8月22日にフランスのモンペリエMontpellierで行われるアルジェリアArgélia代表との親善試合に招集された22人のブラジル代表から外れる。
フアンJuanの替わりに、ドゥンガDunga代表監督はベンフィカBenficaのDFルイゾンLuisãoを招集した。

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ケガであれば仕方がない。
ちゃんと治さないと、駄目だ。

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segunda-feira, 13 de agosto de 2007

ブラジル・サンパウロの「乳児死亡率が激減」

ブラジル・サンパウロの乳児死亡率が激減している。

1995年から2006年までの変化をみてもそれは明らかだ。
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元もと、ブラジルは、その経済レベルの割には異常なほど乳児死亡率が高い国であった。

貧富の差が激しいことや、国土が広く医療サービスが均等に行き渡らないことなど、乳児死亡率の改善に向けての前提となる条件も、簡単にはいかないことが多い。

しかし、この10年ほどでここまで改善できた理由については、次のように解説された。
Spd20070810b

基本的な衛生環境の改善。
妊産婦へのアシスタントの向上。
ワクチン接種。

劣悪な環境に住み、栄養状態が悪く、医療サービスを受けられなかった、もしくはそういった知識に欠けていた貧民層への行政サービスがよくなったことが大きな要因である。

また、以前は「貧乏人の子沢山」を地でいったのだが、
徐々にそれは変わりつつある。
貧民層でも、子供の数は減りつつあり、それだけにそれぞれの子供の生育環境、栄養状態もよくなっている。

社会自体が変化していることも大きい。

しかし、サンパウロ州でもっとも乳児死亡率高いのは、
海岸沿いの地域である。

低地なので高温多湿であり、
貧民窟は低湿地に広がっている。

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ブラジルでは、
以前は、スーパーの棚に、粉乳の占める割合が多かった。

乳児用の調製粉乳だけではなく、全脂粉乳や脱脂粉乳がずらりと山積みになっていた。

しかし、今はそれほどでもない。

よく言われるのが、粉ミルクを溶かす水そのものが汚染されていることが、乳児死亡率を高める原因の一つであるということである。

当たり前のことだが、乳児にとって一番の栄養源は母乳なのである。

どうも、以前のブラジルでは、富裕層も貧民層も、そこを調粉メーカーの戦略に乗せられたせいか、母乳よりも調製粉乳のほうがよいくらいに理解していたきらいがあった。
歴史的には、富裕層は、子育てには乳母を使ったくらいだから、元もと自分の母乳を与えるなどいうことに、あまり関心が高くなかったのかもしれない。

WHOと、調製粉乳メーカー(世界で圧倒的なのはネスレ)の戦いは、1960年以降にはじまり、いまは世界中のほとんどの国で販売されている乳児用の調製粉乳には、かならず「母乳が一番であることと、医師の指示を受けて与えるということ」が、缶の上部にその国の言葉ではっきりと記載されている。

日本は、この表示を記載していない例外的な国である。
元もと、民度が高く、調製粉乳のほうが母乳よりよいなどという理解がなかったからだとか、メーカーが詐欺的にあくどいことをしなかったからいうのだが、無いものはない。
この表示をしなくてよいことは、厚生労働省も認めていることである。

ブラジルでは、1980年代から、母乳推進運動が、中核的な病院から始まっている。
この運動はとても力強く、拡大した。
世界的にみても、きわめて先進的なものになった。
政府もこれを後押しした。
日本の政府とは立場が随分とちがうものだ。

いまでは、
母乳を与えるのが、当然になっている。
母乳を与えようというキャンペーン活動は今も続けられている。

8月7日にも、パウリスタ大通りでこういったキャンペーンが行われている。
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Spd20070807tb

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ブラジルの社会が、この20年間で大きく変わった事の一つが、調製粉乳の使用の大幅な減少ではないかと思っている。

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ブラジルでは、調整粉乳のメーカーとしては、ネスレしかなかった。

米国系のワイス、ミード・ジョンソン、ドイツ系のミウパなど、
世界で高いシェアを持っている調粉メーカーのものは、何故か無かった。

もちろん、日本の4社(明治、雪印、森永、和光堂)もなかった。

これは、乳製品の販売については、ブラジル農業省の許可を得なくてはならないのだが、その取得の条件が非常に厳しいということがある。
それと、ネスレのブランド力が圧倒的に確立されていて、新規参入が難しかったこと。
そして、普及のための病院でのプロモーションが、近年の母乳推進派によって認められなかったことも、新規メーカーにとっては普及の手段を断たれたことになった。

乳児用調製粉乳の販売については、WHOのコードがある。
メーカーによる母親への直接的な接触などはもってのほかである。

日本では、その辺もやや曖昧である。
もっとも、日本の母親は、メーカーの接触などあってもなくても、それ以前に知識を持っているはずである。

この種の製品のブランド選択の動機は、だいたい次の通り。

出産した病院の推薦するブランド。
自分の母親の推薦もしくは自分が使ったブランド。

最近は、育児雑誌の記事もやや影響があるようだが、
微妙にメーカーの色が付いていることもある。
テレビ番組など同じで、タイアップの可能性がある。

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ブラジル・リオ・デ・ジャネイロで開催の「国際柔道選手権」のブラジル代表。

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催される「国際柔道選手権」に出場する代表選手が8月7日に発表された。
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名前を見る限り、日系人らしいのは女子に1人だけ。

ブラジルは、柔道は盛んだ。
それだけ、柔道が広まったということを、祝うべき。

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ブラジル・サンパウロの桜2007 その2 サン・ロッキの桜祭り。

7月8日に、サンパウロ市の西郊60キロのところにあるサン・ロッキSao Roque市にある国士舘スポーツセンターで開催された、恒例の「桜祭り」に行ってきた。

サン・ロッキ市域内にあるのだが、
イビウナ市へ向かう街道筋から入ったところにある。

街道筋に沿って、この桜祭りを告知する表示はない。
ただ、街道筋から、入るところにだけ、発見しにくい掲示があった。

国士舘スポーツセンターの敷地の入り口である。
広大である。
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駐車場。
白いテントが、会場である。
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テントの一つが、バザールになっている。
何も福祉のものではなく、ただ主として日系人の必要とする物品を販売する店が出店しているだけだ。
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たとえば、日本食品とか、布団とか、衣料品とか、雑貨とかだ。
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そして、日本映画などのDVD。
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もちろん、コピー商品。

それも、1950年代の時代劇や軍記物。
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新しいものもあるが、
いかにも高齢者が喜びそうな感動ものが多い。
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そして、演歌のDVD。
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こちらも当然コピーもの。

ど演歌の大御所から、あまり知らない演歌歌手のものばかりである。

今風のものはない。
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とにかく、古き良き日本を彷彿させるようなものが、好まれるのである。
今の日本のものは必要ではない。
それは、NHKの海外放送で十分である。

移民の方の心の中で昇華された日本が見たいのである。

桜の苗の販売所。
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7月だが、鯉のぼり。
広い心でみておきたい。
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桜祭りの出し物のプログラム
日系の祭りであるのだが、
ロシア、ウクライナ、リトアニアの出し物があるのに気が付いた。
このあたりには、そういった国からの移民の方も多かったのだろう。
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別のテントには、フードコートがあった。
いつものように、焼きそばや(ブラジル式)天ぷらなどが販売されていた。
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そして、ロシアの食品のコーナーもあった。
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桜。
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何でもここの桜は「沖縄桜」と呼ばれている。
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色がとても濃いのが特色だ。
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桜の下で、お弁当を広げている日系人グループもあった。
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色が濃すぎる嫌いもあるが、それはそれブラジルの空に映えていた。
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散歩をしていたら、ある木に、鳥の巣があった。
鳥はいなかった。
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遠くから、会場全体を眺めてみた。
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体育館の脇に、「自然と人類の共存」と書かれた碑があった。
文部大臣島村宜伸という銘があった。
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その体育館である。
何故、この地に国士舘はこのような施設を作ったのだろうか。
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桜の木は、敷地のあちこちにあるのだが、
もっとも集まったところは、会場の下の方。
出し物や食べ物に人は集まって、桜のほうには、それほどでも。
桜は毎年のこと。
やはり「花より団子」ということだろう。
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ステージのあるテントでは、ロシアの民謡のグループがでていた。

所詮、素人の芸達者のグループには違いないのだが、
高齢のロシア系の方々の中には、泣きそうになって感激している人も多かった。
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多分ロシア系のお嬢さん。
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司会もいて、これから演じるダンスや歌の解説をしてくれた。
彼らは、アマチュアだが、あちこちを回っているらしかった。
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そして、Edison Saitoという日系人の歌手。
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日本語での語りも達者で、日本の歌を歌っていた。
それも、やはり高齢者が喜びそうな昔の歌や、何か昔風のほのぼのした歌。
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彼も、こういった日系人の色々なイベントを回っているのだろう。
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彼が唄っていた、
「私が死んでも、私のお墓に私はいません」とかいう歌詞の歌にびっくり。
何という歌詞かと思った。
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日本人移民の方々は、しみじみと聞き入っておられた。
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日系人も多いのだが、そのほかの人種の方もいっぱい。
ごく自然に、こういった交流が出来ていく。
ブラジルの将来はきっと明るいと確信する。
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ブラジルの広告 その22 「腕を下げない女性」

英蘭の多国籍企業のウニリベルUniliver(=ユニリーバ)は、ブラジルの生活において存在感の大きなメーカーである。

食品と化学製品において、多様な展開をしている。

そのウニリベルが、このところ新しいCMを流している。

とてもスタイルのよい女性が下着姿でいる。
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何故か腕を上げている。
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バク転という大技も見せてくれる。
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とにかく腕を上げている。
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CMの最後まで、ずっと腕を上げている。
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もう一つ別のバーションもある。

やはり美しくそしてスタイルがよい女性が下着姿である。
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こちらも腕を上げている。
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下着姿で、キッチンを歩き回る。
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とにかく腕を使わない。
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落ちているものを拾うときにも、腕を使わない。
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どちらのCMも最後に製品が現れる。
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Rexonaレショナという脇の下用のコロン。
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この製品は、乾くまで腕を上げていることはないというのがポイント。

それにしても、とても美しい女性の下着姿がずっと続いて「大変好ましい」。

だが、
このCMがおそらく男性視聴者がほとんどであろうスポーツニュースの時間に流れているのである。
男性の目を楽しませるためであるかのようなCMなのはそのせいか。

ターゲットのブラジル人の女性は、このCMをみて、どのように受け取るのだろうか。
「20070808sporTVnews-CM-Rexona.wmv」をダウンロード

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この程度のCMでも、見てニヤニヤしているブラジルの既婚男性は、
その姿を見つけられると、確実にブラジル人女性にたたかれる。

とても嫉妬深い。 

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domingo, 12 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その56 第19節終了。

サッカー・ブラジル選手権の第29節が、8月11日(土)および12日(日)に行われた。

結果は次の通り。

8月11日(土)   第19節 第1日目
試合開始       試合結果             競技場             
18h10  Sport      3 x 0 Juventude    Ilha do Retiro
18h10  São Paulo   2 x 0  Atlético-PR   Morumbi
18h10  Flamengo    2 x 1  Náutico      Maracanã
「20070811encimafahora-BA19.wmv」をダウンロード
※スポルチが地元で大勝。
 リベルタドーレス圏内も夢ではなくなった。
※サンパウロFCが地元で勝利。
 首位を固めて、折り返し。
※フラメンゴが地元で勝利。
 それでも19位。

8月12日(日)   第19節 第2日目
試合開始       試合結果             競技場             
16h   Corinthians   2 x 1  Grêmio     Pacaembu
16h   Atlético-MG  1 x 2  Palmeiras   Mineirão
16h   Figueirense   1 x 1  Botafogo    Orlando Scarpelli
16h   Internacional  1 x 0  Goiás      Beira-Rio
18h10  América-RN  1 x 2  Cruzeiro    Machadão
18h10  Paraná      0 x 0  Vasco     Durival Brito
18h10  Fluminense   3 x 0  Santos     Maracanã
「20070812encimadahora-BA19a.wmv」をダウンロード
「20070812encimadahora-BA19b.wmv」をダウンロード
コリンチャンスが、劇的な逆転
 降格圏を脱出。
※ホームで弱いパルメイラスが、アウェーで勝利。
 アツレチコ・ミネイロのエーメルソン・レオン監督がまた審判のせいにしていた。
※ボタフォゴがまたも勝てず。
※フルミネンシが地元で大勝。

この第19節で、ブラジル選手権の前半戦が終了したことになる。

次節の第20節の前に、
第7節および第11節の未消化試合が行われる。

8月15日(水)   第7節第3日目
試合開始       試合予定             競技場             
20h30  Botafogo    x   Corinthians    Maracanã
※コリンチャンスが、調子に乗ることが出来るか。
 ボタフォゴが復調するか。

8月16日(木)   第11節第3日目
試合開始       試合予定             競技場             
20h30  Fluminense  x   Flamengo      Maracanã
※リオ・デ・ジャネイロの”クラシコ”

第20節の予定は次の通り。

8月18日(土)   第20節 第1日目
試合開始       試合予定             競技場             
18h10  Atlético-PR  x   Figueirense    Kyocera Arena
18h10  Santos     x   Sport       Vila Belmiro
18h10  Grêmio     x   Paraná       Olímpico

8月19日(日)   第20節 第2日目
試合開始       試合予定             競技場             
16h   Palmeiras    x  Flamengo      Palestra Itália
16h   Náutico     x  Atlético-MG    Aflitos
16h   Juventude   x  Corinthians    Alfredo Jaconi
16h   Vasco      x  América-RN    São Januário
18h10  Cruzeiro    x  Fluminense     Mineirão
18h10  Goiás      x  São Paulo      Serra Dourada
18h10  Botafogo    x  Internacional    Maracanã
※パルメイラスは、地元パレストラ・イタリアにフラメンゴを迎える。
※コリンチャンスは、カシアス・ド・スルでジュヴェンチューヂ。
※ヴァスコ・ダ・ガマは、地元サン・ジャヌアリオでの試合だが、
 ロマリオは出場しないだろう。


(第19節を終了した時点での順位)
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サッカー・ブラジル選手権2007 その55 第19節コリンチャンス対グレミオ。 

8月12日(日)16時から、サンパウロのパカエンブー競技場で、ブラジル選手権第19節のコリンチャンス対グレミオ戦が行われた。

サッカーの試合の日にもかかわらず、パカエンブー競技場のすぐ近くにある拙宅は朝も静か。
昼頃も静か。
14時頃には、ぼちぼち屋台の準備も始まったが静か。

拙宅をでたのは、14時30分頃。
サンパウロは一日晴れたり曇ったりの難しい天気だったのだが、このころは一応晴れ。
やや周辺の道路には人がいたし、入り口には列があった。

しかし、シャルレス・ミラー広場は閑散。
正面入り口が、閉鎖されていた。

競技場の中に入っても、また閑散。
(コリンチャンスの先発と控え)
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(グレミオの先発と控え)
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試合は、前半終わりにグレミオが先取点をあげた。

また、こういう展開かと、口には出さないけれど多くの観客が、コリンチャンスの負けを予測していた。

日が傾くと共に、気温が下がり、風が強くなり、寒くなった。

後半に入っても、
コリンチャンスのちぐはぐな攻めは続いた。

しかし、後半36分に、FWフィナッツィがゴール。
同点に追いついた。
観客は、予期しないことに総立ち。

更に、後半38分に、
SBグスタボ・ネリーが逆転のゴール。
元ブラジル代表の面目を保った。

これで、またもや競技場全体が沸き返った。

そのまま守りきって、コリンチャンスが奇跡的な勝利。

観客は、大満足。
この試合に来た観客は、久しぶりに、良い試合を見たと思って、帰路についたはずだ。

これで、コリンチャンスは降格圏を脱した。

まあ、ホームで勝つのは当たり前のことなのだが、
今のコリンチャンスには、その当たり前のことでも、難しい。

それにしても、観客はわずかに5千人台。
この人数が、今のコリンチャンスの状況を物語っている。

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サッカー・ブラジル代表 U-18 その3 仙台杯への招集メンバーの変更2。

コリンチャンスCorinthiansのFWデンチーニョDentinho(=ブルーノ・ボンフィン)が、日本の仙台杯Torneio de Sendaiを戦うブラジル代表U-18Seleção Sub-18の招集から外された。
替わりに、グレミオGrêmioのFWジョナサンJonathanが入ることになった。

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デンチーニョことブルーノ・ボンフィンが外された理由は明らかではない。
(参考画像)
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サッカー・ブラジル選手権2007 その54 コリンチャンス対フルミネンセ戦 観戦2。

7月7日(土)16時から、サンパウロのパカエンブー競技場で行われた、ブラジル選手権の第10節のコリンチャンス対フルミネンセ戦を観戦に行った。

続きである

試合は、コリンチャンスのキックオフで始まった。
FWのフィナッチとエヴェルトン・サントス。
どちらも今年になって入った選手で、よく知らない選手だ。
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変わらないのは、有能な球拾いだけだ。
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左は、MFカルロス・アルベルト。
昨年末に、フィグェイレンセにいるときに、年齢を5歳も若くごまかしていたことがばれた選手だ。
半年間出場停止処分を受けていて、6月にコリンチャンスに入団した。
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誰だったか。
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GKフィリッピ。
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MFブルーノ・オタッビオ。
控えが多いが、コリンチャンスに長くいる。
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MFカルロス・アルベルト。
昨年は、フィグェイレンセではそれなりに活躍していた。
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パルロ・セーザル・カルペジアーニ監督。
今ひとつ印象が薄い監督だ。
エーメルソン・レオンの後釜だからか。
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フルミネンセのゴール前。
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誰だったか。
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この日のパカエンブー競技場。
観客は少ない。
※クリックすると拡大する。
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ハーフタイム以降に、
カヴィオンエス・ダ・フィエウの方々による抗議運動がやはり起きた。
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MFロジネイ。
コリンチャンスのジュニアの出身。
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元デンチーニョと呼ばれたブルーノ・ボンフィン。
17歳。
前歯のすきっ歯が特徴。
後半途中から出場した。
2007年8月の仙台杯に出場するブラジル代表U-18の1人である。
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ガヴィオンエス・ダ・フィエウの皆様方。
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誰だったか。
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この日の有料入場者数はわずかに7,421人。
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結果は、1対1の引き分け。
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コリンチャンスの選手が乗る新しいバス。
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前のバスが年期ものだった。
フォルクスワーゲンがスポンサーになっているのだろう。
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サッカー・ブラジル選手権2007 その53 コリンチャンスの社長代行のクロウドミル・オルシは、監督を信頼している。

コリンチャンスCorinthiansは、ヴァスコ・ダ・ガマに2対0で敗れ、降格圏内に落ちた。
それで、パウロ・セーザル・カルペジアーニPaulo César Carpegiani監督が解任されるという噂が力を増している。
だが、クロウドミル・オルシClodomil Orsi社長代行は監督を全面的に支えていると明言した。

「自分がパウロ・セーザル・カルペジアーニ監督を解任するようなことはない。 自分は彼を信頼している」と明言した。

インタビューの間、クロウドミル・オルシはコリンチャンスTimãoの現在の選手とその選手達がオファーを受けていることについて話をした。

「自分の関心はクラブを閉ざし、全ての選手を売らないということではない。 別のことだが、今まで全くオファーを受け取っていない。」

クロウドミル・オルシ社長代行は、またニウマールNilmarの件を出来るだけ早く解決するためにリヨンLyonと交渉していると言った。 クロウドミル・オルシ社長代行は、リヨンに提案しして、その回答を待っていると言った。

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アルベルト・ドァリビ社長の事実上の退陣に伴って、
コリンチャンスの役員陣が替わりつつある。

結果として、クロウドミル・オルシ社長代行の力が強くなっている。
(参考画像)
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sábado, 11 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その52 コリンチャンス対フルミネンセ戦 観戦1。

7月7日(土)16時から、サンパウロのパカエンブー競技場で行われた、ブラジル選手権の第10節のコリンチャンス対フルミネンセ戦を観戦に行った。

この「事実上のホーム」のパカエンブー競技場で、コリンチャンスが、試合を行うのは、4月26日(木)以来であった。

競技場の東側に、見慣れない掲示があった。
パカエンブー競技場で、アーキバンカーダArquibancadaといえば、北側のゴール裏席である。
この席についての、何か注意があった。
別に気にもとめなかったのだが、あとでその意味が分かった。
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パカエンブー競技場の正面入り口、
今ひとつ観客の入りはよくないようだった。
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それでも、まだ当日券を買い求めるファンが、シャルレスミラー広場に列を作っていた。
試合開始前、30分くらいだったのだが。
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※クリックすると拡大する。

競技場に入って驚いた。
いつもと何か違う。
いつもガヴィオンエス・ダ・フィエウの方々の指定席になっているところがぽっかりと空いていた。
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ガヴィオンエス・ダ・フィエウの方々が来ていないのではない。
入れなくしていたのだ。
それが、場外にあったアーキバンカーダについての掲示の意味だった。
警備がしっかりと、コントロールをしていた。
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ガヴィオンエス・ダ・フィエウの方々は、いつもよりも北側に座らざるを得なかった。
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この試合は、そういえば何か変だった。
朝から、競技場の周辺を、反アルベルト・ドゥアリビ(コリンチャンス社長)の運動をふれ回る街宣車が走り回っていた。
そして、競技場の内外で、紙が配られていた。

その紙を掲げるリハーサルが行われた。
ノリが良い多くの観客は、楽しく参加した。
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ガヴィオンエス・ダ・フィエウはもちろん反アルベルト・ドゥアリビの中核になっている。
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電光掲示板に選手の名前が出て来た。
監督のパルロ・セーザル・カルペジアーニの名前が出るのは、これでやっと2回目である。
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いつものコリンチャンス大好きおばあさんは、この日もノリノリであった。
衣装も、また新調したようだ。
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フルミネンセの選手が入ってきた。
クラブの旗まで持ってきた。
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コリンチャンスの選手がグラウンドに入ってきた。
DFゼロンという選手だ。
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サン・カエターノから移籍して、フルミネンセに入団したばかりだったFWソマリア。
※7月末には、日本のクラブから打診があったという報道もあった。
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フルミネンセのレナット・ガウーショ監督。
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コリンチャンスの選手を待つ子供達の列は長かった。
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コリンチャンスの選手が、観客に挨拶。
なんだかバラバラである。
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こちらコリンチャンスから、フルミネンセに移籍したばかりのFWジャン・カルロスが、パウロ・セーザル・カルペジアーニ監督に挨拶をしに来た。
ジャン・カルロスは1月にコリンチャンスに移籍したが、振るわなかった。
彼を追い出したパウロ・セーザル・カルペジアーニ監督に挨拶をする心境はいかがなものか。
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コリンチャンスの選手の記念撮影。
コリンチャンスの選手は、この1月と5月に大幅に代わった。
おまけに、パカエンブー競技場で試合をしないものだから、
名前と顔が一致しない選手が増えた。
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フルミネンセの選手が、国歌演奏のために整列した。
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コリンチャンス大好きばあさんの舞。
「20070707Futebol-BA-Corinthians-Fruminense3-Hino.MOV」をダウンロード

GLOBO局系のグラウンド・レポーターがFWフィナッチにインタビュー。
5月に、ポンチ・プレッタから移籍。
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誰だったか。
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GKフィリッピ。
5月に、ブラガンチーノから移籍。
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ウェリンギトンのはずだが。
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誰だったか。
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これも、誰だか。
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DFゼロン。
彼も5月に入団。
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キャプテンのDFベットン。
コリンチャンスのジュニア出身。
8月はじめに、フランスのソショーSocauxに移籍
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つづく。

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sexta-feira, 10 de agosto de 2007

サッカー:ニウマールの行方 その21 コリンチャンスが、リヨンに分割払いを提案。

FIFAとの大問題から逃げるために、コリンチャンスCorinthiansは、ニウマールNilmarの移籍に関してのリヨンLyon - FRAへの8百万ユーロの負債の分割払いを提案した。
この金額の半分を、現金ですぐに支払い、残りを分割にするというものである。

コリンチャンスTimãoの社長代行のクロドミウ・オルシClodomil Orsiはリヨンの代理人のマルセロ・ヂジアンMarcelo Djianと会議をした。
リヨンLyonは交渉にMFウィリアンWilliamを含むことを望んだが、コリンチャンスCorinthiansはこの提案は拒否した。

クロドミウ・オルシによると、コリンチャンスは提案に対する反応を待っている。
フランスFrançaにおける。コリンチャンスCorinthiansとリヨンLyonの代表による会議では、負債を支払うかについての決定がなされるだろう。

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とにかくコリンチャンスが悪い。

8百万ユーロに、金利を加えたものを支払うのは、商業契約上当然のことである。

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サッカー:ロマリオの日々 その13 南米杯に選手登録。

ヴァスコ・ダ・ガマに1か月間不在にもかかわらず、ロマリオRomárioは南米杯Copa Sul-Americanaに登録される25人の選手の1人となる。
ロマリオが永遠に使用している背番号11を他の選手が使うことはない。
これは、セルソ・ロッチCelso Roth監督が、8月11日(金)に、サン・ジャヌアリオSão Januárioでのトレーニングの後に確認した。

セルソ・ロッチ監督は、ロマリオBaixinhoは医療部にいるといい、ロマリオの治療がどういう状態にあるのかは知らないと言う。
ロマリオRomárioの南米杯への出場について問われたセルソ・ロッチ監督は簡潔に答えた。

「背番号11は永遠だ。 それが答えだ」と、他のオプションはないと理解させた。
(参考画像)
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ヴァスコ・ダ・ガマの南米杯Copa Sul-Americanaの初戦は、8月15日(水)にアレーナ・ダ・バイシャーダArena da Baixada(=京セラ競技場)で行われる対アツレチコ・パラナエンセAtlético-PR戦である。

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ロマリオは、すでにスイスから戻ってきているはずだが、
このところ全く動静が分からない。

ワールドカップ南米予選の対エクアドル戦が、
リオ・デ・ジャネイロのマラカナ競技場で行われることになっているのだが、
その試合にロマリオがブラジル代表として出場するという憶測がある。
今週の火曜日のことだ。

ブラジル代表からのお別れ試合ということだが、
すでに2005年4月にも、そのお別れ試合を、
パカエンブー競技場で行われた対グアテマラ代表との親善試合で行った。

いくらなんでも、南米予選という公式戦で、
ロマリオがブラジル代表として出場するとは思えないのだが。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その51 インテルナシオナウがアレシャンドレ・ガーロ監督を解任。

インテルナシオナウInternacionalの役員は、8月10日(金)の夜、公式サイトでの通知で、アレシャンドレ・ガーロAlexandre Gallo監督はもうインテルナシオナウの監督でないことを確認した。

3対2で負けた対ボタフォゴBotafogo戦のブラジル選手権の第1節でインテルナシオナウの監督としてデビューして、20試合を指揮した。
アレシャンドレ・ガーロ監督は、8勝9敗3分であった。

アレシャンドレ・ガーロ監督は、南米レコッパRecopa Sul-Americanaではタイトルを獲得した。
メキシコMéxicoで、パチューカPachucaに2対1で敗れたが、
ポルト・アレグレPorto Alegreでは4対0で勝利した。

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新監督は、はやくもアデル・ブラガAbel Bragaに決まった。
4ヵ月ぶりの、監督復帰である。
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インテルナシオナウの監督になるのは5度目。

本名Nome completo: Abel Carlos da Silva Braga

生年月日・出身地Nascimento: 01/09/1952, no Rio de Janeiro (RJ)

クラブ遍歴: Volta Redonda (1982), Vitória (1983), Rio Ave-POR (1984 e 1986), Goytacaz (1985), Botafogo (1987, 2001-2002), Santa Cruz (1987-1988), Belenenses-POR (1989-1992), Vitória de Setúbal-POR (1993), Vasco (1995, 2000), Atlético-PR (1997-1998, 2002), Coritiba (1999), Paraná (1999-2000), Olympique de Marselha-FRA (2000), Atlético-MG (2001), Ponte Preta (2003), Flamengo (2004), Fluminense (2005), Internacional (1988-1989, 1991, 1995, 2006-2007).

獲得タイトル: Pernambucano (1987, 1988), Paranaense (1998, 1999) , Carioca (2004, 2005), Libertadores da América (2006), Mundial de Clubes (2006)

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サッカー・ブラジル選手権2007 その50 パカエンブー競技場に戻ってくるコリンチャンス。

パカエンブーPacaembu競技場に戻ってくることが、8月9日(木)にサン・ジャヌアリオSão Januárioでヴァスコ・ダ・ガマに2対0での敗戦から回復するコリンチャンスCorinthiansのやる気になっている。

この日曜日(8月12日)にコリンチャンスTimãoはグレミオGrêmioを迎える。
パカエンブー競技場ではブラジル選手権をわずか1試合しか戦っていない。
第1節の対ジュヴェンチューヂJuventude戦で1対0で勝利した。

「勝つ必要がある。 パカエンブーPacaembu競技場は我々のホームである。 ここで、我々が上昇することを可能にしてくれる」と、FWクロドアードClodoaldoは言った。

ボランチのヴァンペッタVampetaはファンの存在を期待し、彼らが降格圏に落ちたチームを助けてくれると言った。

「我々のホームに戻るのは最高である。 ファンの応援は基本的なことである。 パルメイラスPalmeiras、グレミオGrêmio、ボタフォゴBotafogoに起きたが、コリンチャンスには起こることを望んでいない。 ホームで勝ち点を得始めなければならない。 この試合は重要だ」

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パカエンブー競技場で行ったブラジル選手権の試合は、7月7日のフルミネンセ戦である。
1対1で引き分けであった。

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quinta-feira, 9 de agosto de 2007

ブラジル・サッカー:2007 その82 ロナウドが、リカルド・テイシェイラ会長に反論。

ロナウドRonaldoは、先週のブラジルサッカー協会CBFのリカルド・テイシェイラRicardo Teixeira会長のロナウドのプロとしての態度に疑問を呈した宣言について我慢していないようだ。

ロナウドFenômenoは、イタリアのスポーツ紙 “La Gazzetta Dello Sport”, に、ブラジル代表に戻りたいと言った。

「リカルド・テイシェイラRicardo Teixeira会長がブラジル代表のオーナーでないということが条件になる。 ブラジル代表は大衆のものだ。 ファンが自分の復帰を望むならば、戻るだろう」と、ロナウドRonaldoは言った。
ドゥンガDunga代表監督が招集することを忘れている。

2006年のワールドカップCopa do Mundoの後、ロナウドRonaldoはブラジル代表のユニフォームを着ていない。
ロナウドFenômenoは、ドゥンガDunga代表監督で全く機会を得ていない。

ロナウドRonaldoの体重に関するリカルド・テイシェイラ会長の批判について、ロナウドRonaldoは、繰り返していった。
Ricardo Teixeira
「2002年に優勝したときに、リカルド・テイシェイラ会長は優勝杯を持ち上げた最初の人だった。 いま、彼は我々を2度非難することは思わないだろう。 体重のことは問題になったことはない」と強調した。

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これに対して、

リカルド・テイシェイラRicardo Teixeira会長のコメントが、ブラジルサッカー協会CBFのサイトに掲載された。

大人の対応をしている。
「ロナウドRonaldoが目的を達成するように、応援をする」と、リカルド・テイシェイラ会長はいった。

こ全て第3者が書いた文章の中で、リカルド・テイシェイラRicardo Teixeira会長は、「招集するしないは、ドゥンガDunga代表監督によって決定される。 会長として、ブラジル代表seleção brasileiraに関係する全て選手の状態をみているのは当然である」といった。
 
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このやりとりは、もう少し続きそうだ。

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ブラジル・サッカー:2007 その81 ルイゾンが、サン・カエターノにいた。

FWルイゾンLuizãoが、サッカーに戻った。

ルイゾンは、2005年にサンパウロ州選手権campeão paulistaとリベルタドーレス杯Taça Libertadoresに優勝したサンパウロSão Pauloにほとんど戻っていた。
ルイゾンは、ブラジル選手権Campeonato BrasileiroのセリエBSérie Bのサン・カエターノSão Caetano,と合意した。
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31歳のルイゾンLuizãoは、グァラニーGuaraniで始めた。
サンパウロ州のサッカーでは、ルイゾンは4つの大チームでプレイした。
パルメイラスPalmeiras (1996-1997) 、コリンチャンスCorinthians (1999-2002)、サンパウロFCSão Paulo (2005)、サントスSantos (2005) 。
更に、ルイゾンはスペインEspanha,、ドイツAlemanha、日本Japãoでもプレイした。
彼の最後のチームは2006年のフラメンゴ。
リオ・デ・ジャネイロ州のサッカーでは、ルイゾンはフルミネンシFluminenseのユニフォームを着ていないだけだ。
ブラジル代表では、2002年のワールドカップCopa do Mundoの優勝メンバーである。

今年、ルイゾンは右足の手術の治療のために、サンパウロFCのトレーニングセンターでトレーニングを続けていた。
2004年の終わり、ルイゾンLuizãoは同様の経緯で、サンパウロFCと契約した。
ボタフォゴBotafogoを出たあと、ルイゾンはサンパウロFCのトレーニングセンターで手当を受けた。
ルイゾンは、サンパウロFCの控えの練習試合に迄出場していたが、サンパウロFCは今回はルイゾンに関心を示さなかった。

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日本では、グランパス名古屋で、2ヵ月ほど、すごした。

ルイゾンが、サン・カエターノと契約したのは、7月下旬。
すでに、プレイしたかどうかは不明。

今年ブラジル選手権の2部でプレイすることになったサン・カエターノは、1部復帰を目指すが、今のところ中位にいる。

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サッカー・ブラジル選手権2007 その49 第18節終了。

サッカー・ブラジル選手権の第18節が、
8月8日(水)および9日(木)に行われた。

結果は次の通り。

8月8日(水)   第1日目
試合開始       試合結果              競技場
19h30  Cruzeiro     2 x 0  Sport       Mineirão
19h30  Juventude    0 x 0  Fluminense   Alfredo Jaconi
20h30  Náutico      4 x 2  Figueirense   Aflitos
21h45  Atlético-PR   2 x 0  Flamengo     Kyocera Arena
21h45  Goiás       3 x 2  Atlético-MG   Serra Dourada
21h45  Botafogo     0 x 2  São Paulo     Maracanã
「20070808encimadahora-BA18.wmv」をダウンロード
※ボタフォゴが、サンパウロFCに負けて、差が広がった。
 ゼ・ロベルトの規律違反による戦列離脱の影響は大きい。

8月9日(木)   第2日目
試合開始       試合結果              競技場
20h30  Vasco    2 x 0  Corinthians     São Januário
20h30  Grêmio   3 x 0  América-RN    Olímpico
20h30  Palmeiras  1 x 1  Internacional    Palestra Itália
20h30  Santos    2 x 0  Paraná        Vila Belmiro
「20070809JG-BA18.wmv」をダウンロード
※コリンチャンスが、予想通り負け。
 降格圏が確定
 ヴァスコ・ダ・ガマのロマリオは、どこへ行ったのか。
 新加入のエニウトンがゴールを決めた。
※パルメイラスが、地元でやっと引き分け。
 

次節の第19節の予定は次の通り。
第19節で、前半戦が終了する。

8月11日(土)   第1日目
試合開始       試合予定              競技場
18h10  Sport      x  Juventude     Ilha do Retiro
18h10  São Paulo   x  Atlético-PR    Morumbi
18h10  Flamengo    x  Náutico       Maracanã

8月12日(日)   第2日目
試合開始       試合予定              競技場
16h   Corinthians    x  Grêmio     Pacaembu
16h   Atlético-MG   x  Palmeiras    Mineirão
16h   Figueirense    x  Botafogo    Orlando Scarpelli
16h   Internacional   x  Goiás      Beira-Rio
18h10  América-RN   x  Cruzeiro    Machadão
18h10  Paraná       x  Vasco     Durival Brito
18h10  Fluminense    x  Santos     Maracanã
※コリンチャンスは、パカエンブー競技場に復帰。
 グレミオ相手に勝ち目はないだろう。
※パルメイラスは、エーメルソン・レオン監督のアツレチコ・ミネイロと対戦。
※ボタフォゴは、これ以上差を付けられないためにも、勝ちが欲しい。

(第18節を終了した時点での順位)
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サッカー・ブラジル選手権2007 その48 コリンチャンスがまた降格圏に。

8月8日(水)に行われた、ブラジル選手権第18節の第1日目の試合の結果で、コリンチャンスは暫定ではあるが、降格圏内の17位になった。
前節の第17節終了後は15位であった

第1日目の試合の結果は次の通り。
 Botafogo    0 x 2  São Paulo
 Atlético-PR  2 x 0  Flamengo
 Goiás      3 x 2  Atlético-MG
 Náutico    4 x 2  Figueirense
 Cruzeiro    2 x 0  Sport
 Juventude   0 x 0  Fluminense

このうち、アツレチコ・パラナエンセと、ナウチコが、それぞれ勝利したことで、
コリンチャンスを上回った。

コリンチャンスは、第2日目の8月9日(木)に、ヴァスコ・ダ・ガマと対戦するが、
敵地サン・ジャヌアリオでは勝ち目はない。
ヴァスコ・ダ・ガマは、このところ地元では負けていない。

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その3 詳細スケジュール。

ブラジル代表Seleção Brasileiraの一行は、8月19日にパリParisに向けて出発し、それから、8月22日にアルジェリアArgélia代表との親善試合の行われるモンペリエMontpellierへ向かう。

サンパウロSão Pauloでは、21時30分に、ドゥンガDunga代表監督、ロドリゴ・ラズマールRodrigo Lasmar医師、選手のアレックス・シウヴァAlex Silva、クレーベルKleber、ジョズエJosuéが、グァリューリョス国際空港Aeroporto Internacional de Guarulhosに集合し、23時に出発するJJ8096便でパリParisに向かう。

リオ・デ・ジャネイロRio de Janeiroでは、22時に、スーパーバイザーのアメリコ・ファリアAmerico Faria、監督補佐のジョルジーニョJorginho、トレーナーのオヂール・ヂ・ソウザOdir de Souza、GKトレーナーのヴェンデル・ラマーリョWendell Ramalho、広報ロドリゴ・パイヴァRodrigo Paiva、マッサージ師のヂニールDenir、服装担当アントニオ・ヂ・アッシスAntonio de Assisがトム・ジョビン国際空港Aeroporto Internacional Tom Jobimに集合し、23時55分に出発するJJ8054便でパリParisに向けて出発する。

パリParisのシャルル・ド・ゴール国際空港Aeroporto Charles de Gaulleから、一行は18時45分(現地時間)にモンペリエMontpellierに向けて出発する。
到着は20時10分。

Spm20070808aselecao

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招集22選手のうち、19選手は欧州でプレイしている。
彼らは、パリで合流することになるはずである。

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サッカー・ブラジル代表 U-18 その2 仙台杯への招集メンバーの変更。

インテルナシオナウのDFシドネイSidnei,が日本Japãoの仙台Sendaiでのトーナメントで戦うブラジル代表U-18Seleção Sub-18の招集メンバーから外された。
替わりに、サントスSantosのDFヂエゴ・モナルチDiego Monartが呼ばれた。

ロジェーリオ・ロウレンソRogério Lourenço監督は、8月7日(火)に、仙台杯で戦うブラジル代表U-18Seleção Brasileira Sub-18の選手の発表をした

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交替の理由は、明らかではない。

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サッカー:ニウマールの行方 その20 ニウマールは、アレシャンドレ・パトの代わり。

インテルナシオナウInternacionalは、ニウマールNilmarとコリンチャンスCorinthiansの間の法的な争いが決着するのを待っている。
ニウマールとの契約に投資するためである。

もし、コリンチャンスが最高の結果を得ることが出来ると、ニウマールの権利を今年の末まで権利を保障され、インテルナシオナウの野望を阻止できる。
逆の場合は、ニウマールはどのクラブとも交渉が自由になる。

インテルナシオナウColoradoは、大きな関心を持っているクラブのうちの一つである。
ニウマールNilmarの代理人のオルランド・ダ・オーラOrlando da Horaは、昨年から、インテルナシオナウがニウマールについての情報をと揉めていることを認めている。
ニウマールの給与は交渉の足かせの一つになるだろう。
欧州のクラブもまたニウマールを見ている。

ニウマールNilmarは、インテルナシオナウで見いだされた。
すぐに、リヨンLyonに行ったが、インテルナシオナウは20%の権利を持っている。
ニウマールのコリンチャンスCorinthiansへの移籍の混乱で、インテルナシオナウは権利を持っている金額をまだ何も受け取っていない。
ニウマールNilmarが、戻ってくることと他に、この金を大きな勝利である。
ニウマールを、ミランに行ったアレシャンドレ・パトAlexandre Patoの代わりとすることを夢見ている。

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インテルナシオナウが、まだ20%の権利を持っているとは知らなかった。

ニウマールも、一旦インテルナシオナルに戻ってもいいかもしれない。
そのあとで、捲土重来をきして、欧州でも良いのではないだろうか。

この1年半、ニウマールは、コリンチャンスとケガで、疲れ切っているはずだ。

いずれにせよ、ニウマールがこのままで良いはずがない。
ブラジル代表になるべき選手である。

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quarta-feira, 8 de agosto de 2007

ブラジル・サッカー:2007 その80 アモローゾが、グレミオを退団。

アモローゾAmorosoが、もうグレミオGrêmioの選手ではないことが公式になった。
アモローゾは、8月6日(月)の午後契約を取り消した。
グレミオは、そのサイトで短く、アモローゾの申し入れに合意したと発表した。

アモローゾAmorosoは、グレミオの本部のオリンピコOlímpicoにいたが、マスコミには何も話さなかった。
アモローゾは、もとの同僚達と話をして、退団を明らかにした。
そして、別の出口から出て行った。

アモローゾは、グレミオの正選手としての機会をほとんど与えなかったマノ・メネゼスMano Menezes監督の希望でオリンピコOlímpicoをあとにした。

アモローゾAmorosoは、別のクラブからのオファーがあるらしい。
ブラジル選手権での移籍のための制限出場試合数を超えていないので、彼はブラジル選手権の他のクラブに移籍できる。

アモローゾは、グレミオGrêmioでは、リベルタドーレスLibertadoresとブラジル選手権で、7試合に出場した。
ゴールは、0。

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アモローゾは、
2005年12月に、サンパウロFCにいるときに、世界クラブ選手権で活躍して以降、全く良いところがない。

2006年1月に、大騒ぎして、サンパウロFCを出て、ミランに行った。
しかし、全く使われず、半年して、コリンチャンスに行った。

コリンチャンスでも良いところが、全くなかった。

そして、2007年初めに、グレミオに移籍した。

次のクラブとして、アツレチコ・ミネイロの名前が挙がったが、アツレチコ・ミネイロは否定した。

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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その87 サブリナ・サトウの舌禍事件。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウが舌禍事件を起こして、謝った。

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サブリナ・サトウSabrina Satoが、8月5日(日)に放送のpanico na TVの番組内で、
7月17日に起きたタム航空TAM の事故を引き合いに出したことについて、謝った。

車で、トレーラーの下をくぐるというチャレンジを実行する準備の時に、サブリナ・サトウは見るからに動揺し、フアンになって、ケガをして、「(T**の飛行機のように)爆発して」しまうと言ってしまった。
この発言の中で、航空会社の名前は最後までははっきり発音しなかった。
「20070805paniconaTV-SabrinaSato-TAM.wmv」をダウンロード

「自分はあの場面で神経質になっていた」と、サブリナ・サトウは言った。
「当てこすりでそれを言おうとしたのではなかった」と、サブリナ・サトウは明言した。
それを言ったことで傷ついた。 「番組を嫌な感じで終えた」

この場面では、ダイハード4"Duro de Matar 4.0"のプロモーションをみせて、映画での技術を実施しようとした。
ブルース・ウィリスBruce Willisが映画の中で見せたシーンをマネしようとした。

屋外に連れて行かれ、サブリナ・サトウはシェヴェッチChevetteに乗り、その車でトレーラーの下をくぐった。

車の天井は破壊されて、車から分離した。
衝突の瞬間に、サブリナ・サトウは座席に身をかがめたので、無事だった。

サブリナ・サトウは、2003年にビッグ・ブラザー3"Big Brother Brasil"に出演して、有名になった。

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ブラジルにも、こういうタブーがあった。

199人の犠牲者が出た、タムの事故が起きて、約3週間。

タム機が突っ込んだ建物が、解体のために、8月5日(日)の午後に爆破された。

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terça-feira, 7 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル代表 U-18 その1 仙台杯への招集メンバー。

ロジェーリオ・ロウレンソRogério Lourenço監督は、日本Japãoの仙台Sendaiで行われるトーナメントを戦うブラジル代表U-18の18人を、8月7日(火)に発表した。

選手達は、8月13日に、合宿のために集合する。
日本へは、8月23日に出発する。
選手権での初戦は、今月の29日。
ブラジルは地元の東北選抜、日本Japão 代表U-18(9月1日)、フランスFrança代表U-18(9月2日)と対戦することになっている。
勝ち点制で行われる。

仙台杯への出場は4回目。
ブラジルは、2003年,2005年,2006年の3回優勝している。
2004年は、2位だった。

招集選手は次の通り。

GK:Goleiros
レナンRenan (Botafogo)
ラファエルRafael (Palmeiras)

SB:Laterais
ジェローニモGerônimo (Atlético-PR)
エーヴェルトンEverton (Corinthians)
カッシオCássio (Guarani)

DF:Zagueiros
シヂネイSidnei (Internacional)
ラファエルRaphael (Flamengo)
レアンドロLeandro (Coritiba)

MF:Meias
ヂエゴDiego (Santos)
ペカPeca (Flamengo)
ラファエル・ソウザRafael Souza (Grêmio)
マヤロMayaro (Fluminense)
ロドリギーニョRodriguinho (Botafogo)
セールジオSérgio (São Paulo)
タルタTarta (Fluminense)

FW:Atacantes
ルイース・グスタヴォLuís Gustavo (Figueirense)
レナンRenan (Atlético-MG)
デンチーニョDentinho (Corinthians)

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さすがに全員が、まだブラジル国内のクラブに所属している。

FWのデンチーニョはいい。
スピードがある。
コリンチャンスでは、今はデンチーニョではなく、
ブルーノ・ボンフィンと呼ばれている。

前歯のすきっ歯から、デンチーニョとなっているはずなのだが、
現監督のジュリオ・セーザル・カペジアーニ監督がその呼び名が
気にくわなくて変えた。

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サッカー・ブラジル代表 メキシコ戦 その1 日程発表。

8月22日にフランスFrançaのモンペリエMontpellierでのアルジェリアArgélia代表との親善試合のあとに、ブラジル代表seleção brasileiraは米国北部で2つの親善試合を行う。
一つは、9月12日にボストンBostoでメキシコMéxicoとの親善試合が確定している。

その3日前に、カナダで米国代表との試合を行うことになるだろう。

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対メキシコ代表戦については、
ブラジル・サッカー協会CBFが開催を確認している。

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その2 招集選手発表。

8月7日(火)に、ブラジル代表seleção brasileira監督のドゥンガDungaは、
今月22日にフランスFrançaのモンペリエMontpellierでのアルジェリアArgélia代表との親善試合に出場するブラジル代表選手のリストを発表した。

大きなニュースは、カカKakáとロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoの復帰である。

2人は、疲れを理由に米州杯Copa Américaには呼ばないでくれと頼んでいて、ドゥンガ代表監督を不愉快にさせていた。
ドゥンガDunga代表監督は、2人の態度について、公に非難していた。
今回の招集で、ドゥンガ代表監督はこの件を終わらせたことを見せた。

米州杯でタイトルを獲ったあとの、最初のドゥンガ代表監督のリストでは、優勝メンバーからは、6人が外れた。
GK: エルトンHelton (do Porto
DF: アレックスAlex (Chelsea),
MF: ジルベルト・シウヴァGilberto Silva (Arsenal)
    アンデルソンAnderson (Manchester United)
FW: アフォンソAfonso (Heerenveen)
    フレッヂFred (Lyon)

ドゥンガ代表監督は、アレックスAlex,、ジルベルト・シウヴァGilberto Silva、アフォンソAfonsoを呼ばなかった理由について、彼らのチームのシーズンがまだ始まっていないためと説明した。
フレッヂFredは、右足の怪我の治療中である。

今回は、ドゥンガ代表監督のブラジル代表チームにとって12回目の親善試合。
これまでの戦績は、7勝3分1敗である。

ブラジルBrasilは、アルジェリアArgéliaとは3回対戦していて、全て勝っている。
1965年 3対0。
1973年 2対0。
1986年 1対0。(ワールドカップCopa do Mundo)

10月14日の対コロンビアColômbia戦で始まる2010年のワールドカップCopa do Mundoの南米予選の前に、ブラジル代表は少なくとももう1試合の親善試合を行う。


招集選手は次の通り:

GK:GOLEIROS               MF:MEIAS
Doni (Roma-ITA)              Lucas (Liverpool-ING)
Júlio César (Internazionale-ITA)    Mineiro (Hertha Berlin-ALE)
                       Josué (São Paulo)
SB:LATERAIS               Fernando (Bordeaux-FRA)
Maicon (Inter de Milão-ITA)        Elano (Manchester City-ING)
Daniel Alves (Sevilla-ESP)         Diego (Werder Bremen-ALE)
Gilberto (Hertha Berlin-ALE)       Júlio Baptista (Real Madrid-ESP)
Kléber (Santos)               Kaká (Milan-ITA)

DF:ZAGUEIROS              FW:ATACANTES
Juan (Roma-ITA)              Robinho (Real Madrid-ESP)
Lúcio (Bayern-ALE)             Ronaldinho (Barcelona-ESP)
Alex Silva (São Paulo)           Vágner Love (CSKA-RUS)
Naldo (Werder Bremen-ALE)       Rafael Sobis (Bétis-ESP)
「20070807encimadahora-Selecao-Convocacao.wmv」をダウンロード

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ブラジル国内でプレイしているのは、3人。

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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その86 「ダイ・ハード4」的スタントに挑戦。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウ
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レギュラー出演している、rede TV!局が毎週日曜日20時頃から約2時間放送している、ブラジルで最も下品な番組のpanico na TVの、
8月5日(日)放送では、かなり久しぶりに「大技のチャレンジ」をした。
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ブラジル・サンパウロでは、
8月3日(金)から、「ダイ・ハード4」が公開された。
※先行公開が一週間前の金曜日の夜に行われている。
ブラジルでのタイトルは、"Duro de mater 4"となっている。
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ブルース・ウィルスが普通の警官のはずのなのだが、
荒唐無稽の事件に巻き込まれ、
1人で大活躍して、事件を解決してしまうという、
おなじみの筋書きである。
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今回は、ジェット機まで墜落させてしまう。
多分、次作があれば、人工衛星も素手で落とすに違いない。

映画は激しいスタントが見所なのだが、
今回はそれにあやかってサブリナ・サトウにもチャレンジをしてもらうという企画である。

いつものように、司会のエミーリオ・スリタが一方的にチャレンジの企画を発表する。
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サブリナ・サトウがどんな顔をして、抵抗しても、無駄だ。
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サブリナ・サトウだけ、チャレンジのために、スタジオを出て行った。
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「みんな、応援してね」という声を残して出て行った。
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しばらく番組のほかのコーナーが進行し、
やがてrede TV局の屋外駐車場という触れ込みの場所に、サブリナ・サトウが現れた。
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ここがチャレンジ会場である。
とてもボロな車がある。
GMのシェベッチという車である。
かつて、いすゞがジェミニという名前で販売していた車で、
GMのワールドカーで各国で生産された車であった。
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今回のチャレンジは、
その車を運転して、
トレーラーの下をくぐるというものである。
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もちろん、トレーラーの高さは、車の高さよりも低い。
天井はクラッシュすることは必至である。
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サブリナ・サトウが車に乗り込む。
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車内カメラも、何台も搭載された。
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いよいよ、車が動き始めた。
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突入の瞬間だ。
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屋根が飛んだ。
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屋根が無くなった車にスタッフが近づく。
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この大チャレンジにもかかわらず、
番組のでこの後の扱いはあっさりしたものであった。

サブリナ・サトウの体を張ったチャレンジなのに。

何度もいっていることだが、
この番組で、チャレンジをさせられるのはいつもサブリナ・サトウなのだ。

チャレンジの瞬間はあっという間だったので、笑えるネタではなかった。
そういう意味で、いい企画ではなかった。

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このチャレンジは一応生中継のようになっているが、
テレビなので、本当は別撮りの録画かもしれないという疑惑はいつもある。
「20070805SabrinaSato-Carro.wmv」をダウンロード

なにしろ、テレビは世界中いつもそんなものだし、
さらにrede TV!だし、panico na TVだからである。

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ブラジル・サッカー:2007 その79 ロナウドは、CBFリカルド・テイシェイラ会長の非難にまだ沈黙。

ロナウドRonaldoは、いうべき時を待っている。
イタリアItáliaのミランMilãoにおいて、ロナウドFenômenoはブラジルサッカー協会CBFのリカルド・テイシェイラRicardo Teixeira会長が2006年のワールドカップCopa do Mundoにおけるロナウドの身体について批判したのを知った。
リカルド・テイシェイラ会長は、あのような大事な試合を戦うのに8キロから10キロも体重を増やしてくるのは選手ではないといった。

体重の件はいまだに、ロナウドRonaldoを不愉快にしている。
それで、彼は宣言する時を待って、この件について終止符を打つ。
ロナウドFenômenoは2006年のワールドカップ時のブラジル代表に対する批判の中で、リカルド・テイシェイラ会長に名指しされた唯一の選手であった。

リカルド・テイシェイラ会長は、コマーシャル契約もあって、スイスSuíçaのヴェッギスWeggisでの合宿がお祭りになったことを、半ば詫びていた。

ロナウドRonaldoは、イタリアItáliaでミランMilanのでシーズン前のトレーニングをしっかりやっている。
ロナウドは2006年のワールドカップCopa do Mundoのあと、「魔法の4人quarteto mágico」のうちの新たに招集されていない唯一の選手である。

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2006年のワールドカップの前の、スイスドイツでの合宿は確かにお祭り色が一杯であった。

トレーニングそのものも、観客を一杯入れてサービスたっぷり

ホテルでの様子も、かなり公開された。

さらに、夜のご乱行も、一部報道されてもいた。

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リカルド・テイシェイラ会長が、こういったことを批判し、また自己反省したのは、
先週FIFAで2014年のワールドカップの開催地に立候補のプレゼンテーションを、
FIFAの本部で行ったあとである。

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ブラジル・サッカー:2007 その78 コリンチャンスのMFウィリアンの去就。

ウクライナUcrâniaのシャクタール・ドネツクShakhtar Donetskから2000万米ドルのオファーを受けている、コリンチャンスCorinthiansのMFウィリアンWillian。

最初は、ブラジル選手権Campeonato Brasileiroの間にもコリンチャンスTimãoを去ることを認めていたが、ウィリアンは家族よりブラジルBrasilにいるようにアドバイスを受けている。

「全ての選手は欧州でプレイし、ミリオネーヤーになることを考えている。 いつも家で自分にとってよいことは何か話をしている。 自分の両親は自分にもう少し考えるように話し、もう一シーズンここにいるように望んでいる」と、ウィリアンは認めた。
8月9日で19歳になる。

ウィリアンWillianは、自分の将来のクラブについての情報を持っている。 それとは別に、新しい国についての適合は大きな問題にはなるとは思っていない。 他のブラジル人達がクラブにいるからである。

「あそこは寒い。 とても寒い。 でも多くのブラジル人がプレイしている。 イルシーニョIlsinho、ルイス・アドリアーノLuiz Adriano、 ジャヂソンJadson、フェルナンヂーニョFernandinho」と、付け加えた。
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さらに、ウィリアンはアレシャンドレ・パトAlexandre PatoのミランMilanへの移籍を賞賛した。
彼らは、最近カナダCanadáで行われたU-20世界大会Mundial sub-20でベスト16で終わったブラジル代表seleção brasileiraに招集されていた。

「彼は素晴らしい試合をし、大クラブがやってきた。 夢だったものを、彼は本当にした。 あっという間に金持ちになるだろう」と締めた。

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ウィリアンは、コリンチャンスのジュニア出身。

若干19歳にして、コリンチャンスの要になっている。

ただ、今年コリンチャンスにいても、よい成績は望めない。
来年もそうだろう。
早めにコリンチャンスを見限って、タイトルを取ることが出来そうな別のクラブへ移籍する方がより自分の価値を上げる近道である。

ウクライナよりも、西欧に行って欲しいものだ。
フランスのリヨンが、
ニウマールの移籍金の残り8百万ユーロのカタとして、関心を持っているという報道もある。

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ブラジル・サッカー:2007 その77 コリンチャンスのベットンが移籍。

DFベットンBetãoが欧州Europaへ向かっている。
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ベットンは、8月6日(月)の朝パルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeで同僚達に別れを告げて、グァリューリョスGuarulhos市のクンビッカCumbica,国際空港へ向かった。
ベットンは、この先4年間プレイするフランス・リーグ1部のソショーSochauxでプレイするために、フランスFrançaに出発した。

コリンチャンスCorinthiansは、約2.6百万レアル(=約1.7億円)を受け取ることになる。
コリンチャンスは、ベットンの契約はこの年末切れるので、何も受け取ることがないということを避けることが出来た。

ベットンBetãoはコリンチャンスのユニフォ-ムを来て198試合に出場し、1ゴールしか決めていない。
2001年11月18日の、対アツレチコ・ミネイロAtlético-MGとの2対2で引き分けた試合で、デビューした。

ベットンは、現在の選手ではヴァンペッタVampetaに次ぐ試合出場数だった。
先週土曜日のゴイアス戦で5年ぶりに復帰した、ヴァンペッタは、249試合である。

コリンチャンスは、今ベットンに代わる選手を捜している。
選手ではゼロンZelão、カドゥKadu、ファビオ・フェヘイラFábio Ferreira、マルクス・ヴィニシウスMarcus Viníciusと、ヂエゴDiegoがいる。
※マルクス・ヴィニシウスは、ポルトガルのクラブとの交渉中で、外れている。

U-17のレナットRenatoも使われるに違いない。

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ベットンは、
2006年にテベスの移籍騒動から、約1年キャプテンを務めてきた。

コリンチャンスのジュニア出身で、温厚な性格で、
テベスがコリンチャンスにいるときの、唯一の友人。

しかし、守備のミスなどで、このところ一部のファンからは強い非難を浴びていた。

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segunda-feira, 6 de agosto de 2007

ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その85 サブリナ・サトウが再登場。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウ

レギュラー出演している、rede TV!局が毎週日曜日20時頃から約2時間放送している、ブラジルで最も下品な番組のpanico na TVに、7月8日(日)から4回に渡って、姿を現さなかった

ところが、
8月5日(日)には、
また元気な姿で、スタジオに現れた。
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※後方の女性の胸に目をやらないこと。

サブリナ・サトウがいない間も、サブリナ・サトウ以外の女性陣は出演をしていたが、もともとアシスタント程度の役割しかない女性達なのでせいぜい生CMを代わりに行ったくらいであった。
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やっぱりスタジオに、サブリナ・サトウがいるといないでは、華やかさが全く違う。
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司会のエミーリオ・スリタも、サブリナ・サトウと絡むことが出来たのでテンションが上がっていたようだった。
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来週の放送は、
いよいよ「サブリナ・サトウのアフリカ大冒険編」が、大放送されるようだ。

予告編が流れたが、
大絶叫の連続のようだ。

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尚、先週7月29日放送のpanico na TVは、
過去4年間の放送の中からの思い出のベスト200シーンを一挙に放送した。

サブリナ・サトウ出演シーンももちろんいっぱいだった。

ここで紹介しなかったシーンや、とても出来なかったシーンなどもばっちり。

当然の事ながら、この日の番組全編を永久保存に決めた。

You Tubeでも見つけることが出来ないシーンがいっぱいだった。

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ブラジル・サッカー:2007 その76 横浜マリノスのマルクス・ヴィニシウスがコリンチャンスのオファーを断った。

日本Japãoの横浜マリノスYokohama Marinosで現在プレイしているMFマルクス・ヴィニシウスMarcus Vinícius33歳がコリンチャンスCorinthiansのオファーを受けていた。
しかし、マルクス・ヴィニシウスはコリンチャンスTimãoに来ない。
コリンチャンスのパウロ・セザールカルペジアーニPaulo César Carpegiani監督が、8月4日(土)の対ゴイアスGoiás戦のあとの記者会見でマルクス・ヴィニシウスとの契約の可能性をふれていた。

マルクス・ヴィニシウスは代理人からオファーを聞いていたが、コリンチャンスCorinthiansには関心がない。

「彼は消えた」と、コリンチャンスのサッカー担当副社長のルーベンス・ゴメスRubens Gomesは言った・
マルクス・ヴィニシウスMarcus Viníciusはサンパウロ州内陸部のクラブでプレイしていた。
グァラニーGuaraniとリオ・ブランコ・ヂ・アメリカRio Branco de Americana,を経由して、日本の川崎フロンターレKawasaki Frontaleにいた。

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もう引退のカウントダウンに入っている選手が、
試合数が多いブラジルの、
それも色々な圧力の多いコリンチャンスに来たいと思うわけがない。

多くのブラジルの選手は、コリンチャンスではプレイするのを、夢見てきているが、
それも年齢や、現在の所属クラブとの比較である。

日本で、それなりに適合していれば、これほど楽なことはないだろう。

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domingo, 5 de agosto de 2007

ブラジル・サンパウロの「水族館」 その2。

ブラジル・サンパウロ市にある水族館は、ある程度の規模を持ったものはひとつ。
2006年の7月に開業した。

それ以前に、サンパウロ市民が、水族館に行くとなれば、選択はいくつもなかった。

その一つが、
サンパウロ市から約90キロのグァルジャー市にある"Acqua Mundo(=Water World"である。
グァルジャー市は、サントス市の東側にあり、大西洋に面しており、
サンパウロ市民にとっては、最高級の海浜リゾート地である。
別荘としての、高級アパートが林立している。

そのグァルジャーにあるエンセアーダEnseadaという海岸沿いに、この”Acqua Mundo”水族館がある。
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簡単に紹介しておく。

これも、民営である。
入場料は安くない。
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広さは、約3000平方メートル。
タンクが35以上あって、300種以上を紹介している。
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サンパウロ市の水族館よりは、通路はゆったりしていたが、
雰囲気は同じ。
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特に、目を引くような生き物はいなかった。
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最後に、「あしか」がいて、
餌付けショーを見せてくれた。
解説はあったが、
たいした芸はしなかった。
水槽が小さいので、可哀想であった。
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この水族館は、何よりも
あのサブリナ・サトウが潜ったところである。
エイと絡むというチャレンジであった。

そのことが、この訪問をより感慨深いものにしてくれる。

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グァルジャーに行って、
この水族館に行き、そして魚料理でも食べて、
そして海岸を歩くというのは、
冬期の暇な週末の一日としては悪くない。
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サッカー・ブラジル選手権2007 その47 第17節終了。

サッカー・ブラジル選手権の第17節が、
8月4日(土)および5日(日)に行われた。

結果は次の通り。

8月4日(土)     第1日目
試合開始       試合結果               競技場
18h10  Corinthians    1 x 0  Goiás         Morumbi
18h10  América-RN   1 x 5  Náutico        Machadão
18h10  Sport        3 x 2  Atlético-PR     Ilha do Retiro
「20070804GN22-BA17.wmv」をダウンロード
※コリンチャンスが、11試合ぶりの勝利。

8月5日(日)     第2日目
試合開始       試合結果               競技場
16h   Fluminense  0 x 1  Palmeiras        Maracanã
16h   Cruzeiro    3 x 2  Internacional      Mineirão
16h   Santos     3 x 0  Flamengo        Vila Belmiro
16h   Juventude   1 x 2  Atlético-MG      Alfredo Jaconi
18h10  Vasco      2 x 2  Figueirense      São Januário
18h10  Paraná     0 x 0  Botafogo        Durival Brito
18h10  Grêmio     0 x 2  São Paulo       Olímpico
「20070805GN22-BA17a.wmv」をダウンロード
「20070805GN22-BA17b.wmv」をダウンロード
※パルメイラスがアウェーで勝利。
※サントスが地元で大勝利。
※ヴァスコ・ダ・ガマは地元で引き分け。
 ロマリオはいない。
※ボタフォゴが引き分けで、2位におちた。
※サンパウロFCがトップになった。


次節の第18節の予定は次の通り。

8月8日(水)     第1日目
試合開始       試合予定               競技場
19h30  Cruzeiro     x  Sport            Mineirão
19h30  Juventude    x  Fluminense        Alfredo Jaconi
20h30  Náutico      x  Figueirense        Aflitos
21h45  Atlético-PR   x  Flamengo          Kyocera Arena
21h45  Goiás       x  Atlético-MG        Serra Dourada
21h45  Botafogo     x  São Paulo          Maracanã

8月9日(木)     第2日目
試合開始       試合予定               競技場
20h30  Vasco       x  Corinthians       São Januário
20h30  Grêmio      x  América-RN       Olímpico
20h30  Palmeiras    x  Internacional       Palestra Itália
20h30  Santos      x  Paraná           Vila Belmiro
※コリンチャンスは、ヴァスコ・ダ・ガマの本拠地のサン・ジャヌアリオ。
 ロマリオの出場はないだろう。
※パルメイラスは地元パレストラ・イタリアに、インテルナシオナウを迎える。

(第17節を終了した時点での順位は次のとおり)
Spd20070805a

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ブラジル・サンパウロの桜2007 その1 カルモ公園の桜祭り。

Spd20070730pcmg


ブラジル・サンパウロは、「桜」の季節を迎えている。

サンパウロ市内や近郊で、例年のように、日系人団体が主催する桜祭りがが各所で開催されている。
その掉尾を飾るのが、「カルモ公園Parque do Carmo」の桜祭りである。

2007年は、8月5日(日)に開催である。
昨年2006年より、10日も早い

今年のサンパウロは、6月から7月中旬までは比較的気温が高く、桜の開花が早かった。
このカルモ公園の桜も、開花が進んでいるのか、事前に確かめに行ってきた。

ステージが設置されるところにはまだ何もなかった。
Spd20070730pcma

桜林への入り口。
Spd20070730pcmb

早咲きのものもまだあまり咲いていない。
Spd20070730pcmc

Spd20070730pcme

Spd20070730pcmd

一番綺麗に咲くのはこのあたりなのだが。
Spd20070730pcmf

一部咲いた桜。
Spd20070730pcmh

Spd20070730pcmi

Spd20070730pcmj

それでも、桜林で過ごす人。
Spd20070730pcmk

遠くから眺めると、
わずかに色づいているようにも見える桜林。
Spd20070730pcml

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ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その33。

ブラジル・サンパウロの市内の中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

パカエンブー大通りから、バッハ・フンダ駅方向に曲がるところに、良質のグラフィッチ(壁絵)が集中して描かれていることろを発見した。
サンタ・セシリア地区になる。

ファッション画のようだ。
Spd20070701ce

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sábado, 4 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その46 第17節コリンチャンス、11試合ぶりの勝利。

8月4日(土)18時10分から、サンパウロのモルンビー競技場で行われたブラジル選手権第17節の第1日目のコリンチャンス対ゴイアス戦。

コリンチャンスが、1対0で勝利した。
Spd20070804b

コリンチャンスは、11試合ぶりの勝利。
暫定で15位に上昇した。

(コリンチャンスの先発と控え)
Spd20070804c
Spd20070804d
(ゴイアスの先発と控え)
Spd20070804e
Spd20070804f

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ブラジル・サンパウロの公園 その60 Parque Estadual da Serra do Mar 1。  

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営の公園は、
市営の公園に比べて、規模が大きなものが多いので、紹介に時間がかかる

調査には、とても時間と、労力が必要だったことは言うまでもない。

4番目はセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marである。

この公園は、サンパウロ州立公園としては、最大の面積の約31万ヘクタールを持っている。
(カンタレーラ州立公園が7900ヘクタールだった。)

大西洋岸の海岸沿いにそそり立つ海岸山脈のリオ・デ・ジャネイロ州よりの約半分が公園域となっている。

海岸山脈は、海岸から見ると急崖であるが、内陸から見るとそれほどの山ではない。
サンパウロ市から、サントス市に向かうときなど、その行程の半分はほとんど水平に思える。
分水嶺から、一気に山を下りるので、高いところにいたことに気付く。

海岸山脈は、南米大陸では、アンデスと並ぶ分水嶺でもある。
サンパウロ市を流れる河は、すぐ近くの大西洋岸に流れるのではない。
一旦内陸部に向かい、パラナ州北部を南下し、
さらにアルゼンチンとウルグアイ国境を進み、
ラプラタ川となって大西洋に注ぐ。

海岸山脈は、かつてブラジル南西部を広く覆っていた大西洋林がわずかに残っている地域でもある。
絶滅危惧種を含む貴重な動植物が棲息しているところである。

このため、この自然を守るために、
この海岸山脈にあるセッハ・ド・マール州立公園の公園域は、ほとんど一般に公開されていない。
(緑で囲まれたエリアがセッハ・ド・マール州立公園域)
Spm20070802psmb
※クリックすると拡大する。

次の8箇所が、センターとして公開されている部分である。

① カラグアタツゥーバ・センターNúcleo Caraguatatuba
② クーニャ・インダイアー・センターNúcleo Cunha/Indaiá
③ クルクツ・センターNúcleo Curucutu
④ ペドロ・ヂ・トレド・センターNúcleo Pedro de Toledo
⑤ ピシングアーバ・センターNúcleo Picinguaba
⑥ ピロンエス・センターNúcleo Pilões
⑦ サン・セバスチアン・センターNúcleo São Sebastião
⑧ サンタ・ヴィルジーニア・センターNúcleo Santa Virgínia

この8箇所のうち、
クルクツ・センターの一部が、サンパウロ市域を含んでいる。
(ピンクで囲んだところがサンパウロ市域)
(緑で囲まれたところがセッハ・ド・マール州立公園域)
Spm20070802psma

つまり、その他のセンターは、サンパウロ市域を含んでいない。

クルクツ・センターは、サンパウロ市域のほかに、イタニャイン市およびモンガグア市という海岸沿いの2市域にかかっている。
しかし、センターの入り口のへアプローチはサンパウロ市側からしかできない。
イタニャイン市およびモンガグア市から、海岸山脈を登る道はない。

このクルクツ・センターは、
自由に訪れることが出来ない。

事前に、予約が必要で、監視員の同伴が必要である。

クルクツ・センターについて、十分な資料がまだ集まっていない。

つい最近まで、サンパウロ市域内には、センターはないと思っていた。
色々と調べているうちに、
このクルクツ・センターの存在を知った。

市内中心部から約50キロの距離にあることは分かっている。
約40キロのところにあるエンジネイロ・マルシラックEngineiro Marcilac までは行ったことがある。
人家もまばらなところであった。

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sexta-feira, 3 de agosto de 2007

ブラジル・サッカー:2007 その75 アドリアーノ・マグロンが横浜FCと仮契約。

アドリアーノ・マグロンAdriano Magrão が、フルミネンシからの自由を求めて交渉している。
今回、アドリアーノ・マグロンは日本Japão の横浜FCYokohama F.C.と仮契約に署名し。ブラジル選手権のセリエASérie Aのあるクラブからもオファーがあることを保証した。

アドリアーノ・マグロンの契約は、2008年2月までで、契約取り消しの違約金は5百万レアル(=約3.3億円)。

アドリアーノ・マグロンMagrãoは、2005年にフルミネンシFluminenseに来てから、役員からも監督達からも大切に扱われたことはないといった。
アドリアーノ・マグロンは役員が約束したことを実行していないといった。
受け取っている少ない給与で、ゴイアニアGoiânia.にいる家族を養うための解決方法である。

「ジュニアの給与を受けっている。 スポルチSportで受け取っていたよりも少ないものを貰うために戻ってきた。 あげると約束した。 コーディネータのブランコBrancoが約束した。 副社長のトチ・メネゼスTote Menezesが約束した。 ウニメヂUnimedの社長のセルソ・バッホスCelso Barrosが約束した。 みんなが約束した。
しかし、自分は何もそんな給与は受け取っていない。 プレイしトレーニングするための支えが必要だ。 ここにはそんなものはなかった。 フルミネンシFluminenseは自分のために門を開けていたのか。 明けていた。 それは良い。 しかし、自分は替わりにそれなりのことをした。 ブラジル杯Copa do Brasilのタイトルととるために最も重要なことをした。 自分は自分の役割を果たした」と告白した。
Spd20070803a

マグロンは何もフルミネンシに悪口はないと保証した。
彼は、キャリアの最後までフルミネンシでプレイしたい。

「フルミネンシFluminenseのファンは大好きだ。 自分はアイドルだ。 重要なゴールを決めて、タイトルととった。
しかし、大切に扱ってくれないクラブにいることはできない。 自分は年末までここでプレイできない。 チームを外れて、戻ってくる機会はない。 レナット・ガウーショRenato Gaúcho監督と話をした。 クラブを出るに値しないかといった。 FWはゴールのために生きている。 自分は自分のパートをやって来た」と、アドリアーノ・マグロンは言った。
彼は、アツレチコ・ミネイロAtlético-MG戦、フィグェイレンセFigueirense戦そしてナウチコNáutico戦のために旅に出る一行から外してくれと頼んだ。

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つまり給与を上げれば、問題は解決かな。

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ブラジル・サッカー:2007 その74 ヴェルドンは、やっぱり横浜マリノスへは行かないようだ。

ヴェルドンWeldonと日本Japãoの横浜マリノスの話は終わりになったようだ。

この終わりは、スポルチSport Club do Recifeのファンにとってハッピーになった。

8月2日(木)の午後、スポルチの一行が、ジルベルト・フレイリ国際空港Aeroporto Internacional Gilberto Freireに到着したときに、FWヴェルドンWeldonはスポルチSportに残留すると確認した。

「12月までスポルチSportにいる。 自分の契約を全うし、良い試合をし、リベルタドーレLibertadoresス杯の出場権を得るためにクラブに貢献したい」と、明言した。

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ここまではっきり言ったので、
もう横浜マリノス行きはないだろう。

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サッカー・ブラジル代表 アルジェリア戦 その1 日程。

ベネズエラVenezuelaで行われた米州杯Copa Américaに優勝したあとの最初のブラジル代表の親善試合の日が決まった。

ブラジル代表は、8月22日18時30分(ブラジリア時間13時30分)に、フランスFrança,のモンペリエMontpellierで、アルジェリアArgélia代表と対戦する。

ドゥンガDunga代表監督の指揮下でのブラジル代表seleção brasileiraにとり12試合目の親善試合となる。
今までの11試合で、7勝3分1敗。
20得点で、6失点。

ドゥンガDunga代表監督は、来週火曜日の8月7日15時に、この試合に招集する22選手を発表する。

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米州杯への招集を断ったロナウヂーニョ・ガウショとカカは招集されるだろうか。

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quinta-feira, 2 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その45 第16節終了。

サッカー・ブラジル選手権の第16節が、
8月1日(水)と2日(木)に行われた。

結果は次の通り。

8月1日(水)   第1日目
試合開始       試合結果             競技場
19h30  Goiás       2 x 0  Paraná       Serra Dourada
19h30  Náutico      0 x 0  Fluminense   Aflitos
20h30  Palmeiras     1 x 2  Sport       Palestra Itália
20h30  Botafogo     4 x 2  América-RN   Engenheiro Araripe
21h45  Atlético-PR   2 x 2  Corinthians   Kyocera Arena
21h45  Atlético-MG   1 x 2  Santos       Mineirão
21h45  Internacional   0 x 2  Vasco       Beira-Rio
「20070801encimadahora-BA15a.wmv」をダウンロード
「20070801encimadahora-BA15b.wmv」をダウンロード
※パルメイラスは、地元で逆転負け。
コリンチャンスは引き分け
 10試合勝ちがない。
※エーメルソン・レオン率いるアツレチコ・ミネイロは、
 ライバルのヴァンデルレイ・ルシェンブルゴのサントスに負け。
※ヴァスコ・ダ・ガマがアウェーで勝利。
 インテルナシオナウのアレシャンドレ・パトはこの試合がお別れの試合となった。

8月2日(木)   第2日目
試合開始       試合結果             競技場
20h30  Figueirense   1 x 0  Grêmio       Orlando Scarpelli
20h30  São Paulo    3 x 1  Juventude     Morumbi
「20070802JG-BA16a.wmv」をダウンロード
※サンパウロFCが逆転勝ち。


次節の第17節の試合は次の通り。

8月4日(土)   第1日目
試合開始       試合予定             競技場
18h10  Corinthians      x  Goiás        Morumbi
18h10  América-RN     x  Náutico       Machadão
18h10  Sport          x  Atlético-PR    Ilha do Retiro
※コリンチャンスは、「ホーム」のモルンビー競技場での最後の試合。

8月5日(日)   第2日目
試合開始       試合予定             競技場
16h    Fluminense    x  Palmeiras      Maracanã
16h    Cruzeiro      x  Internacional   Mineirão
16h    Santos       x  Flamengo      Vila Belmiro
16h    Juventude     x  Atlético-MG   Alfredo Jaconi
18h10  Vasco       x  Figueirense    São Januário
18h10  Paraná       x  Botafogo      Durival Brito
18h10  Grêmio      x  São Paulo     Olímpico


(第16節を終了した時点での順位)
Spd20070802a

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ブラジル・サッカー:2007 その73 コリンチャンスのアルベルト・ドゥアリビ社長が60日間の休暇。

コリンチャンスCorinthiansのアルベルト・ドゥアリビAlberto Dualib社長とネジ・クリNesi Curi副社長が、月曜日からクラブを60日間離れる。

この決定は、8月1日(水)に、コリンチャンス本部のパルケ・サン・ジョルジParque São Jorgeで開催された評議員の会議においてなされた。
この期間中のクラブの指揮は3人いる副社長の1人のクロードミウ・オルジClodomil Orsiが執ることになる。

2人は、MSIのメンバーであるキア・ジョオラビシアンKia Joorabchianとボリス・ベレゾフスキーBoris Berezovskiが関わっている資金洗浄と犯罪の構成の容疑で訴えられたことで、クラブを去るように圧力をかけられていた

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この60日間に、2人は訴えに対する弁護に集中するということになっている。

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ブラジル・サッカー:2007 その72 ボタフォゴのドドゥが無罪。

FWドドゥDodôの無罪を求める控訴の訴えが、5対3で認められた。
8月2日(木)に行われた最高スポーツ裁判所での審理において、ボタフォゴBotafogoのドドゥはフェンプロポレックスfemproporexのドーピングでは無罪と決まった。
Spd20070804a

これにより、7月24日に行われた最初の審理での決定された120日間の出場停止は取り消された。

弁護側は、基礎食品の寄付や社会活動で、60日に処罰を減らすように検討していた。
しかし、知らせは期待していた以上のものであった。
ドドゥは何の処罰を受けることなく、ブラジル選手権Campeonato Brasileiroを戦うためにボタフォゴBotafogoに戻ることが自由になった。

ドドゥの控訴の訴えに対して、8人の法務官が投票をした。
最初の投票の前に、最高スポーツ裁判所の長官のルーベンス・アプロバット・マシャードRubens Approbato Machadoが、法務官のうちの3人がボタフォゴのファンで、そのうちの2人は評議員であることに、疑問を呈した。

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何か新たな事実がでたわけでもないにもかかわらず、
どういう訳か、こういう結果になった。

ドドゥの出場停止の間に、ボタフォゴの成績はやや落ちていただけに、
ドドゥの復帰でまた盛り返すだろう。

今でも、首位だが、更に独走態勢になるだろう。

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ブラジル・サンパウロの公園 その59 Parque Estadual Jaraguá 4。

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

3番目は、ジャラグア州立公園Parque Estadual Jaraguáである。

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ブラジルが、ポルトガル人に発見される以前から、この地にいたのはモンゴロイドで、今「インヂオ」と呼ばれる人たちである。

遺跡はないことはないが、ブラジルに住んでいたインヂオは、マヤ、アステカそしてインカのような大規模な遺跡を残していない。
帝国を作ってもいない。
小さな集落を形成し、狩猟を主とした生活を行う程度までしか、文明は進化していなかったようだ。

ポルトガル人達は、このインヂオを捕獲し、奴隷化して、使役に使おうとしたようだが、インヂオそのものの社会組織が未分化であったこととで、作業には向いていなかったようだ。
更に、欧州人が持ち込んだ病疫に対して、免疫がなかったことで、人口が激減した。
それで、欧州人は、アフリカから黒人を輸入して使った。

ブラジルのインヂオといえば、アマゾンエリアに住んでいて、いまだに裸族としての生活を続けているような部族がよく紹介される。
実際、ブラジルでは、メキシコ、エクアドル、ペルー、ボリビアのように、インヂオ系の顔つきをした人は、それほど多くない。
ブラジル北部など地域によっては、そういった人が多いところもあるのだが、南部では、混血も進んでいるので、一見してインヂオという人はなかなかいない。

いまだに、ポルトガル語ではない言葉を話している人は、アマゾンエリアなどで、他から隔絶した地域に居住し、その部族だけの自給自足生活を続けて行けることが出来るような環境にいるインヂオだけだ。
それも、急速に変容しているはずだ。

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実は、サンパウロ市内にもインヂオ集落がいくつもある。

特に、市街地から離れている深南部に多い。
だが、昔のままの生活をしているわけはない。

中途半端に、観光化しているところもある。

500年の間に、もともと彼らが持っていたものは、ポルトガル人の影響を受けて、徹底的に、改造されている。
顔つきこそインヂオであっても、もうそれ以外にアイデンティティーはない。

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ジャラグア州立公園の入り口付近には、
おそらく市街地に最も近い(もしくは市街地に取り込まれた)インヂオ部落がある。
Spd20070731pejzh

ジャラグア州立公園の山頂から見下ろすと、公園の南東側の赤い大地に幾つかのバラックが建っているのを見ることが出来る。
Spd20060409ppjf

2箇所に別れた敷地には、数十戸のバラックがある。
Spd20070523pejh

敷地内は舗装されておらず、土の色が赤い。
Spd20060409ppjl

市が作った集会場もある。
Spd20070223pejx

ここにいる人達は保護されて暮らしている。
ファヴェーラにいる人たちは、保護されていない。
Spd20070223peju
Spd20070223pejw

保護されている人と保護されていない人と、どちらがまだましなのかはいうまでもない。

ある意味で、もっとも底辺にいるともいえる。
保護されている限りは、上には行けないのも事実だ。
Spd20070731pejzi

ここは、観光地ではない。
好奇の目をむけてもいけない。
Spd20070223pejv

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人間は、アイデンティティーがなければ、生きているとは言えない。

日系人は、難しい選択を余儀なくされる。
日本人でいようとしても、日本人としてのアイデンティティーがもう分からない。
喪失感を持ち続けるか、ブラジル人になるしかない。

これは、別に日系人だけではない。

奴隷として連れてこられた黒人はもちろん、
欧州からの移民の子孫も、それは同様であろう。

ブラジル人というアイデンティティーは、なんだろうか。
社会学者のジルベルト・フレーイリのいう熱帯ポルトガル文化をベースに、
それに19世紀以降になってやって来た欧州や日本からの移民が持ち込んだものが加わって、
今まさにつくられているものである。

数百年すると面白いものができると思う。

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ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その32。

ブラジル・サンパウロの市内の中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

パカエンブー大通りから、バッハ・フンダ駅方向に曲がるところに、良質のグラフィッチ(壁絵)が集中して描かれていることろを発見した。
サンタ・セシリア地区になる。

この作家による作品も、時々見かける。
Spd20070701cd

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サッカー・ブラジル選手権2007 その44 パカエンブー競技場は10月から、また工事。

モルンビーMorumbi競技場で7試合を行ったあと、7月31日(火)に、コリンチャンスCorinthiansは8月12日の対グレミオGrêmio戦からパカエンブーPacaembu競技場に戻ることを祝った。

しかし、所有者であるサンパウロSão Paulo市のスポーツ局は、8月1日(水)朝に、パカエンブー競技場は10月から12月まで改装に入り閉鎖すると発表した。

工事は、芝生を取り替え、排水システムを設置し、芝生のまわりを全天候トラックにするというもの。
パカエンブーPacaembu競技場は、2008年のサンパウロ杯Copa São Pauloの時に再開する。

この時には、コリンチャンスCorinthiansは9月30日の対スポルチSport戦からパカエンブーPacaembu競技場がない状態に戻る。

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競技場がどうだろうが、
コリンチャンスに勝ちは見込めない。

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quarta-feira, 1 de agosto de 2007

サッカー・ブラジル選手権2007 その43 コリンチャンス、10試合勝利無し。

8月1日(水)21時45分からクリチーバの京セラ競技場で行われた、ブラジル選手権第16節のアツレチコ・パラナエンセ対コリンチャンス戦は、2対2の引き分けで終わった。

アツレチコ・パラナエンセが先制した。
しかし、その後、MFウィリアンが2得点をあげて逆転。

後半43分までは、コリンチャンスが2対1でほぼ勝利を確実にしたかに見えたが、そこで自殺点。

これで、コリンチャンスは10試合連続勝利がない。

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ブラジル・サンパウロの公園 その58 Parque Estadual Jaraguá 3。

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営の公園は、
市営の公園に比べて、規模が大きなものが多いので、紹介に時間がかかる

調査には、とても時間と、労力が必要だったことは言うまでもない。

3番目は、ジャラグア州立公園Parque Estadual Jaraguáである。
再び、山麓のエリアの紹介に戻る。

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このジャラグア州立公園の鳥瞰図を手に入れた。

その一部を掲載する。
特に、山麓のエリアについて、比較的正確に描かれているからだ。
Spd20070731peja
※クリックすると拡大する。

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この山麓のエリアからは、4本の散策路がでている。

①Trilha do Silêncio  
  全長828メートル(往復)。
  所要時間約30分。
  この道は、バンデイランチからの騒音がほとんど聞こえなくなる唯一の道。
  それが、この名前の由来。
  
  公園の最奥部に入り口がある。
Spd20070731pejo

  公園事務所
Spd20070731pejx


そして集会場があるのだが、
  その集会場の左奥に入り口がある。
Spd20070731pejw

Spd20070731pejp

  短く、平坦。
  しかし、終点近くには倒木が重なっており、それをくぐっていかなければならない。
  終点には、水源があるだけ。
Spd20070731pejq

Spd20070731pejr

Spd20070731pejs

②Trilha da Bica
  全長800メートル。
  所要時間45分。
Spd20070731pejg

  入り口にはゲートがある。
Spd20070731pejh

ほとんど平坦。
Spd20070731pejl

  終点には、水源がある。
Spd20070731peji
  
③Trilha do lago
  全長969メートル。
  所要時間20分。
  池の周りを回るコース。

  ほとんど平坦。
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Spd20070731pejd

④Trilha do Pai Zé
  全長1600メートル。
  所要時間60分。
  山頂のpico de Jaraguaに登るコース。
  途中で植生が変わる。

  この道の入り口は、池の北側の奥になる。
Spd20070731pejc

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この公園についてのリーフレットの一部である。
Spd20070731pejb
※クリックすると拡大する。

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サンパウロには小鳥がいっぱいいるのだが、
蝶をゆっくりと見ることは、難しい。

動きが早いのである。
なかなか留まってくれない。
だから、このブログでもブラジルの蝶の写真は少ない。

でも、この公園でちょっと珍しい蝶を見つけた。

青い蝶。
Spd20070731pejj

羽を広げて、その幅が4センチくらいの蝶。
この色で、大きな蝶はよく見かけるが、
小さなものは多くない。
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透明の羽根を持つ蝶。
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ブラジル・サンパウロの美人のサッカーの線審 その9 またまたテレビ出演。

ブラジルのサンパウロ州サッカー協会に所属している、FIFA公認の線審のアナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラ

7月発売のブラジル版プレイボーイ誌に、その美しい肢体を晒したことで、話題を呼んでいる。

7月いっぱいは、プレイボーイ誌との契約で、プロモーションに努めなくてはならず、各地の書店でサイン会を開いたりしている。

そして、7月30日には、あのrede TV!局が月曜日から金曜日まで毎晩10時5分頃から1時間半くらい放送している”SuperPop”という番組にゲスト出演した。
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この”SuperPop”は、rede TV!局では、おなじみの"Panico na TV"に次いで第2位の高視聴率番組である。
視聴率は、多分5%以下のはずであるが。

以前にも紹介したが、この番組の司会者はミック・ジャガーの元愛人で、2人の間に息子がいるルシアーナ・ジメネスというモデル出身の女性。
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この番組では、rede TV!局でしか見たことないようなタレントが、くだらないこと下品なことをテーマにして議論したり、何かお騒がせ事件を起こしたタレントが聞きたくもないことを激白したりとか、まあどうでも良い番組である。

以前はよく見ていたのだが、疲れるので止めた。

今回は、アナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラが”お騒がせ”のゲストになったわけだ。

この番組は始まっても、延々とCMが続いてなかなか本題に入らない。
rede TV!局の番組は、そんなのばかりだ。

panico na TVも同じで、だいたい30分後にやっとその週のネタになる。

ともかくもアナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラが出て来た。
女性への偏見を打破するメッセージの入ったT-シャツがお土産だった。
ルシアーナ・ジメネスが着るはずもない。
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話題に入った。
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線審になるまでの半生。
降格される原因になったブラジル杯準決勝でのボタフォゴ対フィグェイレンセ戦の問題の判定。
ルシアーナ・ジメネスは、サッカーについて詳しくないので、今ひとつつまらない。
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そして、プレイボーイ誌の話。

さらに、
アナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラの家族まで出て来た。
サンパウロ州内陸部のスマレ市に住んでいるそうだ。

線審になるきっかけとなった父親。
父親も審判だった。
2年前に脳梗塞になり、話すのに不自由していた。
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母親。
そして弟。
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ブラジルでは、プレイボーイ誌に、身体を晒すということは、
テレビで自分の半生も内面も暴露し、
更に家族も出さなければならない。

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番組の中で、
アナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラ
色々な映像が出て来た。

線審をしているとき。
子供の頃。

プレイボーイ誌以外の雑誌に掲載された写真。

そして、プレイボーイ誌に掲載された写真。
ただし、一部修正されている。

このSuperPopは、14歳未満にはお勧めできない番組となっている。
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だから、修正してあると思う。

でも、
ふざけたような修正は、rede TV!局ならでは。
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すでに紹介した、アナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラが、以前に出演したPrograma de Joでは、
こんな修正はしなかった。
24時過ぎに始まる番組であったことも、一つの理由だろう。

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アナ・パウラ・ヂ・オリヴェイラは、
このほかにもテレビ出演している。

Globo局のコメディー番組である。

サッカーの審判に戻る日はいつだろうか。

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ブラジルの「ネルソン・ピケ」が、運転免許講習に。

「ネルソン・ピケ」は、日本ではあまり知られていないかもしれない。
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最近は、息子の「ネルシーニョ・ピケ」が売り出し中である。

ネルソン・ピケは、1980年代のF1レーサーで、
3回世界チャンピオンになった。

デビューしたてのアイルトン・セナが、ネルソン・ピケの後を追いかけてきていた。

そのころは、ブラジルGPはリオ・デ・ジャネイロで行われていた。
リオ・デ・ジャネイロのコースは、
その後ネルソン・ピケの名が付けられていたのだが、
最近は聞かない。

7月29日に終了したPanRio(=汎アメリカン大会)のメイン会場になってしまった。

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そのネルソン・ピケも、50歳を超えて、、今はただの一市民。

7月30日に、
リオ・デ・ジャネイロの交通局で、
一日3時間半の講習を1週間受け、更に試験に合格しなければならなくなった。

免許が失効してしまっていたのだ。

1年間に違反を重ねて、点数が20点を超えてしまった。

スピード違反ではなくて、
空港などの駐車違反だと本人は語っていた。

どういう訳か、夫人も失効していたらしく、一緒に講習を受けていた。
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それも、最前列中央で講習を受けている。
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やはり、ポールポジションをとりたかったようだ。

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ブラジル・サッカー:2007 その71 フィグェイレンセのエンリキがジュビロ磐田へ。

ボランチのエンリキHenriqueは、7月31日(火)、日本Japãoに旅だった。
エンリキは日本への移籍を認めた。 新しいクラブはジュビロ磐田Júbilo Iwataで、現在の監督はフィグェイレンセFigueirenseの元監督のアヂーウソン・バチスタAdílson Batistaである。

エンリキ・パシェコ・ヂ・リマHenrique Pacheco de Lima22歳は、2005年にフィグェイレンセのジュニアから上がってきた。
この年、ブラジル選手権Campeonato Brasileiroの対サントスSantos戦で3対1で勝利したときに、1ゴールをあげてプロとしてデビューした。

フィグェイレンセで、89試合に出場し、全部で6ゴールをあげた。
エンリキは、今年のブラジル杯Copa do Brasilでの準優勝での、フィグェイレンセの立役者だった。

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1985年5月16日、パラナ州ロンドリーナ生まれ。
身長180センチ、76キロ。

2004年から2005年はロンドリーナにいた。

2005年のブラジル選手権では、1試合出場。
2006年は、32試合に出場で、ゴールはない。

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